皆さんこんばんは、ポッキーです。
関西旅行記事第六弾は、通算三度目となるサントリーの山崎蒸溜所への訪問です(∩´∀`)∩
今回の関西旅行は旅程に山崎蒸溜所訪問があったので、「よし行ってみるか」と重い腰を上げることを決めたようなものです(笑)
山崎蒸溜所へは2015年10月と今年2016年2月に訪問しています。今回は無料のウイスキー館利用(資料館見学+お土産物店利用+有料試飲カウンター利用)のみでしたので、有料の見学コースなどについては前回の記事をご参照ください( ´∀`)
今回はバスでの訪問でしたが、最寄り駅は京都府にあるJR東海道本線の山崎駅です。そこから1km足らずで到着するのがこちら、大阪府のサントリー山崎蒸溜所です。府境を跨いでぎりぎり京都府の山崎駅とぎりぎり大阪府の山崎蒸溜所があるわけです。
スコットランドに気候の近い北海道に蒸留所を設立したかったマッサンこと竹鶴政孝氏ですが、これからは工場見学なども必要になる時代だ、と当時サントリーの本社があった大阪府近郊に蒸留所を設立するようサントリー(当時は寿屋)創業者の鳥井信治郎氏に要請されます。
その結果、選定されたのが水質の高さで有名だったここ山崎の地です。かの千利休も水の有名な当地に茶室を設けたそうです。
本物志向、職人気質の竹鶴政孝氏に対して、先見の明のあった商人気質の鳥井信治郎氏。蒸留所設立は大正12年(1923年)のことです。そんな昔に工場見学の必要性やアクセシビリティの重要性を理解しているとは…。結果、サントリーは今や世界第三位の蒸留酒メーカーですし、山崎蒸溜所は日本で最も人の訪れる蒸留所のはずです。
恐るべしサントリー。竹鶴政孝氏もその後ニッカウヰスキーを創業し、日本第二位のウイスキーメーカーになっているわけですし、日本のウイスキー(ジャパニーズウイスキー)は世界五大ウイスキーの一つと称されるようになっています。よくもまぁ同じ時代にすごい二人が揃ったものですね。
無料見学コース(要予約)はこの「山崎ウイスキー館」内を自由に見学できるコースです。2階建ての建物で、1階はウイスキー資料館と有料試飲カウンター、2階は同じくウイスキー資料館と土産物店になっています。
有料見学コース(要予約/1,000円)ではポットスチルでウイスキーが蒸留される様子や原酒を寝かせる樽の貯蔵庫などを見ることができます。ただ、1回に見学できる人数には制限があり、特に土曜日などは予約が集中してなかなか取れません。
また、ローカル線や私鉄ではなく、JRの、それも東海道本線の駅から徒歩圏内にあり、大阪からも京都からも20分程度で行けてしまうという恐ろしいアクセシビリティの影響から、多くの外国人も山崎蒸溜所に訪れていますので、それが一層予約の殺到に拍車をかけています(ノ∀`)
平日とか日曜日だと意外と簡単に予約が取れたりもするんですけどね。今回は土曜日の訪問でしたので、有料見学コースの予約は叶いませんでした。
山崎ウイスキー館1階のオブジェとなっている、数多くの原酒たち。何度行っても目を奪われます。
自宅の壁がこんな感じでしたら毎日とても幸せな気分に浸れるでしょうね( ^ω^)
山崎ウイスキー館2階の展示です。山崎蒸溜所が2015年11月~12月に改装を行い、2016年1月よりリニューアルオープンした際に新たに展示されるようになったものです。
改装前は2階はほぼ土産物店だけでした。
私がウイスキーにハマるきっかけとなった「響」の展示です。山崎・白州蒸留所の有料試飲では毎度飲んでいますが、きちんとボトルを購入して飲んだことはまだないんですよね。
けっこう高いしまずは安いのから色々試していこうなんて思って実践していたところ、更に値上がりしてしまうという悪夢が待っていました(´・ω・`)
買おうにもそもそもあまり見かけないし、見かけても定価以上にプレミアが付いていることが多いという問題もあります(´;ω;`)
蒸留所訪問の醍醐味、試飲です(∩´∀`)∩ワーイ
非売品のウイスキーやボトルでは購入困難なお高いウイスキー、なかなか見かけないレアなウイスキーなどをバーなどで飲むよりはかなりお得感のある価格で飲むことができます。
毎回これを飲んでいる気がしますが、まずは非売品の「山崎12年構成原酒(シェリー樽)」「白州12年構成原酒(シェリー樽)」「響17年構成原酒(シェリー樽)」のシェリー樽原酒トリオの飲み比べです.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ウイスキーは製品化にあたって様々な樽の原酒を組み合わせてブレンドして販売されるわけですが、構成原酒は文字通り、製品を構成するブレンド前の原酒です。
構成原酒シリーズは他にもホワイトオーク樽のものやミズナラ樽のもの、「響」であれば「響17年」用のグレーンウイスキーなども飲むことができます。
