ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

ハイランドモルト

グレンカダム10年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はスコッチウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはハイランドモルトの「グレンカダム10年」です。

本品を製造するグレンカダム蒸留所は1825年創業だそうで、スコッチを代表するブレンデッドウイスキーの一つである「バランタイン」の「魔法の7柱」と呼ばれるキーモルトの一つになっている蒸留所です。

バランタインのブレンドに大半を使ってしまうのか、個人的にあまり聞き慣れない銘柄です。

「大麦のクリーム」という異名もあるようですが、ノンチルフィルター(非冷却濾過)、ノンカラー(無着色)で、アルコール度数46%に加水こそされていますが原酒に近い風味が味わえそうです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:グレンカダム10年
種類:シングルモルトスコッチウイスキー
製造:グレンカダム蒸留所(アンガス・ダンディ社)
容量:50ml 46%
価格:フルボトルで税込5,000円前後
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【ストレート】
かなりツンとアルコールの刺激、これは季節的にしょうがないんでしょう(笑)
少し焦げたトースト、食パンの白い部分、葉や蔦の部分が混じるぶどうの香り、レモンを思わせるシトラスフレーバーがふわりと香り爽やかさも感じられます。スモーキーさはそれほど強くなく、余韻は若い木の香りに焦げた穀物の香り。

麦芽のクリーミィな香りとレモンや少し緑を感じさせる爽やかな香りの取り合わせが印象的。

口に含むと、軽めのレモンと薄手のマンダリンオレンジ、ピリリとアルコールの刺激、麦の素直なコク、ビターなチョコレートや焦げの混じるカラメルソースを思わせる樽香、少しダンボールを思わせる紙っぽさ、鼻からは少しぶどうっぽさのある青みがかった香りが抜けていきます。

【その他】
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ハイボールにすると、ほんのり酸味と青みの混じるプレーンな甘み、薄くクリーミィな麦芽の甘み、ほんのり木の香りを感じます。

口に含むと、プレーンな甘みが感じられ、さっぱりと飲みやすいのですが奥にコクが感じられます。入りはややもすれば弱々しいすっきりとした味わいなんですが、余韻にかけてにわかに力強さを感じさせてくれます。

もう少し長熟のグレンカダムだと一気に化けるのかもしれません。

本品でもすっきりとした味わいでスイスイ飲めますし、レモンスライスでも入れるとより一層爽快感が増して良さそうです。

【感想】
「大麦のクリーム」はその片鱗が感じられる程度ですが、ブレンデッドウイスキーに多く使用される原酒らしく、プレーンな味わいで他の個性的な原酒に調和を与えてくれそうです。

単体で飲む分にはプレーンすぎるきらいもありますが、その分、色々な楽しみ方ができそうですし、軽めのフルーティさとシンプルでプレーンな味わいは飲み手を選ばない感じがあり決して悪くありません。

【リピート】
プレーンな酒質のように感じましたので、樽や熟成期間で化けそうです。より長熟のものや、例えばシェリー樽原酒など特徴的な樽で熟成させたものも飲んでみたいところです。

本品に関してはなまじプレーンな酒質な分、際立った個性が感じられずつい後回しにしてしまいそうですが。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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オールドプルトニー12年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はスコッチウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはハイランドモルト(スコットランドのハイランド地方のウイスキー)の「オールドプルトニー12年」です。

本品を製造するプルトニー蒸留所は、1826年創業の蒸留所です。長らくスコットランド本島最北端の蒸留所として知られてきましたが、2011年に「ウルフバーン蒸留所」が更に北部に設立されたことで、「本島最北端の蒸留所」の地位は譲り渡しています。

「オールドプルトニー」は、日本でもよく知られるブレンデッドウイスキー「バランタイン」のキーモルトにも使用されているそうです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:オールドプルトニー12年
種類:シングルモルトスコッチウイスキー
製造:プルトニー蒸留所
原料:モルト
容量:50ml 40%
価格:3,500~5,500円/700ml程度(税込)
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ボトルの独特の形状は、蒸留所のポットスチル(蒸留釜)の形状を模しています。価格はネット通販を参考にしていますが、業者によってかなり幅がある印象です。

【香り】
草の匂いに花の蜜、ぶどう、杏、オレンジなどフルーティな香り、柔らかめのピート香を感じます。全般的に柔らかく優しい香りです。

【味】
柔らかめのピート香に蝋燭の蝋、樽由来のビターとドライでオイリーな飲み口。次いでミントや胡椒を思わせるスパイシーな風味が感じられ、その後から薄手ですが、パイナップルやレモンなど甘酸っぱいフルーティさが感じられます。

