ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

若鶴酒造

HARRY CRANES ライスクラッカーギフトセット

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皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は11月11日、ポッキーの日ですね(・∀・)

そんなわけで、今日は少し特別感のあるウイスキーを飲もうと思います(∩´∀`)∩

本日飲むのは富山県砺波市の若鶴酒造株式会社が製造する、「HARRY CRANES Original Whisky」です。
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若鶴ウイスキー ブレンダーズトライアルVol.1 ワインカスクフィニッシュ

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は富山県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは富山県砺波市の若鶴酒造株式会社が製造する、「若鶴ウイスキー ブレンダーズトライアルVol.1 ワインカスクフィニッシュ」です。

三郎丸蒸留所を訪問した際に購入してきたものです。HP上などには全く記載がありませんし、蒸留所限定品のようです。

ネットからは上手く情報を見つけることができませんでしたので、ラベルから読み取ったことのみです( •̀ㅁ•́;)

本品はボトリング総数350本の内の1本、名称からしてブレンダーがスモールバッチで色々な試みをしてみようとしているシリーズの第一弾ということのようです。冷却濾過をしていないノンチルフィルタードのブレンデッドウイスキーです。

マイクロディスティラリーの三郎丸蒸留所ですからあまり多くの原酒は使用できないので必然的にスモールバッチになるのでしょうが、ラベルにあるのは1990年蒸留のバーボン樽熟成のモルトウイスキーと、ワイン樽熟成のグレーンウイスキーの絵柄ですので、この2種類をブレンドしたものということなんでしょうね。

私自身ウイスキー歴がまだまだ浅いので知らないことだらけなんですが、グレーンウイスキーってワイン樽で熟成させたりするのは別段珍しいことではないんでしょうかね。

そういえばモルトウイスキーの熟成用の樽は気にしたことがありますが、グレーンウイスキーってどんな樽でどのように貯蔵されているのか、あまり気にしたことがなかったように思います。

モルトウイスキーをワイン樽で熟成させたり、ブレンド前後にワイン樽で追熟させたりするのとまた違ったニュアンスが出てきたりするんでしょうか。

何となくですが、グレーンウイスキーは連続式蒸留機で製造する分、モルトウイスキーよりも出来上がりのアルコール度数は高いことが一般的ですので、樽に詰めた時の樽からのエキスの染み出し具合はグレーンウイスキーの方がより強いんじゃないかと思います。

必然的に樽に染み込んだワインの成分もより強くより早く溶け出すのではないかと思いますし、その分しっかりとワインの風味を感じることができるかもしれませんね。

まぁ飲んでみないことにはわかりませんね( ´∀`)飲んでみても私の粗末な鼻と舌ではわからないかもしれませんが(笑)

何はともあれ、それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:若鶴ウイスキー ブレンダーズトライアルVol.1 ワインカスクフィニッシュ
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:若鶴酒造株式会社
容量:300ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:失念…2,000円前後だったかと。
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【ストレート】
金属っぽさのある焦げた香り、薄く硫黄、ミントに薄く青りんごの混じるピート香、レモングラス、麦粥を思わせる香り、後からフルーティな華やかさも感じられます。

全体的には「サンシャインプレミアム ワインカスクフィニッシュ」に近しい香りですが、りんごやベリー系のフルーツなどを思わせるフルーティさがわかりやすく感じられるように思われ、香りは本品の方がより甘めな印象です。

口に含むと、粉っぽさのある麦芽の甘みに鼻から抜けるレモングラスの香りに青みがかったピート香、樽由来のビター、スモーキーフレーバー、あとの方はりんごや桃、パイナップルなどを思わせるフルーティな甘みが感じられ、香り同様に甘口に思います。薄くですが硫黄っぽさも感じられます。アルコールの刺激はそれなり。

序盤は麦芽の甘みやレモン系の爽やかさ、中間は樽系のフレーバーやピート香、終盤はフルーティさとコロコロ顔が変わります。

使用した原酒の種類が少ないことも合ってブレンデッドウイスキーですがまとまりに欠ける印象はありますが、ややもすると荒々しい若鶴酒造のモルトウイスキーの個性をグレーンウイスキーがどうにか抑えてくれています。

モルトウイスキー由来かワイン樽由来かはわかりませんが華やかなフルーティさも感じられ、荒っぽさやまとまりのなさが感じられながらも飲みにくさはそれほど感じません。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、レモンとその果皮を思わせる爽やかな香りに少し草っぽさのあるピート香、薄く蜂蜜やパイナップルを思わせる香りを感じます。

口に含むと、少し金属感、レモングラス、薄くビターな樽香、薄手のパイナップルや桃、水飴のようなプレーンな甘みを感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、レモングラスに少しミント、グレープフルーツ、ドライマンゴー、オレンジ、軽めのスモーキーさを感じます。加水量を増やすとかなりフルーティな香りが顔を出してきました。

口に含むと、うっすら酸味の混じるほんのりとプレーンな甘み、少しの金属感やスモーキーさを感じます。香りを嗅ぐとかなり有望な感じだったのですが、味は扁平で凡庸になってしまいました。

トワイスアップはオススメしません。

【ロック】
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オンザロックにすると、香りの立ち方はなかなか弱め、薄く黒糖を思わせるプレーンな甘み、少し甘酸っぱいフルーティさ、軽くピート香を感じます。

