ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

笹の川酒造(福島)

山桜 モルト&グレーン55

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は福島県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは福島県郡山市の笹の川酒造株式会社が製造する、「山桜 モルト&グレーン55」です。

笹の川酒造㈱は明和2年(1765年)創業の老舗の酒造会社です。清酒、焼酎、リキュールなど様々な酒類を製造していますが、昭和21年(1946年)にはウイスキーの製造免許も取得しており、以来、地ウイスキーメーカーとしても名を馳せています。

細かくは以前の記事をご覧いただくことにして、製品紹介は以下の通りです。
モルト原酒とグレーンをブレンド後、後熟(マリッジ)させた原酒をベースとしたMALT&GRAINを飲みごたえのある55度でお楽しみいただけます。
中元・歳暮等の贈答用品向けに販売された製品のようです。笹の川酒造のHP等には情報なし。アルコール度数55%のハイプルーフのブレンデッドウイスキーです。ノンチルフィルタードでもありますので、パワフルな味わいが楽しめそうです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:山桜 モルト&グレーン55
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:笹の川酒造株式会社
容量:700ml 55%
原料:モルト、グレーン
価格:3,780円(税込)
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【ストレート】
ココアや生チョコレート、ウインナーコーヒー、ツンとドライなアルコールの揮発感に乗って干し草を思わせる香り、レモンや乳酸発酵系の酸味に少しニューポット的な香りを感じます。

口に含むと、しっかりと樽の木材の風味、カラメルソースにミルクチョコレート、薄手のレモン、乳酸発酵系の酸味、水飴を思わせるプレーンな甘み、ビリビリと唇や舌がしびれるような強いアルコールの刺激を感じます。

若い原酒が主体の構成と思われ、アルコールの刺激や樽感が強く感じられます。木材の風味も強いですが、樽由来のチョコレートやバニラ系の甘い風味もしっかりと感じられ、刺激は強いながら甘口に感じられ、それほど飲みづらさは感じません。

地ウイスキーにありがちな樽由来のスパイシーさが感じられないのが飲みやすさを演出してくれているようで、しっかりとチャーしてあるのか、原酒は若くとも比較的素性の良い樽をセレクトしているのか、思ったより良い印象でした。

ただアルコールの刺激はかなり強め、ハイプルーフなので当然といえば当然ですが、恐らく若さも相まってかなり暴れん坊です。ピート香は他の香味が強い分、それほど強いとは感じませんでしたが、干し草の香りなどきちんと顔を出しています。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、樽系の香りに変わって干し草や消毒薬を思わせるツンとした香りが前に出てきます。ミルクチョコレート、うっすらとぶどう、ニューポット的な若いモルトウイスキーのレモンや乳酸発酵系の酸味を漂わせる香りも感じられます。

口に含むと、ニューポット的なレモンや乳酸発酵系の酸味にプレーンな甘み、うっすらとぶどう、マーシャルビーンズやミルクチョコレート、青々しい草の風味のピート香、少し杏を感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、さすがにアルコールの刺激は弱まり、香りはかなりおとなしくなります。レモンや乳酸発酵系の酸味とプレーンな甘みが主体、うっすらパイナップルや杏を思わせるフルーティさも感じられます。ピートのスモーキーフレーバーは弱めですが感じられ、樽香は相当に弱まって少し感じられる程度です。

口に含むと、粉っぽい口当たりに樽材のビター、カラメルソースにミルクチョコレート、少しバナナやパイナップル、レモンの混じる甘み、まだまだ強いアルコールの刺激に草っぽさのあるピート香を感じます。

加水によって少しフルーティなフレーバーも出てくるように感じましたが、やはり樽系の要素と若い原酒のプレーンな要素が強い印象です。それほどピーティなウイスキーとは感じていませんでしたが、味わいがプレーンな分、加水してもピート香はきっちり感じられます。

【ロック】
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オンザロックにすると、樽材のビターにレモンや乳酸発酵系の酸味、少し樽材のエグみを感じます。香りは冷却すると相当に閉じるようで、ピート香はほんのり感じられるかどうかというところです。

口に含むと、杏にオレンジ、うっすらパイナップルを思わせるフルーティさや樽材のミルクチョコレートのような甘みやビターな要素も感じられますが、消毒薬のような強いアルコール感があり、少々刺激が強すぎるように感じました。