ドライ、オイリー、スパイシー、ほんのりフルーティなウイスキー。書きぶりだと飲みづらそうに思われるかもしれませんが、香り同様に全般的に柔らかく優しい味わいで、飲みづらさはありません。

【感想】
香りも味も柔らかく、男性的なフレーバーながら飲みやすいウイスキー。

スワリング(グラスの中で液体をくるくる回すこと)するなどして少し空気に触れさせることで、蜂蜜を思わせる甘めの香りが増し、オイリーさがバターのように感じられるなどまろやかな風味に変わるように感じられました。

【リピート】
良いウイスキーだと思いますが、ストレート以外での飲み方だと薄べったく感じてしまいそう。フルボトルで購入するにはやや怖さがあり、バーなどで時々飲む方が私の好みには合いそうです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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スペイバーン10年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はシングルモルトのスコッチウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはハイランドモルト(スコットランドのハイランド地方のウイスキー)の「スペイバーン10年」です。

本品を製造するスペイバーン蒸留所は、1897年創業の蒸留所です。ヴィクトリア女王在位60年に合わせて設立されたのだとか。「burn」は川を意味するゲール語のようで、その名の通りスペイ川に隣接している蒸留所です。スペイ川はサーモンフィッシングが人気な場所でもあることから、本品のラベルにもサーモンが描かれています。

余談ですが処刑所の跡地に建てられているようです(((( ;゚д゚)))

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:スペイバーン10年
種類:シングルモルトスコッチウイスキー
製造:スペイバーン蒸留所
原料:モルト
容量:50ml 40%
価格:3,500円/700ml前後(税込)
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【香り】
ヘビーではないのですが、しっかりと力強いピート香、レモンやオレンジを思わせるシトラスフレーバー、桃や蜂蜜を思わせる甘み、クランベリーなどベリー系の甘酸っぱさ、シナモンやミントを思わせるスパイス・ハーブ系の香り、樽の木材の香りを感じます。

甘み、酸味、スパイシーさなどがバランス良く感じられる香りだと思います。

【味】
香りで感じるほどではないピートフレーバー、レモンなど柑橘系の酸味に桃、パイナップル、蜂蜜を思わせる甘さ、ピリッとアルコールの刺激、若い樽の木香を感じます。

味の面では樽の木香も目立ち、やや若さが感じられますが、アルコールの刺激は強くなく、甘酸っぱくてクセも強くないので飲みやすいです。

【感想】
香り、味ともバランスが取れた、飲みやすいウイスキー。価格も手頃でコストパフォーマンスも悪くないように思います。

【リピート】
バランスが良く、色々な飲み方で楽しめそうですし、シングルモルトとして価格も手頃ですので、いずれフルボトルで購入したいと思います。

それでは今回はこの辺で。

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ディーンストン12年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はシングルモルトのスコッチウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

本日飲むのはハイランドモルト(スコットランドのハイランド地方のウイスキー)の「ディーンストン12年」です。

本品を製造するディーンストン蒸留所は、1785年建設の紡績工場を改築して1966年に稼働した、建物こそ古いものの比較的新しい蒸留所です。

1980年代のほとんどで蒸留所は休止となっていたようですが、1990年代に入ってオーナーが変わったのか、再び稼働して今日に至ります。2012年(日本では2013年)公開のウイスキーを題材にした映画「天使の分け前」にも登場したことで、知名度も少し上がっているようです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ディーンストン12年
種類:シングルモルトスコッチウイスキー
製造:ディーンストン蒸留所(ディステル社)
原料:モルト
容量:50ml 46.3%
価格:3,500円~4,000円/700ml(税込)
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【ストレート】
ツンとしたアルコールの揮発感と、バターや蝋燭の蝋のようなオイリーな立ち上がり。ミント、青りんご、草などの青い香り、トーストを思わせる香ばしい麦の香り、ナッツを思わせる香りを感じます。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、ミントの清涼感に麦芽糖の甘み、シナモン、リンゴやパイナップルのフルーティさ、樽系のビターを感じます。

ミントを思わせる風味や麦芽糖を思わせる素直な甘みですっきりと飲めますが、シナモンを思わせるスパイシーさやしっかり目の樽系のビター、アルコールの刺激も相応にあります。

すっきりなのにスパイシーで濃い味のウイスキー。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、オイリーさは幾分薄れ、ミント、バター、青りんご、麦芽糖、パイナップル、シナモン、樽香を感じます。

