ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

江井ヶ島酒造

Akashi Bon Bon Chocolat

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はもぐもぐタイムにしますよ(∩´∀`)∩

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本日もぐもぐするのは兵庫県神戸市のパティスリー”マダムキキのお店”が製造する「Akashi Bon Bon Chocolat(あかし ボンボン ショコラ)」です。

本品はJR山陽新幹線(新大阪駅~博多駅)の車内販売と、山陽新幹線のネットショップ限定で販売されていた商品です(・∀・)

製品紹介は以下の通りです。

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兵庫県明石市の総合酒類メーカー「江井ヶ嶋酒造」で造られるウイスキー「ホワイトオークあかし」と、多彩なスイーツを生み出してきた神戸市のパティスリー「マダムキキのお店」がコラボレーションし、「走る日本市*」のために開発された上質なウイスキーボンボンです。ウイスキーの芳醇な香りと、ダークチョコレートのほろ苦い甘みが口いっぱいに広がります。ポットスチル(ウイスキーの蒸留釜)をイメージした形と琥珀色のウイスキーを表現した色合いのパッケージは、冬の贈り物に最適です。
*走る日本市に関するニュースリリース(抜粋)は以下の通りです。

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西日本旅客鉄道株式会社と株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット、株式会社中川政七商店は、「土産もの」を切り口に新幹線車内からその土地のものづくりの魅力を発信する「走る日本市」プロジェクトを2015年5月より実施しております。
1年間を4シーズンに分け、山口県、福岡県、石川県、岡山県と地域工芸品を中心に各地域にちなんだオリジナルアイテムを地元メーカーとともに開発した2015年。瀬戸内、古都(京都・奈良)、山陰(島根・鳥取)と県域の枠を超えて対象エリアを拡大した2016年。
3年目に入った2017年度第2弾からは、沿線に拠点を置くデザイナーが商品企画・開発を行い、より地域に密着した商品をラインナップする新シリーズがスタートしました。2017年度は山口・福岡編に続く第3弾として、大阪府に拠点を置き、文化や福祉、地域に関わるプロジェクトを中心に活動している株式会社UMA design farmプロデュースによる、大阪・兵庫エリアのものづくりの魅力が詰まったオリジナルアイテムが登場。2017年12月25日(月曜日)より、山陽新幹線(新大阪~博多駅間)車内にて販売いたします。

というわけで、以前に飲んだ「ホワイトオークあかし」を使用したウイスキーボンボンです。

それでは早速、もぐもぐしてみましょう(*゚∀゚)

名称:Akashi Bon Bon Chocolat
種類:洋菓子(ウイスキーボンボン)
製造:株式会社トルチェジョーヌ(マダムキキのお店)(兵庫県神戸市)、江井ヶ島酒造株式会社(兵庫県明石市)
販売:株式会社ジェイアール西日本フードサービスネット
容量:3個入
原料:カカオ豆、砂糖、ウィスキー(ホワイトオーク 地ウィスキーあかし18%使用)、水あめ(小麦由来:二酸化硫黄を保存料として使用)、カカオバター/乳化剤(大豆由来)、香料、ゲル化剤(ペクチン)、酸味料、(原材料の一部に乳を含む)
価格:1,620円(税込)
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「ホワイトオークあかし」そのものよりもお高いのがちょっと笑えるようなモニョモニョするようなですが、関係者がすごく多いですし生産も販路も限定しての特別仕様ですから致し方ないですね(ノ∀`)

【味】
チョコレート部分はビタースイート、しっかり目の苦味で大人の味です(´∀`*)

中身はゼリー状で、ウイスキー風味に甘みがつけてあり、外側のチョコレートの苦さと中のウイスキー風味、そして甘みが良く合っています。

ウイスキーボンボンは久しぶりに食べましたが、大人のお菓子ですね。こういうの好きです(・∀・)

【ホワイトオークあかし】
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やはり”元ネタ”のウイスキーと合わせてみたくなるのが人情というもので….。゚+.(・∀・)゚+.゚

「ホワイトオークあかし」は低価格帯のブレンデッドウイスキーな分、少し軽めで奥行きに欠ける感じがあるのですが、ウイスキーボンボンのビターと甘みでそれが補われ、取り合わせは非常に良いですね(∩´∀`)∩

本品の甘みやウイスキー風味と「ホワイトオークあかし」の柑橘類や杏を思わせる風味に通じる部分があるようにも感じられますが、そこはまぁ私、鼻も舌も粗末ですので自信がないというか、プラシーボの可能性も否定できません(笑)