酒質もあるのでしょうが、それ以上にちょっと原酒が若すぎるのかなというところ。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、軽めのピート香が感じられる程度で、あまり香りらしい香りは感じられなくなります。

口に含むと、アルコールの刺激はまだありますがそれほど気にならなくなり、樽系の甘いフレーバーと軽めの樽由来のスパイシーさ、ピート香、プレーンな甘みを感じます。

かなり甘口に感じられ、それなりに飲めるのですが、個性に欠けてウイスキーというよりは焼酎を飲んでいるような気分になります。


水割り(1:2加水)にしてみると、香りはほぼ感じられなくなります。口に含むと、薄手のピート香と軽い金属感、樽由来の甘さが感じられます。

アルコールの刺激は感じられなくなり、焼酎代わりのような気もしますがとても飲みやすいです。水割りで飲むのが一つの正解のようです。

【その他】
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ハイボールにすると、軽めですがオレンジやパッションフルーツを思わせるフルーティさ、樽材の木の香り、ほんのりとピート香を感じます。

口に含むと、杏にシロップを思わせるしっかり目のプレーンな甘さ、樽材の木の香りとスパイシーさ、軽めのピート香を感じます。

ちょっと甘ったるくてイマイチだなぁとも思ったのですが、薄まってくると甘みも弱まりすっきりとして良い感じ。後口に軽めのピート香が感じられるのも香味を引き締めてくれて好印象です。

私がハイボールを作る時は基本的にウイスキー45mlにソーダ水190mlでやっているのですが、本品の場合はうい30ml程度で良いかもしれません。濃いと逆に余計なフレーバーを感じてしまいます。

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ホットウイスキーにすると、軽いピート香と樽材の木の香りが合わさって、若干、ほうじ茶や緑茶を思わせる香りになります。ミルクチョコレート系の甘い香りも感じられます。

口に含むと、やはりどことなくお茶を飲んでいるような感じ(笑)よくよく味わえば樽系の甘いフレーバーやスパイシーさ、うっすらピート香も感じられます。

樽由来の甘さやプレーンな甘さの強いウイスキーだからか、ホットウイスキーでも甘めで飲みやすく、なかなか悪くありません。 

【感想】
樽由来のフレーバーの目立つ若い原酒主体のウイスキー。少し割高な感じもしますが、地ウイスキー、贈答用品、限定品であることを踏まえるとまぁ値段相応でしょうか。

オススメの飲み方は水割り。次いで濃い目にしないハイボールかホットウイスキーです。
ストレートなどはちょっとアルコールの刺激が強すぎて楽しめない感じがあります。

ということで中元・歳暮用の地ウイスキーでした。地ウイスキーで贈答用品市場に限定品を送り込んでいるのは笹の川酒造くらいではないでしょうか。

中元・歳暮を贈る層、受け取る層を考えると、水割りで美味しいウイスキーに仕上げてあるのは正解のように思います。ハイボールやホットウイスキーでも美味しいことも好印象でしょうか。

あまり濃くしなければハイボールでも美味しく飲めますし、贈答用品を受け取るのは必ずしもコアなウイスキーファンとは限りませんし、むしろそうではない方が多いでしょうから、水割りやハイボールで飲みやすいブレンド、焼酎的な要素のあるあまりウイスキーウイスキーしていないものの方が良いんだろうと思います。

3,000円代の価格帯は贈答用品としてはかなり手頃なものですし、一方で若い原酒主体のブレンデッドウイスキーでこの価格が取れれば旨みはあるでしょうし、地ウイスキーメーカーには意外と悪くない市場かもしれませんね(・∀・)

【リピート】
自分で積極的に購入することはないでしょうが、今回同様にいただきものとしては大歓迎です( ^ω^)

それでは今回はこの辺で。

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ブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベル

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は福島県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは福島県郡山市の笹の川酒造株式会社が製造する、「ブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベル」です。

笹の川酒造㈱は明和2年(1765年)創業の老舗の酒造会社です。清酒、焼酎、リキュールなど様々な酒類を製造していますが、昭和21年(1946年)にはウイスキーの製造免許も取得しており、以来、地ウイスキーメーカーとしても名を馳せています。

