皆さんこんばんは、ポッキーです。
過日、本坊酒造株式会社の”マルス信州蒸溜所”に二度目の訪問を果たすことができました(∩´∀`)∩ワーイ
以前に訪問した時点では”信州マルス蒸留所”と名乗っていたように記憶しているんですが、2016年に津貫蒸留所ができた頃からではないかと思いますが、”マルス信州蒸溜所”、”マルス津貫蒸溜所”と表記されるようになっています。
富山県砺波市の”若鶴酒造 三郎丸蒸留所”を訪問した翌日にその足で訪問してきました(・∀・)
前夜に”白馬舘”も訪問していますが、その際マスターに翌日に長野県駒ヶ根市の”本坊酒造 マルス信州蒸留所”を訪問する旨を伝えたところ、旅のお供にと「キリン一番搾り 富山に乾杯」をいただきました(´∀`*)
早朝の出発だったんですが、そんなわけで朝酒からスタートですヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
JR飯田線の駒ヶ根駅へ到着。前回も駒ヶ根駅で降りましたし、ここが最寄駅だと思っていたんですが、同じく飯田線の大田切駅や宮田駅も距離的にはあまり変わらない感じがしました。
その辺が気になったのは、駅前でタクシーが全く捕まらずけっこうな時間を待つことになったためです(ノ∀`)
行楽シーズンとかち合ってしまったようで、駅前タクシー乗り場でひたすら待つハメになってしまい、無為な時間を過ごしてしまいました(´・ω・`)
大田切駅や宮田駅が駒ヶ根駅よりも大きいようであれば、そちらの方がタクシーに出会える確率は高いかと思います。行楽シーズンなんかは時間に余裕を持って行動するか、タクシーは予約しておいた方が無難かもしれません。
さて、お昼ごはんを食べる時間がどうにか確保できそうなタイミングでタクシーが捕まりましたので、前回訪問時の夕食でも訪問していた”南信州ビール直営レストラン味わい工房”へ向かいました。
お昼ごはんを食べる時間を予定に入れていて良かった…ε-(´∀`*)ホッ
急ぎ足で食べることになり、少しゆとりのない昼食となりましたが、途中から食べられないことも覚悟していたのでタクシー車内で胸をなでおろしていました(・∀・)
他にもたくさんメニューはありますが、主にこんな感じ。詳しくは南信州ビールのHPをご覧ください。
南信州ビール株式会社は本坊酒造が資本参加する第三セクターで、同社のビールを製造する駒ヶ岳醸造所はマルス信州蒸留所と同一敷地内にあります。代表者も本坊酒造㈱の会長が兼任しており、事実上、本坊酒造が運営する地ビール会社です。
乾杯はマルスウイスキーの「越百」をハイボールで。今、写真を見返してもなぜ南信州ビールにしなかったのか不思議でしょうがないですね(笑)
マルスウイスキーを始めとして本坊酒造の製品がしっかりと揃っています。
越百ハイボールは意外といっては失礼ですがなかなか美味しいじゃないかと。あまり芳しい評判を聞いていなかったもので少しドキドキしながらの注文だったんですが、コスパ等を言い出すとアレかもしれませんが、特に不満は感じませんでした。
「根羽和牛のビール煮込み」とマルスワインの「メルロー・ベリーA穂坂収穫」にしました(´∀`*)
根羽和牛のビール煮込みはやはり前回も注文したのですが、ホロホロと崩れるほどに柔らかく、赤ワインとの相性も申し分なし(・∀・)
違うものにしようかとも思っていたのですが、少々時間的に焦っていたこともあり、これなら間違いなしとあまり考えずに選びました(ノ∀`)
期待通り間違いのない美味しさで、赤ワインもあまり重たくないフレッシュなものでなかなか美味しかったです。
ウイスキー冬の時代の訪れと共に、1992年頃から2010年まで蒸留を休止していたマルスウイスキーですが、平成20年(2008年)に底を打ったウイスキーの消費量がハイボールブームにより回復を見せ始めたことから、平成23年(2011年)より再びウイスキーの蒸留を再開しています。
