ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

ブラックニッカ

ブラックニッカ ハイボール香る夜

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皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は缶ハイボールを飲みます(∩´∀`)∩
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ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はニッカウヰスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート」です。
本品は2018年9月11日発売の数量限定商品です。「ブラックニッカ」シリーズは「ブラックニッカ スペシャル」を原点に、「ブラックニッカ クリア」、「ブラックニッカ リッチブレンド」、「ブラックニッカ ディープブレンド」の3種類が展開されています。

本品はその内の「ブラックニッカ ディープブレンド」を基調にした限定品となっています。

2016年~2017年にかけて、「ブラックニッカ スペシャル」を基調にした3種類のブラックニッカの限定版が販売されました。

第一弾がブラックニッカ60年の歴史を堪能できる”余市”押し、ニッカウヰスキーここにありと言わんばかりの「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」、第二弾が”余市”と”宮城峡”の個性をぶつけ合った「ブラックニッカ クロスオーバー」、そして第三弾が”宮城峡”と”カフェグレーン”の華やかさを楽しめる「ブラックニッカ アロマティック」でした。

2018年になり、ブラックニッカの限定連発は終わりかなと思ったんですが、5月には「ブラックニッカ リッチブレンド」を基調にした”宮城峡”押しの限定版ブレンデッドウイスキー「ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー」が発売。

そうなると次は…と予想していた方も多かったことと思いますが、ある意味、期待を裏切らない今作の登場となりました(笑)

今般は”新樽熟成モルト”と”カフェグレーン”をテーマに、「ブラックニッカ ディープブレンド」の個性を更に際立たせ、深い甘やかさを更に深めてきたそうです。

製品紹介は以下の画像をご参照ください(・∀・)

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©アサヒビール株式会社

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ ディープブレンド エクストラスイート
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
容量:700ml 46%
価格:2,160円(税込)
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ブラックニッカ ディープブレンド」のアルコール度数は45%で、ブラックニッカシリーズの中で最も高いアルコール度数だったんですが、1%とはいえそこから更に上げてきましたねw(゚o゚)w オオー!

お値段は他の限定版と同じく2,160円!!さすがはニッカウヰスキーですなぁ(*´Д`)ハァハァ

【ストレート】
オレンジに薄手の煮た小豆、トーストを思わせる香ばしさに食パンの白い部分や焼く前のクッキー生地、マイルドなバニラアイス、メローなウッディさ、ふわりと穏やかなピート香、樽材のビターを感じます。

口に含むと、ミルククリーム、薄手のオレンジや杏、土っぽいピート香と木炭っぽさのある樽香、じわじわとアルコール感、メローなウッディさ、時間経過で徐々にカフェグレーンのビタースイートな風味が感じやすくなる印象です。

香りはけっこうモルティな要素を強く感じたんですが、味の面では樽系の要素とカフェグレーンが中心でしょうか。

開くのにけっこう時間がかかる印象ですので、開封して数日でも経つとまた違う印象になってくるかもしれませんね。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、甘やかなミルク風味と香ばしいビスケット、麦殻を思わせる穀物香、アルコールの揮発感にウッディな樽香、うっすらとぶどう、チョコレートやココアを思わせる軽めのビタースイートな香りを感じます。

口に含むと、ほんのりオレンジ風味、濃い目のミルクチョコレート、樽材のエグみとビター、薄手の杏やいちご、チョコレートやココアを思わせるビタースイートを感じます。


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トワイスアップ(1:1加水)にすると、オレンジ、枇杷、少し杏やマンゴー、軽めの蜂蜜を思わせる麦芽の甘み、ウッディな樽香を感じます。

口に含むと、エグみを伴う樽材のビターに木の風味、ミルクチョコレート、マーシャルビーンズ、軽めのオレンジにいちご、カフェグレーンの軽めのビタースイートを感じます。

【ロック】
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オンザロックにすると、ウッディな樽香、麦芽の穀物香、ミルククリーム、樹液を思わせるメローな甘み、わずかにピート香、うっすらとカフェグレーンのビタースイートな香りを感じます。