細かくは以前の記事をご覧いただくことにして、製品紹介は以下の通りです。
厳選したウィスキー原酒にグレーンをブレンドしマイルドで口当たりが良く飲むほど に楽しい味わいに仕上げました。オンザロックはもちろん、水割り、ハイボールでも 美味しくお楽しみいただけます。
笹の川酒造㈱は平成10年に山桜酒造(資)を吸収合併しています。元々ウイスキーの製造免許を取得していたのは山桜酒造だったようですので、自社ブランドのウイスキーを「チェリーウイスキー」や「山桜」と名付けているようです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブレンデッドウイスキー山桜 黒ラベル
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:笹の川酒造株式会社
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,268円(税込)
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【ストレート】
ドライでウッディ、スパイシーな樽香が主体、薄く感じられるチョコレートを思わせる香りも樽由来のものでしょう。スモーキーな香りに籾殻や藁を思わせる穀物的な香り、時間経過で少しボンタン飴のようなフルーツ系の甘さも出てきます。

口に含むと、オレンジや杏を思わせる軽めのフルーティさに草っぽい風味、樽材のウッディ・スパイシーさやバニラを思わせる風味、少しスモーキーな風味を感じます。

地ウイスキーらしいお味。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、シンプルに樽材の木の香り、土間や土壁、少し苔や草を思わせる香り、ほんのりチョコレートやバニラを思わせる香り、薄くレモンや乳酸菌飲料を思わせる香りを感じます。

口に含むと、杏、パイナップル、りんごを思わせる軽めのフルーティさにレモングラス、樽材の木の風味に少しエグみ、シロップを思わせるプレーンな甘みを感じます。

少量の加水でグッと飲みやすくなったように感じました。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、りんごやパイナップル、少し蜂蜜を思わせる香りに薄くミルキィな甘み、樽香にほんのり草っぽい香りを感じます。

口に含むと、レモンや乳酸発酵系の酸味に樽材の木の香りやスパイシーさ、水飴やシロップを思わせるプレーンな甘み、後口にチョコレートやマーシャルビーンズを思わせる甘みを感じます。

スパイシーさが残る感じはありますが、トワイスアップもかなりバランスが良くなる印象です。本品は加水でけっこう化けてくれますね。

【ロック】
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オンザロックにすると、驚くほどに香りは閉じ、焼酎甲類かと思ってしまうほどです。ほんのり草っぽい香りや木の香りがしないでもないような。

口に含むと、少しトロリとした口当たりにミルクチョコレート、ピリリとアルコール感、樽材の木の香り、青竹を思わせる風味にシナモンなどスパイシーな風味を感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、うっすらパイナップルを思わせるフルーティさ、ほんのりと青みがかった木の香りを感じます。

口に含むと、薄く柑橘類の混じるプレーンな甘み、まだ若い木の風味に青竹を思わせる風味を感じます。

水割りに(オンザロックを1:2加水に)すると、香りらしい香りは感じられなくなります。口に含むと、薄手ですが樽由来のミルクチョコレートを思わせる甘みのほんのりと木の香りが感じられます。

昔ながらの、ではないんですが地ウイスキーですし、水割りでダラダラ飲むのが一つの正解かもしれません。オンザロックもクセを楽しめる人には良さそうです。

【その他】
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ハイボールにすると、オレンジに少しパイナップルを思わせる甘酸っぱさ、薄手の樽香を感じます。爽やかで良い香り。

口に含むと、柑橘系のフルーティさの混じる、さっぱりプレーンな甘みのハイボールです。樽材の木の香りや少しミルクチョコレートを思わせる風味、ほんのりとスパイシーさも感じられますが、かなり飲みやすい美味しいハイボールだと思います。

近年発売の地ウイスキーですし、ハイボールにされる前提のブレンドなんだろうと思います。

【感想】
いかにも地ウイスキーらしい香味のウイスキー。ストレートは個人的にあまりいただけませんでしたが、加水で化ける印象で、ロックもなかなか悪くありません。

水割りが良いなと思ったんですが、ハイボールで飲むのが個人的には最もオススメです。

まぁハイボール専用機になってしまうかなというところ。 コークハイなんかでも良さそうです。

【リピート】
福島県に赴いた際にご当地で飲むのはアリかなと思います。積極的にはリピートしません。

それでは今回はこの辺で。

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チェリーウィスキーEX 40%

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は福島県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは福島県郡山市の笹の川酒造株式会社が製造する、「チェリーウィスキーEX 40%」です。

