アーリータイムズ
2月9
皆さんこんばんは、ポッキーです。
バーボン連チャン第三弾、今日は「アーリータイムズ」を飲みます。
アーリータイムズはアメリカのブラウン・フォーマン社がブランドを所有しています。以前に飲んだ「オールド・フォレスター」を所有する会社ですね。日本への輸入はアサヒビールが行っています。
アーリータイムズは1860年にアメリカのケンタッキー州にあった商業集積地アーリータイムズ・ステーションというところで産まれました。現在はケンタッキー州のルイヴィルに移転しています。同所には多くのバーボンの蒸留所があるのだそうで、恐らくですがその理由は「ライムストーン・ウォーター」と呼ばれる石灰岩層で濾過された極上の仕込み水が手に入るためだと思われます。
アーリータイムズはライムストーン・ウォーターを仕込み水として使用し、とうもろこし79%、ライ麦11%、大麦麦芽10%の原料(マッシュビル)と合わせて製造されるスタンダードなバーボンです。
名称:アーリータイムズ イエローラベル
種類:バーボン(アメリカンウイスキー)
製造:ブラウン・フォーマン社
容量:200ml 40%
価格:1,577円/700ml(税込)

【ストレート】
香りの立ちが悪く、あまり香らない印象です。とうもろこしの甘い香り、麦類の苦味に加えてセメダインか昆布のような香りがします。これがバーボン特有の甘い香りの立ちを阻害している気がします。
口に含むと、アルコールの刺激は荒めに感じます。とうもろこしの甘みと麦類の苦味がくっきりせずに混じり合い、良いところを打ち消し合っている印象です。
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、香りが開いてきてとうもろこしの甘さに樽由来のバニラ香も感じられるようになります。麦類の苦味は奥に後退しますがきちんと感じられます。
口に含むと、とうもろこしの甘みや麦類の苦味はストレートの時よりもそれぞれくっきりとしてきますが、苦味が競り勝ってしまう印象で、バーボン特有の甘みをあまり楽しめません。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、白木香にドライな麦感、とうもろこしの甘さ、バニラ香をバランス良く感じられます。まとまって一つの香りになっている印象です。
口に含むと、アルコール感はうっすらとドライさがある程度になります。平坦な飲み口にはなりますが、マイルドで飲みやすく、クリアな味わいです。うっすらとした甘さとうっすらとした苦味のバランスが良く、オススメの飲み方です。
【ロック】
オンザロックにすると、硫黄系の香りでやはり香りの立ちが阻害されているように感じます。口に含むと昆布のようなヨード感に薄めのとうもろこしの甘みと麦系の苦味があります。
恐らくですが、熟成年数が若すぎて、蒸留した際の不純な部分・荒さを樽に十分吸着させられていない、または蒸留液のヘッド(蒸留を開始して最初に出てくる部分)とテール(蒸留最後に出てくる部分)を十分にカットできていないのではないでしょうか。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、白木香とバニラ香の樽由来の香りが強くなり、奥にとうもろこしの甘みと麦類の苦味を感じます。口に含むと、樽の木材の香味と麦類の苦味が中心で、やはり原酒の若さを感じてしまいます。
【その他】
ハイボールにすると、うっすらと花の蜜のようなとうもろこしの甘い香りにドライな麦の香りがします。口に含むと、薄いバニラフレーバーにドライな麦感、クリアなアルコール感があります。バーボン特有の濃厚な甘さは後退してしまっており、ドライさが目立ちます。クリアなアルコール感は甲類焼酎のようで、飲みやすさはあるものの、飲み方としてオススメはしません。
コークハイにすると、硫黄・ヨードのような香味がコーラの香味も抑えてしまうように感じます。バニラフレーバーも感じられはしますが薄めな印象で、コークハイでもあまり美味しくは感じられません。
【感想】
良くみかける定番のバーボンですので、相応に売れているのでしょうが、それは何故なんでしょうか。今回は私の粗末な鼻と舌では本品の良さを見出すことはできませんでした。
【リピート】
アーリータイムズには本品イエローラベルの他にブラウンラベルというのがありますので、そちらはいつか試してみたいと思います。本品はもう買わないと思います。
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
バーボン連チャン第三弾、今日は「アーリータイムズ」を飲みます。