その後、2014年に老朽化の激しかったポットスチルを一新し、それまで使用されていたポットスチルはマルス信州蒸留所でオブジェとして展示されています。
前回訪問時の写真(笑)行きも帰りも急ぐことになったため、蒸留所の外観等は撮影できませんでした(ノ∀`)
ちなみに駒ヶ根駅からマルス信州蒸留所までタクシーを利用すると、片道2,000~2,500円というところです。
マルス信州蒸留所の見学は事前予約制です。この蒸留所見学の最大の特徴は「自由見学」であるということです。
ニッカウヰスキーの”余市蒸留所”でもガイドなしでの自由見学は可能ですが、信州蒸留所のように本当にお酒の詰められた樽の眠る貯蔵庫まで勝手に入れるところを私は知りません(笑)
この樽全てにウイスキーが詰められて熟成していっているんですよね。
穴を開けてストローで吸い出したくなる欲求に駆られませんか?(ΦωΦ)フフフ…
一つ一つ顔の違う樽。近年はウイスキー業界全体でシリーズ物や限定販売などが流行りになっており、ウイスキーがすっかりお高いものになってしまっています。
マルスウイスキーでも定番品はブレンデッドウイスキーが中心で、シングルモルトは限定品でしか発売されなくなってしまっていますが、2011年の蒸留再開から6年目を迎え少しずつ原酒の貯蔵量も増えているのではないかと思いますし、いずれまたシングルモルトが定番品として発売されるものと期待しています。
貯蔵庫の次は原酒製造棟です。
粉砕した麦芽を温水と混ぜて麦汁を製造する糖化室。文字盤による案内に加えて、ボタン式の音声案内もあります。ガイドなしでもウイスキー作りを学べます。
見学コースと設備の間を隔てる壁はなく、設備までの距離も非常に近いです。設備稼働中は建物中がかなり暑いんじゃないでしょうか。
近すぎて写真一枚に収めることもできません(笑)
麦汁に酵母を加えてアルコール発酵させる発酵室です。やはり距離が近すぎて(以下略)
麦汁をアルコール発酵させた実質ビールを蒸留してウイスキーの基”ニューポット”へと生まれ変わらせる蒸留室。
ポットスチルはジャパニーズウイスキーの父、竹鶴政孝氏の書いた竹鶴レポートを基に、同氏の高校の先輩であり同氏をスコットランドに派遣した上司でもある岩井喜一郎氏の指導により設計された”岩井式ポットスチル”です。
初留、再留を担う2機の岩井式ポットスチル。2014年設置からまだ3年目ですのでキレイですが、前回訪問時と比較するとやや輝きが落ちているようにも見えます。
アルコール濃度を測定し蒸留工程を調節するスピリットセーフ。窓を開ける鍵は税務署が保管していると聞きますが本当なんでしょうか。
南信州ビールのものではないかと思われるタンク。せっかくだから南信州ビールの見学もしたかったな、と前回も思った気がします(ノ∀`)
前後の移動時間が長すぎてあまり見学時間が取れないんですよね。じっくり見学しようと思うと1泊する覚悟が必要です。腰を据えて長野県観光にするともっと楽しめそうです。
いつかやりたいなぁ。
開放されている”常時閉”。こういう緩さは決して嫌いではありません(´∀`*)
豊かな自然に囲まれ、水の豊富な酒造りにはうってつけの場所だと思います。
アルプスの山々に雪が降り積もり、その雪解け水が地中で濾過され、長い年月をかけて地表に湧き出て、マルスウイスキーや南信州ビールはそれを(実際には地下から汲み出して)利用できるわけですから、実に恵まれた環境にあると思います。
ついでにミネラルウォーターなんかも売ってみては。
長くなりましたので続きはまた後編で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
|ω・)チラ