笹の川酒造㈱は明和2年(1765年)創業の老舗の酒造会社です。清酒、焼酎、リキュールなど様々な酒類を製造していますが、昭和21年(1946年)にはウイスキーの製造免許も取得しており、以来、地ウイスキーメーカーとしても名を馳せています。

東北地方には他にニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所がありますが、地ウイスキーメーカーとしては笹の川酒造が唯一となっています。

ウイスキーファンには、イチローズモルトで知られるベンチャーウイスキーの前身である東亜酒造のウイスキー部門が閉鎖され、在庫のウイスキー原酒が廃棄されようとしていた時に、現ベンチャーウイスキー代表の肥土伊知郎氏の要請に応諾して、一時期、原酒の貯蔵を行っていた話でも知られています。

そんな笹の川酒造は、かつて自社でウイスキーの蒸留を行っており、輸入してきた原酒も活用しながら地ウイスキーの販売を行っていました。

バブル崩壊後の長引くウイスキー需要低迷期に、自社での蒸留は停止し、輸入原酒も含めた在庫を活用して地ウイスキーの販売を継続していましたが、ハイボールブームやマッサンブームによるウイスキー人気復活を背景に、昨年2016年に安積蒸留所を創設し、再びウイスキーの自社蒸留に乗り出しています。

かつてウイスキーの樽を預かっていたベンチャーウイスキーの秩父蒸留所を視察し、ウイスキー造りのノウハウを学ぶなど、イチローズモルトの恩返しも受けながら、既にウイスキーの蒸留を開始しているようです。今後2020年の東京五輪前後を目処に商品化されてくるものと思われます。

東京五輪イヤーを目指して様々な地ウイスキーメーカーが新設、改装に乗り出しており、これから数年間は日本のウイスキーファンにとってはワクワクするものになること間違いなしではないでしょうか。個人的にオリンピックそのものよりも楽しみなような気もするくらい、今からワクワクしています(・∀・)


(・ω・ノ)ノオイトイテ


さて、本日飲むチェリーウイスキーですが、笹の川酒造はかつて山桜酒造と名乗っており、自社の名前を活かしてチェリーウイスキーとしたそうです。決してチェリーブランデーを寝かせていた樽で熟成させた等ではないようです(笑)

てっきり輸入原酒をブレンドしたものだろうと思いながら購入しましたが、ラベルには「山桜蒸留所の古いポットスチルの留出物がブレンドされている」旨の記載があります。

いつ頃まで自社で蒸留していたのかはわかりませんが、鋼鉄と銅を組み合わせた独自のポットスチルを使用していたようです。さてさて、どのようなお味なんでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:チェリーウイスキーEX
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:笹の川酒造株式会社
容量:500ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:1,404円(税込)
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【ストレート】
ドライでスパイシーな木香、少し鰹節のような香りにも感じられます。薄手のオレンジや杏を思わせるフルーティさ、薄手のチョコレートやバニラを思わせる樽香を感じます。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、杏風味の飴玉、ごく薄くぶどう、少し金属っぽい風味、マーシャルビーンズ、ほんのりバニラを感じます。

地ウイスキーらしいなぁというお味。

鋼鉄製ポットスチルの自社蒸留のウイスキーがブレンドしてあるとのことで、若◯酒造のウイスキーよろしく、もっと硫黄化合物系のゴムや肉類、硫黄系の香りがするかなと思っていましたが、まったくそれっぽさがないとは言いませんが、私の粗末な鼻と舌ではそこまで気になるような香味はありませんでした。

自社蒸留の原酒の使用量がわずかなのか、一部は銅製のポットスチルですので、それが良い働きをしてくれていたのか。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、薄手のチョコレートの混じる木香、少しバターのようなオイリーな風味、杏にうっすらとオレンジを感じます。少量の加水で香りはクリアさが増しますが、ドライな感じがやや薄れたように感じました。