アーリータイムズはアメリカのブラウン・フォーマン社がブランドを所有しています。以前に飲んだ「オールド・フォレスター」を所有する会社ですね。日本への輸入はアサヒビールが行っています。
アーリータイムズは1860年にアメリカのケンタッキー州にあった商業集積地アーリータイムズ・ステーションというところで産まれました。現在はケンタッキー州のルイヴィルに移転しています。同所には多くのバーボンの蒸留所があるのだそうで、恐らくですがその理由は「ライムストーン・ウォーター」と呼ばれる石灰岩層で濾過された極上の仕込み水が手に入るためだと思われます。
アーリータイムズはライムストーン・ウォーターを仕込み水として使用し、とうもろこし79%、ライ麦11%、大麦麦芽10%の原料(マッシュビル)と合わせて製造されるスタンダードなバーボンです。
名称:アーリータイムズ イエローラベル
種類:バーボン(アメリカンウイスキー)
製造:ブラウン・フォーマン社
容量:200ml 40%
価格:1,577円/700ml(税込)

【ストレート】
香りの立ちが悪く、あまり香らない印象です。とうもろこしの甘い香り、麦類の苦味に加えてセメダインか昆布のような香りがします。これがバーボン特有の甘い香りの立ちを阻害している気がします。
口に含むと、アルコールの刺激は荒めに感じます。とうもろこしの甘みと麦類の苦味がくっきりせずに混じり合い、良いところを打ち消し合っている印象です。
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、香りが開いてきてとうもろこしの甘さに樽由来のバニラ香も感じられるようになります。麦類の苦味は奥に後退しますがきちんと感じられます。
口に含むと、とうもろこしの甘みや麦類の苦味はストレートの時よりもそれぞれくっきりとしてきますが、苦味が競り勝ってしまう印象で、バーボン特有の甘みをあまり楽しめません。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、白木香にドライな麦感、とうもろこしの甘さ、バニラ香をバランス良く感じられます。まとまって一つの香りになっている印象です。
口に含むと、アルコール感はうっすらとドライさがある程度になります。平坦な飲み口にはなりますが、マイルドで飲みやすく、クリアな味わいです。うっすらとした甘さとうっすらとした苦味のバランスが良く、オススメの飲み方です。
【ロック】
オンザロックにすると、硫黄系の香りでやはり香りの立ちが阻害されているように感じます。口に含むと昆布のようなヨード感に薄めのとうもろこしの甘みと麦系の苦味があります。
恐らくですが、熟成年数が若すぎて、蒸留した際の不純な部分・荒さを樽に十分吸着させられていない、または蒸留液のヘッド(蒸留を開始して最初に出てくる部分)とテール(蒸留最後に出てくる部分)を十分にカットできていないのではないでしょうか。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、白木香とバニラ香の樽由来の香りが強くなり、奥にとうもろこしの甘みと麦類の苦味を感じます。口に含むと、樽の木材の香味と麦類の苦味が中心で、やはり原酒の若さを感じてしまいます。
【その他】
ハイボールにすると、うっすらと花の蜜のようなとうもろこしの甘い香りにドライな麦の香りがします。口に含むと、薄いバニラフレーバーにドライな麦感、クリアなアルコール感があります。バーボン特有の濃厚な甘さは後退してしまっており、ドライさが目立ちます。クリアなアルコール感は甲類焼酎のようで、飲みやすさはあるものの、飲み方としてオススメはしません。
コークハイにすると、硫黄・ヨードのような香味がコーラの香味も抑えてしまうように感じます。バニラフレーバーも感じられはしますが薄めな印象で、コークハイでもあまり美味しくは感じられません。
【感想】
良くみかける定番のバーボンですので、相応に売れているのでしょうが、それは何故なんでしょうか。今回は私の粗末な鼻と舌では本品の良さを見出すことはできませんでした。
【リピート】
アーリータイムズには本品イエローラベルの他にブラウンラベルというのがありますので、そちらはいつか試してみたいと思います。本品はもう買わないと思います。
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
ランキングに参加中です。お気に召されましたら、クリックいただけると幸いです(∩´∀`)∩
人気ブログランキングへ
Instagram始めました
(*゚ノェ゚)コショショ
「pocky_withbooze」または「#ポッキーの酒的備忘録」で検索してみてください( ´∀`)b
記事検索
最新記事
人気記事
カテゴリー
アクセスカウンター
- 今日:
- 昨日:
- 累計: