ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

サントリースピリッツ

トリスハイボール缶 夜風のトニック

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皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は缶ハイボールを飲みます(∩´∀`)∩
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プライムハイボール

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は缶ハイボールを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、セブン&アイホールディングスとサントリースピリッツの共同開発商品である「プライムハイボール」です。

商品説明は以下のとおりです。

厳選されたモルト原酒とグレーン原酒を伝統の技術でブレンドし、ほのかに甘い香りとふくらみのある味わいに仕上げた「セブンプレミアムウイスキープライム」を使用し、ウイスキーの美味しさをしっかり感じられるアルコール度数8%で仕上げたハイボールです。適度なレモン感もきいてスッキリした味わいで、日々の晩酌で心地よく、ゆっくり酔える時間をお届けします。

というわけで「セブンプレミアム サントリーウイスキー プライム」を使用したハイボールです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:プライムハイボール
種類:缶ハイボール
製造:サントリースピリッツ株式会社
容量:350ml 8%
原料:ウイスキー、レモンスピリッツ、レモン、糖類、香料、酸味料
価格:159円(税込)
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【香り】
キリ◯レモンなどレモン風味の炭酸飲料を思わせる香り。あまりウイスキーらしさはありません。

【味】
妙な甘さとレモンスピリッツの風味、後味はカラメルなのか木材の風味なのか、何とも形容し難い。

【感想】
この価格でクオリティを求めるのが間違っているのかもしれませんが、が、しかし…。
プレミアムを名乗って良いものなのかどうか、ちょっと色々コメントが難しいです。

【リピート】
しません。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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サントリー21 特級表記

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はジャパニーズウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはサントリーの「サントリー21」です。

「サントリーQ」と共に、某地方の酒屋で見かけたものを捕獲したものです。2種類とも本当に1ケース分くらいズラリと並べられていました(笑)

やはり1980年代半ば~後半で終売になっているようですので、本品についてもWikipediaより説明を引用させてもらいします。
1984年にサントリーQと同じく、ライト&スムースタイプのウイスキーとして発売。キャッチコピーは「ハタチを過ぎたら21」で、同じくブランデーも発売されていた。過去に放映されたCMにはフランス出身の姉妹ピアニストとして知られるラベック姉妹が出演し、長いグランドピアノに座って連弾を披露している。
さて、本品は1989年まで続いた従価税表記のあるウイスキーです。特級・1級・2級とあった中で、本品の階級は特級です。原酒混和率27%以上のウイスキーということになり、「Q」よりも上位ランクのウイスキーということになります。

CMに起用されていたのはラベック姉妹。
 
 
1本の動画に2本のCMが挿入されていますが、最初のCMでは当時の価格で2,330円、2本目のCMでは2,200円となっています。CM切り替えのタイミングで値上げがあったんでしょうね。

「Q」の価格が1,000ml瓶で2,200円、500ml瓶では1,100円程でしたので、ちょうど2倍の価格設定ということになります。

「Q」とはどの程度違うものなんでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:サントリー21(特級ボトル)
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:サントリー株式会社
容量:500ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,200円~2,330円(当時)
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【ストレート】
レモングラスにミントなど青々しいフレーバーに粉っぽさ、土壁を思わせる香り、麦芽の穀物的な香りに香ばしい甘さのクッキー、白ぶどうやりんごを思わせるフルーティさ、白玉を思わせる香りを感じます。

口に含むと、レモングラスにミント、りんごに黄桃、少し白ぶどう、モルティな甘み、粉っぽさに土壁を思わせる風味、チョコレートやバニラを思わせる樽香を感じます。

30数年間ボトル内に閉じ込められていたこともあり、特に香りは初めかなり閉じていましたが、スワリングしたりしばらく時間を置くことで開いてきてくれました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、りんごに白ぶどう、少し白玉や白粉を思わせる香りにモルティな甘い香り、土壁っぽい香りのライトなピート香、樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、水飴を思わせるプレーンな甘みにモルティな風味、じんわりとアルコール感にレモングラスやミント、土壁を思わせる風味、ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒系の風味を感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、白ぶどう、りんご、杏、少し黄桃を思わせるフルーティさ、甘めのモルティな香り、レモングラスやミントを思わせる香り、うっすらと土っぽさのあるピート香を感じます。