口に含むと、杏風味の飴玉、生木の青々しさ、湿気た樽香を感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、甘めの樽香に杏、レモンなどを思わせるシトラスフレーバー、薄手のパイナップルを感じます。口に含むと、アルコールの刺激はほぼなくなり、少し粉っぽい口当たり、少し苦い樽材の木の風味、砂糖水や水飴のようなシンプルな甘み、うっすらとシトラスフレーバーを感じます。

【ロック】
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オンザロックにすると、ほとんどの香りは閉じてしまいます。ごく薄く樽由来の木材や甘い香りを感じる程度です。口に含むと、スパイシーな木香、マーシャルビーンズ、湿気た木材、じんわりとアルコール感を感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、こちらも香りはほとんど閉じており、ほんのりと甘さや木の香りが感じられます。より香りが微弱になりスパイシーさなどが感じられなくなる分、ハーフロックの方が良いかもしれません(笑)

口に含むと、薄手のチョコレート・バニラ・マーシャルビーンズっぽさの混じる甘めの樽香、うっすら杏風味の飴玉を感じます。後ろ向きなフレーバーを感じない分、飲みやすくはあります。

水割り(1:2加水)にもしてみましたが、更に香味は薄く、その分より飲みやすくなる傾向にあり、ハイボールブーム以前からの昔ながらの地ウイスキーですし、水割りなど割って薄くして飲むことが前提のブレンドになっているのかなと思います。

【その他】
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ハイボールにすると、やはり香りはほとんど立ちません。ごく薄く樽香があるかなというところです。口に含むと、まだ青いバナナ、樹液、樽材の木の香り、砂糖水や水飴のような甘さを感じます。

あまりクセは強くありませんので、ハイボールで飲むのも悪くありません。

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コークハイにすると、ほとんどコーラそのものの香りですが、ややマイルドな甘さや薄く樽香が感じられます。口に含むと、甘すぎて逆に飲みづらいほどに甘口に感じられます。バニラを思わせるマイルドなクリーミィさや少し杏っぽさのある甘みが加わり、元々甘いコーラが更に甘く、かつマイルドな飲み口になり、スイスイ飲めて危険なほどです。

【感想】
いかにもな地ウイスキー。自社蒸留の原酒の個性的なものは私の粗末な鼻と舌では感じ取ることができませんでした。

オススメの飲み方は水割り。価格からしても何かで割って飲む前提のウイスキーと考えるのが無難だと思われます。ハイボールやコークハイも飲みやすくてオススメです。

【リピート】
地酒、地ビール、地ウイスキーなどは、「地」が付くからには本来は何かその地やその酒蔵ならではの個性がほしいところです。多くの地ウイスキーはスコットランドからの輸入原酒のブレンドが主流であることもあって、正直、個性に欠ける製品が少なくない印象です。

本品に関しては、私が笹の川酒造のウイスキーを飲んだ経験に乏しいことが最大の要因ではありましょうが、私にでも感じられるような笹の川酒造の個性というものは見出だせず、現段階ではなかなか食指が伸びないかなぁというところです。

福島県に赴く機会があれば、当地で飲む分にはアリだとは思います。

それでは今回はこの辺で。

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963ブレンデッドモルトウイスキー8年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は笹の川酒造の新作ウイスキー第二弾である、「963ブレンデッドモルトウイスキー8年」を飲みます(∩´∀`)∩

前作の「963モルト&グレーン ファインブレンデッドウイスキー」は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたブレンデッドウイスキーでしたが、今回はモルトウイスキーのみをブレンドしたブレンデッドモルトです。

企画元の福島県南酒販HPでの商品紹介は以下のとおりです。

「8年間樽貯蔵してきたモルトウイスキー原酒をベースに笹の川酒造に寝かせてある長期熟成モルトウイスキー原酒(15年以上)数種類をブレンドしました。味わいを活かすため加水、冷却濾過をしておりません。」

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「963ブレンデッドウイスキー」とボトルや箱の形状はどういつですが、ラベルや箱は材質を変えてきており、手にとった感触などが違っています。

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8年熟成のモルトウイスキーがベースで、そこに15年以上熟成の長熟モルトウイスキー複数種類をブレンドしてあるんですね。前作同様にカスクストレングス(樽出し そのままのアルコール度数)かつアンチルフィルタード(無冷却濾過)ですから、樽から出した原酒の風味がほぼそのまま味わえるわけですからそこは非常に楽しみです(´∀`*)