口に含むと、軽めのオレンジ、レモン、パイナップルといった酸味の混じるフルーティさ、バニラクリーム、やや薄手のレーズンにいちご、少しのチョコレートやマーシャルビーンズ、樽材の木の風味を感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ミルクチョコレート、マーシャルビーンズ、薄く麦芽の穀物香、うっすらレーズンやいちご、樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、カフェグレーンのビタースイート、薄手のミルクチョコレート、軽めのオレンジやぶどう、ほんのり樽材の木の風味を感じます。

【その他】
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ハイボールにすると、モルティな甘さに麦芽の穀物香、ミルクチョコレート、薄手の杏やプルーン、樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、レーズン、プルーン、杏などの熟れたフルーティさ、こってりしたボディ、ピート香、樽材のビターを感じます。

【感想】
意外に?シェリー感のあるブレンデッドウイスキー、新樽とカフェグレーン押しのはずではなかったか。

甘いバニラやミルクを思わせる濃い香味は随所に感じられ、これが新樽やカフェグレーンの要素なのかなと思いますが、ハイボールが結構美味しかった分、シェリー樽原酒系の香味が強く印象付けられてしまった感じがあります(゚∀゚)

価格が価格ですし過度な期待は禁物ですが、価格相応には美味しいウイスキーだとは思います。

個人的にややハードルを上げすぎてしまったかなという感じで、途中までは(´ε`;)ウーン…という印象でしたが、ハーフロックや水割りが意外に美味しかったのが印象的でした。

ハイボールはしっかりとしたフルーティさとこってりしたボディで、価格帯からして文句なく美味しいです。

ニュースリリースなどではオンザロックを推奨している感じがありますが、しっかりと氷が溶けてこないとエグみや安いブレンデッド感が感じられる印象で、それほど…という感じを受けてしまいました。

ライト層が自宅で飲むことを想定しているようですし、製氷皿の氷を使用してある程度薄まった状態で飲む前提なのかもしれません。

度数が高く色々濃い感じで、価格を踏まえるとそこはお得感があってさすがニッカウヰスキーという感じはあるのですが、濃い故のネガティブな要素もある印象で、敢えて割ってしまう方が正解かなと思います。

個人的なオススメは、ハイボール→ハーフロック~水割り→オンザロック(氷である程度薄めて)という感じです。

【リピート】
残念ながら限定品です。

次こそ「スーパーニッカ」や「THE NIKKA」の限定版を出してくるのか、今度こそ「ブラックニッカクリア」か。さぁどうなるでしょうか(笑)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はニッカウヰスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー」です。

ニュースリリース(抜粋)は以下のとおりです。ニッカウヰスキーの製品紹介も合わせてご覧ください。

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©アサヒビール株式会社

アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 平野伸一)は、「ブラックニッカ リッチブレンド」初の数量限定商品として『ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー』を2018年5月29日(火)から全国で新発売します。販売予定数量は11,000箱(1箱=700ml×12本)です。

「ブラックニッカ」ブランドは“ウイスキーって、おもしろい。”をテーマに、ウイスキーの魅力や楽しさ、おもしろさを幅広い層に訴求するために、タイプの異なる限定商品の発売や、フリージングハイボールの飲み方提案など様々な取り組みを行っています。2017年の売上箱数は360万箱(前年比112%)となり過去最高を更新しました。
「ブラックニッカ」ブランドは異なる商品特長をもつ<クリア><リッチブレンド><ディープブレンド>の3アイテムを中心に構成されています。2017年のアイテム別の売上実績でも“スッキリとしたかろやかな味わい”が特長の<クリア>は前年比111%、“華やかな香りと芳醇なコク”が特長の<リッチブレンド>は前年比117%、“濃厚でしっかりとした飲みごたえ”が特長の<ディープブレンド>は前年比108%といずれも前年を大きく上回り好調に推移しました。

