ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

ベンチャーウイスキー

秩父モルトドリームカスク 2008

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は埼玉県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、株式会社ベンチャーウイスキーの酒育の会オリジナルボトル「秩父モルトドリームカスク 2008」です。

”酒育の会”については同会のHPをご参照ください。

本品は秩父蒸留所のファーストイヤーである2008年モノの樽出原酒を使用した、200本限定のボトルです。内容量は少なく、一方で価格はけっこう強気なものですが、イチローズ・モルト自体が常時プレミアが付くような人気っぷりで、そもそも飲む機会すらあまりありませんので、手が届く価格で手に入る機会はなかなか逃しづらいものです(ノ∀`)

そんなわけで買っちゃいましたので、それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:秩父 モルトドリームカスク 2008
種類:シングルカスクジャパニーズウイスキー
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:200ml 61.3%
価格:5,400円(税込)
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【ストレート】
バニラやチョコレートを思わせる艶めかしい甘さの樽香に、少し青味を伴うドライなウッディさ、ややオイリーなケミカルさ、こんがりと焼けた甘いクッキー、ほんのりとオレンジや杏を思わせる香りを感じます。

口に含むと、オレンジにジューシィなレモン、パイナップルといったフルーティさに、重なるようにして樽材のビター、ヒリリと度数程ではないですが強めのアルコール感、少しケミカルかつミルキィなバニラ風味、少し渋い杏や柿、樽材のスパイシーさ、余韻にかけて麦芽の柔らかい香ばしさが感じられ、鼻からは樽材の木の香りが抜けていきます。

8年熟成ですからウイスキーとしてはそれほど長熟ではありませんが、ベンチャーウイスキーとしては蒸留所初年度からの最長レンジの製品です。

スコットランドよりも温暖な気候の日本で、蒸留所のある秩父は夏場は非常に暑く、四季を通じての寒暖の差も大きいようです。恐らくウイスキー熟成用の樽としては最小クラスの部類に入るバーボン樽等での熟成でしょうし、アルコールの刺激は度数程ではなくそれなりに熟成が進んでいる印象です。

一方で暑い日本の夏を何度も超え、かつ小型の樽ということもあってか香味ともに樽からの影響がかなり大きいようにも思われました。原酒自体がそれほど重々しくない感じのものということもあってか、尚更、樽感を強く感じてしまうようです。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、オレンジ風味のバニラ、少しチーズのようなコクある濃厚さ、チョコレート風味の樽香、ツンとドライで少しナッティな木の香り、甘く滑らかなクッキー生地を感じます。

口に含むと、ジンとアルコールの刺激にスパイシーさや少しのケミカルさを伴う杏や柿、ナッツ類を思わせる風味に甘くミルキィなバニラ、余韻にかけてパイナップルや蜂蜜を思わせる麦芽の甘みやコクを感じます。

ハイプルーフな分、少々加水した方がバランスが良くなるように感じました。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、ケミカルな溶剤にナッツ類、オレンジやレモンを思わせる甘酸っぱいシトラスフレーバー、柔らかく甘い麦芽糖、薄くスパイシーな樽材の木の香り、バニラやカラメルソースを思わせる甘い香りを感じます。

口に含むと、ケミカルさやスパイシーさを伴う樽香、バニラやナッツ類を思わせる風味に麦芽糖、少し渋い杏や柿を感じます。


少量加水はバランスが良くなるように感じられ、オススメです。ハイプルーフにしてはトワイスアップではやや薄べったさを感じてしまい、あまりオススメはしません。

【ロック】
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オンザロックにすると、くっきりと樽材の木の香り、薄手のチョコレートを感じます。香りはかなり閉じてしまうようです。

口に含むと、軽めのケミカルさからじんわりピリリとアルコール感、ナッツ入りのチョコレート、スパイシーさが混じるがきっちり甘い麦芽糖を感じます。

ハイプルーフの飲みごたえとしっかり目の麦芽の甘み双方が感じられ、やや閉じ気味の香味ながらオンザロックはオススメです。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、軽めのウッディさに同じく軽めのナッティさ、少しのチョコレートを感じます。