「963ブレンデッドウイスキー」がなかなか美味しかっただけに、今回も期待しています。価格も倍ですし(笑)
では早速飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:963 AGED 8 YEARS BLENDED MALT WHISKY
種類:ジャパニーズブレンデッドモルトウイスキー
(スコットランド産原酒を日本で貯蔵・熟成させたものと思われます)
製造:笹の川酒造株式会社
企画・販売:福島県南酒販株式会社
原料:モルト
容量:700ml 59%
価格:8,640円(税込)
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【ストレート】
かなり強めのアルコールの揮発臭、柑橘類の皮などの感じられるドライな立ち上がり。クエン酸や乳酸系の酸味と麦の穀物感、乾いた木材、奥にさつまいもを思わせる甘さを感じます。全般的にオイリーな感じを受けます。

口に含むと、舌に感じる強いアルコールの刺激、口中がかなりヒリヒリします。さつまいもを思わせる麦芽の甘みも負けずに強く、次いでレモンなど柑橘系の皮の風味、乾いた木材、乳酸系の酸味が感じられ、後から少し樽由来と思われるエグみも感じられます。

ブレンデッドモルトの割には素直でストレートな味わいで、その分カスクストレングスのアルコール感もストレートに感じます。あまり多層的・複雑といった印象は受けませんでしたが、アルコールの刺激に負けないモルトの甘さも感じられ、8年熟成の荒々しさと15年超熟成の長熟感の双方があるなという印象です。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、ツンとアルコールの揮発臭、レモンの果皮、さつまいも、クッキーやトーストを思わせる麦の香ばしさ、樽香を感じます。

口に含むと、シトラスフレーバーにビリビリと強烈なアルコールの刺激、素直な麦芽の甘さ、樽香と少しタンニンのイガイガを感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、柑橘類や乳酸を思わせる酸味に麦芽、蜂蜜、花の蜜、乾いた木材の香りを感じます。口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、シトラスフレーバー、甘い麦芽、アジアンなスパイシーさ、ウッディさが感じられ、とろみも感じられます。

加水によってアルコールの刺激が弱まり、比較的ボディ軽めの酒質だなと感じるようになります。カスクストレングスだけにトワイスアップくらいまで加水しても飲みごたえがあります。

【ロック】
オンザロックにすると、竹材に近い木の香り、麦の穀物感、ほんのり麦芽の甘さを感じられるマイルドな香り。冷却されることであまり香りは立ちませんが、その分マイルドで素直な優しい香りになります。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、スパイシーな風味に麦芽の素直な甘さ、シトラスフレーバー、ウッディさが感じられます。加水同様にアルコールの強すぎる刺激を和らげてくれ、飲みやすさが増します。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、かなり香りは弱くなりますが、ウッディですっきりとした香りです。口に含むと、ほんのりと麦芽の甘さ、樽香とスパイシーさが感じられます。カスクストレングスかつアンチルフィルタードということで、ここまで割っても薄べったくは感じません。

オンザロック~ハーフロックの間で好みで加水調整するのが飲み方としてはオススメです。

水割りに(1:2加水かつオンザロックに)もしてみましたが、ここまでくるとさすがに薄べったいかなと感じましたが、ほんのりと甘く、薄くウッディさやスパイシーさが感じられます。

【その他】
ハイボールにすると、花の蜜のような淡い甘さにうっすらとシトラスフレーバー。乾いた樽香も感じられます。口に含むと、アジアンなスパイシーさに樽系のビターとエグみ、すっきりとしたシトラスフレーバーの感じられる、すっきり甘口のハイボールになります。すっきり飲みやすいのですが、スコッチっぽいクセやアルコール度数の高さからくる飲みごたえも感じられ、なかなか美味しいです。ハイボールはオススメです( ´∀`)

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「963」二種を1:1でブレンドしてのハイボールにもしてみました(∩´∀`)∩

「963ブレンデッドモルト」の甘さやスパイシーさは感じられつつ、「963ブレンデッドウイスキー」のグレーンなどが混じる分マイルドになり、上手く樽系のエグみなどを抑えてくれます。この飲み方もアリだと思います(・∀・)