今回は、2013年の発売以来4年連続で伸張している<リッチブレンド>から、初の数量限定商品となる『ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー』を新発売します。<リッチブレンド>の特長であるシェリー樽原酒由来の甘く芳醇なコクを際立たせたウイスキーです。キーモルトに、ドライフルーツのような甘さと芳醇なコクが特長の宮城峡シェリー樽原酒を使用し、さらに熟成を重ねた宮城峡モルトを使用することで、深く濃厚な味わいに仕上げています。フルーティーで華やかな香りと、はちみつのような滑らかな口当たりが楽しめます。
ウイスキーへの興味関心の高まりとともに“ウイスキー本来の味わいを楽しみたい”“新しいウイスキーを楽しみたい”というお客様に向けて、シェリー樽原酒由来の味を訴求した商品を発売することで、ウイスキーの新たな魅力を提案します。

というわけで、「ブラックニッカ リッチブレンド」の限定版です。2016年~2017年にかけて3種類のブラックニッカの限定版が販売されましたが、2018年も新たな限定版が出てきましたね。

個人的にはブラックニッカは3種類の限定版でやりきったのかなと思っていましたので、次は「スーパーニッカ」や「THE NIKKA」など、少し価格を上げたところで攻めてくるのではないかとか考えていたのですが、”リッチブレンド”とはいえまたしてもブラックニッカシリーズからの限定版というのは予想外でした(ノ∀`)

これまでの限定版では、第一弾がブラックニッカ60年の歴史を堪能できる”余市”押し、ニッカウヰスキーここにありと言わんばかりの「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」、第二弾が”余市”と”宮城峡”の個性をぶつけ合った「ブラックニッカ クロスオーバー」、そして第三弾が”宮城峡”と”カフェグレーン”の華やかさを楽しめる「ブラックニッカ アロマティック」でした。

今回の「ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー」は宮城峡蒸溜所のシェリー樽原酒をキーモルトにしたブレンデッドウイスキーですので、系統的には直近に販売された「ブラックニッカ アロマティック」に近しいものなのかなと思います。

ですので尚更あれ、また?という感じも受けてしまったわけなんですが、「アロマティック」が製品紹介で”宮城峡”に加えて”カフェグレーン”について触れているのに対し、本品は”宮城峡シェリー樽原酒”と”宮城峡モルト”について触れられています。

シェリー系という意味では、香味は「アロマティック」が最も近いものになるのだろうと思いますが、蒸留所押しという意味では、”余市”押しであった「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」と対を成す、”宮城峡”押しの限定版ブレンデッドウイスキーとも言えそうですね(´∀`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ リッチブレンド エクストラシェリー
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
容量:700ml 43%
価格:2,160円(税込)
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【ストレート】
焦げた木の香り、煮詰めた赤ワインや琥珀色の白ワイン、イチゴやフランボワーズを思わせるフレッシュなベリー感、軽めのゴムやハム、ビスケットやクッキー生地を思わせる麦芽の穀物香、シトラスピール、遅れてカフェグレーンの甘い香りを感じます。時間経過で青々しい籾殻を思わせる香りを感じます。

口に含むと、少しとろみを感じる口当たり、カフェグレーン系の甘みとビター、赤ワインにフランボワーズ、軽めの柑橘系のドライフルーツ、少し硫黄、チョコレートに少しマーシャルビーンズを思わせる風味を感じます。

「リッチブレンド」ってこんな味だったな確か、という印象に、きちんとシェリー感もあって製品名の通りだなという印象です。

香りに少しゴムや肉類のハムっぽさがあったので警戒しましたが、味の面では多少それっぽさはあるものの、個人的にはそれほど気になるものではありませんでした。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、チョコレートに樽材の焦げ、カフェグレーンの甘苦さ、ツンとアルコールの揮発感の後は急にすっきりとしてきます。