1杯15mlで数百円という価格でした。それを高いと思われるか安いと思われるかは人それぞれでしょうが、非売品ですし仮に販売されたとしてもボトルで購入したら1本ウン万円でしょうから、個人的には値打ち感があるように思います。
「山崎12年構成原酒(シェリー樽)」が一番シェリー樽原酒らしい香味で、色も香りも味も濃かったです。
「白州12年構成原酒(シェリー樽)」は後口の酸味が強く、フレッシュかつフルーティな味わいでした。
「響17年構成原酒(シェリー樽)」は酒齢17年以上なわけですから最も熟成年数が長そうなんですが、3つの中で一番マイルドで、あまり主張の強くない穏やかな味わいでした。
次は「山崎18年」「白州18年」「響21年」の3つです(∩´∀`)∩
3つとも1杯15ml600円で、この3つが最もお得感がある気がします。どれも今、普通に買おうとするとプレミアがついて1本3万円を軽く超えてきますしね…
「山崎18年」はシェリー感の強い濃密な味わいで、日本の奥深い山々、広葉樹林をイメージします。あぁ日本のウイスキーなんだなぁという感じがします。
「白州18年」はスモーキーかつモルト感の強いリッチな味わいで、「白州蒸留所」の原酒の質の高さを感じられます。
「響21年」は多層的かつ調和の取れた味わい。ゆっくりと落ち着いて一人でボトルを1本飲みたくなります(笑)サントリーのブレンダーの力量を感じられます。
〆は清水の舞台から飛び降りての「山崎25年」です。清水の舞台とか言う割にはこれも行く度に飲んでいるような気がしますが(ノ∀`)
1杯15ml2,900円という恐ろしいお値段ですが、フルボトルですと定価125,000円で、年間生産本数は1,200本のみ。そもそも見かけることはまずないことに加えて、当然プレミアがついて20~30万円くらいはしますから、1回居酒屋に行ったくらいの価格で飲めれば御の字ではないでしょうか(笑)
「山崎25年」は酒齢25年以上のシェリー樽原酒のみを組み合わせて作る、最高に贅沢なウイスキーの一つです。溢れ出る香気と濃厚・濃密かつ円熟味のある味わい…清水の舞台から飛び降りる価値はあると思います。
また行く機会があれば、鼻と舌が鈍っていない1杯目に飲んでみようかと思います( ^ω^)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
関西旅行記事第六弾は、通算三度目となるサントリーの山崎蒸溜所への訪問です(∩´∀`)∩
今回の関西旅行は旅程に山崎蒸溜所訪問があったので、「よし行ってみるか」と重い腰を上げることを決めたようなものです(笑)
山崎蒸溜所へは2015年10月と今年2016年2月に訪問しています。今回は無料のウイスキー館利用(資料館見学+お土産物店利用+有料試飲カウンター利用)のみでしたので、有料の見学コースなどについては前回の記事をご参照ください( ´∀`)
今回はバスでの訪問でしたが、最寄り駅は京都府にあるJR東海道本線の山崎駅です。そこから1km足らずで到着するのがこちら、大阪府のサントリー山崎蒸溜所です。府境を跨いでぎりぎり京都府の山崎駅とぎりぎり大阪府の山崎蒸溜所があるわけです。
スコットランドに気候の近い北海道に蒸留所を設立したかったマッサンこと竹鶴政孝氏ですが、これからは工場見学なども必要になる時代だ、と当時サントリーの本社があった大阪府近郊に蒸留所を設立するようサントリー(当時は寿屋)創業者の鳥井信治郎氏に要請されます。
その結果、選定されたのが水質の高さで有名だったここ山崎の地です。かの千利休も水の有名な当地に茶室を設けたそうです。
本物志向、職人気質の竹鶴政孝氏に対して、先見の明のあった商人気質の鳥井信治郎氏。蒸留所設立は大正12年(1923年)のことです。そんな昔に工場見学の必要性やアクセシビリティの重要性を理解しているとは…。結果、サントリーは今や世界第三位の蒸留酒メーカーですし、山崎蒸溜所は日本で最も人の訪れる蒸留所のはずです。
恐るべしサントリー。竹鶴政孝氏もその後ニッカウヰスキーを創業し、日本第二位のウイスキーメーカーになっているわけですし、日本のウイスキー(ジャパニーズウイスキー)は世界五大ウイスキーの一つと称されるようになっています。よくもまぁ同じ時代にすごい二人が揃ったものですね。
無料見学コース(要予約)はこの「山崎ウイスキー館」内を自由に見学できるコースです。2階建ての建物で、1階はウイスキー資料館と有料試飲カウンター、2階は同じくウイスキー資料館と土産物店になっています。
有料見学コース(要予約/1,000円)ではポットスチルでウイスキーが蒸留される様子や原酒を寝かせる樽の貯蔵庫などを見ることができます。ただ、1回に見学できる人数には制限があり、特に土曜日などは予約が集中してなかなか取れません。
