皆さんこんばんは、ポッキーです。
過日、2015年10月、2016年7月に続いて三度目となる、山梨県の”サントリー白州蒸溜所”への訪問をしてきました(∩´∀`)∩
富山県の”若鶴酒造 三郎丸蒸留所”、長野県の”本坊酒造 マルス信州蒸留所”と合わせて訪問してきました( ^ω^)
3日で3県、3つの蒸留所をハシゴするというものでしたが、正直、体力的にも酒量的にもさすがにきつかったなと終わってから反省しました(笑)
今回の旅程である意味、一番の驚きだったのが、白州蒸溜所最寄り駅であるJR小淵沢駅の駅舎が建て替えられて真新しくなっていたことでした(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
確かに古びた駅舎ではあったのですが、タクシーの運転手さんに聞けばやはり、外国人観光客など白州蒸溜所を訪問するのに小淵沢駅で乗降車する人がかなり増えていたとのことで、そのあたりが大なり小なり加味されての駅舎新築だったんじゃないでしょうか。
白州蒸溜所は山梨県北杜市にあり、最寄り駅は上述の通りJR小淵沢駅です。今回は前日に長野県駒ヶ根市から山梨県甲府市まで移動して宿泊しており、甲府駅からJR中央本線で小淵沢駅まで移動しました。
甲府駅から小淵沢駅までは所要時間40分ほどで、乗り換えなしで行くことができます。駒ヶ根駅から甲府駅だと途中で小淵沢駅を通り過ぎてしまうのですが、甲府市はこれまで何度か訪れていて安心感があることや、県庁所在地ということもあって賑やかでお店も多いので甲府泊としました。
小淵沢駅から白州蒸溜所までは、土日祝日であれば無料のシャトルバスが運行しています。小淵沢駅から白州蒸溜所までは所要時間15分ほどで、1時間に多くて2本程度の運行です。上手く時間を合わせることができればその分を飲み代やお土産代に回せますよ(´∀`*)
平日に白州蒸溜所を訪問される場合には、タクシーが基本になるかと思います。路線バスの場合は小淵沢駅ではなくJR韮崎駅から白州蒸溜所最寄りのバス停である松原上バス停まで行くのが便利なようです。所要時間は40分ほど、料金は1,000円です。
十分な広さの駐車場がありますので、お酒を飲まれない方と同道されるのであれば自家用車でも差し支えありません。
タクシーは小淵沢駅から白州蒸溜所まで所要時間15分ほど、料金は2,000~2,500円程です。往復するとなかなかの金額になりますので、グループで乗り合わせたり極力シャトルバスを活用するのが良さそうです。
白州蒸溜所内のウイスキー博物館がガイドツアーの待合所も兼ねています。最上階には展望室もありますし、展示内容はかなり充実していますのでじっくり見て回ればけっこうな時間が潰せ(?)ます。
無料のロッカーも設置されていますので、不要な荷物は預けて身軽になって蒸留所見学を楽しめます(・∀・)
白州蒸溜所ツアーは所要時間約80分、料金は1,000円です。原則、事前予約制で、未成年の参加はできませんのでご注意ください。
ツアーだけでなく蒸留所の自由散策もすべて予約制になっていますが、空きがあれば予約なしで訪問しても入れてもらえます。ただ、今回は平日である月曜日に訪問したにも関わらず蒸留所ツアーは大入り満員でしたので、自由散策はともかくとしてガイドツアーはきちんと予約しておいた方が良さそうです。
定番ですが麦芽とピート(泥炭)の展示。ピートは経年のせいか、火で焚いていないせいか、そのままではほとんど匂いがありませんでした。
麦汁を製造する巨大なステンレスタンク。ジャパニーズウイスキーとして最小規模の三郎丸蒸留所、中堅どころのマルス信州蒸留所と見学してきた後なだけに、尚更サントリーの生産規模の大きさに驚かされます。
床下まで何メートルもある巨大なステンレスタンク、しかもこれがいくつもあるわけですから、さすがは世界第三位の蒸留酒メーカーにまで成長しているサントリーですよね。
できあがった麦汁を発酵させる木桶発酵槽。ステンレス製の発酵タンクを使用するところも多い中で木製にこだわるのは、木に棲み着く自然の乳酸菌を活用するためだそうです。樽材は北米産(カナダだったかな)のもみの木だそうで、冷涼な場所で育つ木だけに保温性に優れているのだとか。
発酵させるための菌に働いてもらうにはある程度の温度が必要ですしね。
スコットランドのように多数の蒸留所がひしめくわけでも、ボトラーズ(樽買い瓶詰め業者)が発達しているわけでもない日本では原酒を互いに融通し合う文化とはなっておらず、単独で多様な原酒を作り分ける必要があります。
軽く10を超えるポットスチル、そして形状はどれもマチマチとなっており、これによって蒸留の具合が変わり、個性の異なる原酒を作り分けることができています。