口に含むと、白ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒系のフルーティさ、モルティな風味に水飴を思わせるプレーンな甘みを感じます。

加水しても薄べったくは感じません。なかなか美味しいと思います。

【ロック】
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オンザロックにすると、シェリー樽原酒由来と思われる白ぶどうやりんご、少しイチゴを思わせるフルーティさ、うっすらと樽香、プレーンな甘みを感じます。

口に含むと、レモングラスにミント、樽材のビター、白ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒由来と思われる風味、少しタンニン、モルティな甘みを感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりとシェリー樽原酒由来と思われるフルーティな甘みを感じますが、香りの立ちはかなり弱くなります。

口に含むと、軽めのシェリー樽原酒系のフルーティさに薄手のモルティな甘みを感じます。

オンザロックはなかなかに美味しいと思いました。ハーフロックでもフルーティさた甘みが感じられて悪くありません。

【その他】
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ハイボールにすると、ハーフロック同様に香りの立ちは相当程度弱くなります。口に含むと、炭酸の爽快感にうっすらシェリー樽原酒系のフルーティさ、プレーンな甘みが感じられます。

さっぱり味のハイボールですが、これはこれで味があってなかなか美味しいと思います。

【飲み比べ】
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「サントリーQ」と「サントリー21」を飲み比べてみます(・∀・)

[香り]
「Q」の方は土壁っぽい香りなどピート香がやや目立つ印象です。「21」の方はモルティさやフルーティさなどがしっかり感じられます。モルトウイスキーの混和率がモノを言っているんじゃないでしょうか。

[味]
「Q」の方がシェリー樽原酒系の風味をしっかりと感じられますが、「21」の方がモルティな風味などより多様な香味が感じられる印象です。

【感想】
悪くないしむしろ美味しい。

ところどころ香味がプレーンすぎるきらいはありますが、”ライト&スムース”という方向性上、ある程度、意図・覚悟してのブレンドだろうと思います。

「Q」と比較すると本品の方が奥行きが感じられ、水や氷、ソーダ水などで割ってもより楽しむことができた印象でした。1級と特級、価格も2倍ですし、単純にモルトウイスキーの混和率の違いだけなのかは私の粗末な鼻と舌ではわかりませんが、香味の要素は近しいように感じましたので原酒の構成自体はそう大きくは違わないんじゃないでしょうか。

オススメの飲み方は少量加水かオンザロックです。この手のライトなウイスキーはカクテル材にも良さそうですね。

発売数年で終売と短命に終わってしまったのは何が要因だったんでしょうかね。当時のウイスキーの日本での一般的な飲み方は水割りだったでしょうから、”ライト&スムース”な本品ではあまりに弱すぎたんでしょうか。

スコッチやバーボンなど舶来信仰に勝てなかったのか、おじ様ウケはイマイチではなかったかと思いますのでセグメントを小さくしすぎてしまったのか、そこまで悪くないウイスキーなだけに残念です。

本家のカティ・サークは日本を始め世界中で今も飲まれていますし、単純に特級時代のスコッチやバーボンのクオリティ、カクテルやチューハイのオシャレ感(笑)に届かなかったのかもしれませんね。

【リピート】
やはりさすがにもう見かけることはないでしょう(笑)

それでは今回はこの辺で。

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サントリーQ 1級表記

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はジャパニーズウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはサントリーの「サントリーQ」です。

ウイスキーをメインに据えたブログのはずなんですが、サントリーのウイスキーについて記事にするのは、蒸留所見学を除くと5月以来です(笑)

だいぶ更新をサボった時期もありましたので致し方ないのですが、まぁ久しぶりですね(ノ∀`)

さて、本品についてはWik◯pediaより説明を引用します。
1983年に新世代向けのカジュアルなウイスキーとして発売される。ライトかつスムースな口当たりを売りにし、当時若い世代を中心にカフェバーで流行していたカティ・サークに対抗した、緑色のボトルが特徴。CMにMTVで隆盛を極めていたニュー・ロマンティックの代表的アーティストとして知られるデュラン・デュランを起用。250mlボトル、500mlボトル、1000mlボトルと3種のタイプが存在した。今も地方の酒屋で稀に見かけられることもある。
というわけで、本品は地方の酒屋で稀に見かけられたものを購入したものです(笑)

1983年に発売され、数年後の1980年代半ばには終売になっていたらしいウイスキーなんですが、それから約30年経過しているというのに、酒屋の棚に現行品かのようにズラリと並べられて売ってありました(´゚ω゚):;*.:;

在庫の回転がどうとかそんな言葉を笑い飛ばしてしまうような、地方の面白さを感じられた瞬間であったのかもしれません(ノ∀`)

さて、本品は1989年まで続いた従価税表記のあるウイスキーです。特級・1級・2級とあった中で、本品の階級は1級です。

級の括りは価格や原酒(モルトウイスキー)の混和率によって定められていました。本品発売当時の1983年では、原酒混和率17%以上27%未満のウイスキーが1級とされていました。特級は27%以上、2級は10%以上17%未満とされていたようですので、10%を下回るとウイスキーを名乗れないということだったんでしょうかね。

上記の引用にある通り、今も日本でも広く販売されているカティ・サークを意識したウイスキーだそうで、確かにボトルの色味なんかはそっくりですね。

同じく引用にある通り、ロックバンドのデュラン・デュランがCMに起用されていました。


 
このCMによると、当時の価格は1,000ml瓶で2,200円。1989年以前で消費税はない時代です。発売当時の昭和58年(1983年)の大卒初任給が132,200円程でしたので、現在のおよそ3分の2程ということになりましょうから、現在の感覚でおよそ3,300円くらいでしょうか。

カティ・サークというと現在は千円少々で購入できてしまうウイスキーですので本家よりも随分と高いような感覚も覚えますが、当時は輸入スコッチがべらぼうに高かった時代ですし、どちらかというと割安な価格帯だったのかもしれませんね。

原酒混和率に制限のある1級ボトルで、味わいはライトかつスムースとか言われると嫌な予感しかしない気もしますが、さてさて。

発売数年で終売という事実が物語るのか、はたまた時代を先取りしすぎただけなのか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:サントリーQ(1級ボトル)
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:サントリー株式会社
容量:1,000ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,200円(当時)
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【ストレート】
まずはしっかりとウッディな樽香、薄い水飴や焼酎甲類を思わせるプレーンな香りを感じます。

しっかりスワリングして時間経過させると、徐々に開いてきて、粉っぽさに緑の草や土壁を思わせる香り、麦芽の穀物感とコク、ほんのりとクッキーを思わせる甘めの香ばしさ、洋梨に白ぶどう、レモンや杏を思わせる薄手のフルーティな香りを感じます。

口に含むと、レモングラスにプレーンな甘み、軽めの樽香、黄桃に洋梨、白ぶどう、麦芽の甘みとコク、粉っぽさや土壁を思わせる風味を感じます。

ライトなピート香に軽めのシェリー樽原酒系と思われるフレーバーが中心で、軽めの樽香に加えて意外と麦芽の風味がしっかりと感じられる印象でした。

特級時代のカティ・サークは以前にミニボトルで飲んだことがあるだけですが、なるほどそれっぽいなと思わせる要素は確かにあるように感じました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、レモンに少しグレープフルーツの皮、土蔵や土壁を思わせる香りに緑の草の香り、香ばしいクッキーに樽香、少しクリーミィな甘さを感じます。
口に含むと、じんわりとアルコール感、粉っぽい口当たりに軽めのレーズンや白ぶどう、ミントやまだ皮の青いレモン、ほんのりとカスタードクリーム、麦芽糖を思わせるプレーンな甘みを感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、柑橘系の酸味にミントやパクチーを思わせる香草系の青々しさ、土蔵や土壁を思わせる香り、りんごに白桃、麦汁の甘い香り、軽めの樽香を感じます。