口に含むと、薄くケミカルな風味にチョコレート混じりの麦芽糖を感じます。

水割り(1:2加水のオンザロック)にもしてみましたが、甘めでなかなか飲みやすいです。

オンザロックもそうですが、ハーフロック、水割りはケミカルさやスパイシーさが弱まり、甘口で飲みやすいので悪くありません。

㈱ベンチャーウイスキー代表の肥土伊知郎氏がウイスキー造りを学んだのは昭和21年(1946年)ウイスキー製造免許取得の地ウイスキーメーカーである笹の川酒造㈱と、(恐らく)同じく昭和21年(1946年)ウイスキー製造免許取得の地ウイスキーメーカーで生家であった㈱東亜酒造です。

ベンチャーウイスキー自体は新興の蒸留所ですが、製法は意外と水割り等に適した古風なジャパニーズウイスキースタイルなのかもしれませんね。

【その他】
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ハイボールにすると、ほんのりナッツの混じるパイナップルを思わせるフルーティさに薄くオレンジやレモンを思わせるシトラスフレーバー、うっすらと樽香を感じます。

口に含むと、少しケミカルさやスパイシーさはありますが、素直な甘さの麦芽糖、ごく軽めのシトラスフレーバーを感じます。

少しクセはありますが、すっきりとしていてごくごく飲める類のハイボールです。

【感想】
樽感の強い、少しクセのあるウイスキー。好き好きはありそうですが、飲み方次第でそれほど気にならず飲むことができます。コスパは悪いと言わざるを得ないと思いますが、樽買いされた限定品、それも蒸留所のファーストイヤーのものですし、不満を覚えるほどではないといえます。

オススメの飲み方は、本品の個性を感じたいのであればオンザロック、次いで少量加水。単純に飲みやすい方が良ければハイボールまたは水割りです。

ウイスキーブームの申し子のような存在とも言えるベンチャーウイスキー社、イチローズモルトは、限定品商法をとっていることもありますが、出す商品、出す商品ことごとく完売で、すぐにネットで転売されてプレミアが付くという事態が今もって続いています。

その結果、私のような庶民の手元にやってくる機会は極めて少なく、バーでも巡り合う機会は少なく、巡り合ってもまぁスコッチ飲んだ方がコスパが良いかなみたいなところもあり、滅多に飲む機会は訪れません。

そんなわけでイチローズモルトの個性みたいなものはまだまだまだまだわからないままですが、個性を出すべく、また若さを補うべくとかくピートを効かせた地ウイスキーが多い中で、どちらかと言うとシンプルで素直、あまり重々しくもない酒質でやっている印象です。

そうすると早熟で、樽のセレクトにより千変万化してくれそうですが、そこに日本の気候が加わることで樽の影響が強くなりすぎるきらいがありそうで、実際にそうなったのが本品なのかなと思います。

早期にある程度の熟成感を出して製品化しようと思えばバーボン樽などの小さめの樽での熟成が当然だとは思うのですが、日本の気候ですとある程度、大きめの樽にしないと、樽材の風味ばかりが出てしまうのでしょうね。

ブレンドできるシングルモルトはともかくシングルカスクの場合は、ジャパニーズウイスキーにおいて小さめの樽は鬼門かもしれません。

【リピート】
残念ながら限定品です。気軽に手軽にイチローズモルトが飲める日がくることを願っています( ^ω^)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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イチローズモルト WWR

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は埼玉県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、埼玉県は秩父市の株式会社ベンチャーウイスキーが製造する「イチローズモルト WWR」(ワインウッドリザーブ)です。

新進気鋭の蒸留所にしては珍しくHPもありませんので、同社については上記リンクの過去記事、製品紹介については上記の画像をご覧ください(ノ∀`)

イチローズモルトの定番(?)商品の中でも恐らく最も手に入りにくい本品ですが、ようやく購入できましたε-(´∀`*)

イチローズモルトは限定品中心の商品戦略を取っており、いずれも即完売、即プレミアとなって私の手元に来ることはまずありません。

それどころか定番的なラインナップである「ダブルディスティラリーズ」「ミズナラウッドリザーブ」「ワインウッドリザーブ」「モルト&グレーン」からしてそれほど見かけない有様です。

WWR以外は一通り飲みましたが、WWRだけはさっぱり購入する機会が訪れず、ブームが去るのをそっと待っておこうと、プレミア価格では買うまいと決めていたのですが、酒屋にフラリと入ったところ1本だけ、それも定価で置いてあり、箱の状態に難はありましたが飲む分には問題なかるまいと即決で購入しました(∩´∀`)∩