麦芽の穀物香に蜂蜜、フレッシュさの残るベリー系フルーツ、わずかに硫黄やゴムを思わせる香りも感じられます。

口に含むと、粉っぽさの感じられる口当たり、ママレードなど柑橘系の風味に若い原酒の刺激、カフェグレーンの甘苦さ、樽材のビター、レーズンなど皮付きのベリー系フルーツを感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、鮮烈なレモングラス、麦芽の穀物香、薄手の琥珀色の白ワイン、ほんのりチョコレートと樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、やはり粉っぽさのある口当たり、チョコレートにカフェグレーンの甘苦さ、少しのレモンに薄手のオレンジや杏、甘く香ばしいビスケットを思わせる風味を感じます。


加水することでバランスが良くなってくる感じを受けます。少量加水、トワイスアップ共に加水でシェリー系の香りは控え目になってくるものの、その分、他の香りが開いてきて、トータルで楽しめる印象です。

シェリー感を楽しむならストレート、バランスなら加水という感じです。

【ロック】
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オンザロックにしてみると、氷の下のベリー系フルーツ、ほんのりカフェグレーンの甘苦さ、微弱なチョコレートと樽材の焦げ感を感じます。

口に含むと、トロンとした口当たりに少し粉っぽさ、チョコレートにカフェグレーンの甘苦さ、皮付きぶどうにプルーンを思わせる風味を感じます。

氷が溶けていくほどチョコレートやカフェグレーン系の風味が出てきてすごく甘く感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、レーズンやプルーン、皮付きぶどうを思わせるシェリー樽原酒系の少し煮詰めた甘い風味、ほんのりとした樽香に少しだけカフェグレーン系の甘苦い香りを感じます。

口に含むと、少しの粉っぽさとミルクチョコレート、ほんのりベリー系フルーツを感じます。


ロックにするとカフェグレーンや樽系の香味をしっかりと感じられ、しっかりとした甘さとほろ苦さを楽しめます。”エクストラシェリー”と考えると少し物足りないのですが、単純にブレンデッドウイスキーと考えるとバランス良く美味しいです。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感に甘やかなシェリー樽原酒系の香り、チョコレートなど甘めの樽香に軽めのカフェグレーンの甘苦さを感じます。
口に含むと、ベリー系のフルーティさが感じられるすっきりとしたフルーティさ、軽やかなカフェグレーンの甘苦さを感じます。

製品紹介のおすすめにハイボールはありませんでしたが、ハイボールでもしっかり美味しいですね(´∀`*)

思い切って濃く(1:3未満に)することでシェリー樽原酒系の風味を色濃く感じられます。普通(?)に1:4くらいにするとバランス系のハイボールになり、もちろんそれはそれで美味しい(・∀・)

個人的には相当濃いハイボールがオススメです( ^ω^)

【感想】
今のジャパニーズウイスキーを取り巻く環境下で、これだけのものをこの価格で出してくれるニッカウヰスキーに乾杯。個人的に大いに満足の一本でした。

若さや若いなりの荒々しさは感じられますし、加水やロックでは急にシェリー感が弱まりますしツッコミどころはあるのですが、税抜2,000円でこのクオリティなら文句なしです。

オススメの飲み方はシェリー樽原酒感を味わいたいならストレートまたは濃い目のハイボール。バランスならオンザロックでしょうか。

現状の国内ではどのメーカーであっても、このクオリティをこの価格では出してくれないと思います。ことコスパにおいて、やはりニッカウヰスキーはジャパニーズウイスキーの頂点に立つのではないかと改めて思いました。

【リピート】
次は余市押しなどで「ブラックニッカディープブレンド」の限定版を出してくるのか、はたまた今度こそ「スーパーニッカ」や「THE NIKKA」の限定版を出してくるのか、意表を突いて「ブラックニッカクリア」で何かしてくるのか(笑)、2020年までの2018・2019年をどのようにしてくれるのか実に楽しみです。