口に含むと、ほんのりとミントフレーバーにレモン、りんご、洋梨、白ぶどうなどフルーティな風味、土壁を思わせる湿気を帯びた土の香り、麦芽糖を思わせる甘みを感じます。


ライトかつスムースな口当たりが売りということで、加水すると薄べったい印象になることも想定していましたが、いずれのフレーバーもライトではあるのですが、各香味の線の太さが感じられて薄べったくは感じません。

元々こうなのか経年でこうなったのか、オールドボトルの面白いところの一つだろうと思いますが、加水しても美味しく飲めます。

【ロック】
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オンザロックにすると、香りはあまり立たなくなります。かなりうっすらと土壁っぽい香りにごくほんのりとレーズンや白ぶどうの香りを感じます。

口に含むと、トロミを帯びた口当たりにパイナップルや黄桃、りんごを思わせるフルーティさ、シロップのようなしっかり目の甘さに軽めの草っぽいピート香、うっすら土壁を思わせる風味を感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほぼ香りは立たなくなり、薄まった焼酎の水割りのような印象を受けます。

口に含むと、シェリー樽原酒由来と思われる薄手のレーズン、ピート由来か樽材由来か判然としませんがビターな風味、麦芽糖を思わせる甘みを感じます。

更に加水を増やして水割り(1:2加水)にもしてみましたが、ピート香や樽香はあまり感じられず、ほんのり甘くて飲みやすかったです。時代背景的にもウイスキーは水割りで飲んでいた頃でしょうしね。


オンザロックは口当たりにトロミが出て、フルーティさや甘みをしっかりと感じられてなかなか良かったです。ハーフロックも悪くありませんが、いっそ水割りまで加水してしまった方がダラダラ長く飲めて良い感じです。

【その他】
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ハイボールにすると、やはりウイスキーを思わせる香りは相当程度、希薄です。よくよく嗅ぐと土壁っぽいピート香やほのかなフルーティさ、プレーンな甘みが感じられる程度です。

口に含むと、真っ先にぶどう風味が感じられますが、その後は焼酎甲類のソーダ割りかのようなプレーンな風味です。

ほんのりぶどう風味の炭酸飲料といったテイストで、さっぱりしていてこれはこれでアリだなと思うのですが、やはりこの頃はハイボールで飲むことはあまり想定されていなかったんでしょうね。

ウイスキーの味が邪魔にならない分、コーラでもジンジャーエールでも好きな炭酸飲料で割って飲むのが一つ正解の飲み方のように思います。


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ホットウイスキーにしてみると、軽めですがオールドボトルらしいシェリー樽原酒感、樽香にライトなピート香が感じられます。温められることで甘めの香りがしっかり立つようです。

口に含むと、シロップで甘みをつけた焼酎甲類のような、プレーンな甘い味。うっすらぶどうっぽさもないではありません。

甘口で飲みやすくてむしろ美味しいんですが、ウイスキーっぽさはゼロかな(笑)

【感想】
ただのネタだと思ったのに、意外と美味しい。

外見だけでなく、中身もしっかりとカティ・サークを意識したライト&スムースな味わいになっていると思います。

中身ですが1983年の発売ということで、共に1973年設立の白州蒸溜所のモルトウイスキーと知多蒸留所のグレーンウイスキーがそろそろだったんじゃないかと思いますので、これらがメインなんじゃないでしょうか。モルトウイスキーに関しては輸入のバルクウイスキーの可能性もありますが。

特にハーフロックやハイボールにした時などに、あまりにプレーンに感じるのはモルトウイスキーの混和率が低めであることに加えて、グレーンウイスキーが若すぎることが要因だろうと思います。焼酎甲類(醸造アルコール)とブレンドしてある地ウイスキーに通じる部分がありました。