また、ローカル線や私鉄ではなく、JRの、それも東海道本線の駅から徒歩圏内にあり、大阪からも京都からも20分程度で行けてしまうという恐ろしいアクセシビリティの影響から、多くの外国人も山崎蒸溜所に訪れていますので、それが一層予約の殺到に拍車をかけています(ノ∀`)
平日とか日曜日だと意外と簡単に予約が取れたりもするんですけどね。今回は土曜日の訪問でしたので、有料見学コースの予約は叶いませんでした。
山崎ウイスキー館1階のオブジェとなっている、数多くの原酒たち。何度行っても目を奪われます。
自宅の壁がこんな感じでしたら毎日とても幸せな気分に浸れるでしょうね( ^ω^)
山崎ウイスキー館2階の展示です。山崎蒸溜所が2015年11月~12月に改装を行い、2016年1月よりリニューアルオープンした際に新たに展示されるようになったものです。
改装前は2階はほぼ土産物店だけでした。
私がウイスキーにハマるきっかけとなった「響」の展示です。山崎・白州蒸留所の有料試飲では毎度飲んでいますが、きちんとボトルを購入して飲んだことはまだないんですよね。
けっこう高いしまずは安いのから色々試していこうなんて思って実践していたところ、更に値上がりしてしまうという悪夢が待っていました(´・ω・`)
買おうにもそもそもあまり見かけないし、見かけても定価以上にプレミアが付いていることが多いという問題もあります(´;ω;`)
蒸留所訪問の醍醐味、試飲です(∩´∀`)∩ワーイ
非売品のウイスキーやボトルでは購入困難なお高いウイスキー、なかなか見かけないレアなウイスキーなどをバーなどで飲むよりはかなりお得感のある価格で飲むことができます。
毎回これを飲んでいる気がしますが、まずは非売品の「山崎12年構成原酒(シェリー樽)」「白州12年構成原酒(シェリー樽)」「響17年構成原酒(シェリー樽)」のシェリー樽原酒トリオの飲み比べです.。゚+.(・∀・)゚+.゚
ウイスキーは製品化にあたって様々な樽の原酒を組み合わせてブレンドして販売されるわけですが、構成原酒は文字通り、製品を構成するブレンド前の原酒です。
構成原酒シリーズは他にもホワイトオーク樽のものやミズナラ樽のもの、「響」であれば「響17年」用のグレーンウイスキーなども飲むことができます。
1杯15mlで数百円という価格でした。それを高いと思われるか安いと思われるかは人それぞれでしょうが、非売品ですし仮に販売されたとしてもボトルで購入したら1本ウン万円でしょうから、個人的には値打ち感があるように思います。
「山崎12年構成原酒(シェリー樽)」が一番シェリー樽原酒らしい香味で、色も香りも味も濃かったです。
「白州12年構成原酒(シェリー樽)」は後口の酸味が強く、フレッシュかつフルーティな味わいでした。
「響17年構成原酒(シェリー樽)」は酒齢17年以上なわけですから最も熟成年数が長そうなんですが、3つの中で一番マイルドで、あまり主張の強くない穏やかな味わいでした。
次は「山崎18年」「白州18年」「響21年」の3つです(∩´∀`)∩
3つとも1杯15ml600円で、この3つが最もお得感がある気がします。どれも今、普通に買おうとするとプレミアがついて1本3万円を軽く超えてきますしね…
「山崎18年」はシェリー感の強い濃密な味わいで、日本の奥深い山々、広葉樹林をイメージします。あぁ日本のウイスキーなんだなぁという感じがします。
「白州18年」はスモーキーかつモルト感の強いリッチな味わいで、「白州蒸留所」の原酒の質の高さを感じられます。
「響21年」は多層的かつ調和の取れた味わい。ゆっくりと落ち着いて一人でボトルを1本飲みたくなります(笑)サントリーのブレンダーの力量を感じられます。
〆は清水の舞台から飛び降りての「山崎25年」です。清水の舞台とか言う割にはこれも行く度に飲んでいるような気がしますが(ノ∀`)
1杯15ml2,900円という恐ろしいお値段ですが、フルボトルですと定価125,000円で、年間生産本数は1,200本のみ。そもそも見かけることはまずないことに加えて、当然プレミアがついて20~30万円くらいはしますから、1回居酒屋に行ったくらいの価格で飲めれば御の字ではないでしょうか(笑)
「山崎25年」は酒齢25年以上のシェリー樽原酒のみを組み合わせて作る、最高に贅沢なウイスキーの一つです。溢れ出る香気と濃厚・濃密かつ円熟味のある味わい…清水の舞台から飛び降りる価値はあると思います。
また行く機会があれば、鼻と舌が鈍っていない1杯目に飲んでみようかと思います( ^ω^)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