日本の地ウイスキーメーカーの持つポットスチルは1~2機が基本で、初留・再留の一対を超えて保有する蒸留所となると、サントリー以外にはニッカウヰスキーの余市・宮城峡蒸留所かキリンディスティラリーの富士御殿場蒸留所だけとなりますので、ここでもやはりサントリーの生産能力の高さが窺えます。
樽を貯蔵して原酒を熟成させるウェアハウス。手前は展示用のオブジェだそうですが、奥は本当に原酒が眠っているそうです。一体どれほどの樽が貯蔵されているのか…スマホのカメラでは奥まで見えませんでした。
見学を終えるとガイドツアー最大のお楽しみ、試飲タイムです( ^ω^)
「シングルモルト白州」にその構成原酒である「ホワイトオーク樽原酒」「ライトリーピーテッド原酒」をウイスキーに合うおつまみと共に楽しむことができます。
少量加水やトワイスアップによる変化を楽しみながら参加者みんなで飲んでいく流れですが、お構いなしで全部ストレートで飲みました(´∀`*)
シングルモルト白州は別にもう一杯、ハイボールとして飲むことができます。ハイボール用のソーダ水は白州蒸溜所と同一敷地内で採水・ボトリングされる「南アルプスの天然水 スパークリング」、氷は同天然水を凍らせた大きめのロックアイスということで、非常に親和性の高い美味しいハイボールが楽しめました。
白州蒸溜所を訪問する際は、やはりこのガイドツアーはマストではないでしょうか。今回も満足させてもらいました(∩´∀`)∩
ガイドツアー終了後は白州蒸溜所内にあるレストランで昼食です。訪問時には毎回このレストランで食事していますが、今回は飲み物は「響 ジャパニーズハーモニー」、食べ物はソーセージ盛り合わせとウイスキー樽燻製のローストビーフにしました(´∀`*)
ローストビーフは葡萄ソースも含めてなかなか美味しかったです。ハイボールでも良いですが、オンザロックと合わせるか、赤ワインで食べたい感じ。ソーセージ盛り合わせも定番のお味でした。
蒸留所訪問はまだまだ終わりません(笑)
最後は蒸留所併設のバーでちょっと良いお酒を堪能して終わりにします(・∀・)
が、今回はまさかの「白州18年」が欠品…(゚ロ゚;)エェッ!?
今回は白州18年はできれば2杯飲もうくらいの気持ちで来ていただけに残念(ノ∀`)
15mlとはいえ600円は今のご時世ではとてもリーズナブルですしね(´・ω・`)
じゃあとばかりにむしろスコッチに走ってみました。
「マッカラン18年」と「グレンフィディック21年」です。早くも舌がバカになっていたのか、美味しいけど…?という印象。期待したほどではないなと思ったのはハードルを上げすぎたこととガイドツアーやレストランで既にそこそこ飲んでしまっていたからでしょう。
白州18年がないならば、と「山崎18年」です。この日は体調のせいかタンニンを強く感じてしまい、楽しみきれなかった感じですが、やはりこのクラスになると美味しいですね(´∀`*)
15mlの液体の価格としては非常にお高いものですが、ボトルを購入することを思えば手は届きます。ここまで来たからには飲まねばの「白州25年」です。
この価格を出してでも絶対に飲めとはもちろん言えませんが、私の場合は次に行っても絶対注文すると思います。やはり( ゚Д゚)ウマー...でした。
白州25年で締めても良かったんですが、この日は本当にタンニンを強く感じてシェリー樽原酒系をいつもほどには楽しめませんでしたので、変わり種の「響17年構成原酒 ミズナラ樽」を最後に持ってきてみました。
最低17年以上熟成のミズナラ樽原酒ですからそりゃ美味しいよねってなもんですが、独特のオリエンタルな風味が楽しめ、この日はこれを最後にして正解だったと個人的には大満足でしたヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
〆は小淵沢駅の立ち食い蕎麦屋で(笑)
旧駅舎の頃からの人気店で、新築されていたのでどうなったかなと思いましたが、きちんと新しい駅舎にも入っていました(・∀・)
大きなとり天のような鶏唐揚げのようなが乗った山賊そばに馬肉をトッピング( ^ω^)
唐辛子も多めに振って蕎麦をたぐると美味しいこと美味しいこと。汁の旨味が酔っ払いの身体に染み渡っていきました(笑)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
過日、2015年10月、2016年7月に続いて三度目となる、山梨県の”サントリー白州蒸溜所”への訪問をしてきました(∩´∀`)∩
富山県の”若鶴酒造 三郎丸蒸留所”、長野県の”本坊酒造 マルス信州蒸留所”と合わせて訪問してきました( ^ω^)
3日で3県、3つの蒸留所をハシゴするというものでしたが、正直、体力的にも酒量的にもさすがにきつかったなと終わってから反省しました(笑)
今回の旅程である意味、一番の驚きだったのが、白州蒸溜所最寄り駅であるJR小淵沢駅の駅舎が建て替えられて真新しくなっていたことでした(゚Д゚≡゚д゚)エッ!?