以前に「ゴールデンホース樽出しブレンド」を購入した酒屋さんでしたので、昔からの付き合いが続いているんでしょうね (´▽`)
待てば海路の日和ありということですね。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:イチローズモルト ワインウッドリザーブ
種類:ブレンデッドモルトウイスキー
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:700ml 46%
価格:6,480円(税込)
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【ストレート】
アップルパイに杏やりんごのジャムのような煮詰まったフルーティさ、少しのタンニン、バニラの混じるウッディな香りにメープルシロップ、ハーバルな香りを感じます。

口に含むと、樽由来の甘めのスパイシーさにハーバルな青々しさ、少しタンニンの渋味にオレンジを思わせる爽やかさとりんごジャム、麦感の混じる琥珀色の白ワイン、しっかりとウッディな風味を感じます。

香りでも味でもワイン樽の影響をしっかりと感じることができます。アルコールの刺激は相応にあり、若い原酒も多く使用されているように思いますが、ワイン系の風味のおかげで若い要素は上手くマスキングされており、美味しく飲めます。

赤ワイン樽での後熟ですが、中身がウイスキーな分ワインの要素が薄まり、白ワインっぽくも感じられます。ワインカスクフィニッシュのウイスキーは個人的には好みに合うことが多く、本品も例に漏れないようです(・∀・)

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、強くバニリィな香りにメープルシロップが混じる蜂蜜ミルクのような香り、キャラメルに少しチョコレートの混じる樽材の木の香り。りんごに少しシナモン、軽めの桃やイチゴを思わせるフルーティさ、ハーバルな青々しさを感じます。

口に含むと、強いスパイシーさにハーバルな青々しさ、軽めの金属感、ドライなウッディさ、りんごジャム、しっかりとタンニン、琥珀色の白ワインを思わせる風味を感じます。

香りの面では樽系のものが前面へ、味の面ではフルーティさ以外の要素が前面へ出てくる印象です。これはこれでと思いますが、ストレートの方がシンプルに美味しく飲めるように思います。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、パイナップルにレモン、甘さの混じるウッディさに薄手の杏ジャム、梅酒、薄手のスパイシーさにハーバルさを感じます。

口に含むと、樽材のビターにしっかりとタンニンの渋味、パイナップルにオレンジ、淡くレモン、シナモンなどスパイシーな風味に琥珀色の白ワインを感じます。

加水によってワイン樽の影響が薄れ、モルトの風味が開いてきているのかなとも感じますが、タンニンの渋味は加水したほうがむしろはっきりと感じられる印象で、アルコール感が薄れてマイルドになるのは飲みやすくて悪くありませんが、ストレートの方がオススメ、加水は悪くありませんがオススメではありません。

【ロック】
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オンザロックにすると、少し渋味の混じるイチゴ、ハーバルな青々しさにシナモンなどのスパイシーな風味、パイナップルやレモンを思わせる香りを感じます。

口に含むと、タンニンの渋味に樽材のビター、冷却されたウイスキーが口中で少し温度が上がることで、口中や鼻に一気に琥珀色の白ワインを思わせる風味が充満します。りんごに少し麦芽糖、シナモンにハーバルな青々しさも感じられます。

オンザロックで飲むのも面白いですね、タンニンの渋味はありますがオススメです。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、バニラにキャラメル、薄手のスパイシーさや青々しさ、樽材の木の香り、ほんのり琥珀色の白ワイン風味を感じます。

口に含むと、タンニンの渋味で口中はかなりイガイガします。樽材のビターに続いてシナモンなどのスパイシーさにハーバルな青々しさ、樽材のウッディな風味に赤系フルーツの甘みを感じます。

タンニンが平気な方には良いですが、やはり加水すると強くタンニンを感じてしまい、個人的にはあまり好ましくは感じません。

【その他】
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ハイボールにすると、乾いた木の香り、麦殻、軽めのプレーンな甘み、ほんのり赤系フルーツの香りを感じます。口に含むと、薄手の琥珀色の白ワイン、軽めのタンニンの渋味、樽材の木の香りを感じます。

甘みは強くなくすっきり目の味わい、樽香を楽しめるハイボールです。さっぱりしていて悪くはありませんが、ややさっぱりしすぎて物足りないかもしれません。

【感想】
ワイン樽フィニッシュの魅力をしっかりと感じられるウイスキー。加水など割ったり薄まったりで原酒の若さが隠しきれなくなる印象で、ストレートを基本に変化球でオンザロックをオススメします。

