皆さんこんばんは、ポッキーです。
この3月は久しぶりに焼酎の波が自分に押し寄せていまして、ボトルが家にダブつき気味になっていたこともあってあれやこれや開栓しましたが、やはり自分の国の酒は良いものだと改めて実感していました。
そうすると焼酎に加えて当然、日本酒も気になってくるもので、ブログの記事を見返していましたら、3月はウイスキーの記事を一度も書いていませんでしたね(笑)
ウイスキーに限らずお酒なら何でも飲むものですから、当ブログもジャンルはウイスキーに決して限定はしておりません。ただ、ここ数年は個人的にずっとウイスキーブームだったものですから、中心はウイスキーに据えてきたつもりです。
様々なお酒を楽しみつつ、中心はやはりウイスキーという状態から久々に脱し、焼酎と日本酒の波に身を任せた1ヶ月でした(笑)
だいぶ落ち着きましたがまだ波は完全には引いておらず、引き続き日本酒や焼酎の記事も多くなるのではと思っていますが、そう遠くないところにウイスキーの波も見えてきているところです(´∀`*)
そんなわけで今日は岐阜県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのは、玉泉堂酒造株式会社の「ピークウイスキー スペシャル」です。
本品は以前に飲んだ「ピークウイスキー」のスペシャル版となります(´∀`*)
玉泉堂酒造㈱やピークウイスキーについては以前の記事をご参照いただくことにして、製品紹介は以下の通りです。
以前飲んだ「ピークウイスキー」は地ウイスキーとしてはレベルの高いものでしたし、そのスペシャル版となる本品には尚更、期待してしまいます( ^ω^)
モルトウイスキーがシェリー樽原酒なんて書かれていますので殊更でしょうか(・∀・)
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
名称:ピークウイスキー スペシャル
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:玉泉堂酒造株式会社(岐阜県養老郡養老町)
容量:720ml 43%
価格:2,700円(税込)
地ウイスキーにしては珍しくアルコール度数43%と、何というかまともなスペックです。昭和中期のスコッチのブレンデッドなんかは大体43%だったでしょうしね。
ワクワクが止まらない( ´艸`)ムププ
【ストレート】
少しゴムっぽい香りは混じるものの、琥珀色のワインを思わせるシェリー樽原酒系のフルーティさ、枯草を思わせるスモーキーな香り、洋梨、林檎、白ぶどう、樽香は上品でそれほど強くなく、ウェハースやこんがり焼けたクラッカーを思わせる香りも感じられます。
口に含むと、まずはプレーンな甘さが感じられ、次いで地ウイスキーらしいスパイシーな風味が感じられます。グレーンウイスキーを寝かせていた樽由来なんでしょうか。白や琥珀色系のワイン風味、あまりクセのないスモーキーフレーバーを感じます。
グレーンウイスキーの比率が高そうな印象は受けるのですが、香味ともにバランスは取れているように感じます。グレーンウイスキーが若すぎない程度には熟成されているのか、モルトウイスキーがそれなりに熟成年数の長いものなのか、アルコール度数43%のおかげなのか。
「あ、地ウイスキーらしい風味があるしグレーンウイスキーの比率も高そうだけど、なかなか悪くないねこれ」という感じです(ノ∀`)
語彙が貧困で申し訳ない…(´゚ω゚):;*.:;
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、ドライフルーツのようなニュアンスもある琥珀色のワイン、軽く皮革製品や肉類を思わせる香り、樽由来と思われるバニラやミルキィな香り、甘いビスケット、軽めのピート香を感じます。
口に含むと、プレーンな甘みと地ウイスキーらしいスパイシーなフレーバー、アルコールの刺激は加水したことで逆に強くなる印象、琥珀色のワインを思わせる風味など、構成要素はストレートと大きく変化するものではありませんが、ベースがグレーンウイスキーの比率が高そうなやや淡い味わいの構成だけに、薄べったく感じてしまいます。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、ゴムにレーズン、洋梨や白ぶどう、少しドライフルーツを思わせる琥珀色のワイン、うっすらグレープフルーツやミントを思わせるニュアンスも感じられます。
口に含むと、ゴムやレーズンを思わせるシェリー樽原酒系の風味、琥珀色のワイン、少しのピート香を感じます。
当然、全般的に薄くなるのですが、少量加水よりも不思議とバランスが良く、薄味なりにこれはこれで。ゴム系のシェリー樽原酒の面白くないフレーバーは個人的には気になって飲みにくい程ではありません。
【ロック】
オンザロックにすると、軽めのピート香に同じく軽めの琥珀色のワインを思わせる香りを感じます。