相性は◯ですね(・∀・)

【ホワイトオーク シングルモルトあかし】
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ブレンデッドだけではなく、そのベースとなるシングルモルトともやはり合わせてみたくなるのが人情というもので…(゚∀゚)

チョコレートのビターとほのかな甘みでウイスキーのアルコール感が上手くマスキングされ、単体で飲むよりもシトラスフレーバーなどフルーティな要素を感じやすくなるように思います。

中のゼリー部分と合わせると、改めて合い通じる要素が感じられるようにも思います。

相性は◯~◎ですね(・∀・)

【感想】
やはりウイスキーとチョコレートの相性は鉄板。況やウイスキーボンボンをや。

単体でもダークチョコレートのビターと少しの甘みに中のウイスキー風味のゼリーの甘みが相まって美味しいお菓子です。

ウイスキーとの取り合わせも当然素晴らしいもので、今回は江井ヶ島酒造のウイスキーと合わせましたが、他のウイスキーとも楽しめるだろうと思います。

美味しい美味しくないももちろん大事ですが、地ウイスキーなどが日の目を見てこうしてお菓子として販売されるのもウイスキーファンとしては嬉しいもので、こうしたコラボレーションがどんどん出てくると良いなと思います.。゚+.(・∀・)゚+.゚

【リピート】
残念ながら限定品です。またこうした取組みは是非行ってほしいものです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ホワイトオーク シングルモルトあかし

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は兵庫県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、江井ヶ島酒造株式会社が製造する「ホワイトオーク シングルモルトあかし」です。

このところ江井ヶ島酒造のブレンデッドウイスキーを飲み進めてきましたが、いよいよ今日はシングルモルトを飲みます( ´∀`)b

江井ヶ島酒造㈱については以前の記事をご参照ください(・∀・)

製品紹介は以下の通りです。

アメリカンオークシェリー樽、バーボン樽で貯蔵したモルトをバッティングしました。それぞれの樽の個性が奏でる、複雑で豊かな香味をお愉しみいただけます。
ノンチルフィルター(冷却ろ過せず)、ノンカラー(着色せず)
香り :スウィートでウッディ
味わい:ミディアムライト、上品でスパイシー、わずかにピーティ

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ホワイトオーク シングルモルトあかし
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:江井ヶ島酒造株式会社(兵庫県明石市)
容量:500ml 46%
原料:モルト
価格:3,780円(税込)
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ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」の3倍超の価格です。とはいえシングルモルトジャパニーズウイスキーとしては安めの価格帯といえるんじゃないでしょうか。

【ストレート】
消毒液に粘土質の土、ラベンダー、小松菜、乾いた木材、麦芽の穀物香とミルクたっぷりのクッキー、人参、半乾きのレーズンを思わせる香りを感じます。

口に含むと、麦芽の穀物香と甘み、飲み込むと金属感に少しのゴム、土っぽいスモーキーさ、若干ケミカルなニュアンスと木材のスパイシーさ、少し黄色系フルーツ、杏にラズベリー、コーヒーにチョコレート、樽材のビターを感じます。

ピートから来る要素とシェリー樽から来る要素が強めに感じられるように思いました。口に入れた瞬間はモルトの風味ですが、ノンチルのおかげか飲み込むと良くも悪くも様々な香りが解き放たれる感じ。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、ミルクたっぷりのビスケット、土っぽいスモーキーさ、クコの実、ラズベリー、バナナ、うっすらシトラスフレーバー、少しチーズ、甘い樹液と樽香を感じます。

口に含むと、モルティな風味に樹液、杏、オレンジ、樽材のビター、軽めの木材のエグみ、洋梨を思わせる風味を感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、少しの金属感にややはっきり目のゴムを思わせる香り、ややミーティ、湿気を帯びた木材、黒スグリ、香木感、淡い麦芽の穀物香を感じます。

口に含むと、淡い麦芽の甘み、ゴムに少し硫黄、少しレーズン、木材のスパイシーさ、杏を思わせる風味を感じます。

少し加水した方が開く感じがありますが、度数46%・ノンチルの割りにはトワイスアップだとけっこう薄くなる印象を受けます。

【ロック】
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オンザロックにすると、ふわりとクリーミィな香りに麦芽の穀物香、樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、とろっとした口当たり、麦芽の穀物香と甘み、ウッディな風味と少しの土っぽさ、硫黄、ミーティ、少しゴムを思わせる風味を感じます。