長熟原酒でワインカスクフィニッシュだと加水などの変化をつけても原酒の力で楽しめるのだと思いますが、恐らく若い原酒が主体となっている分、そこまでの力は本品にはないように感じました。

とはいえストレートやオンザロックであればかなり楽しんで飲めて個人的にも好みでしたし、イチローズモルトの定番ラインナップで一番人気なのも十分頷けるところでした。

長熟原酒のストックが溜まってきたら、長熟原酒のワインカスクフィニッシュにもトライしてみてほしいところです。

【リピート】
岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ」と比較しても割高なことは否めませんが、ブレンデッドウイスキーではなくピュアモルトウイスキー(ブレンデッドモルトウイスキー)ですし、本坊酒造よりも遥かに小規模な企業であることも踏まえると致し方ないところでしょうか。

プレミア価格で買おうとは思いませんが、定価で容易に入手できるようであれば、リピートもありかなと思います。

それでは今回はこの辺で。

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イチローズ・モルト MWR

皆さんこんばんは、ポッキーです。

寒波の影響はいかがだったでしょうか。私の住む田舎では思ったほどの積雪はなく、寒いながらもいつもの日常を過ごせました。自宅近くの広場に子どもが作ったと思われる大きな雪だるまができており、やはり子どもにとって雪はわくわくするものなのだろうなと実感できました。

さて、今日は「ベンチャーウイスキー」の記事第三弾です。

本日飲む「イチロー・モルト ミズナラウッドリザーブ」は、ベンチャーウイスキーの代表である肥土伊知郎氏の実家である東亜酒造の、今はなき羽生蒸溜所の原酒をキーモルト(主に使用しているモルトウイスキー)に、数種のモルトウイスキーをヴァッティング*。その後、ミズナラ樽**で再熟成させたものだそうです。

例によって、ノンチルフィルター・ノンカラーです。

*異なる蒸溜所のモルトウイスキーを混ぜること。ヴァット(vat)とは大樽のことで、一樽ごとに個性の異なるモルトウイスキーを大樽に入れて混ぜ合わせることをヴァッティンングという。これで造られるウイスキーをブレンデッドモルトウイスキー(ヴァテッドモルトウイスキー、ピュアモルトウイスキーということもあるが、スコッチウイスキーの世界ではブレンデッドモルトウイスキーに統一するようになっている)という。

**ジャパニーズオークとも呼ばれるミズナラを使用して作られた樽。寒冷な気候を好む樹木で、特に北海道産が良質な模様。ウイスキーの熟成樽として近年人気で、ミズナラ樽で熟成された原酒は伽羅や白檀の香りに例えられる独特のオリエンタルな熟成香がつく。

名称:イチローズ・モルト ミズナラウッドリザーブ
種類:ウイスキー(ブレンデッドモルト/ジャパニーズ)
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:200ml 46%
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
ドライなアルコール感に、青りんごのようなモルトウイスキーの爽やかな甘さ、少しバニラの交じるオリエンタルなスパイシーさ、乾いた麦、花の蜜のような優しい甘さを感じます。

口に含むと、ピリピリとした強めのアルコール感がしてかなり辛いです。蜂蜜、リンゴのようなモルトウイスキーの甘み、オリエンタルなスパイシーさもありますが、ストレートで飲むにはやや辛すぎるかもしれません。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、バニラの香りが強くなり、樽香が前に出てきます。オリエンタルなスパイシーさも強くなり、奥には少し乾いたモルトウイスキーの甘さもあります。

口に含むと、アルコールの刺激は幾分後退し、その分パイナップルのようなモルトウイスキーの甘さをしっかりと感じられます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、タンニン、パイナップル、乾いた麦、オレンジの内果皮のような香りがします。

口に含むと、パイナップルのようなモルトウイスキーの優しい甘みが感じられてかなり飲みやすくなりますが、ピリピリとしたアルコールの刺激も引き続き感じられます。

【ロック】
オンザロックにすると、甘い不思議な木の香りがします。オリエンタルなスパイシーさはやはり樽由来のものなのだと、ここにきてようやく確信が持てました(ノ∀`)そしてやはりこれがミズナラ樽の香りなのだと思います。他には甘酸っぱいパイナップルのようなモルトウイスキーの香りを感じます。