口に含むと、ドライフルーツや琥珀色のワインを思わせるシェリー樽原酒系の風味が感じられ、樽由来のチョコレートを思わせる風味と合わせてコッテリとした飲み口です。良いですねオンザロック(・∀・)
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりとゴムの混じるシェリー樽原酒の香りを感じます。
口に含むと、悪くはないのですが、オンザロックに比べてゴムや少し硫黄っぽいシェリー樽原酒の好ましくない風味が目立ってしまう印象です。
水割り(1:2加水のオンザロック)にすると、香りも味も淡いシェリー樽原酒系の風味が主体で、ドライフルーツなど煮詰まったフルーティな甘みが感じられて非常に飲みやすいです。昭和の飲み方に合うようにブレンドされていたんでしょうね。
【その他】
ハイボールにすると、ドライフルーツやパイナップルを思わせるシェリー樽原酒の香りを感じます。口に含むと、意外とシェリー樽原酒の風味が効いて、コッテリとしたハイボールです。
シェリー樽系の風味だけでそれ以外は薄いなぁという感じもありますが、十分美味しいハイボールだと思います。
【感想】
従価特級時代のオールドボトルとはいきませんが、復刻版というのも頷ける、シェリー感とピート香の昔気質のウイスキー。
グレーンウイスキーの比率は高そうですし、シェリー感以外の部分では弱いように思われましたので諸手を挙げて褒め称えるということではありませんが、地ウイスキーでこのクオリティは特筆すべきことではないかと思います。
シェリー樽原酒系のフルーティさのおかげで、オンザロック、トワイスアップ、水割り、ハイボールなど幅広い飲み方で楽しめます。
【リピート】
今の時代にはコスパ良好なウイスキーかも。幅広い飲み方で楽しめますし、ちょっと古めかしいボトルで目を引きそうですので、自分で飲むにも人と飲むにも良さそうです。地ウイスキーで何かとなれば早い段階で候補に上がりそう。
ちなみに岐阜県瑞穂市へのふるさと納税でもらうこともできますよ( ^ω^)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
この3月は久しぶりに焼酎の波が自分に押し寄せていまして、ボトルが家にダブつき気味になっていたこともあってあれやこれや開栓しましたが、やはり自分の国の酒は良いものだと改めて実感していました。
そうすると焼酎に加えて当然、日本酒も気になってくるもので、ブログの記事を見返していましたら、3月はウイスキーの記事を一度も書いていませんでしたね(笑)
ウイスキーに限らずお酒なら何でも飲むものですから、当ブログもジャンルはウイスキーに決して限定はしておりません。ただ、ここ数年は個人的にずっとウイスキーブームだったものですから、中心はウイスキーに据えてきたつもりです。
様々なお酒を楽しみつつ、中心はやはりウイスキーという状態から久々に脱し、焼酎と日本酒の波に身を任せた1ヶ月でした(笑)
だいぶ落ち着きましたがまだ波は完全には引いておらず、引き続き日本酒や焼酎の記事も多くなるのではと思っていますが、そう遠くないところにウイスキーの波も見えてきているところです(´∀`*)
そんなわけで今日は岐阜県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのは、玉泉堂酒造株式会社の「ピークウイスキー スペシャル」です。
本品は以前に飲んだ「ピークウイスキー」のスペシャル版となります(´∀`*)
玉泉堂酒造㈱やピークウイスキーについては以前の記事をご参照いただくことにして、製品紹介は以下の通りです。
上品で香り高いウイスキーを目指しました。ピークウイスキー発売当初(昭和中期)の味わいを再現し、レトロラベルにてお届けします。バルクのスコッチがメインですが、グレーンウイスキーを自社で貯蔵している分、いくらかオリジナリティが感じられますね。
シェリー樽に貯蔵された英国産モルトと自社樽貯蔵グレーンのブレンデッドウイスキーです。
冷却ろ過により雑味をできる限り取り去り、まろやかな味わいに仕上げた、ピークウイスキーのスペシャルタイプ。ほのかに香るシェリー香とまろやかな旨味が自慢です。
以前飲んだ「ピークウイスキー」は地ウイスキーとしてはレベルの高いものでしたし、そのスペシャル版となる本品には尚更、期待してしまいます( ^ω^)
モルトウイスキーがシェリー樽原酒なんて書かれていますので殊更でしょうか(・∀・)
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
名称:ピークウイスキー スペシャル
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:玉泉堂酒造株式会社(岐阜県養老郡養老町)
容量:720ml 43%
価格:2,700円(税込)