口に含むと、ツンとしたアルコールの刺激にバターや蝋を思わせるオイリーさ、ミント、シナモン、青りんご、麦芽糖、ナッツを感じます。

大きく味が変わるというわけではありませんが、加水することでオイリーさが幾分薄れ、その分飲みやすくなります。

【ロック】
オンザロックにすると、リンゴ、レーズン、麦芽糖、パイナップル薄手の樽香を感じます。オイリーさやミントを思わせる香りが落ち着きを見せ、その分甘めの香りをより感じます。

口に含むと、じんわりとアルコール、樽系のビター、シナモン、蝋燭の蝋、ミント、パイナップル、青りんご、麦芽糖を感じます。

濃い味のウイスキーですので少々氷が溶けても薄べったく感じませんし、のんびり飲めるのでロックで飲むのがオススメです。

【感想】
捻った個性の少ない素直な味わいのウイスキー。オイリーなフレーバーが味や香りの細かい部分を覆ってしまっているように感じられ、そこは少し残念に思いますが、ノンチルフィルタードだけあって濃い目の香味で、加水・ロックでゆっくり楽しめる力強さがあるのは好ましく感じられました。

【リピート】
ハイボールなどでも楽しめそうな気がしますし、バーに行った際などに試す機会に恵まれればと思います。積極的にリピートしたくなる程の個性は感じませんでしたが、幅広な飲み方で楽しめそうですし、次はフルボトルで購入しても良いかもしれませんね。

それでは今回はこの辺で。

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マクダフ15年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

先日当ブログの訪問者数が1万人を超えたばかりですが、今度は昨日で11,111人に到達しました.。゚+.(・∀・)゚+.゚
また、一昨日は1日あたりの訪問者数で過去最高を記録しており、本当にありがたい限りです(´∀`*)

ここしばらくは旅行だ出張だで出回ることが多くなり、お酒を飲むペースが落ち気味なのですが、これから本番を迎える梅雨のジメジメ感や夏の暑さを美味しいお酒を飲んで乗り切っていこうと思います。また読んでやってくださいヾ(´ω`=´ω`)ノ

さて、今日も昨日に引き続き、フォムファスの量り売りで購入したスコッチウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

本日飲むのは「マクダフ15年」というスコッチウイスキーです。昨日飲んだ「オーヘントッシャン」はスコッチウイスキーの中でもローランド・モルト(スコットランド・ローランド地方のウイスキー)でしたが、本日飲む「マクダフ」はハイランド・モルト(スコットランド・ハイランド地方のウイスキー)です。

ハイランドはスコットランドの北部地域のことのようで、かなり広い地域を指し、約40もの蒸留所があるそうです。そのため、地域のコレという特徴は挙げにくく、蒸留所ごとに幅広い個性を持っているようですが、比較的ピーティ*で、寒いスコットランドの更に北部だからか飲みごたえのあるものが多いようです。

*ウイスキーの香味にピート香が効いていること。ウイスキーの原料である二条大麦は、発芽させて麦芽にして酒造りを行う。その際、適切なところで発芽を止めるために熱を加えて乾燥させる必要があり、その燃料にピート(泥炭)で燻してウイスキーを蒸留すると、このピート香もできあがりのウイスキーに香りとして現れる。

「マクダフ」を製造するマクダフ蒸留所は1962年創業とウイスキーの蒸留所としては比較的新しい部類に入ります。特にスコットランドでは、昨日のオーヘントッシャン蒸留所は1823年でしたし、古くからの老舗が数多くありますから、かなり新参者といえるでしょう。

さて、通常シングルモルトウイスキーの場合、蒸留所の名前がそのままウイスキーのブランド名になることが一般的です。山崎蒸溜所の「シングルモルト山崎」とか、宮城峡蒸留所の「シングルモルト宮城峡」などがそうですし、昨日の「オーヘントッシャン」もオーヘントッシャン蒸留所で蒸留されています。

ところがマクダフ蒸留所の場合、蒸留所が正式に販売する製品(オフィシャルボトル)は「グレンデヴェロン」または「デヴェロン」の名前で販売されており、蒸留所から樽買いして保管し、自社で瓶詰めして販売する業者(ボトラーズ)の販売する製品(ボトラーズ・ボトル)は「マクダフ」の名前で販売されています。

オフィシャルとボトラーズでブランドネームを変えるのは自社製品とのカニバリズム回避や、ブランドイメージなどを管理していく上で必要なこととは思いますので、それ自体は珍しくないのですが、普通、名前が逆でしょう、と(笑)余計なお世話ですけどね(ノ∀`)

