皆さんこんばんは、ポッキーです。

バーボン連チャン第六弾、今日は「ジムビーム」を飲みます。
バーボン連チャンが終わったら何を飲もうか、そればかり考えるようになっています(ノ∀`)

「ジムビーム」は世界120ヵ国以上で愛飲される、売上世界№1のバーボンです。バーボンにおける世界シェア41%の、驚異的なブランドです。創業は1795年と220年の歴史があります。

「ジムビーム」はアメリカのケンタッキー州で、とうもろこし、ライ麦、大麦を原料に、石灰岩層で濾過されたライムストーンウォーターで仕込まれます。これまで書いてきた他のバーボン同様に、やはりライムストーンウォーターが使用されているんですね。洋の東西を問わず良い酒には良い水が必要なのだということでしょう。

「ジムビーム」の創業者はジェイコブ・ビーム氏、それから約200年間もの間「ジムビーム」はビーム家で代々受け継がれ、現在は7代目になります。「ジム」は四代目社長の名前を冠したもので、それまではオールド・タブなどの違う名称で販売されていたようです。

創業者のジェイコブ・ビーム氏はドイツ移民で、ヨハネス・ヤーコブ・ボーム氏という名前でしたが、後にアメリカ人らしい名前に改名したそうです。「I.W.ハーパー」も同じくドイツ移民のアイザック・ウォルフ・バーンハイム氏によって創業され、製品名にはアメリカ人らしくするために「ハーパー」の名前を冠しているあたり非常に似通ったものを感じますね。

なお、「ジムビーム」を所有してたビーム社の株式は、2014年に全株をサントリーホールディングスが総額160億ドルという価格で購入し、ビームサントリー社としてサントリーホールディングス傘下になっています。

ビームサントリー社はサントリーグループの蒸留酒部門を統括することとなり、サントリーはスコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズの五大ウイスキーすべてにおいていずれかの蒸留所を保有するモンスター企業になっています。改めてすごいですねサントリーw(*゚o゚*)w

名称:ジムビーム
種類:バーボン(アメリカンウイスキー)
製造:ビームサントリー社(サントリーの子会社)
容量:200ml 40%
価格:1,501円/700ml(税込)
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【ストレート】
うっすらと甘い果実香にバニラ香、少しの樽香。香りの立ちはかなり悪いように感じます。

口に含むと、アルコールの刺激は強く荒いです。香りの立ちの悪さに反して強めの麦類の苦味、とうもろこしの甘さを感じます。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、香りが少し開いてきます。メープルシロップ、レモン、木香、うっすらとバニラ、ドライな麦感を感じます。

口に含むと、アルコールの刺激は引き続き強く、麦類の苦味とうっすらとうもろこしの甘みがあります。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ドライな麦感と薄めの苦味、柔らかな酸味を感じます。後口はとうもろこしの甘さがやってきます。バランスが良く、アルコールの刺激も薄れて飲みやすいです。

【ロック】
オンザロックにすると、柑橘系の酸味ととうもろこしの甘み、後から麦類の苦味がやってきます。飲みやすいですがいささか軽すぎる気がします。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、うっすらとととうもろこしの甘みが感じられ、飲みやすくはありますが、平坦で素っ気なく、あまりオススメできない飲み方です。

【その他】
ハイボールにすると、すっきり目のとうもろこしの甘みでさっぱりと飲みやすいです。ソーダ水で割っても大きく崩れず、オススメです。

コークハイにすると、バニラ、麦類の苦味、ドライなアルコール感を感じます。マイルドな甘みと飲み口で、悪くない印象です。オススメです。

【感想】
リーズナブルな価格で飲みやすく、世界№1というのも納得のいくところです。ただ、世界一売れるものが世界一美味しいとも限らず、万人受けする無難さと手頃な価格でウケている印象です。個人的にはさほどの感動はありませんでした。

【リピート】
上位品もいずれは飲んでみたいと思います。本品はもう買わないと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