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過日、本坊酒造株式会社の”マルス信州蒸溜所”に二度目の訪問を果たすことができました(∩´∀`)∩ワーイ
以前に訪問した時点では”信州マルス蒸留所”と名乗っていたように記憶しているんですが、2016年に津貫蒸留所ができた頃からではないかと思いますが、”マルス信州蒸溜所”、”マルス津貫蒸溜所”と表記されるようになっています。
富山県砺波市の”若鶴酒造 三郎丸蒸留所”を訪問した翌日にその足で訪問してきました(・∀・)
前夜に”白馬舘”も訪問していますが、その際マスターに翌日に長野県駒ヶ根市の”本坊酒造 マルス信州蒸留所”を訪問する旨を伝えたところ、旅のお供にと「キリン一番搾り 富山に乾杯」をいただきました(´∀`*)
早朝の出発だったんですが、そんなわけで朝酒からスタートですヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
JR飯田線の駒ヶ根駅へ到着。前回も駒ヶ根駅で降りましたし、ここが最寄駅だと思っていたんですが、同じく飯田線の大田切駅や宮田駅も距離的にはあまり変わらない感じがしました。
その辺が気になったのは、駅前でタクシーが全く捕まらずけっこうな時間を待つことになったためです(ノ∀`)
行楽シーズンとかち合ってしまったようで、駅前タクシー乗り場でひたすら待つハメになってしまい、無為な時間を過ごしてしまいました(´・ω・`)
大田切駅や宮田駅が駒ヶ根駅よりも大きいようであれば、そちらの方がタクシーに出会える確率は高いかと思います。行楽シーズンなんかは時間に余裕を持って行動するか、タクシーは予約しておいた方が無難かもしれません。
さて、お昼ごはんを食べる時間がどうにか確保できそうなタイミングでタクシーが捕まりましたので、前回訪問時の夕食でも訪問していた”南信州ビール直営レストラン味わい工房”へ向かいました。
お昼ごはんを食べる時間を予定に入れていて良かった…ε-(´∀`*)ホッ
急ぎ足で食べることになり、少しゆとりのない昼食となりましたが、途中から食べられないことも覚悟していたのでタクシー車内で胸をなでおろしていました(・∀・)
他にもたくさんメニューはありますが、主にこんな感じ。詳しくは南信州ビールのHPをご覧ください。
南信州ビール株式会社は本坊酒造が資本参加する第三セクターで、同社のビールを製造する駒ヶ岳醸造所はマルス信州蒸留所と同一敷地内にあります。代表者も本坊酒造㈱の会長が兼任しており、事実上、本坊酒造が運営する地ビール会社です。
乾杯はマルスウイスキーの「越百」をハイボールで。今、写真を見返してもなぜ南信州ビールにしなかったのか不思議でしょうがないですね(笑)
マルスウイスキーを始めとして本坊酒造の製品がしっかりと揃っています。
越百ハイボールは意外といっては失礼ですがなかなか美味しいじゃないかと。あまり芳しい評判を聞いていなかったもので少しドキドキしながらの注文だったんですが、コスパ等を言い出すとアレかもしれませんが、特に不満は感じませんでした。
「根羽和牛のビール煮込み」とマルスワインの「メルロー・ベリーA穂坂収穫」にしました(´∀`*)
根羽和牛のビール煮込みはやはり前回も注文したのですが、ホロホロと崩れるほどに柔らかく、赤ワインとの相性も申し分なし(・∀・)
違うものにしようかとも思っていたのですが、少々時間的に焦っていたこともあり、これなら間違いなしとあまり考えずに選びました(ノ∀`)
期待通り間違いのない美味しさで、赤ワインもあまり重たくないフレッシュなものでなかなか美味しかったです。
ウイスキー冬の時代の訪れと共に、1992年頃から2010年まで蒸留を休止していたマルスウイスキーですが、平成20年(2008年)に底を打ったウイスキーの消費量がハイボールブームにより回復を見せ始めたことから、平成23年(2011年)より再びウイスキーの蒸留を再開しています。