確かに古びた駅舎ではあったのですが、タクシーの運転手さんに聞けばやはり、外国人観光客など白州蒸溜所を訪問するのに小淵沢駅で乗降車する人がかなり増えていたとのことで、そのあたりが大なり小なり加味されての駅舎新築だったんじゃないでしょうか。
白州蒸溜所は山梨県北杜市にあり、最寄り駅は上述の通りJR小淵沢駅です。今回は前日に長野県駒ヶ根市から山梨県甲府市まで移動して宿泊しており、甲府駅からJR中央本線で小淵沢駅まで移動しました。
甲府駅から小淵沢駅までは所要時間40分ほどで、乗り換えなしで行くことができます。駒ヶ根駅から甲府駅だと途中で小淵沢駅を通り過ぎてしまうのですが、甲府市はこれまで何度か訪れていて安心感があることや、県庁所在地ということもあって賑やかでお店も多いので甲府泊としました。
小淵沢駅から白州蒸溜所までは、土日祝日であれば無料のシャトルバスが運行しています。小淵沢駅から白州蒸溜所までは所要時間15分ほどで、1時間に多くて2本程度の運行です。上手く時間を合わせることができればその分を飲み代やお土産代に回せますよ(´∀`*)
平日に白州蒸溜所を訪問される場合には、タクシーが基本になるかと思います。路線バスの場合は小淵沢駅ではなくJR韮崎駅から白州蒸溜所最寄りのバス停である松原上バス停まで行くのが便利なようです。所要時間は40分ほど、料金は1,000円です。
十分な広さの駐車場がありますので、お酒を飲まれない方と同道されるのであれば自家用車でも差し支えありません。
タクシーは小淵沢駅から白州蒸溜所まで所要時間15分ほど、料金は2,000~2,500円程です。往復するとなかなかの金額になりますので、グループで乗り合わせたり極力シャトルバスを活用するのが良さそうです。
白州蒸溜所内のウイスキー博物館がガイドツアーの待合所も兼ねています。最上階には展望室もありますし、展示内容はかなり充実していますのでじっくり見て回ればけっこうな時間が潰せ(?)ます。
無料のロッカーも設置されていますので、不要な荷物は預けて身軽になって蒸留所見学を楽しめます(・∀・)
白州蒸溜所ツアーは所要時間約80分、料金は1,000円です。原則、事前予約制で、未成年の参加はできませんのでご注意ください。
ツアーだけでなく蒸留所の自由散策もすべて予約制になっていますが、空きがあれば予約なしで訪問しても入れてもらえます。ただ、今回は平日である月曜日に訪問したにも関わらず蒸留所ツアーは大入り満員でしたので、自由散策はともかくとしてガイドツアーはきちんと予約しておいた方が良さそうです。
定番ですが麦芽とピート(泥炭)の展示。ピートは経年のせいか、火で焚いていないせいか、そのままではほとんど匂いがありませんでした。
麦汁を製造する巨大なステンレスタンク。ジャパニーズウイスキーとして最小規模の三郎丸蒸留所、中堅どころのマルス信州蒸留所と見学してきた後なだけに、尚更サントリーの生産規模の大きさに驚かされます。
床下まで何メートルもある巨大なステンレスタンク、しかもこれがいくつもあるわけですから、さすがは世界第三位の蒸留酒メーカーにまで成長しているサントリーですよね。
できあがった麦汁を発酵させる木桶発酵槽。ステンレス製の発酵タンクを使用するところも多い中で木製にこだわるのは、木に棲み着く自然の乳酸菌を活用するためだそうです。樽材は北米産(カナダだったかな)のもみの木だそうで、冷涼な場所で育つ木だけに保温性に優れているのだとか。
発酵させるための菌に働いてもらうにはある程度の温度が必要ですしね。
スコットランドのように多数の蒸留所がひしめくわけでも、ボトラーズ(樽買い瓶詰め業者)が発達しているわけでもない日本では原酒を互いに融通し合う文化とはなっておらず、単独で多様な原酒を作り分ける必要があります。
軽く10を超えるポットスチル、そして形状はどれもマチマチとなっており、これによって蒸留の具合が変わり、個性の異なる原酒を作り分けることができています。
日本の地ウイスキーメーカーの持つポットスチルは1~2機が基本で、初留・再留の一対を超えて保有する蒸留所となると、サントリー以外にはニッカウヰスキーの余市・宮城峡蒸留所かキリンディスティラリーの富士御殿場蒸留所だけとなりますので、ここでもやはりサントリーの生産能力の高さが窺えます。