口に含むと、アルコール感はしっかりありますが、ピリピリとしたスパイシーさは抑えられ、とても飲みやすいです。甘酸っぱいパイナップルに草のような風味、渋みも感じられます。草の風味はピート由来なのでしょう。どうもネット通販の紹介文を見ると、ピートを効かせたモルトウイスキーをしっかり使っているようで、ストレートや加水した際には全く感じ取れませんでしたΣ( ̄ロ ̄|||)

皆さんこんばんは、ウイスキー主体のブログを書いているポッキーです( ´_ゝ`)

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、アルコール感はあるものの、モルトウイスキーの甘みがしっかりと感じられて飲みづらさはありません。さらさらとした蜂蜜のような甘さで、粘性はなく、少しの酸味、ピート由来と思われる草木の青々しさ、タンニンの渋みも感じられます。

【その他】
ハイボールにすると、ミズナラ樽のオリエンタルな香味、パイナップル、タンニンなどが感じられます。甘口で風味の良いハイボールになりますが、アルコール感もしっかりと感じられます。

【感想】
羽生蒸留所は2000年で蒸留を停止していますので、原酒は最低でも15年の時を経ているわけですが、それがキーモルトの割にはアルコールの刺激がかなり強い印象でした。羽生蒸留所の原酒も随分少なくなっていると思われますので、使用割合が少なくなっていたり、羽生蒸留所以外の原酒の熟成年数が浅かったりなのかもしれません。

いずれは羽生蒸留所に変わってベンチャーウイスキーの秩父蒸留所の原酒が使用されるのでしょうし、既にいくらかは使用されているのかもしれません。羽生蒸留所の原酒を使用したウイスキーはいつかは完全に飲めなくなる日が来るのですよね。

ストレートではアルコールの刺激が強いこともあり、オンザロックが個人的には好きでした。

【リピート】
閉鎖蒸留所である羽生蒸留所の原酒を使用と考えると、フルボトルで1本くらい購入しておいても、とも思いますが、個人的には些かアルコールの辛味が気になり、見かけても手が伸びないかもしれません。

フルボトルで6,480円という価格は、ノンエイジのウイスキーとしては高額ですが、羽生蒸留所の原酒が使用されていることや、創業間もなく、小規模蒸留所でスケールメリットは働かないことから、何事も原価高、経費高になることを考えると致し方ないところかと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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イチローズ・モルト DD

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日も「ベンチャーウイスキー」のウイスキーを飲みます。ベンチャーウイスキーは「イチローズ・モルト」のブランドネームで知られ、近年急速にその名を知られるようになっている新興の地ウイスキーメーカーです。

本日飲む「イチローズ・モルト ダブルディスティラリーズ」は、東亜酒造の羽生蒸留所のモルトウイスキーと、ベンチャーウイスキー秩父蒸留所のモルトウイスキーをブレンドしたブレンデッドモルトです。ベンチャーウイスキーでは数少ない、限定品ではない定番品ですが、羽生蒸留所は2000年を最後に蒸留を停止して既に閉鎖されていますので、いずれ消え行く定めにあります。

羽生蒸留所の原酒はパンチョン樽*を主体にシェリー樽**、秩父蒸溜所のモルト原酒はミズナラ樽***を使用しているそうです。

*アメリカンオークを使用して作られる容量480リットルの樽。比較的大型サイズの樽で熟成はゆっくり進む。

**アメリカンオーク、スパニッシュオークなどを使用して作られる容量500リットルの樽。シェリー酒を貯蔵するのに使用され、シェリー酒の貯蔵終了後にウイスキーの貯蔵に使用されることから、木材の香味に加えて甘酸っぱく華やかなシェリー酒の香味がウイスキーに移る。

***ジャパニーズオークとも呼ばれるミズナラを使用して作られた樽。寒冷な気候を好む樹木で、特に北海道産が良質な模様。ウイスキーの熟成樽として近年人気で、ミズナラ樽で熟成された原酒は伽羅や白檀の香りに例えられる独特のオリエンタルな熟成香がつく。

本品も「イチローズ モルトアンドグレーン」同様にノンチルフィルタード、ノンカラー(無着色:カラメルによる色付けをしていないこと)です。ベンチャーウイスキーの製品全般、ノンチルフィルタード、ノンカラーにこだわっているようです。また、「ベンチャーウイスキー」の記事にも書きましたが、小規模生産のベンチャーウイスキーではブレンドの味を一定に保つのはとても難しいことで、定番品とは言うものの製品ロット毎に味わいはかなり異なることがあるようです。本品のロット№は31でした。