入りはモルティでなかなか良いのですが、後半はシェリー樽原酒系のあまり好みでない風味でちょっとやられてしまう感じがあります。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、クリーミィかつモルティな麦芽の穀物香、樽材の木の香り、薄手のカスタードクリーム、バニラを思わせる香りを感じます。

口に含むと、飲みごたえのあるモルティさ、ウッディな風味に木材のスパイシーさ、硫黄にゴム、ミーティな風味を感じます。

シェリー樽原酒系の好みでない風味が薄まり、オンザロックよりは飲みやすくなる印象。

【その他】
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ハイボールにすると、麦芽の穀物香と甘み、樽材の木の香り、ほんのりベリー系フルーツを感じます。

口に含むと、出涸らしの緑茶、タンニンの渋味、樽香に軽めのラズベリー、やはりゴムや硫黄、少しミーティな風味を感じます。

炭酸で割ることですっきりする分、樽材の苦味や渋味、シェリー樽原酒系の風味を感じやすくなるようです。

【感想】
シェリー樽原酒系の個人的にあまり好みでない香味が随所に感じられはしますが、モルティで飲みごたえもあり、きちんとしたウイスキーです。

江井ヶ島酒造は樽次第では大いに美味しいウイスキー足り得る原酒を造れるのが自分の中ではっきりした感じがあります。シェリー樽は世界中どのウイスキーメーカーでも良いものを入手するのが難しくなっているようですし、バーボン樽原酒なんかが狙い目かもしれませんね。

オススメの飲み方はストレートまたは少量加水。

加水量を増やしたりロックにすることでシェリー樽原酒系の硫黄・ゴム・肉類を思わせるフレーバーが表立ってくるように感じました。

【リピート】
江井ヶ島酒造は樽違いのシングルモルトを色々出していますし、また色々と飲んでみたいですね。ジャパニーズ地ウイスキーの老舗として今後も大いに期待していようと思います(´∀`*)

それでは今回はこの辺で。

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ホワイトオーク 地ウイスキーあかし

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は兵庫県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、江井ヶ島酒造株式会社が製造する「ホワイトオーク 地ウイスキーあかし」です。

…「あかしブラック」ではないようです(ノ∀`)

江井ヶ島酒造㈱については以前の記事をご参照ください(・∀・)

製品紹介は以下の通りです。

英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンディッドウイスキーです。モルトの香り華やかに、淡麗でやや辛口な気軽に飲んでいただける明石の地ウイスキーです。ロック、ハイボールなど最適です。

あかしレッド」との製品紹介の違いは、”モルトの香り華やか”と”やや辛口”という箇所です。モルトウイスキーの混和率はレッドよりも高いようです。辛口なのはモルトウイスキーの個性?樽感が強かったりするんでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ホワイトオーク 地ウイスキーあかし
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:江井ヶ島酒造株式会社(兵庫県明石市)
容量:500ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:1,180円(税込)
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蒸留所名、明石市の地ウイスキーであることが盛り込まれた良いネーミングですね(´∀`*)

レッドとの価格差は税込340円、現在販売されている江井ヶ島酒造のブレンデッドウイスキーの中では最高価格です。とはいえお手頃価格帯ですが。

【ストレート】
ツンとアルコールの揮発感に乗って、焚き火に枯草をくべたようなスモーキーさ、オレンジジャム、少しカシス、ハイトーンな乾いた木材の香り、麦殻を思わせる香りを感じます。

口に含むと、樽材のビターに薄手のオレンジママレードや杏、ミルクキャラメル、薄く木材のスパイシーさ、鼻に抜けるスモーキーな香りを感じます。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、炭や木材を燃やしたようなスモーキーさ、バニラにチョコレート、乾いた木材、薄手のレーズンやプラム、軽めのマンゴーを思わせる香りを感じます。

口に含むと、カラメルソースにプレーンなシロップ、少し樽材のビターやエグみ、杏に木材のスパイシーさを感じます。

少し加水することでアルコール感は落ち着きますが、やや扁平になる印象です。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、甘めのパイナップルに少しマンゴー、オレンジジャム、麦芽糖、軽めの樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、小ざっぱりとした麦芽糖の甘み、薄手の樽材のビター、はっきり目の木の香りを感じます。

色々削ぎ落とされた感じもありますが、キレイな甘さで飲みやすいです。

【ロック】
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オンザロックにすると、香りは一気に立たなくなりますが、薄く樹液やビターなカラメルソースを思わせる香りを感じます。

