ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

テネシーウイスキー

ジャックダニエル シングルバレル

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はテネシーウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「ジャックダニエル シングルバレル」です。

テネシーウイスキー及び「ジャックダニエル」については以前の記事をお読みいただくことにして、輸入元のアサヒビールによる本品の製品紹介は以下のとおりです。

シングルバレルウイスキーのみが持つコクと芳醇さにジャックダニエルのみが持つスムースさを兼ね備えた逸品です。ウイスキー通に贈る、傑作のひと樽。樽から最大限に引き出されたバニラ、キャラメルの香り。口いっぱいにひろがる熟成由来の甘さ、芯のある力強いコクが特長です。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ジャックダニエル シングルバレル
種類:テネシーウイスキー(アメリカンウイスキー)
製造:ジャックダニエル社(ブラウン・フォーマン社の子会社)
原料:モルト、グレーン
容量:750ml 47%
価格:7,570円(税込)
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【ストレート】
上品な木の香りにたっぷりのメープルシロップ、バニラ、シナモン、ミルクチョコレート、マンゴー、ドライフルーツの香りを感じます。しっかりと樽由来の香りが感じられると共に、たっぷりの甘みやフルーティさも感じられるリッチな香りです。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、ハッカ、メープルシロップを思わせる濃い甘みに少しライ麦っぽい苦み、バニラとシナモンの香る焼きリンゴ、後口には樽の木の香りやビターさを感じます。

度数相応のアルコールの刺激や、徹頭徹尾しっかりとした木香がありますが、それに負けない濃厚な甘さやフルーティさ、少しのスパイシーなアクセントがあります。さすがはジャックダニエル、美味しいです。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、ビターなカラメルソース、メープルシロップ、ミルクチョコレート、バニラにシナモン、樽香を感じます。木材の香りはやや後退し、より甘くメローな香りになります。

口に含むと、アルコールの刺激はかなり和らぎ、ミルクチョコレート、バニラ、ママレード、メープルシロップ、樽香を感じます。ぐっと飲みやすくなるので少量加水はオススメです。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、薄手のメープルシロップに樽香、ライ麦を思わせるビターでドライな穀物感、チョコレートを感じます。口に含むと、アルコールの刺激は薄れて柔らかな口当たり、とうもろこしを思わせる甘みにライ麦を思わせる苦み、メープルシロップに少しのミルクチョコレート、樽の木材の風味を感じます。

様々な風味がだいぶ薄まってはきますが、元が濃い分トワイスアップでも美味しく飲めます。

【ロック】
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オンザロックにすると、ほんのり樽材のビターな木香とメープルシロップを思わせる甘みが感じられます。香りは冷却することで一気に閉じてしまいます。口に含むと、とろみを感じさせる柔らかい口当たりに、木材を喰んでいるかのような木香、バニラにたっぷりのチョコレート、メープルシロップ、樽由来のビターな風味を感じます。

香りの面では楽しめなくなりますが、飲み口はすごく柔らかく、アルコールの刺激も弱まってしみじみ飲めます。オンザロックもオススメです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ごく薄く樽香や甘みを感じる程度で、香りはほとんど立ちません。口に含むと、ライ麦や樽由来のビターな風味が前面に感じられ、次いでメープルシロップを思わせる甘みが感じられます。やはり口当たりは非常に柔らかく、じんわりとアルコール感もあって飲みごたえもあり、ハーフロックでも美味しく飲めます。

【その他】
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ハイボールにすると、樽由来のビターな木香、ライ麦の苦み、うっすらとメープルシロップの甘みを感じます。口に含むと、炭酸の清涼感に樽材の風味、パイナップル、ほんのりカラメルソースを感じます。

とかくバーボンソーダは薄っぺらく感じてしまいがちで、「ジャックダニエル ブラック」を飲んだ際もジャックソーダ(ジャックダニエルのハイボール)はさして美味しいと思わなかったのですが、本品でのハイボールはしっかりと味があって美味しいです。

この辺りはアルコール度数も高めで風味の濃厚なシングルバレルだからこそなんでしょうね。

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コークハイにすると、ライ麦系のビターな風味でコーラの甘さが抑えられ、甘さ控え目のコークハイに仕上がります。バニラを思わせる風味や濃厚な甘みは奥に潜んでおり、濃口でアルコールの刺激も弱く、万人受けする味わいだと思います。スムーズな飲み口すぎて、ペースに注意する必要がありそうです。

【感想】
通常品の「ジャックダニエル ブラック」では味わえない濃厚でリッチな香味。とても美味しいんですが、その分、値段はかなり張ります(;・∀・)
シングルバレルですし致し方ないところでしょうね。

ストレートまたは少量加水で飲むのがオススメです。香りは閉じてしまいますが、ロックで飲むのもとても美味しいですよ(´∀`*)
お値段的にもったいないという点を除けば、ハイボールやコークハイで飲むのも美味しく、どう飲んでもそうハズレはない印象です。

本品はアルコール度数高めで、シングルバレル(単一の樽から払い出したウイスキー)ということもあり、ジャックダニエル(テネシーウイスキーは)らしい、濃厚かつメローな香味が楽しめます。

サトウカエデの木炭で濾過するチャコールメローイングがジャックダニエルに特徴的な、メローな甘みやバニリィな風味を与えているように思われ、すっきりとしていながらも濃厚な甘みが楽しめます。

加水やソーダ水等で割っていくことで、ビターな風味も感じられるようになり、飲み方によって様々な顔が見えてくるところも嬉しいです。

【リピート】
価格的に私にはやや贅沢なウイスキーですのでおいそれとはリピートできませんが、ストレートを中心にちびちび飲んで楽しみます(・∀・)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ジャックダニエル ブラック