「ベンチャーウイスキーの製品の中では」手を出しやすい値段でもありますので、イチローズ・モルト入門編として飲んでみるには良い製品かと思いますが、秩父蒸留所の原酒は熟成期間わずかに1年とのことです。日本の酒税法では熟成期間の定めはないことから問題ありませんが、スコッチウイスキーでは3年間の熟成がないとウイスキーとは名乗れません。創業間もなく熟成年数の長い原酒が少なく致し方ないのはわかりますが、さてさて、どのようなお味でしょうか。

名称:イチローズ・モルト ダブルディスティラリーズ
種類:ウイスキー(ブレンデッドモルト/ジャパニーズ)
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:200ml 46%
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
オレンジの皮の内側部分(内果皮)のようなすっきりした香り、バニラのような樽香、乾いた麦、少しシェリーを思わせる甘酸っぱい香り、青りんご、乾燥した木材、杏を感じます。秩父蒸留所の原酒が一年のみ熟成のニューポット(蒸留したての原酒)よりの品質だからか、少し無機質というか乾いた香りという印象です。それ以外の部分は羽生蒸留所の原酒の影響が大きい部分なのでしょうか。

口に含むと、青りんご、オレンジの内果皮、少し蜂蜜、シナモン、生姜などを感じます。若いアルコールの刺激を感じますが、スムーズな飲みやすさがあり、秩父蒸留所の原酒と羽生蒸留所の原酒のブレンドが巧みなのだと思います。また、羽生蒸留所の原酒にしっかりと力があるということなのでしょう。

あまり上手く表現できないのですが、アジアンな風味を感じました。オリエンタルという言い方が正しいのでしょうか。シナモンや生姜などと表現したのはその部分です。オリエンタルな味と言われても訳がわからないと思いますが、上手い言葉が出てきません。申し訳ない。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、乾燥した木材、チョコレート、乾いた麦、バニラ、オレンジの内果皮、アジアンや中華なスパイシーさ(オリエンタルな風味)、薄くシェリーを感じます。加水によって樽由来の香りが前面に出てくる印象です。

口に含むと、蜂蜜、青々しい草、少しタンニン、オリエンタルなスパイシーさがあります。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、乾いた麦、乾燥した木材、しっかりとタンニンを感じます。加水量を増やすと秩父蒸留所の若い原酒が目立つようになる印象です。また、タンニンで口中がイガイガしますし、若さをしっかりと感じるのですが、モルトウイスキーとバニラのような優しい甘みとがあって、非常に滑らかで飲みやすいです。

【ロック】
オンザロックにすると、オレンジの内果皮、乾いた麦、若いパイナップルを感じます。蜂蜜のような甘み、パイナップルの甘酸っぱさにオリエンタルなスパイシーさが加わり、これまで飲んだことのない不思議な味です。アルコールのピリピリとした刺激はあるのですが、やはり飲みやすいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、乾いた麦やシナモンを感じます。やはり加水量が増えると若い原酒が目立つように感じます。ですが、パイナップルや麦芽の甘みがきちんと感じられるスムーズな飲み口で、若い原酒の荒々しさはありません。

【その他】
ハイボールにすると、バニラやチョコレートといった樽香がしっかりと目立ちます。オレンジの内果皮やオリエンタルなスパイシーさもソーダ割りしても変わらず感じられます。口に含むとチョコレート、バニラ、パイナップル、オリエンタルなスパイシーさがあります。

【感想】
若さ・熟成の浅さはしっかりと感じられるのですが、若い原酒特有の荒々しさは感じられずスムーズな飲み口です。秩オススメの飲み方はトワイスアップ・ハーフロックです。加水によって秩父蒸留所の若い原酒が前面に出てきますが、それを羽生蒸留所の原酒がしっかりとサポートしています。

秩父は夏と冬の寒暖の差が激しいようで、その温度差によって原酒の熟成が早く進みます。また、バーボン樽を初めとして小サイズの樽も積極的に使用していることから、秩父蒸留所の原酒は熟成年数が少なくとも比較的熟成は進んでいるようです。