口に含むと、ビターオレンジ、樽材のビターやスパイシーさ、杏や薄手のパイナップル風味の混じるプレーンな甘みを感じます。

構成原酒の種類が少ないのか、原酒が若いのか、奥行きに欠ける感じはありますが、オンザロックで飲むのは良い感じですね。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりプレーンな甘みと木の香りを感じます。

口に含むと、ミルクチョコレートに樽材の木の香り、軽めの麦芽糖を思わせる甘みを感じます。

薄べったく扁平な感じはあるのですが、一方で実に飲みやすく、悪くないなと思ってしまいます。

オンザロック~水割りで、氷+好みの加水で飲むのが正解かもしれません。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感と微かなシトラスフレーバー、淡い樽香とプレーンな甘みを感じます。

口に含むと、麦芽糖を思わせるプレーンな甘みと薄手の木の香り、微かなシトラスフレーバーを感じます。

ハイボールいいですね。シンプルですが引っ掛かりなくスムーズに飲めます。

【飲み比べ】
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あかしレッド」と飲み比べてみます(∩´∀`)∩

[香り]
レッドが樽系の香味、特に木材のスパイシーさなど低価格帯の地ウイスキーらしい香りなのに対し、本品はより甘みが感じられてマイルド、ウイスキーらしい香りです。

[味]
レッドは木材のスパイシーさやカラメル・チョコレートなど樽系の香味が中心でドライな印象、本品はよりビターで濃厚、甘みも強く感じられます。

飲み比べてみると価格は残酷なほど正直です。

【感想】
(・∀・)イイネ!!

リーズナブルな1,000円ウイスキーでこのクオリティは、地ウイスキーとしては特筆すべきかもしれません。バルクウイスキー(一切使用していないかはわかりませんが)ではなく自社蒸留の原酒ですし、この価格である程度きちんと飲めれば御の字もいいところだと思います。

濃く飲みたければオンザロック、さっぱり飲みたければハイボールがオススメ、好みでオンザロックに加水していってもシンプルな甘みで飲みやすいです。

奥行きに欠けて扁平、薄べったく感じる面もありましたが、価格を鑑みれば当然のことだと思いますし、コスパは非常に良好と言っていいと思います。近時は入手性が高まっているのも嬉しいところではないでしょうか。

【リピート】
夏場はハイボールでの消費が捗りそう。また買ってもいいかなと思います。

それでは今回はこの辺で。

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あかしレッド

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は兵庫県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、江井ヶ島酒造株式会社が製造する「あかしレッド」です。

…戦隊モノのヒーローみたいな名称ですね( ´艸`)

江井ヶ島酒造㈱については以前の記事をご参照ください(・∀・)

製品紹介は以下の通りです。

英国産麦芽100%を原料に造ったスコッチタイプのブレンディッドウイスキーです。淡麗タイプで気軽に飲んでいただける明石の地ウイスキーです。ロック、ハイボールなど最適です。

ホワイトオーク レッド」「同ゴールド」は醸造アルコール入りでしたが、本品はモルトウイスキーとグレーンウイスキーのみの真っ当なブレンデッドウイスキーです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:あかしレッド
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:江井ヶ島酒造株式会社(兵庫県明石市)
容量:500ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:840円(税込)
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【ストレート】
ツンと強めのアルコールの揮発感、木材の少しカレー粉にも似たスパイシーな香り、その奥から囲炉裏を連想させる炭火や灰のようなスモーキーさ、麦芽の穀物香、薄手のシロップ、ごくうっすらとぶどうを思わせる香りを感じます。

口に含むと、カラメルソースに樽材のビター、木材のエグみ、薄手のぶどうを思わせる風味を感じます。

典型的な低価格帯の地ウイスキー、ブレンデッドウイスキーといった感じ。価格は非常にリーズナブルですし、それを踏まえると十分ではないでしょうか。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、囲炉裏や焦げた木材を思わせる香り、オーキーな樽香、麦芽の香ばしい穀物香、うっすらとプレーンな甘みを感じます。

口に含むと、カラメルソースに樽材の木の風味、少しチョコレート、軽めのレーズン風味を感じます。

ホワイトオーク レッド」や「同ゴールド」もそうでしたが、少し加水したほうがバランスが良いように感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、レモンに花梨、グレープフルーツ、麦芽の穀物香や麦芽糖、乾燥した材木、火にくべた炭や木を思わせる香りを感じます。