本品は2本まとめて購入しましたのでとりあえずもう1本は確保済みです(ΦωΦ)フフフ…

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ブラックニッカ アロマティック

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はニッカウヰスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは平成29年11月21日新発売の「ブラックニッカ アロマティック」です。

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©アサヒビール株式会社

本品はニッカウヰスキーが今年発売する(した)3種のブラックニッカ限定品の1本です。第一弾は「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」、第二弾は「ブラックニッカ クロスオーバー」、そして最後となる第三弾が本品というわけです(・∀・)

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©アサヒビール株式会社

ニュースリリース(抜粋)は以下のとおりです。ニッカウヰスキーの製品紹介も合わせてご覧ください。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 平野伸一)は、ニッカウヰスキー(株)が製造するウイスキーの主力ブランド「ブラックニッカ」の数量限定商品として『ブラックニッカ アロマティック』(瓶700ml)を2017年11月21日(火)から全国で新発売します。販売予定数量は12,000箱です。
また、「ブラックニッカ」ブランド全体の累計販売数量が10月15日時点で273万箱(前年比115%)となり年初計画の年間販売目標である340万箱(前年比106%)を上回る見込みとなったことから、年間販売目標を360万箱(前年比112%)に上方修正します。5年連続で過去最高となる大幅な売上更新を目指します。*1箱=700ml×12本換算

新発売の『ブラックニッカ アロマティック』は、華やかな“宮城峡モルト”や、甘く伸びのある“カフェグレーン”などをブレンドし、華やかでフルーティーな香り、甘くやわらかい味わいに仕上げました。
パッケージはスクエアボトルに赤色のフロスト塗装加工を施し、ラベル中央には「ブラックニッカ」ブランドの象徴である「キング・オブ・ブレンダーズ」と、やわらかい味わいが沸き立つイメージをデザインしました。華やかな香りと甘くやわらかい味わいが香り立つイメージを、“香りが良い”ことを表す“アロマティック”というネーミングで表現しました。
本年発売した期間限定商品の中で、最も華やかでフルーティーな味わいが楽しめることから、20~30代男性を中心としたウイスキーエントリー層をメインターゲットとしています。若年層にウイスキーの魅力を伝えることで、伸長する国産ウイスキー市場の裾野をさらに拡大することを目指します。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所のモルトウイスキーに加え、同じく宮城峡蒸留所で蒸留されているグレーンウイスキーの「カフェモルト」「カフェグレーン」をブレンドしてあるようです。

第一弾の「ブレンダーズスピリット」はどちらかといえば余市蒸留所のモルトウイスキーが主役、第二弾は「クロスオーバー」は余市と宮城峡の両モルトウイスキーによるW主演でした。本作は宮城峡蒸留所のモルトウイスキーを主演に、ニッカウヰスキーご自慢のカフェグレーンを助演としているのではないでしょうか。

3種のブラックニッカでニッカウヰスキーの余市、宮城峡、カフェグレーンの特色をしっかり楽しむことができる、どうやら1年がかりの大変面白い企画だったようですね(´∀`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ アロマティック
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
容量:700ml 40%
価格:2,160円(税込)
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【ストレート】
樽材の木の香りに少し青みがかった籾殻の香り、バナナ、薄めのオレンジや杏、食パンの白い部分、じわじわとシェリー樽原酒由来のものか、熟れた果実香が出てきます。

初めにカフェグレーンやカフェモルトのものと思われる香りが感じられ、宮城峡蒸留所のモルトウイスキーと思われる香りが後から感じられる印象でした。少し乾いたような香りですが、可憐で繊細な香りという印象を受けました。

口に含むと、サラリとした口当たりにオレンジやレモンなど柑橘類を思わせる甘酸っぱさ、少し桃を連想させる甘み、少しだけ穀物的な香味が感じられた後で、カフェグレーンのものと思われるじんわりビターな風味を感じます。