「デヴェロン」というブランドネームですが、マクダフ蒸留所がデヴェロン川という川の横に位置しているようですのでここからだと思います。この「デヴェロン」はサッポロビールが一部商品を取扱いしているようですので、日本での入手性も悪くなさそうです。

さてさて、前置きはこのくらいにして、早速飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:マクダフ15年
種類:シングルモルトスコッチウイスキー
製造:ジョン・デュワー&サンズ
原料:モルト
容量:200ml 43%
価格:5,346円/250ml(税込)(写真は200mlボトルですが、現在はなくなった模様です。)
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【ストレート】
スモーキーなピート香に樽の木の香り、湧き上がってくるような麦芽の甘い香りがします。うっすらとシェリー香がするようなしないような…。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激にスモーキーさを感じます。次いで熟れたパイナップル、蜂蜜、シロップなどを思わせる濃い麦芽の甘みが感じられ、後口は樽由来のビターです。余韻でスモーキーさが鼻に抜ける感じがしました。

スモーキーですが、それを押しのけるようなモルトの甘み。相当濃く感じます。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、スモーキーさにバニラの甘い香り、チョコレート、樽の木の香りに、柑橘系の爽やかさがでてきます。

口に含むと、アルコールの刺激は急激に弱まっています。タンニンで口中がイガイガしますので、熟成にタンニンの多い木材の樽を使用しているか、シェリー樽を使用しているのではないかと思います。レモンのような柑橘系の風味に麦芽糖の甘さ、樽由来のビターが感じられ、やはり最後は鼻にスモーキーさが抜けていきます。

タンニンの影響か少し甘さは抑制され、ビターの主張が目立つように感じました。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、スモーキーなピート香、樽香、パイナップル、レモン、蜂蜜、柑橘類の香り。スモーキーさは弱まり、フルーティな香りが強まります。口に含むと、樽の木材の香り、麦芽のかなり濃い甘み、少し樽由来のビターを感じます。

加水によってスモーキーさや樽香、ビターなどが弱まってくる分、一段とモルトの甘みをはっきりと感じられます。

【ロック】
オンザロックにすると、ピート香に樽香、パイナップルや蜂蜜などの麦芽の甘い香り。口に含むと、タンニンのイガイガと渋み、スモーキーさ、柑橘系の爽やかさにモルトの強い甘みが感じられます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、スモーキーさはごくわずか、樽の木の香り、パイナップル、柑橘類、蜂蜜の香り。口に含むと、木香や柑橘系の風味もありますが、かなりひたすらモルトの甘み。

【その他】
ハイボールにすると、スモーキーなピート香、樽香にしっかりとモルトの甘みが感じられ、ソーダ水で割っても個性の感じられる美味しいハイボールです。

【感想】
モルトの濃い甘さに驚かされるウイスキー。

スモーキーでありながら濃厚な甘みがあり、マイルドで飲みやすいのですが、強烈に甘いです。特に加水やロックにするなど割れば割るほど甘み以外の香味が弱まるため、なおさら甘みが際立ちます。シェリーやバーボンの甘さではなく、モルトウイスキーの、麦芽のストレートな甘みです。

オススメの飲み方は原則ストレート、変化球でハイボール。ストレートであればスモーキーさなどもしっかり感じられ、甘みばかりではありませんが、他の飲み方はかなりモルトのストレートな甘みが目立ちます。ハイボールでもソーダ水で割る分、甘さが多少抑えられますので、それでもかなり甘口ですが美味しく飲めます。

シングルモルトよりはブレンデッドウイスキーの構成原酒としての方が力を発揮するウイスキーかもしれません。

もう少しアルコール度数を高くした(販売前の加水を少なくした)ものであれば、甘さばかりでなくドライさや様々な香味が感じられて楽しめそうです。
また、シェリー系の香味をしっかり付けるなどで麦芽以外の甘さも感じられると、多層な甘さで美味しく飲めるのではないでしょうか。

ちょっとモルトの甘さが豪速球すぎる印象でしたので、多少変化球が交じるとストレートもより活きてきそうです。

最後に「オーヘントッシャン」の記事でも書いた樽香の件ですが、それっぽい香味は感じられるものの、今回はそこまで気になりませんでした。

【リピート】
濃厚でポテンシャルのあるウイスキーだと思いましたので、様々な年数や樽のものを試す機会を見つけたいと思います。バーなどで飲めるといいなぁ。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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