この後さらに、「963ブレンデッドウイスキー」でハイボールを作り、「963ブレンデッドモルト」を上に浮かべるフロートスタイルも試してみました。こちらはフロートした「963ブレンデッドモルト」の香りや味をしっかりと感じられながら、徐々に混ざっていく味わいを楽しめ、これまたアリだなと思いました。

【感想】
素直な味わいな分、アルコールの刺激もダイレクトに感じますが、幅広い飲み方で楽しめ、少々薄く割っても崩れないカスクストレングス、アンチルフィルタードによる香味の濃さを楽しめるウイスキー。インパクトにはやや欠ける。

素直な酒質の原酒ばかりを選んだためか、同じような樽で寝かせたのか、様々なモルトが混じりあった複雑さ、多層感は私の鼻と舌では正直あまり感じられませんでしたが、どう飲んでもなかなかに美味しい、懐のなかなか深いウイスキーだと思います。

アルコール度数が高い分、刺激も相応にあるのですが、モルトの甘みなどには熟成感もしっかり感じられ、8年熟成のまだ若さの感じられる原酒がベースではあるものの、15年超熟成の長熟原酒もきちんと使われているのだろうなと感じられます。

ピート香、バーボン樽、シェリー樽など、何か味わいにインパクトやアクセントを付加してあれば、面白みも出てきたのではないかと思います。

オススメの飲み方はオンザロック~ハーフロック、ハイボールです。私の場合はオンザロックにしてじっくり飲み進めるパターンが多くなりそうです。

【リピート】
今は大手でも長熟原酒のやりくりに苦労していますし、その結果、年数表記のない製品が増える傾向にあります。それを考えると小規模な地ウイスキーメーカーで年数表記ありの製品を出してくるのはすごいことだと思いますし、相応の価格になるのも致し方ないことです。

常備・常飲するには厳しい価格ですが、「安積蒸留所」へのお布施、限定品と割り切って楽しむのが良いかなと思います。リピートには慎重というか限定品ですので多分できませんが、この一本は楽しんで飲み切れそうです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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963モルト&グレーン ファインブレンデッドウイスキー

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は笹の川酒造の新作ウイスキーである、「963」を飲みます(∩´∀`)∩

笹の川酒造は明和2年(1765年)創業の、日本酒を中心とした老舗の酒造会社ですが、1946年にウイスキーの製造免許を取得している老舗の地ウイスキーメーカーでもあります。

これまで東北で唯一の地ウイスキーメーカーとして名を馳せてきましたが、今年ついに「安積蒸留所」を新設し、自社でのウイスキー蒸留を再開するようです。かつて自社で蒸留していた時期もあったようですが、長い間ボトラーズ(他社の蒸留したウイスキーを仕入れ、自社で貯蔵し瓶詰めして販売する業者)であった同社にとって、ウイスキー蒸留は再開というよりも挑戦といった方が正しいかもしれません。

イチローズ・モルトで知られる「ベンチャーウイスキー」とも関係が深く、今回の蒸留所新設に際しても、ベンチャーウイスキーの「秩父蒸留所」を視察するなど協力を受けているようです。

「安積蒸留所」では既に3月頃から試験蒸留を開始しているようで、5~6月、つまり今頃からもう間もなく、正式に蒸留開始となる見通しのようです。

本坊酒造の鹿児島県「津貫蒸留所」や堅展実業の北海道「厚岸蒸留所」、ガイアフローの静岡県「静岡蒸留所」など、ウイスキーブームに乗って地ウイスキーメーカーがどんどん動き出しており、ウイスキーファンにとってはこれから非常に楽しみな時間がやってきそうです。

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さて、本日飲む「963」ですが、樽の番号か何かかと思いましたら、笹の川酒造の本社所在地の郵便番号のようです。

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また、本品は笹の川酒造が筆頭株主である福島県南酒販のオリジナル企画商品となっているようです。

ノンカラー(無着色)、ノンチルフィルタード(無冷却濾過)、カスクストレングス(樽出しのままのアルコール度数)なんですね。

笹の川酒造のウイスキーは以前に飲んだことがありはするのですが、飲み散らかしましたので味は記憶になく…そんなわけで、早速飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:963 MALT&GRAIN FINE BLENDED WHISKY
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:笹の川酒造株式会社
企画・販売:福島県南酒販株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:700ml 59%
価格:4,320円(税込)
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【ストレート】
チョコレートや木香など、まずは樽香が感じられます。次いで、ツンとしたアルコールの揮発感に乗って、レモンやバニラウエハースを思わせる香りがします。