アルコールの刺激は舌の上でピリッと感じますが、それほど刺激的なものではなく、若い原酒も当然使用していると思うのですが、アルコール度数を下げるなど上手に仕上げてあるように思います。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、焼け付いた金属のような香り、甘苦いカフェグレーン、ぶどうにうっすらレーズンの香りを感じます。グレーンウイスキーの香りは後退、代わってモルトウイスキーの香りが前へという感じなんでしょうか。

口に含むと、ぶどうやレーズンなど熟れたフルーティさ、舌先にピリリとアルコールの刺激、樽材のビター、薄手のオレンジを感じます。後味にかけてカフェグレーンの甘苦い風味、余韻はシェリー樽原酒系の熟れた果実味が主張してくる印象でした。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、オレンジやクランベリーの香りに混じって焼け付いた金属の香り、パイナップルにグァバ、りんごなど様々なフルーティさが前面に出てきます。その影にはモルティな甘さや穀物感もあります。樽香やグレーンウイスキー系の香りは私の粗末な鼻でははほんのりとしか嗅ぎ取れませんでした。
口に含むと、良く言えば穀物的なコクとほんのりフルーティでプレーンな甘み、ビターなグレーンウイスキーの風味も感じられるマイルドな味わい、悪く言えば若干のっぺり平淡な印象を受けます。

角のない万人受けしそうな味わいなので、何となくオンザロックで美味しそうな印象ですが、常温トワイスアップだと少し没個性に感じてしまいます。ただ、飲みやすいし美味しいかどうかで言うと美味しいです。クセとかトゲとかアクセントが欲しくなりそうなだけで( ^ω^)

【ロック】
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で、そのオンザロックにしてみると、カフェグレーン・カフェモルト系の甘苦い香りに麦芽糖を思わせる穀物感ある甘い香り、レーズンにぶどう、薄手の杏ジャムの香りを感じます。

口に含むと、口当たりにトロミを帯び、焼けた金属の香りを纏うほろ苦いカフェグレーンの風味、お酒へのコメントとして適切かどうか自信がありませんがコクや旨味が感じられ、コッテリとした味わいです。シェリー樽原酒系のツンだフルーティさやモルティな甘みからそうした印象を受けるのではないかと思います。

自分で書いておいて思いますってどうかという話ですが(ノ∀`)

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©アサヒビール株式会社
公式でもオススメになっていますが、オンザロックは個人的にもオススメです。美味しく飲めます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ベリー系のフルーティさに甘苦いグレーンウイスキー系の香りを感じます。

口に含むと、フルーツケーキを思わせるドライフルーツやケーキ生地のような甘い穀物感、麦芽糖やシロップのような濃い目のプレーンな甘みを感じます。

香りの面ではイマイチですが、ハーフロックでも美味しく飲めますね。コッテリ目のウイスキーだからか水割りでも悪くありません。水割りに適したウイスキーといっても良いかもしれません。

【その他】
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©アサヒビール株式会社
ハイボールにすると、炭酸の爽快感に乗ってほのかに麦芽糖の甘い香りや樽香を感じます。口に含むと、ぶどう、プラム、クランベリーなど軽めのベリー系のフルーティさ、樽材のウッディさ、麦芽糖の甘みにうっすらビターなグレーンウイスキーの風味を感じます。

濃い目にするとよりベリー系のフルーティさを強く感じられ、これまた公式のオススメ通り美味しいですね(´∀`*)

なまじ飲みやすい分、あまり濃くし過ぎるとグイグイやってあっという間に酔うのでご注意ください(笑)

【感想】
より幅広い層にウケるよう、ストレートよりもオンザロックやハイボールでより輝くようにブレンドされたウイスキー。ブラックニッカらしく、庶民派でありつつきちんとニッカウヰスキーの良さが味わえます。

マッサンブームからの長熟原酒の枯渇危機を迎え、めっきりラインナップの寂しくなってしまったニッカウヰスキーですが、今年1年で販売された限定三種のブラックニッカでしっかり楽しませてもらえました(∩´∀`)∩