とはいえ、ブログネタになればいいかと思い美味しくない前提で購入してきたはずが、良い意味で期待を裏切られました。すごく美味しいというわけではないですが、十分なレベルのウイスキーだと感じました。

本品がほんの数年で終売になってしまうあたり、当時のウイスキー、特にスコッチのレベルの高さが窺い知れるところではありますが、単純に時代に合わなかった面もあるのだろうと思います。

良くウイスキーを飲んでいたであろうおじさま世代は、「オールド」や「ローヤル」さもなくば舶来スコッチへの信奉が強かったでしょうし、ウイスキーは高価なもので自宅でチビチビ飲むかスナックなどで水割りで飲むかという感じだったんじゃないかと思います。

本品は当時それまで、主たるターゲットではなかったであろう若者をターゲットに、気軽にオシャレにウイスキーを飲んでもらおうとしたんだろうと思います。

完全に個人の想像ですが、当時はバブル経済またはその前夜という感じで好景気に湧いていた頃でしょうし、日本の歴史上、若者が最も金を持っていたまたは持ち出していた時代ではなかったかと思います。

そうすると美味しいかどうかはともかくとして、カティ・サークの廉価品・代替品を飲むのではなく、少々無理をしてでもカティ・サークそのものを飲んだんじゃないかと思いますし、時代的にはぼちぼちバーボンの人気が高くなっていた頃ではなかったかとも思います。

本家イギリスからスコッチ、アメリカからテイストの異なるバーボンが輸入され、かつどれもレベルが非常に高かった時代です。

加えて日本の若者が金を持つようになっていたという時代背景の中で、若者は日本のウイスキーではなくカッコつけて舶来ウイスキーを飲もうとしたか、さもなくばカクテルやチューハイといったちょっとオシャレなお酒を飲んでいたんじゃないでしょうか。

輸入洋酒に圧されたのと、マーケティング、ターゲッティングが上手くいかなかったのがあっという間の終売の理由なんじゃないでしょうか。

今の時代にこの価格でこのクオリティのウイスキーだったら、十分売れるんでしょうけどね(;´∀`)
商売とは難しいものですね。

なんだかんだ書きましたが色々な飲み方で楽しめますし、フルボトル消費するのに苦労はなさそうです。面白い体験ができました。

【リピート】
恐らくさすがにもう見かけることはないでしょう(笑)

それでは今回はこの辺で。

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セブンプレミアム サントリーウイスキー プライム

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

ウイスキーがメインのブログのはずなんですが、何だかとっても久々な感じが(ノ∀`)
一度にそれほど多くは飲めないもので、なかなかあれもこれも飲むというわけにもいかないんですよね(´・ω・`)

(・ω・ノ)ノマ、オイトイテ

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本日飲むのはサントリースピリッツの「セブンプレミアム サントリーウイスキー プライム」です。

セブンプレミアムはイトーヨーカドーやセブンイレブンを傘下に持つ、セブン&アイホールディングスが開発するプライベートブランド商品シリーズです。

当然、本品はセブン&アイグループのみでの販売となっています。

製品紹介は以下のとおりです。
圧倒的な「飲みやすさ」を実現した今までにないウイスキー大容量タイプです。
セブンプレミアムはお客様の声を有名メーカーと協力し形にした「安心」「安全」「お得な」セブンアンドアイホールディングスのオリジナル商品です。
飲みやすいウイスキーとは一体、という疑問はさておき、それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:セブンプレミアム サントリーウイスキー プライム
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:サントリースピリッツ株式会社
容量:1,800ml 37%
原料:モルト、グレーン
価格:1,831円(税込)
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1,800mlで1,800円という非常にリーズナブルなウイスキーです。(値段を気にせず)飲みやすいウイスキーなのは確かなようでs(||´ロ`)o=3=3=3 ゴホゴホ

高級品から廉価品まで、これだけ幅広く製品を展開できるのはさすが超大手のサントリーというところでしょうか。後はこの価格と低アルコール度数でどこまでの味を出せるかのかが気になるところです。単に安いだけではセブンプレミアムの名が泣いてしまいますよね( ^ω^)