その後、2014年に老朽化の激しかったポットスチルを一新し、それまで使用されていたポットスチルはマルス信州蒸留所でオブジェとして展示されています。
前回訪問時の写真(笑)行きも帰りも急ぐことになったため、蒸留所の外観等は撮影できませんでした(ノ∀`)
ちなみに駒ヶ根駅からマルス信州蒸留所までタクシーを利用すると、片道2,000~2,500円というところです。
マルス信州蒸留所の見学は事前予約制です。この蒸留所見学の最大の特徴は「自由見学」であるということです。
ニッカウヰスキーの”余市蒸留所”でもガイドなしでの自由見学は可能ですが、信州蒸留所のように本当にお酒の詰められた樽の眠る貯蔵庫まで勝手に入れるところを私は知りません(笑)
この樽全てにウイスキーが詰められて熟成していっているんですよね。
穴を開けてストローで吸い出したくなる欲求に駆られませんか?(ΦωΦ)フフフ…
一つ一つ顔の違う樽。近年はウイスキー業界全体でシリーズ物や限定販売などが流行りになっており、ウイスキーがすっかりお高いものになってしまっています。
マルスウイスキーでも定番品はブレンデッドウイスキーが中心で、シングルモルトは限定品でしか発売されなくなってしまっていますが、2011年の蒸留再開から6年目を迎え少しずつ原酒の貯蔵量も増えているのではないかと思いますし、いずれまたシングルモルトが定番品として発売されるものと期待しています。
貯蔵庫の次は原酒製造棟です。
粉砕した麦芽を温水と混ぜて麦汁を製造する糖化室。文字盤による案内に加えて、ボタン式の音声案内もあります。ガイドなしでもウイスキー作りを学べます。
見学コースと設備の間を隔てる壁はなく、設備までの距離も非常に近いです。設備稼働中は建物中がかなり暑いんじゃないでしょうか。
近すぎて写真一枚に収めることもできません(笑)
麦汁に酵母を加えてアルコール発酵させる発酵室です。やはり距離が近すぎて(以下略)
麦汁をアルコール発酵させた実質ビールを蒸留してウイスキーの基”ニューポット”へと生まれ変わらせる蒸留室。
ポットスチルはジャパニーズウイスキーの父、竹鶴政孝氏の書いた竹鶴レポートを基に、同氏の高校の先輩であり同氏をスコットランドに派遣した上司でもある岩井喜一郎氏の指導により設計された”岩井式ポットスチル”です。
初留、再留を担う2機の岩井式ポットスチル。2014年設置からまだ3年目ですのでキレイですが、前回訪問時と比較するとやや輝きが落ちているようにも見えます。
アルコール濃度を測定し蒸留工程を調節するスピリットセーフ。窓を開ける鍵は税務署が保管していると聞きますが本当なんでしょうか。
南信州ビールのものではないかと思われるタンク。せっかくだから南信州ビールの見学もしたかったな、と前回も思った気がします(ノ∀`)
前後の移動時間が長すぎてあまり見学時間が取れないんですよね。じっくり見学しようと思うと1泊する覚悟が必要です。腰を据えて長野県観光にするともっと楽しめそうです。
いつかやりたいなぁ。
開放されている”常時閉”。こういう緩さは決して嫌いではありません(´∀`*)
豊かな自然に囲まれ、水の豊富な酒造りにはうってつけの場所だと思います。
アルプスの山々に雪が降り積もり、その雪解け水が地中で濾過され、長い年月をかけて地表に湧き出て、マルスウイスキーや南信州ビールはそれを(実際には地下から汲み出して)利用できるわけですから、実に恵まれた環境にあると思います。
長くなりましたので続きはまた後編で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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