口に含むと、薄手のカラメルソースに同じく薄手の木材のスパイシーさ、少しのエグみや渋味、うっすらとパイナップルやオレンジを思わせるフルーティさ、軽めの麦芽糖、後口にスモーキーさが感じられます。

薄まっている感じは強いですが香りも開き、ストレート~加水まで総じて樽系の香味が主体ではありますが、味わってみてのバランスは悪くありません。ストレートで飲むよりは好みで加水するのが正解だろうと思います。

【ロック】
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オンザロックにすると、香りはほとんど立たなくなり、薄く木材のスパイシーさ、ほんのりプレーンな甘みを感じられる程度です。

口に含むと、樽材のビターにカラメルソース、ビターなチョコレートを感じます。

ザ・樽の風味という感じ。ロックで飲むと樽系の風味を非常に濃く感じてしまい、イマイチな印象。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、オンザロック以上に香りはほぼ立たなくなります。

口に含むと、カラメルソースに樽材の濃いスパイシーさとビター、中盤からはプレーンな甘みも感じられます。

氷よりは水と混じる方が樽系の風味が薄れ飲みやすくなりますね。水割り(1:2)まで加水するとかなり飲みやすくなりましたし、冷却がまずいわけでもないようです。

ただトワイスアップの方がより香りも味も楽しめるように思います。

【その他】
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ハイボールにすると、うっすらとカラメルソースを思わせる香りにぶどう、微弱なグレープフルーツの混じるプレーンな甘みを感じます。

口に含むと、少し緑茶を思わせる渋味と緑を伴う風味、薄手の樽香、少しの麦芽の穀物香とプレーンな甘み、奥の方にわずかに樽材のビターを感じます。

スッキリ味のハイボール、かなり飲みやすくてオススメです。

【飲み比べ】
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「ホワイトオーク ゴールド」と飲み比べてみます(・∀・)

[香り]
基本的な方向性に大きな違いはないように思えますが、本品の方が樽系の香りがより強く感じられます。グレーンウイスキーもスピリッツとは違い樽で熟成させますので、そのあたりが影響しているのかもしれません。

フルーティさは「ゴールド」の方が淡く可憐な印象、本品の方が色濃く感じられます。

[味]
本品の方が全般的に濃く感じられますが、その分、エグみやスパイシーさ、ビター、渋味などややネガティブな印象を受けやすい要素も強く感じてしまいます。

クオリティが高いのは本品の方だと思うのですが、「ゴールド」のスッキリ味を好む人も少なくなさそうです。

ストレートでは好みが分かれるかも。ハイボールであれば明確に本品の方がオススメ、オンザロックなら「ゴールド」の方が、その他の飲み方は好みも出そうですが、やはり本品の方がオススメだと思います。

【感想】
税込840円で購入できるコスパに優れたブレンデッドウイスキー。

オススメの飲み方はハイボールまたはトワイスアップです。水割りでも悪くありません。

基本的には樽系の香味ばかりが目立つよくある低価格帯のブレンデッドウイスキーなんですが、1,000円を税込でも大きく下回る価格で購入できる、自社蒸留のモルトウイスキーを使用する地ウイスキーというのは有り難い存在だと思います。

特筆すべき何かがあるわけではありませんし、特別美味しいわけでもありませんが、コスパは優れていると思います。

【リピート】
積極的にはしませんが、兵庫県の居酒屋で飲めたりすると実に嬉しい。

それでは今回はこの辺で。

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ホワイトオーク ゴールド

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は兵庫県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、江井ヶ島酒造株式会社が製造する「ホワイトオーク ゴールド」です。

江井ヶ島酒造㈱については以前の記事をご参照ください(・∀・)

製品紹介は以下の通りです。

オーク樽で3年以上貯蔵熟成させた原酒をたっぷり使用したお買い得ウイスキーです。オークレッドではちょっと物足りないという方におすすめします。

ホワイトオーク レッド」同様に醸造アルコール入りです。レッドとの製品紹介の違いは”たっぷり”という部分ですね。アルコール度数が37%→39%へ上がると共に、モルトウイスキーの混和率も高めになっているようです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ホワイトオーク ゴールド
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:江井ヶ島酒造株式会社(兵庫県明石市)
容量:550ml 39%
原料:モルト、スピリッツ
価格:783円(税込)
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本品もレッド同様にグレーンウイスキーはブレンドされておらず、モルトとスピリッツの変わり種ブレンデッドとなっています。

【ストレート】
樽材の焦げ感に木材のスパイシーな香り、燃え残った灰のようなスモーキーさ、麦芽の穀物香、奥の方にイチゴなどうっすらフルーティな要素を感じます。すごく乾いた感じのする香りです。

口に含むと、杏にごく薄い紅茶、麦芽糖を思わせる甘み、パイナップルやイチゴのニュアンス、後口は木材のスパイシーさやスモーキーさが軽く感じられます。

グレーンウイスキーが入っていない分、モルトウイスキーの風味をストレートに感じられる面もあるのですが、やはりスピリッツとのブレンドですので全般的に薄く、奥行きに欠ける印象です。

とはいえそこまで悪くない。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、煙の香りに乗ってカレー粉のようなスパイシーさ、チョコレートに緑茶、麦殻、麦芽の穀物香、薄くバニラやシロップを思わせる香りを感じます。

口に含むと、薄手の杏にオレンジ、緑茶、薄手のシロップ、樽材のビターやスパイシーさを感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、パイナップルにマンゴー、オレンジ、レモン、すっきりとした樽香に灰を思わせる軽めのスモーキーさ、麦汁の甘み、薄く樽材のスパイシーさを感じます。

口に含むと、緑茶、木材のスパイシーさ、麦芽糖を思わせる甘み、薄くレモンやパイナップル、樽材の木の風味を感じます。

加水すると香りはともかくとして、味の面では飲みやすさは出ますが薄さは隠せなくなりますね。とはいえ下手にグレーンウイスキーが入っていない分、感じるのはモルトウイスキーと樽系の香味だけで、いっそこれはこれでそこまで悪くないなぁと思ってしまいます(笑)

【ロック】
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オンザロックにすると、ほとんど香りらしい香りは感じられなくなります。

口に含むと、緑茶に木材のスパイシーさ、チョコレートやマーシャルビーンズ、少しバナナ、麦芽糖を思わせるプレーンな甘み、少し青みがかった木の香りを感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、オンザロック同様に香りらしい香りは感じられません。

口に含むと、薄手のプレーンな甘みに軽く緑茶、薄手のマーシャルビーンズ、ほんのりとスパイシーさの混じる木の香りを感じます。

ロックにすると香りがほとんど感じられなくなってしまいましたが、味の面では悪くありません。さすがに薄いなぁと思うのは確かですが、ハーフロック~水割りあたりでのんびり飲むにはちょうど良い感じ。

【その他】
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ハイボールにすると、軽めの緑茶にごく薄いベリー系フルーツの香り、微弱なスモーキーさ、プレーンな甘みを感じます。

口に含むと、レモンなどフルーティな酸味とオレンジやパイナップルを思わせる薄手の甘み、木材のスパイシーさ、薄く緑茶を感じます。

ハイボールよりはハーフロックや水割りの方がオススメかなというところ。イマイチ、ソーダ割りに合っていない印象を受けました。

【飲み比べ】
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ホワイトオーク レッド」と飲み比べてみたいと思います(・∀・)

[香り]
レッドがまずスピリッツ系のアルコール感がやってくるのに対して、ゴールドはまず樽系の香りがやってくる印象です。比べてみるとレッドの香りは全般的に芯が弱くふわりと漂うのに対して、ゴールドは少し芯が通っている印象で、各種の要素が濃く感じられます。

[味]
どちらともまだ原酒が若く、樽から来る要素が強い感じがあります。香り同様にゴールドの方がまだ芯の強さが感じられ、レッドは少し緩い印象を受けます。レッドの方が甘く、ゴールドの方が力強く感じます。

香味ともにゴールドが一歩リード、価格は正直ですね。

【感想】
価格帯から来る印象を良い意味で裏切ってくれるウイスキー。ただし飲み方は選ぶ感あり。

最近の大手メーカーの普及価格帯のウイスキーやバルクウイスキーを活用した地ウイスキーは、ハイボール向けに仕上げてあることが多いように思いますが、本品は昔ながら地ウイスキーということもあってか、ハイボールよりはオンザロックや水割りに適しているように思います。

個人的なオススメはハーフロックまたは水割り。オンザロックも悪くありません。

奥行きのない扁平な感じはスピリッツとのブレンドですしアルコール度数も低めですので不可避なことなんでしょうが、レッド同様になまじグレーンウイスキーがブレンドされていない分、一風変わった面白さを味わうことができました。

【リピート】
基本的にはしませんが、良い意味で裏切ってくれるお酒だと思います。

それでは今回はこの辺で。

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