とまぁ無茶振りはこの辺にして、過度な期待はせずに気軽に気楽に飲んでみたいと思います(・∀・)

【ストレート】
樽の焦げ感にカラメルソース、ややスパイシーな木香、若いグレーンウイスキーと思われるほのかな甘みにツンとしたアルコール感を感じます。

何となくこれまでに飲んだことのある地ウイスキーを思わせる香りです。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、カラメルソースや少し黒糖を思わせる焦げ感のある甘み、スパイシーな樽香を感じます。

スパイシーな樽香はやはり地ウイスキーを連想させます。価格を追求していくとグレーンウイスキーの比率が非常に高くなったり、若くて樽材の風味が主体になったりするものなんでしょうね。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、バニラ、ほのかにぶどうや青りんご、うっすら樽香を感じます。少量の加水で随分と香りは閉じてしまいます。

口に含むと、若いグレーンウイスキーの甘みに木材のエグみやスパイシーさ、じんわりとアルコール感を感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、薄手のオレンジの皮にレモン、同じく薄手の樽香を感じます。加水によって妙な甘さやスパイシーさが薄れていき、すっきり目の香りになっていきます。香りに関してはストレートよりも加水する方が良いようです。

口に含むと、樽材のスパイシーさやエグみは引き続き感じられますが、やはり加水によっていくぶん薄まっています。若いグレーンウイスキーと思しき妙な甘みは健在。

加水によって香りはスマートになっていきますが、味の面ではストレートも加水もやや辛いものがあります。

【ロック】
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オンザロックにすると、バニラに薄手のエステリーな香り、うっすらチョコレートを思わせる樽香を感じます。口に含むと、若いグレーンウイスキーの甘みに樽材のスパイシーさ、少し熟れ過ぎたぶどうを感じます。

ほとんどの香りは閉じてしまいます。ごく薄く樽由来の木材や甘い香りを感じる程度です。口に含むと、スパイシーな木香、マーシャルビーンズ、湿気た木材、じんわりとアルコール感を感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほとんどの香りは閉じてしまい、ほんのり甘みとごく薄く樽香を感じる程度です。口に含むと、甲類焼酎に木の風味とカラメルソースかなにかで甘みを付けたような感じ(笑)

ストレート、加水、ロックと基本的に香りや味に大きな変化や開いてくる感じはありません。水割り(1:2加水)くらいまで薄めてしまい、より焼酎っぽくして飲むのが正解なような気がします。

【その他】
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ハイボールにすると、薄手のカラメルソースやナッツ類の香りの混じる樽香を感じます。ほぼ樽香だけで地ウイスキーっぽさはありますが、サントリーのウイスキーらしく、ハイボールで輝く仕様になっているのではないかと思います。

口に含むと、グレーンウイスキーの甘い口当たりに地ウイスキーっぽいあまり良くない木の香りを感じます。飲めますがあまり好みではないなぁという印象です。

コーラやジンジャーエールなど、もっと濃いもので割るのが正解でしょうか。

【感想】
良くも悪くもサントリーのウイスキー。つまり価格を裏切らない品質だと思います。

個人的な好みをいえば、この価格帯であれば焼酎を飲むのが正解だと思っていますが、薄い水割りでもコークハイでもジンジャーハイボールでも、好きなように飲んでも気がとがめないのが良いところでしょうか(・∀・)

香りも味も飲んでみての感想も地ウイスキーっぽくなりましたが、価格を考えると輸入原酒や自社蒸留のあまりできの芳しくなかったものを使用していたり、極めてグレーンウイスキーの比率が高かったりというところではないかと予想しますので、地ウイスキーっぽくなるのも無理からぬところかと思います。

もちろんただの予想ですので、感想に基づいて書いていますが事実に基づいて書けているかは定かではありません、悪しからず( ^ω^)

【リピート】
しません。

それでは今回はこの辺で。

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