樽を貯蔵して原酒を熟成させるウェアハウス。手前は展示用のオブジェだそうですが、奥は本当に原酒が眠っているそうです。一体どれほどの樽が貯蔵されているのか…スマホのカメラでは奥まで見えませんでした。
見学を終えるとガイドツアー最大のお楽しみ、試飲タイムです( ^ω^)
「シングルモルト白州」にその構成原酒である「ホワイトオーク樽原酒」「ライトリーピーテッド原酒」をウイスキーに合うおつまみと共に楽しむことができます。
少量加水やトワイスアップによる変化を楽しみながら参加者みんなで飲んでいく流れですが、お構いなしで全部ストレートで飲みました(´∀`*)
シングルモルト白州は別にもう一杯、ハイボールとして飲むことができます。ハイボール用のソーダ水は白州蒸溜所と同一敷地内で採水・ボトリングされる「南アルプスの天然水 スパークリング」、氷は同天然水を凍らせた大きめのロックアイスということで、非常に親和性の高い美味しいハイボールが楽しめました。
白州蒸溜所を訪問する際は、やはりこのガイドツアーはマストではないでしょうか。今回も満足させてもらいました(∩´∀`)∩
ガイドツアー終了後は白州蒸溜所内にあるレストランで昼食です。訪問時には毎回このレストランで食事していますが、今回は飲み物は「響 ジャパニーズハーモニー」、食べ物はソーセージ盛り合わせとウイスキー樽燻製のローストビーフにしました(´∀`*)
ローストビーフは葡萄ソースも含めてなかなか美味しかったです。ハイボールでも良いですが、オンザロックと合わせるか、赤ワインで食べたい感じ。ソーセージ盛り合わせも定番のお味でした。
蒸留所訪問はまだまだ終わりません(笑)
最後は蒸留所併設のバーでちょっと良いお酒を堪能して終わりにします(・∀・)
が、今回はまさかの「白州18年」が欠品…(゚ロ゚;)エェッ!?
今回は白州18年はできれば2杯飲もうくらいの気持ちで来ていただけに残念(ノ∀`)
15mlとはいえ600円は今のご時世ではとてもリーズナブルですしね(´・ω・`)
じゃあとばかりにむしろスコッチに走ってみました。
「マッカラン18年」と「グレンフィディック21年」です。早くも舌がバカになっていたのか、美味しいけど…?という印象。期待したほどではないなと思ったのはハードルを上げすぎたこととガイドツアーやレストランで既にそこそこ飲んでしまっていたからでしょう。
白州18年がないならば、と「山崎18年」です。この日は体調のせいかタンニンを強く感じてしまい、楽しみきれなかった感じですが、やはりこのクラスになると美味しいですね(´∀`*)
15mlの液体の価格としては非常にお高いものですが、ボトルを購入することを思えば手は届きます。ここまで来たからには飲まねばの「白州25年」です。
この価格を出してでも絶対に飲めとはもちろん言えませんが、私の場合は次に行っても絶対注文すると思います。やはり( ゚Д゚)ウマー...でした。
白州25年で締めても良かったんですが、この日は本当にタンニンを強く感じてシェリー樽原酒系をいつもほどには楽しめませんでしたので、変わり種の「響17年構成原酒 ミズナラ樽」を最後に持ってきてみました。
最低17年以上熟成のミズナラ樽原酒ですからそりゃ美味しいよねってなもんですが、独特のオリエンタルな風味が楽しめ、この日はこれを最後にして正解だったと個人的には大満足でしたヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪
〆は小淵沢駅の立ち食い蕎麦屋で(笑)
旧駅舎の頃からの人気店で、新築されていたのでどうなったかなと思いましたが、きちんと新しい駅舎にも入っていました(・∀・)
大きなとり天のような鶏唐揚げのようなが乗った山賊そばに馬肉をトッピング( ^ω^)
唐辛子も多めに振って蕎麦をたぐると美味しいこと美味しいこと。汁の旨味が酔っ払いの身体に染み渡っていきました(笑)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