元々日本№2の大手ウイスキーメーカーですし、長熟原酒の供給もいずれ追いついてくれるものと思います。それまではシングルモルトにせよブレンデッドウイスキーにせよ、こうした限定品戦略が続くのだろうと思いますが、辛抱強く待っていようと思います(・∀・)

【リピート】
限定品ですが2本まとめ買い済みです。開封した1本目はオンザロックまたはハイボールで瞬殺必至(笑)来年はどのようにしてニッカウヰスキーを楽しめるんでしょうね(´∀`*)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ブラックニッカ クロスオーバー

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はニッカウヰスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「ブラックニッカ クロスオーバー」です。

やっと…やっと飲める_:(´ཀ`」 ∠):_

忙しくて全然家で飲めない時期が続き、その結果、一時期その存在を忘れてしまい今日まで飲む機会を逃し続けてしまいました( ´_ゝ`)

梱包されたままの本品を棚から見つけてそういえば…とすっかり忘れていた自分に気が付き、同時に忙しかったんだなぁ…とやや遠い目(≡ω≡.)

皆さんはもう飲まれましたか?(笑)

そもそも買われていない方はともかくとして、買ったのみまだ飲んでないなんて方はなかなかおられないんじゃないかと思います。ブログネタとしては今更感満載ですが、個人的にはやっと飲めるぞと気分が沸き立っているところです(ΦωΦ)フフフ…

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さて、そんな「ブラックニッカ クロスオーバー」ですが、今年ニッカウヰスキーが販売する予定になっている3種類の限定ブラックニッカの内、第二弾となります。

第一弾は「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」でしたね。第三弾はいつ頃どのようなものが出るんでしょうか。

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©アサヒビール株式会社

本品は宮城峡蒸留所のシェリー樽モルトと余市蒸留所のピーテッドモルトがキーモルトになっているようです。2種類の個性の異なる原酒を衝突、「クロスオーバー」させることで意図的にインパクトを出しているようですね。

多種類の原酒やグレーンウイスキーをブレンドすることで調和を生み出すブレンデッドウイスキーの常道からは外れていますが、余市と宮城峡の2つの蒸留所を持つニッカウヰスキーらしいブレンデッドウイスキーになっているんじゃないでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ クロスオーバー
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
容量:700ml 43%
価格:2,160円(税込)
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【ストレート】
ツンとアルコールの刺激に乗ってウッディな樽香、青みも残る麦穂、嫌味のないしっかりとしたピート香、焦げたトースト、ほんのり食パンの白い部分、薄手のバナナやオレンジを思わせる甘酸っぱさを感じます。

口に含むと、トロミのある飲み口に杏、パイナップル、バナナ、オレンジなど淡めのフルーティさ、カフェグレーンの風味、ウッディな樽香、力強いピート香を感じます。余韻は余市蒸留所の原酒と思われる力強い風味と鼻に抜けるピート香が感じられます。

アルコールの刺激はそれほど強いわけではないですが、舌先~舌の上に残ってドライさを感じさせます。

私の拙い感覚ですと、宮城峡シェリー樽モルト→カフェグレーン→余市ピーテッドモルトの順に感じられた印象で、シェリー系の風味はそれほど強くなくどちらかと言えば余市蒸留所の原酒の力強い味わいがしっかりと感じられる印象でした。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、シェリー樽原酒の香りが開いてくる感じがあり、まずはフルーティな香り、次いで焦げ感のある麦の穀物的な香り、しっかりとピート香にウッディな香り、ほんのり蜂蜜を思わせる粘性ある甘みも感じられます。

口に含むと、あぁニッカウヰスキーっぽいなぁという味(笑)
パイナップルやオレンジを思わせるフルーティさにカフェグレーンのビターで甘い風味、樽材のウッディな風味に最後はやはり力強いピートの風味を感じます。

