皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはプリンスホテル限定のウイスキーである「プリンススカッチ」です。

なかなか歴史ある銘柄のようで、かつては株式会社明治屋が輸入を手がけていたようですが、現在はメルシャン株式会社が輸入しています。

表ラベルにはウィリアム・マクファーレン社の生産・ボトリングとありますが、ググっても上手いこと引っかかってくれません。

ただ、住所が「グレンフィディック」や「グランツ」などで知られる「ウィリアム・グラント&サンズ社」と同一のようですので、同社の関連企業、部門なのかなと思います。

仮に同社の関連ということであれば、「グレンフィディック」「バルヴェニー」「キニンヴィ」といったモルトウイスキーの蒸留所にグレーンウイスキーも自前で蒸留所を保有していますし、自社でシングルモルトもブレンデッドウイスキーも製造していますので、本品「プリンススカッチ」も期待できるのではないかと思います。

製品紹介は以下のとおりです。
ウイスキーの聖地スコットランドより選び抜かれた、深い味わい。プリンスホテル限定でブレンドされた、オリジナルウイスキー。
ほのかに漂うピート香やバニラの甘い香り。口あたりは柔らかく、エレガント。
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:プリンススカッチ
種類:ブレンデッドスコッチウイスキー
製造:ウィリアム・マクファーレン社
輸入:メルシャン株式会社
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:3,600円(税込)
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【ストレート】
アルコールの揮発感に、杏、オレンジ、少しシナモンやナツメグなどスパイシーさのある若い木の香り、その奥からやってくるスモーキーさ、少しオイリーな香味、食パンのような甘い麦の香りを感じます。

口に含むと、オレンジ、パイナップル、杏などのフルーティな甘酸っぱさ、ジリジリとアルコール感、若いグレーンウイスキー、薄手のレーズン、ヨードっぽさもある植物的なピート香、樽由来のビターな風味を感じます。

香りも味も初めはフルーティさを感じますが、時間が経過するにつれて香りは麦芽の甘い香りやスモーキーさ、樽香が目立つようになり、味の面ではビターな風味がより強く感じられるようになります。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、オレンジ、杏、シナモン、薄くレーズン、バタークッキー、軽めのピート香を感じます。

口に含むと、杏にオレンジ、軽くビターかつスパイシーな樽香、ピリリとアルコールを感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、少しビターなオレンジ、フレッシュな柑橘系の酸味、うっすらとレーズンを感じます。かなりフルーティで甘酸っぱい香りになります。

口に含むと、ビターでスパイシーな樽材の風味に、杏、うっすらオレンジを感じます。

【ロック】
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オンザロックにすると、樽香に青々しさのあるピート香、ほんのりレモン、オレンジ、レーズンの香りを感じます。かなり香りは閉じてしまう印象で、いずれも軽く感じられる程度です。

口に含むと、シナモンを思わせるスパイシーさと樽香が強く感じられ、薄くレモンや杏、プレーンな甘みにほんのりとピート香やビターな風味も感じられます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、シナモンの香りを乗せたオレンジ、うっすらレモンを思わせる酸味、薄く木の香りを感じます。

口に含むと、薄まったスパイシーさとシトラスフレーバー、プレーンな甘さなどで若干、薬っぽさ、薬用シロップっぽいイメージになります。

更に加水して水割り(1:2以上の加水)にしてみると、うっすらとスパイシーさにシロップ的な甘さ。好みは分かれるでしょうが、味に合えばゆったり飲むのにちょうど良さそうです。

【その他】
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ハイボールにすると、杏、オレンジ、レモンといったフルーティさに若干のスパイシーさを感じます。口に含むと、シトラスフレーバーにプレーンな甘み、樽香に微弱なスパイシーさを感じます。

ハイボールで飲むのがオススメです。レモンでも絞るとかなり良い感じになりそうです。

【感想】
日本のホテルのオリジナルブレンドですので、万人受けするマイルドな味を想定していましたが、意外と個性的な風味もあるウイスキーでした。

アルコール感はあるものの刺激はそこまででもなかったので、それなりに長熟の原酒もブレンドされているのかなと感じました。価格もまぁまぁしますしね(笑)

ただ、プリンスホテル限定ブレンドですから広く一般に販売されるほどのロットはさばけないでしょうし、その分、割高・コスト高になるであろうことや、熟成感はそこまで感じないこと、ロックでの香味の閉じ具合などを踏まえると、グレーンウイスキーの比率が高かったり、あるいは若い原酒も相応に使用されているといったところで調整しているのかなとも感じました。

ストレートでもオンザロックでも悪くありませんが、ハイボールやカクテル材として使用するのがオススメかなと思います。ハイボールは割りとプレーンな甘口なので、レモンなどで酸味を足してやると美味しいんじゃないかと予想しています。

カクテル材にすると、スパイシーな風味やビターな風味が活きたり、割りとプレーンな甘みな分、他のカクテル材の邪魔をしなかったりと意外と使い勝手が良いのではないかとこれまた勝手に予想しています( ^ω^)

プリンスホテルの高級ウイスキーということではなく、水割りにもハイボールにもカクテル材にも、使い勝手の良いハウスウイスキーといった位置づけなんじゃないでしょうか。予想ですよ無論( ´_ゝ`)

【リピート】
スパイシーさが強いウイスキーはまだ今ひとつ好きになれないこともあり、積極的にリピートはしなさそうです。ただ、いつかプリンスホテルのバーで、バーテンダーさんオススメの飲み方で飲んでみたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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