皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は一風変わった焼酎を飲みます(∩´∀`)∩

本日飲む「梟」は、麦焼酎なんですが、焙煎した麦を原料に焼酎を作っているのだそうで、麦の甘みに加えて香ばしい香りが出るようです。製造元のHPによると、

「焙煎した大麦を使用して出来た焼酎原酒を樫樽で長期間貯蔵・熟成させました。長期熟成焼酎ならではの気品高い程良い樽香とまろやかさがあります。「梟」独自の香りと琥珀色の焼酎が飲む度に幸せを感じさせます。」

とのことです。これまで焙煎麦焼酎というのは目にしたことがありませんでしたが、珍しい製造方法なんでしょうかね。ウィスキーでも麦を乾燥させる際に、ピート(泥炭)を使用することでスモーキーな香りをつけることがありますが、それに近い感覚での製造方法なのかもしれませんね。

焙煎した麦の香ばしさと樽香のマッチングが楽しめるようです。早速飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:長期熟成麦焼酎 梟(5〜7年熟成)
種類:焙煎麦焼酎
製造:研醸株式会社(福岡県三井郡大刀洗町)
容量:720ml 40%
価格:2,970円(税込)
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【ストレート】
少し苔むした樽香、穀物の香ばしい香りがします。この香ばしさが焙煎麦の効果なのでしょう。明らかに単なる麦焼酎や樽熟成麦焼酎とは異なるフレーバーが感じられます。

口に含むと、最初に麦の香ばしさが感じられ、とろみのある甘みが続きます。アルコール度数40%ですので刺激は相応にありますが、甘みで口当たり良く飲めます。麹由来の甘さなんでしょうが、少しみたらし団子のような、樽熟成なのに甕熟成のような、和の香味・甘みを感じます。とてもまろやかで度数の割にはかなり飲みやすいです。

【加水】
ご く少量(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)加水すると、麦の香ばしさを一層感じるようになり、奥に甘みも感じられます。黒糖、少し梅干し、土壁など和のエッセンスを感じる香りです。熟成環境などが影響しているのでしょうか。口に含むと、麹の影響がしっかりと感じられるとろみのある甘さが感じられます。熟成感があって良いです。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、麦茶のような麦の香ばしさ、ほんのりと焦げ、樽香、出涸らしのお茶、ほのかに甘さを感じます。口に含むと、アルコール感は相当に薄れて飲みやすくなっていますが、香味が薄れて扁平になっている印象は否めず、あまりオススメの飲み方ではありません。

【ロック】
オンザロックにすると、麦の香ばしさ、バニラ、麹、土壁の香りがあります。口に含むと、麹の和の甘さとバニラの洋の甘さが感じられ、とても美味しいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、麦の香ばしさ、バニラ・チョコなど甘い樽香があります。口に含むと麦の香ばしさに加えてバニラが香り、麹の甘さも感じられます。

【その他】
ハイボールにすると、麦の香ばしさや麹の甘さがソーダ水と相性良く、美味しいです。麹の甘みが強く「和」を強く意識してしまう、和のハイボールという印象です。

湯割り(1:1でお湯割り)にすると、麹の甘い香りと樽の木材の良い香、麦の焙煎香が漂い、口に含むと、ホットチョコレートのような甘さと麹の甘さ、麦焼酎の甘さが感じられ、まろやかで美味しいです。

アルコールの揮発感に乗って蕎麦の実の香ばしさと甕香が良く立ちます。口に含むとやはり蕎麦の実の香ばしさと甘みをよく感じられ、優しい飲み口でとても飲みやすいです。湯割りもオススメの飲み方です。

【評価】
焙煎麦焼酎は一ジャンルとしてもっと評価されて良い。

麦を焙煎したことにより穀物の香ばしさが確かに感じられ、これまで飲んできた麦焼酎にはない個人的に新しいフレーバーでした。樽香との相性も良く、単に麦焼酎を樽熟成したものよりも私は好きです。

使用する麹の影響なのか作り方なのか熟成環境なのか、和の甘みを強く感じられる焼酎で、これも個人的に目新しい味でした。あるいは焙煎香や樽香との対比でより強く甘みが浮き彫りになっているのかもしれません。

オススメの飲み方はストレート、オンザロックで、しっかりと本品の香りと味を楽しむのが良いと思います。次いでハイボールもなかなか面白い味になりますのでオススメです。

【リピート】
オンリーワンの味わいではないかと思います。時々一杯飲めると気分が弾みそうですので、また買うこともありそうです。製造元の研醸は他にも面白そうなお酒を作っているようですので、試す機会があると良いですね。

【肴】
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北海道白糠郡白糠町へのふるさと納税のお礼の品です。エゾシカ肉、羊肉、鳥肉の三点セットがもらえました(∩´∀`)∩

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エゾシカと鳥は既に食べてしまっていますので、残る羊を(*゚∀゚)
「らむじん」は恐らくラムのジンギスカンの略でしょうね。冷凍していましたので賞味期限は言いっこなしで(ノ∀`)

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にんじん、もやしと共に炒めてできあがり('A`)

写真の見た目とは裏腹にとても美味しかったです(笑)ラムの重量が700g(タレは別に300gの計1kg)もありかなり肉々しくなりましたので、更にキノコなりキャベツなり追加した方がバランスが良かったかなと思います。ラムだけあって羊臭さは少な目で、甘めのタレとの相性も良くて美味しかったです(´∀`*)

一度に食べられる量ではありませんでしたので、残りは明日食べます(笑)エゾシカ(焼肉のタレ和え)、鶏肉(とりじん、多分鶏肉のジンギスカンの略)も美味しく、変わり種のセットで美味しく楽しめました。

ふるさと納税は各地方公共団体(市町村)で獲得合戦になっており、加熱しすぎな部分も先日報道されていましたが、自らの納める住民税の2割相当を例えば生まれ故郷などの思い入れのある市町村や、お礼の品などに興味のある市町村など、現在自らが居住する市町村以外の地方公共団体に振り替えて納税できる制度です。

すべてではありませんが多くの市町村が、その市町村の特産品などを「お礼の品」として用意しており、ふるさと納税を行ってもらおうと奮闘しています。人口減少・過疎化・高齢化などに悩む市町村でも、多くの納税を狙える面白い制度ですし、お礼の品も結局自らの市町村の業者にお金を落とせますので、地域の雇用の安定や事業者からの税収増も期待できます。

一方で、逆に魅力あるお礼の品が打ち出せない場合、住民税が他の地公体に流れてしまい、かえって税収減にもなりかねない怖さもあり、過剰なお礼競争に批判の声もあるようです。

納税する側の一庶民の、あくまで個人的な意見ですが、納税額はふるさと納税をした場合、しない場合と比較して2,000円ほど増えることになりますが、代わりに地方の特産品などを楽しむことができ、かなりお得感があります。8割は引き続き自らの居住する市町村へ住民税として納付しますので、市町村の住民サービスにタダ乗りしてしまうわけではありませんし、あまりネガティブに捉える必要はないのかなと考えています。

お礼の品は肉類、魚介類、野菜、果物などの食べ物や、焼物や工芸品などの特産品、ある程度の高額を納税すれば、その地方への旅行ご招待や年間を通じて定期便で特産品を送ってくれたりもします。私としますと魅力的な肴や、何より地酒、地焼酎、地ビール、地ウィスキーなど、お酒も豊富にお礼の品として用意されているのがたまらないところです.。゚+.(・∀・)゚+.゚

ふるさと納税として納付した金額は、翌年の住民税から控除されます。つまり、今年は通常の住民税納付+ふるさと納税をしますので一旦、多く納税することになります。この多く納税した部分について、翌年に納める住民税の額が減らされることで還付されるわけです。この際、2,000円程は控除対象外となりますので、例えば今年20,000円のふるさと納税を行うと、来年の住民税は18,000円程減額されることになります。

何箇所の地公体にふるさと納税を行っても、一律2,000円です。事務手数料みたいなものでしょうかね(笑)なお、住民税の2割相当額を超えるふるさと納税を行っても、それはすべて控除対象外となりますので注意が必要です。いくらまでがふるさと納税の対象となるかは、所得だけでなく家族の有無や社保の金額など色々条件によって変わるようですので、ご注意ください。

特定のサイトの宣伝になってはいけませんので紹介しませんが、色々な業者がふるさと納税の代行業務を行っており、いくらまでがふるさと納税の対象となるかを計算できるエクセルシートなども無料で頒布されていますので、活用されると良いでしょう。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