地ウイスキーにしては珍しくアルコール度数43%と、何というかまともなスペックです。昭和中期のスコッチのブレンデッドなんかは大体43%だったでしょうしね。
ワクワクが止まらない( ´艸`)ムププ
【ストレート】
少しゴムっぽい香りは混じるものの、琥珀色のワインを思わせるシェリー樽原酒系のフルーティさ、枯草を思わせるスモーキーな香り、洋梨、林檎、白ぶどう、樽香は上品でそれほど強くなく、ウェハースやこんがり焼けたクラッカーを思わせる香りも感じられます。
口に含むと、まずはプレーンな甘さが感じられ、次いで地ウイスキーらしいスパイシーな風味が感じられます。グレーンウイスキーを寝かせていた樽由来なんでしょうか。白や琥珀色系のワイン風味、あまりクセのないスモーキーフレーバーを感じます。
グレーンウイスキーの比率が高そうな印象は受けるのですが、香味ともにバランスは取れているように感じます。グレーンウイスキーが若すぎない程度には熟成されているのか、モルトウイスキーがそれなりに熟成年数の長いものなのか、アルコール度数43%のおかげなのか。
「あ、地ウイスキーらしい風味があるしグレーンウイスキーの比率も高そうだけど、なかなか悪くないねこれ」という感じです(ノ∀`)
語彙が貧困で申し訳ない…(´゚ω゚):;*.:;
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、ドライフルーツのようなニュアンスもある琥珀色のワイン、軽く皮革製品や肉類を思わせる香り、樽由来と思われるバニラやミルキィな香り、甘いビスケット、軽めのピート香を感じます。
口に含むと、プレーンな甘みと地ウイスキーらしいスパイシーなフレーバー、アルコールの刺激は加水したことで逆に強くなる印象、琥珀色のワインを思わせる風味など、構成要素はストレートと大きく変化するものではありませんが、ベースがグレーンウイスキーの比率が高そうなやや淡い味わいの構成だけに、薄べったく感じてしまいます。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、ゴムにレーズン、洋梨や白ぶどう、少しドライフルーツを思わせる琥珀色のワイン、うっすらグレープフルーツやミントを思わせるニュアンスも感じられます。
口に含むと、ゴムやレーズンを思わせるシェリー樽原酒系の風味、琥珀色のワイン、少しのピート香を感じます。
当然、全般的に薄くなるのですが、少量加水よりも不思議とバランスが良く、薄味なりにこれはこれで。ゴム系のシェリー樽原酒の面白くないフレーバーは個人的には気になって飲みにくい程ではありません。
【ロック】
オンザロックにすると、軽めのピート香に同じく軽めの琥珀色のワインを思わせる香りを感じます。
口に含むと、ドライフルーツや琥珀色のワインを思わせるシェリー樽原酒系の風味が感じられ、樽由来のチョコレートを思わせる風味と合わせてコッテリとした飲み口です。良いですねオンザロック(・∀・)
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりとゴムの混じるシェリー樽原酒の香りを感じます。
口に含むと、悪くはないのですが、オンザロックに比べてゴムや少し硫黄っぽいシェリー樽原酒の好ましくない風味が目立ってしまう印象です。
水割り(1:2加水のオンザロック)にすると、香りも味も淡いシェリー樽原酒系の風味が主体で、ドライフルーツなど煮詰まったフルーティな甘みが感じられて非常に飲みやすいです。昭和の飲み方に合うようにブレンドされていたんでしょうね。
【その他】
ハイボールにすると、ドライフルーツやパイナップルを思わせるシェリー樽原酒の香りを感じます。口に含むと、意外とシェリー樽原酒の風味が効いて、コッテリとしたハイボールです。
シェリー樽系の風味だけでそれ以外は薄いなぁという感じもありますが、十分美味しいハイボールだと思います。
【感想】
従価特級時代のオールドボトルとはいきませんが、復刻版というのも頷ける、シェリー感とピート香の昔気質のウイスキー。
グレーンウイスキーの比率は高そうですし、シェリー感以外の部分では弱いように思われましたので諸手を挙げて褒め称えるということではありませんが、地ウイスキーでこのクオリティは特筆すべきことではないかと思います。
シェリー樽原酒系のフルーティさのおかげで、オンザロック、トワイスアップ、水割り、ハイボールなど幅広い飲み方で楽しめます。
【リピート】
今の時代にはコスパ良好なウイスキーかも。幅広い飲み方で楽しめますし、ちょっと古めかしいボトルで目を引きそうですので、自分で飲むにも人と飲むにも良さそうです。地ウイスキーで何かとなれば早い段階で候補に上がりそう。
ちなみに岐阜県瑞穂市へのふるさと納税でもらうこともできますよ( ^ω^)
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
|ω・)チラ