オレンジの内果皮部分のような香味や、オリエンタルなスパイシーさは「イチローズ モルトアンドグレーン」にも共通して感じられた部分で、この辺りが秩父蒸留所の個性なのかもしれません。本品は秩父蒸留所の原酒の貯蔵にミズナラ樽を使用していますので、樽由来の香味なのかもしれませんが。

熟成年数わずか1年の原酒を使用しており、イギリスの法律では3年間熟成しないとウイスキーは名乗れませんが、日本の酒税法では問題のない、日本ならではの製品です。飲む前はもっと荒々しい味を予想していたのですが、羽生蒸留所の原酒の割合が高いためか、秩父蒸留所の原酒の熟成が早いためか、若々しさがあるのに荒々しくない、何とも不思議な感覚になる香味です。

ベンチャーウイスキーの製品は限定品が主体で、発売されるとまたたく間に売り切れ、オークションなどでも高値で取引されています。羽生蒸留所の原酒を除けば若い原酒しかないベンチャーウイスキーで、そこまで熱狂的になるほどの理由があるのか、単に希少性やオークション(転売)の商材としての魅力だけなのではないかと、正直、懐疑的な見方をして訝しんでいましたが、本品を飲む限りベンチャーウイスキーの製品は、羽生蒸留所・秩父蒸留所ともしっかりと力のある原酒があり、ノンエイジ(年数表記なし)であっても、若い原酒しかなくても美味しく飲める製品造りができているようです。

近しい価格帯の他社製品と単純に比較すると、他社であればこの価格帯ですと年数表記ありの熟成年数の長い原酒主体の製品が飲めますので、本品はやや見劣りします。しかし、いずれ熟成の進んだ製品がベンチャーウイスキーからも出てくることを見越して、今のうちに若い原酒の味、秩父蒸留所の個性などを確認しておくことで、将来あの頃の原酒がこうなったかと目を細める楽しみはありそうです(笑)

ベンチャーウイスキーの製品は少数限定売り切りでの高級モルトウイスキー主体で、そうしたウイスキーを買い求めるのはどちらかと言えばコアなウイスキーファンでしょうから、将来を見据えて今の若さを楽しめるのかもしれませんね。

若くてもしっかりと飲める製品造りができていますので、ベンチャーウイスキーの製品の値付けが高いことも、それでも多くの人が買い求めることもある程度納得ができました。

【リピート】
熟成年数わずか1年の原酒を使用していながらフルボトルで6,480円という価格は、普通に考えると受け入れられるものではありません。しかし、創業間もないことや、小規模蒸留所でスケールメリットは働かないことから、何事も原価高、経費高になるのは理解できますし、将来熟成の進んだ美味しいウイスキーを発売してくれることを願って、当社に投資するんだと思えばありかもしれません(笑)

何本もはいりませんし買えませんが、フルボトルで1本くらい購入しておいても良いかなと思っています。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ

イチローズ M&G

皆さんこんばんは、ポッキーです。

週末に数十年に一度クラスの大寒波がくるんだそうで…(´д`;)沖縄近くまで雪が降るかも、西日本でも水道管が凍結するところが続出するかも、など恐ろしい話が聞こえてきます(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?

土曜日は出張なんですよね('A`)特に日曜日前後が寒いようですが、無事に行って帰ってこれるんでしょうか('A`|||)

さて、今日は「ベンチャーウイスキー」のウイスキーを飲みます。ベンチャーウイスキーは「イチローズ・モルト」のブランドネームで知られ、近年急速にその名を知られるようになっている、埼玉県にある新興の地ウイスキーメーカーです。

これまで一度もベンチャーウイスキーのウイスキーを飲んだことがありませんので、正直かなりわくわくしています(∩´∀`)∩

本日飲む「イチローズ モルト&グレーン」はモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーです。ベンチャーウイスキーでは数少ない、限定品ではない定番品です。本品は、ベンチャーウイスキーを含む9つの蒸留所のモルトウイスキーと、2つの蒸留所のグレーンウイスキーをブレンドしているのだそうです。

また、ノンチルフィルタード*、ノンカラー(無着色:カラメルによる色付けをしていないこと)と自然の状態にこだわっているそうです。

*チルフィルタードしていない、つまり冷却濾過していないという意味です。一般にほとんどのウイスキーは、透明度を高めるために瓶詰め前に0~5度に冷却し、出てきた澱を取り除いています。これをしないと、ウイスキーの温度が低くなった時に溶け込んでいる香味成分の一部が飽和状態となって析出し白濁してしまうのです。ノンチルフィルタードにすることで、長期間保存すると白濁するリスクはありますが、濾過することで失われてしまう香味がそのまま残り、長期間経過したり冷えると澱が出る可能性がありますが、原酒のより濃厚な自然な香味が味わえます。

