皆さんこんばんは、ポッキーです。

先日訪れた福岡県、というよりも九州各地ですが、活発な梅雨前線の影響で大雨になっているようですね(´・ω・`)特に熊本県などは先だっての地震の影響で地盤が緩んでいるところも多いわけですし、既に土砂災害も起こっているようです。

梅雨時の雨の恵みがないことには日本の農業は成り立ちませんし、夏場の水不足にも繋がるわけですが、一方で集中して一気に降られてしまうと、土砂災害、農作物の被害、堤防の決壊など真逆の被害も巻き起こしてしまうんですね。くれぐれも雨の日は用水路や崖近辺には近寄らず、避難勧告などには速やかに対応してくださいね。

もう一件、福岡県と縁のあるニュースですが、ソフトバンクホークスのオーナー会社であるソフトバンクについて、孫正義社長が60歳での勇退を取り止め、5~10年の続投を決断したそうです。これに伴い、自らの後継者候補としてスカウトした、副社長のニケシュ・アローラ氏が退任することになりました。

アローラ副社長は2014年にソフトバンクに来たばかりで、まだ2年も経過していなかっただけに驚きですが、1~2年で社長になる予定が5~10年待たないといけないとなれば致し方ないのでしょうね。

元々アローラ副社長は孫正義社長肝いりでのスカウトですし、2015年には165億円、今年は65億円の役員報酬を受けるというちょっと何を言っているのかわからなくなる待遇だっただけに尚のこと驚きです。

二人の不和を伝えるニュースも飛び交っていますし、実際に一緒に働いてみると想像と違っていたということなのか、はたまた発表通り孫正義社長がまだまだ続投したいという考えに至ったことが要因なのか、その両方かもしれませんし想像もつきませんが、世界規模のビジネスって本当に話が大きいですね。

傍で聞いている分には面白いのですが、面白いまま終わらせるべく、くれぐれも自分とは比較しないようにしないといけませんね(ノ∀`)



さて、昨日は「ウイスキートーク福岡2016」の本会場での催しについて記事にしましたが、今日は別フロアで行われていたセミナーについての記事です(∩´∀`)∩

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 計6つ(当初7つの予定でしたが、1つ中止)の有料セミナーが開催され、その内の2つに参加してきました(・∀・)

まず一つ目はこちら(*゚∀゚)っ

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演題:プレミアムアイラモルトを飲む
講師:山岡秀雄氏(ウイスキーテイスター&コレクター)
日時:平成28年6月19日(日)12:00~13:00
料金:6,000円

レアなアイラモルト6種類のテイスティングと聞いて、飛びついてしまいました(ノ∀`)
けっこうなお値段でしたが、70年代のアードベッグや、既に閉鎖されている蒸留所のポートエレンなど、この機会を逃したら私には飲む機会はない可能性が高いなと思い、即決しました(´∀`*)

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講師の山岡秀雄さん。お硬い感じの方かと思いましたが、話し出すと物腰の柔らかい方でした。
セミナーの内容は詳しくは割愛しますが、アイラモルトについてやボトラーズについて、一緒にテイスティングしながら参加者からもテイスティングコメントを聞いて回るなど、興味深くも面白い時間でした。

特に、日頃は大勢で一斉にテイスティングする機会などありませんので、他の方のテイスティングコメントを聞くのは大変、有意義であったなと思います。私の粗末な鼻と舌が見事、露見しましたので、気恥ずかしい時間でもありましたが('д` ;)

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今回飲めた6種類のアイラモルトは、「カリラ2006年蒸留」、「ラガヴーリン2007年蒸留」、「ラフロイグ1993~2011年」、「ボウモア1993~2010年」、「アードベッグ1979年蒸留」、「ポートエレン1979年蒸留」の計6種類(∩´∀`)∩

今回は予めどれがどの銘柄かは説明がなく、飲んでテイスティングコメントを募った後で正解が明かされるといういわゆる「ブラインドテイスティング」でした。ブラインドテイスティングは初体験でしたが、本当にブログを書いているのが恥ずかしくなる程に鼻と舌のあてにならなさっぷりでした( ´_ゝ`)

私が飲んだことがあるアイラモルトといえば、「ラガヴーリン16年」をバーで1杯、「ラフロイグ・クォーターカスク」をバーで1杯、「ボウモア12年」を以前にボトル1本、「アードベッグ10年」をバーで1杯、「ブルイックラディ19年」をフォムファスの量り売りで。以上(笑)

セミナーに参加してはいけないレベルだったかなと思っています(´・ω・`)
美味しいウイスキーが飲みたかっただけで、ブラインドテイスティングだなんて思ってなかったんです、本当です(ノ∀`)

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[A]カリラ2006年蒸留
香り:濃いピートとヨード、焦げた麦にほんのりと麦芽の甘さ。
味:麦の穀物感にアルコールの刺激、ヨード、ピート。ドライでモルティ、後から麦芽の甘みがやってくる。

[B]ラガヴーリン2007年蒸留
香り:土や草のようなピート香、乾いた木材、軽めの香りで比較的ピートも軽く感じる。
味:シトラスフレーバーの爽やかな甘みに追いかけてアルコールの刺激、後からスモーキーさがやってくる。ライトで爽やか。

[C]ボウモア1993~2010年
香り:アルコールの揮発感に軽めのピート香、マンゴーやキウイを思わせるトロピカルなフルーティさ、ヨード香。
味:まずピートとヨード、アルコールの刺激は強め。香りの割にはスモーキーさやウッディさが目立つ。

[D]ラフロイグ1993~2011年
香り:リンゴを思わせるフルーティな香り、ヨード香、シトラスフレーバーとスモーキーさ。
味:フルーティでとても甘く感じる。アルコールの刺激も穏やかで熟成感がある。後からピーティさがやってくる。

[E]ポートエレン1979年蒸留
香り:ウッディな樽香、蜂蜜のような麦芽の甘さ。
味:フルーティさとヨードの香りが口中に広がる。蜂蜜のような甘さも感じられ、アルコールの刺激は弱くとても柔らかな口当たり。甘さが印象に残るウイスキー。

[F]アードベッグ1979年蒸留
香り:乾燥した木材と麦の穀物感。とてもモルティ。
味:モルティでスモーキー、アルコールの刺激も相応にあるが、麦の穀物感やスモーキーさとのバランスが非常に良く感じられる。アルコール感も含めて調和している印象。フレッシュさも感じさせつつ熟成感のあるウイスキー。後口に潮気。美味しい。

というわけでブラインドでの私のテイスティングコメントでした。蒸留所や蒸留年度、熟成年数、樽などによる特徴は、正直、現時点ではさっぱりわかりません。ブラインドで銘柄などを当てられるようになる日は来ない気がしますが、仮に来るとしてもはるか未来のことでしょう(ノ∀`)

閉鎖蒸留所のポートエレンを除けばアイラモルトの定番の5種類で、それでも各銘柄1種類を飲んだことがあるかどうかですから、圧倒的に酒歴が足りませんね(;´∀`)

ブログを初めてけっこう色々なお酒を飲んだようで、まだまだ飲んだことのないお酒は世の中にごまんとあるわけです。また家で、バーで、たくさんのお酒を飲んで楽しく勉強していこうと思います(∩´∀`)∩

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6種完飲(笑)ごちそうさまでした.。゚+.(・∀・)゚+.゚

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