加水によってシェリー樽原酒系の風味やカフェグレーンの風味がより目立つようになる印象で、ピート香などはその分やや後退する印象。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、一転してクリアな香り。ほんのりパイナップルや蜂蜜を思わせるフルーティさに穏やかなピート香と柔らかい樽香を感じます。力強さは薄れますが、穏やかでとても良い香りだと思います。

口に含むと、カフェグレーンの黒糖っぽさのあるビタースイートな風味、薄手のママレード、パイナップル、レモンを思わせるフルーティさ、ほんのり樽香、ピート香は支配的ではありませんが、まだまだ後口にしっかりと感じられます。

カフェグレーンの風味がしっかりと感じられ、柔らかくて飲みやすいんですが、本品の本筋である「インパクト」からは外れる感じ。オススメの飲み方とは言いませんが、色々な飲み方を試せるのはフルボトルで購入した者の権利ですよね(´∀`*)

【ロック】
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オンザロックにすると、冷却されて香りの立ちは非常におとなしくなります。クリアな香り立ちながら、余市蒸留所の風景が浮かんでくるようなピーティで力強さを秘めた香りが感じられます。

口に含むと、すごくまろやかな飲み口、カフェグレーンやバニラ、杏やオレンジ、酵母の風味とでもいうのか甘酸っぱさが感じられ、次いで麦芽の旨味やコク、柔らかな樽香が感じられます。余韻のピート香は健在。

まろやかな甘みに加え、蒸留酒に使う言葉ではないかもしれませんが、旨味やコクが感じられるように思いました。ストレートとはまた違う「インパクト」があります。

オンザロックで飲むのはオススメです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ビタースイートなカフェグレーンの香り、ほんのりピート香や樽香を感じます。口に含むと、カフェグレーンのビタースイートな風味が中心ですが、余市蒸留所の原酒の力強さやほんのりピート香も感じられますし、薄手ですがシェリー樽原酒系のフルーティさも感じられます。

しっかりした味わいだけに少々割っても薄べったくならないのが良いですね。インパクト云々を忘れれば、水割りでも楽しめます。

【その他】
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ハイボールにすると、クリアな香り立ちですが、ほのかにシェリー樽原酒系のフルーティさ、プレーンな甘み、薄手のピート香が感じられます。口に含むと、まずはニッカのブレンデッドウイスキーらしいカフェグレーン主体の甘さが感じられるのですが、それに加えて余市蒸留所の原酒の力強さが感じられて旨いハイボールに仕上がります。

ビタースイートな風味に軽めの樽香、薄手のピート香、どっしりとした力強い後味が感じられます。ハイボールで飲むのもオススメです。


【感想】
ニッカウヰスキーらしさを意図して際立たせているように感じられるウイスキー。余市、宮城峡、カフェグレーンそれぞれが楽しめるプース・カフェのようなお酒です。

オススメの飲み方はハイボール、次いでストレートやオンザロック、敢えての水割りも悪くありません。

限定三種のブラックニッカの内、第一弾の「ブレンダーズスピリット」はブラックニッカ史上最高価格で、60年モノの余市蒸留所モルトや25年モノのカフェグレーンなどが使用された記念碑的なウイスキーでしたが、今回の「クロスオーバー」はそこまで長熟の原酒は使用されていない感じです。

逆に意図的に若い原酒を使用することで「インパクト」を出してきた感じがありますが、若さからくるアルコールの刺激は決して強くなく、相応に長熟のモルトも使用しているのか、あるいはカフェグレーンを長熟のものにすることで刺激を抑えているのかわかりませんが、個性を際立たせつつも過度な荒々しさを感じさせないブレンドの妙も感じることができました。

第三弾も非常に楽しみにしていようと思います.。゚+.(・∀・)゚+.゚

【リピート】
今回開封した1本は時期的にハイボールなんかで瞬殺となる予感(笑)
購入時に2本まとめ買いしておいて正解でした(´∀`*)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ



|ω・)チラ
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