ただし、ベンチャーウイスキーの記事にも書きましたが、小規模生産のベンチャーウイスキーではブレンドの味を一定に保つのはとても難しいことで、定番品とは言うものの製品ロット毎に味わいはかなり異なることがあるようです。本品のロット№は65でした。

名称:イチローズ モルト&グレーン
種類:ウイスキー(ブレンデッド/ジャパニーズ)
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:700ml 46%
価格:3,780円(税込)
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【ストレート】
樽材の木の香り、わずかに焦げ、バニラの香りに、あまり熟れていないリンゴのようなグレーンウイスキーの香り、うっすらと蜂蜜のようなモルトウイスキーの香りも感じられます。46%と比較的高めのアルコール度数ですが、アルコールの揮発感はあまり感じられず、優しい香りではありますが、基本的に木香とグレーンウイスキーが主体でモルトウイスキーの主張はあまり感じられません。

口に含むと、ピリピリとしたアルコールの刺激に、「ツインアルプス」を思い出す樽の白木香を感じます。樽由来の香味やグレーンウイスキーの香味が前面に出ており、モルトウイスキーは青りんごのような香味が少し感じられる程度です。かなり若い原酒が主体なのだと思います。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、バニラやチョコレートを思わせる甘い樽香が漂い、そこに少し麦の香りが混じります。後はグレーンウイスキーの香りが主体になっています。

口に含むと、白木、アルコールの刺激に杏のような甘みが出てきて、加水によりストレートよりも甘みが感じられるようになります。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、青りんごやパイナップル、少しオレンジなどの柑橘類のような甘酸っぱい香りが出てきますが、やはり香りの主体はグレーンウイスキーです。

口に含むと、アルコールの刺激は幾分薄れますが、グレーンウイスキー主体の平坦な味わいとなり、その分アルコールのドライさをしっかりと感じてしまいます。少しグレーンウイスキーの渋みも感じられるようになります。

【ロック】
オンザロックにすると、アルコールの刺激に青りんごのようなうっすらとした甘さ、オレンジのような柑橘系の爽やかな香りを感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、青りんごやパイナップルのような若い甘さも感じますが、やはり大半はグレーンウイスキーのさっぱりとした味わいが主体です。アルコールの刺激は相当程度薄れます。

【その他】
ハイボールにすると、杏香にグレーンウイスキー主体の味わい。うっすらとですが煙香も感じます。

【感想】
ジャパニーズウイスキーらしい穏やかで飲みやすいブレンデッドウイスキーですが、際立つものがなくグレーンウイスキーばかりが目立つ印象です。

投機の対象になってしまうほど高騰を続けるイチローズ・モルトですが、本品からはその理由を窺い知ることはできず、イチローズ・モルトの真価は見えませんでした。

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と、かなり厳しい書きようになってしまいましたが、ふと見ると開封したばかりなのにこの減り具合(笑)

特筆すべき個性は感じられませんでしたが、ブレンデッドウイスキーらしいバランスの良さと、46%のアルコール度数らしからぬスムーズな飲み口が要因と思われますが、気がつけばすいすいと飲んでしまっていました。

若い原酒が主体と思われる中で高めのアルコール度数でありながらも自然と次の一口に向かってしまっており、イチローズ・モルトの真価はまだわかりませんが、ベンチャーウイスキー及び肥土伊知郎氏のブレンダーとしての能力はかいま見えたように思います。

飲みやすい穏やかなブレンデッドウイスキーですので、トワイスアップ、オンザロック、ハーフロックあたりで飲むのがオススメです。

【リピート】
価格はイチローズ・モルトとしては例外的に安い3,000円台ですが、ノンエイジ(年数表記なし)のブレンデッドウイスキーでこの価格は少々厳しく、リピートはしないと思います。

イチローズ・モルトの他のウイスキーを飲んで、イチローズ・モルトの個性などが掴めてくると、本品への印象も変わるかもしれません。そういう意味では価格はベンチャーウイスキーの製品では恐らく最安値ですが、ベンチャーウイスキーへの入門編としてはオススメできないかと思います。

それでは今回はこの辺で。

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