皆さんこんばんは、ポッキーです。

かなりお休みしてしまいました(;´Д`)
楽しみにしてくださっていた方がいらっしゃれば大変申し訳ないです('A`|||)

偏に私の不徳の致すところですが、新しい部署での仕事にまだまだ慣れず、効率の悪い仕事をしてしまい帰りが遅くなったり疲れて帰ったりでなかなか記事の書き溜めができず…(´・ω・`)

挙句に今月は出張だ視察だでほとんど自宅にいなかったもので、そもそも記事にするネタがないという状態に陥っていました。来月くらいからはもう少し落ち着いてくるんじゃないかと思うんですけどね('A`)

そんな中でもアクセス数があまり落ちていないのは本当に有り難い話で、もちろんその分、焦りも出るのですが、今やブログを書くのが家で美味い酒を飲む楽しみの一つにもなっていますので、読んでくれる方がいてくださるのは励みと喜びとして酒の肴になるわけです。

改めてありがとうございます.。゚+.(・∀・)゚+.゚


(・ω・ノ)ノオイトイテ


さて、久々の記事となる今日はスコッチウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのはブレンデッドウイスキーの「アベラダワー パイパー」です。

本品は俗に言う1,000円スコッチですが、税込1,000円すら割り込むことが一般的で、ネット通販などでは800円台で販売しているところもある、大変リーズナブルなウイスキーです。

アベラダワーというのはスコットランドの地名のようで、ファイフ州というところにあるようです。Go◯gleで検索する時は「アバーダー」で検索したほうが引っかかりが良いようです。余談ですが同州にはゴルフ発祥の地でもあるセント・アンドリュースもあります。

パイパーというのはスコットランドなどの民族楽器バグパイプの奏者のことを指すようですから、「アベラダワーの笛吹き」というような意味になるのでしょうね。何か謂れがあるんでしょうか。

ラベル記載の製品紹介は以下のとおりです。
オーク樽で最低3年以上熟成させた最高品質のスコッチウイスキーを厳選しマスターブレンダーの手によって丁寧にブレンドされました。
そもそも最低3年熟成させないとスコッチウイスキーとは名乗れないのだから当たり前じゃないかとか、ブレンドの責任者はマスターブレンダーなんだからこれまた当たり前じゃないかとかツッコミを入れそうになりますが、価格が価格ですし野暮は抜きにしましょう( ^ω^)

ちなみにイギリスのAmaz◯nでは以下のように紹介されています。
  • Light sherry nose and plenty of sherry on the palate
  • Finish is cereal, vanilla and sherry and relative swift
  • Aged for a minimum of three years
軽いシェリー香と口中にはたっぷりのシェリー感。余韻は比較的短く、穀物、バニラ、シェリー。最低3年熟成。とか何とかそんなような感じ。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:アベラダワー パイパー
種類:ブレンデッドスコッチウイスキー
輸入:株式会社徳岡
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:税込1,000円未満
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輸入元の㈱徳岡は「ロイヤルオークウイスキー」を製造する南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社の親会社だそうです。

【ストレート】
アルコールの揮発感に乗ってほんのりと杏やオレンジを思わせるフルーティさ、樽材の木の香り、黒蜜、ほんのりとスモーキー、ややケミカルなオイリーさを感じます。

口に含むと、ビリビリとアルコールの刺激、若いグレーンの甘み、杏、オレンジ、パイナップル、樽材の木の香り、麦の穀物感、軽めのヨードを感じます。

「あぁ若いなぁ」という印象で、アルコールの刺激がまだまだ強く、グレーンウイスキーの比率も高そうですが、フルーティさやヨードっぽいピート香なども感じられ、価格帯を踏まえると上手く造られているのではないかと思います。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、アルコールの揮発感、薄手のバニラ、薄く杏やオレンジ、ほんのりスモーキー、薄く樽香を感じます。

口に含むと、じんわりとアルコール、軽めのヨード香、杏を思わせるフルーティさ、薄くややスパイシーな樽香、若いグレーンの甘みを感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、パイナップルやオレンジを思わせるフルーティさに麦芽の穀物的な香り、軽めのスモーキーさに樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、砂糖水か水飴のようなプレーンな甘さに、薄く杏やパイナップルを思わせるフルーティさ、軽めのヨード、ほんのりスモーキー、うっすらと木の香りを感じます。

加水によって開いてくる感じはあまりありませんが、あまり好みでない風味が薄まる感じがあり、少量加水、トワイスアップともストレートより随分と飲みやすくなるように感じました。トワイスアップはかなり飲みやすいと思います。

【ロック】
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オンザロックにすると、ヨードの混じるスモーキーさにケミカルなオイリーさ、杏やレモンを思わせるフルーティさに樽香を感じます。口に含むと、ヨードに薄くレモンや杏、樽由来かグレーン由来かケミカルなオイリーさとエグみ、砂糖水のようなプレーンな甘みを感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ヨードの混じるほんのりとしたスモーキーさ、少しオイリーさとエグみ、ごく薄く杏の混じるプレーンな甘み、うっすらと樽香を感じます。

口に含むと、プレーンな甘みに木材の風味、軽くヨード、少しエグみを感じます。

氷で冷やすだけよりも、加水した方が飲みやすくなる印象です。水割り(1:2加水)くらいまで加水するとかなり飲みやすくなりました。価格帯を考えてもストレート(に近い状態)で飲むよりも何かで割って飲むのが正解ということなんじゃないかと思います。

水割りでダラダラ飲めるのは意外と嬉しいです。

【その他】
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ハイボールにすると、薄手のヨード香にごく薄くレモン、オレンジ、うっすら樽香を感じます。口に含むと、軽めのシトラスフレーバーにうっすらパイナップル、ほんのりとヨード香、ごく薄く木の香りを感じます。

ハイボールで飲む分には普通に美味しいですね。

【感想】
コストパフォーマンスに優れたウイスキー。水割り、ハイボール等で飲む分には値段以上の価値を感じられると思います。ストレートやオンザロックなどそのまま(に近い状態)は飲めない味ではないですが、オススメはしません。

何かで割って飲むのが正解と思われるウイスキーです。ネットで情報を漁っている時に、楽◯市場で『「山崎12年」より旨い!?』と書かれていて魂消ましたが、私の個人的な意見としてはさすがにそんなことはありません(笑)

ただ、水割りやハイボールで飲む分にはお値段以上に美味しいなと思いましたし、それらの飲み方は日本でのスタンダードな飲み方だと思いますので、日本向けのウイスキーではないかと思います。

【リピート】
ハイボールなどはむしろ美味しいと思いましたので、リピートしたくないわけではないんですが、この価格帯のウイスキーを常飲したくないという妙なプライドも何となく(笑)

どんな飲み方でも気が咎めなさそうな価格帯ですので、そんなウイスキーが手元にあるのも気楽ではあるんですけどね(ノ∀`)

リピートする場合には、ハイボールなど用に冷凍庫に放り込んでおいて、キンキントロトロにして飲むだろうと思います(・∀・)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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|ω・)チラ
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