皆さんこんばんは、ポッキーです。

バーボン連チャン第五弾、今日は「ジャックダニエル」を飲みます。
そろそろ第何弾だったか前の記事を見返さないとわからなくなっています( ´,_ゝ`)

「ジャックダニエル」は創業者の名前がそのまま製品になっています。「ジャックダニエル」はバーボンの中でも更にテネシーウイスキーという系統に分類されるウイスキーです。

テネシーウイスキーは蒸留を終えた原酒をサトウカエデの木で作った木炭で濾過する「チャコールメローイング製法」を取り入れ、かつアメリカのテネシー州で作られるバーボンのことを指します。「チャコール=charcoal=炭」「メローイング=mellowing=まろやかにする」で、木炭で濾過することで原酒の荒々しさをまろやかにすることを意味します。原酒は濾過がすんだ後で樽で熟成されることになります。ちなみにサトウカエデの樹液を煮詰めたものがメープルシロップになります。

「ジャックダニエル」の原料はとうもろこし80%にライ麦と大麦麦芽で製造されます。創業者のジャック・ダニエルは、貧困な家庭に産まれたことから家族の友人に預けられることとなり、7歳から教会の牧師であったダン・コール氏に雇われて働きだすこととなります。

ダン・コール氏は蒸留所のオーナーでもあり、ジャック・ダニエルはここでテネシーウイスキーの製法を学びます。その後、ダン・コール氏は牧師の仕事に専念するため、当時13歳であったジャック・ダニエルに蒸留所を譲ります。時代背景もあるのでしょうが、およそ日本では考えられない話です(笑)ここからジャック・ダニエルの本格的なウイスキー造りが始まります。

「ジャックダニエル」は1904年のセントルイス万博で、世界各国のウイスキーの中でただ一つ金賞を受賞したことから世界的に有名になります。しかし、ジャック・ダニエルの死後数年後に施行された禁酒法施行により、蒸留所は閉鎖に追いやられます。

本品のラベルには「Old №7」との記載がありますが、これはセントルイス万博で金賞を受賞した際のレシピが7番目の試作品であったことに由来するものだそうです。ただし、この記載には諸説あり、7という数字はジャック・ダニエルの恋人の数をつけたものだというものまであります。真実はジャック・ダニエルにしかわからないそうで、今となっては知る由もありませんね(笑)

禁酒法撤廃後にはジャック・ダニエルの甥が蒸留所を再開させますが、彼の死後は蒸留所の後継者がおらず、最終的に蒸留所はブラウン・フォーマン社に買収されることになります。ブラウン・フォーマン社は「オールド・フォレスター」や「アーリータイムズ」の銘柄も所有する会社ですね。

日本では2012年まではサントリーが、2013年からはアサヒビールが輸入代理店となっています。

名称:ジャックダニエル ブラック(Old №7)
種類:テネシーウイスキー(アメリカンウイスキー)
製造:ジャックダニエル社(ブラウン・フォーマン社の子会社)
容量:200ml 40%
価格:2,495円/700ml(税込)
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【ストレート】
メープルシロップ、蜂蜜、洋梨、バニラ、カスタードクリーム、桃など、クリーミィで濃厚な甘い香りです。

口に含むと、ピリピリとしたアルコール感にブドウ、ホイップクリーム、洋梨、麦類の苦味、木片、焦げ、皮革を感じます。フルーティな甘さというよりも糖分の甘さ、果糖のような濃い甘さです。アルコール感はあるものの滑らかな飲み口で、糖類を添加していないのが信じられない甘さです。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、洋梨、バニラ、メープルシロップにドライなアルコール感が出てきます。

口に含むと、樹液、メープルシロップ、麦類の苦味にピリピリとしたアルコール感があります。加水によってドライさが引き出される印象です。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ドライな麦に樽香を強く感じ、甘みは弱まります。口に含むと、麦の風味にメープルシロップを思わせる甘みが感じられ、加水量が増えた分アルコール感は収まっており、すっきり目の甘さで飲みやすいです。

【ロック】
オンザロックにすると、メープルシロップや樹液を思わせる甘い香りがあります。口に含むと、メープルシロップ、樹液、麦類の苦味、荒々しいアルコールの刺激を感じます。麦類の苦味をしっかり感じるようになりますが、濃厚な甘さも生きており美味しいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、麦類の穀物感と苦味で口中がイガイガします。ドライな味わいで平坦に感じてしまいますが、奥にすっきりした甘さもありすんなり飲めます。

【その他】
ハイボールにすると、ソーダ水で割ったにも関わらず洋梨、バニラ、メープルシロップのような甘い香りがしっかりとしますが、口に含むと麦類の苦味が主体で、甘い香りと苦味主体の味わいがちぐはぐに感じます。甘みと苦味がぶつかってしまい、あまりオススメできる飲み方ではありません。

コークハイにすると、強いバニラ香に濃厚な甘さが感じられ、飲み口はとても滑らかでジャックダニエルとコーラの相性は抜群です。スムーズに飲めすぎて少し危険な気すらしてしまいます。

【感想】
予想していなかった美味しさでした。果糖や樹液を思わせる濃厚な甘さがあり、バーボンであってバーボンでない、テネシーウイスキーとはこういうものかと確認できる品質の高さでした。濃厚な甘さの秘密はチャコールメローイングに使用されるサトウカエデの木なのでしょうか。ストレート、オンザロック、コークハイで飲むのがオススメです。

【リピート】
きっとまた買います。ジャックダニエルの他のラインナップも試してみたいところです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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