口に含むと、口中に入るやいなや強いアルコールの揮発感が感じられ、さすがはカスクストレングスです。その後、レモンを思わせる酸味に皮部分のビター、後口は樽の木材の香りに少し麦の穀物的な風味が感じられます。

樽系の香味が主体であまり熟成感はなく、アルコール度数もかなり高く、相応に刺激もあるのですが、レモンフレーバーのすっきり感で意外とスイスイ飲めてしまいます。調子に乗ると後が怖そうなお酒です。

てっきりグレーンの味ばかりだと思っていましたが、ウエハースを思わせる麦の香ばしさが感じられ、嬉しい驚きでした。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、香ばしいウエハースに木香、少しバニラやチョコレートのような香りも感じられます。口に含むと、アルコールの強い刺激は割りと緩和されており、ピリピリとアルコールの刺激はあるものの、飲みやすさが増しています。

レモンや、大人しめの和を感じさせる柑橘系の風味に樽の木材の香り、後味はスーッと清涼感もあり、何だか複雑なスパイシーさも感じられます。驚くほどアバウトな表現で申し訳ありません(;´Д`)

トワイスアップ(1:1加水)にすると、レモンにオレンジなど柑橘類の香りが目立つようになります。ウエハースを思わせる麦の香ばしい香りと樽香も引き続き感じられます。口に含むと、じんわりとアルコール感、穏やかな酸味にグレーンウイスキーの甘さが感じられ、さすがにグレーンウイスキーが目立つなぁと思いつつも、麦の香ばしさや柑橘系の酸味と合わさり、アルコール感も程よく弱まってなかなかどうして、悪くありません。

【ロック】
オンザロックにすると、香ばしい麦の香りに樽香が感じられます。口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激はありますが、度数を考えるときつくありません。チョコレートやバニラウエハース、樽香が感じられ、後口は薄手ではありますが爽やかさの感じられる酸味があります。少し樽の焦げ感のような風味もあるように感じました。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、樽香に麦の穀物的な香り。カスクストレングスだけあってここまで薄めてもまだ香りが残っています。口に含むと、レーズンのようなグレーンウイスキー、樽香、麦の香ばしさに、シロップや樹液を思わせる優しい甘さが感じられます。

ハーフロックでもそれなりの味でしたので、水割り(1:2加水)も試してみました。香りなどは相当に薄まってしまいましたが、麦の香ばしさや優しい甘さ、薄く樽香やチョコレートの風味が感じられ、変なクセがないので食中酒、晩酌ウイスキーとしても使えそうです。

限定品のようですし、通販でわざわざ購入して水割りで晩酌する方もまぁいないでしょうけど…(ノ∀`)

【その他】
ハイボールにすると、麦の香ばしさに樽香が感じられ、口に含むと、チョコレートのような甘さに柑橘系の酸味が感じられる、爽やかな飲み口となります。すっきり飲みやすいハイボールです。

【感想】
熟成感は薄く、かなり若いウイスキーなんでしょうがさほどフレッシュでもなく、でもなぜかスムーズに飲めてしまうウイスキー。

アルコールの刺激のドギツいハイボール専用ウイスキーを想像していましたが、ストレートでもいけます。飲み方を選ばない汎用性の高さがあり、本格的にストレートから晩酌に水割り、ハイボールまで、どれもそれなりに飲めて幅の広い楽しみ方ができます。

オススメはトワイスアップとハイボールというところですが、色々な飲み方を試して欲しいウイスキーです。

ただし、スムーズな飲み口だからとぐいぐいやってしまうと、私のように後々後悔することになるでしょう( ´_ゝ`)

【リピート】
生産量の少ない地ウイスキーがコスト高になるのは致し方ないのですが、熟成年数が短そうなブレンデッドで4,320円はなかなか身構える金額です。常飲するというよりは、限定品と割り切って楽しむのが良いように思います。リピートには慎重ですが、この一本を購入したことについてはまったく後悔はありません。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ

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