口に含むと、金属感に青みがかったピート香、少し硫黄、パイナップルや白ぶどうを思わせるフルーティさ、プレーンな甘みを感じます。中盤以降はかなり甘めな印象、アルコールの強さをけっこう感じてしまうように思いました。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、金属感と青みの混じるピート香、うっすらプレーンな甘みを感じます。口に含むと、プレーンな甘みに少しの金属感やスモーキーさ。

トワイスアップ同様にあまりオススメはしません。

【その他】
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ハイボールにすると、香りは薄く金属感の混じるピート香が目立ちます。口に含むと、レモンフレーバーにプレーンな甘みで甘酸っぱく感じます。ほんのりパイナップルや白ぶどうを思わせるフルーティさが感じられ、鼻からスモーキーさが抜けていきます。

大手とは違う地ウイスキーハイボールとして十分楽しめるものになっていると思います。

【飲み比べ】
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サンシャインプレミアム ワインカスクフィニッシュ」と飲み比べてみました。

香りの面では、本品の方がよりアルコールの揮発感や金属感、スモーキーさを強く感じました。ツンと強い香りが立ち上る印象です。一方のサンシャインは、よりベリー系・赤系フルーツを思わせる香りが強く感じられ、ワインカスクの影響がより強く出ているように感じました。

味の面では、本品の方がより辛口な印象、ドライさや植物感のあるスモーキーさ、金属や硫黄っぽさを感じます。一方のサンシャインは、口当たりにとろみが感じられ、レモングラスを思わせる爽やかさや酸味、ビターな樽材の風味、後味にベリー系の風味が感じられます。

ワインカスクの影響をより強く感じるのはサンシャインの方で、飲み比べる前はサンシャインの方が美味いよなぁという思いでいたのですが、いざ飲み比べてみると本品のドライさも悪くないな、と(笑)

サンシャインはワインカスクフィニッシュとのことで、モルトウイスキーまたはブレンド後の原酒をワインカスクで後熟させています。本品はグレーンウイスキーをワインカスクで熟成(後熟?)させており、ワインカスクの使用法に違いがあるわけです。

味わいのキーになるモルトウイスキーをワインカスクで後熟させることで、サンシャインはワインカスクの影響をより強く感じられる反面、モルトウイスキーの個性がマスキングされるという側面も感じられました。それ故に硫黄っぽさなんかが隠れて有り難いというのももちろんありますが(笑)

本品の場合はモルトウイスキーがワインカスクの影響を受けていない分、バーボン樽長期熟成によるトロピカルな要素を持つ様々なフルーティさが感じられ、ワインカスクの風味もありますが限定的なものとなっているようです。良くも悪くも三郎丸蒸留所の原酒の個性をより強く感じられるのは本品のようです。

強すぎる原酒の個性を樽の個性でマスキングできるのが後熟の利点の一つだと思われ、サンシャインの方がより万人受けするブレンデッドウイスキーに仕上がっていると思います。よりコアなファンにウケるのは本品の方でしょうね。そもそもマイクロディスティラリーの1990年蒸留、26~27年熟成の原酒を使用したブレンデッドウイスキーなんて贅沢なものが(たしか)2,000円台で買える時点でもう…ね(笑)

【感想】
面白い。長く続いて欲しいシリーズです。

ただでさえ生産量の圧倒的に少ない地ウイスキーの、スモールバッチシリーズ第一弾でした。昨今のウイスキーブームや蒸留所改修などでの知名度向上から長熟原酒は目減りする一方なんじゃないかと気になっていますが、本品は1990年蒸留のバーボン樽原酒を使用しながら価格は2,000円台(だったような)と、後で振り返って「あの頃は贅沢だったなぁ」と思うんじゃないかと思っています。

べらぼうに美味しいとは言いませんが、地ウイスキーメーカーの中でも数少ない(少なかった)自社で蒸留を行う蒸留所であり、長年自社蒸留を続けてきた歴史のある若鶴酒造だからこそできるスモールバッチの限定品だと思います。行けて良かったなぁと改めて思える良い体験でした(・∀・)

私の住む田舎からではそう簡単に行けるところには三郎丸蒸留所はありませんし、この「ブレンダーズトライアル」シリーズにいつかまたお目にかかる機会があるかどうかも定かではありませんが、蒸留所訪問時に第一弾に巡り会えたのは僥倖だったと思います。

【リピート】
私にはもう購入するチャンスはないと思いますが、近々に訪問される方なんかはまだ巡り会えるかもしれませんね(´∀`*)

第二弾は第一弾は売り切れ次第なのか、全く違うタイミングなのかわかりませんが、長く続けていってほしいですね。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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サンシャインプレミアム ワインカスクフィニッシュ

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は富山県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは富山県砺波市の若鶴酒造株式会社が製造する、「サンシャインプレミアム ワインカスクフィニッシュ」です。

昭和27年に若鶴酒造がウイスキーの製造免許を取得して、最初に製造したウイスキーが「サンシャインウイスキー」です。

その後、「64年目の進化」として2016年より発売されているのが「サンシャインウイスキー プレミアム」ですが、本品はそれを長野県のワイナリーの赤ワイン樽でフィニッシュ(後熟)させた限定品です。

若鶴酒造はグループ企業にGRN株式会社という輸入ワインを取り扱う会社がありますので、てっきりそこ経由で海外からワイン樽を輸入してきたのかと思っていたのですが、どういうツテなんでしょうね。

製品紹介は以下の通りです。
長野県のワイナリーの赤ワイン樽をフィニッシュに使用した限定品。
赤ワイン独特の豊潤さとタンニンがグレーンの甘味とバニラの中に調和した逸品です。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:サンシャインプレミアム ワインカスクフィニッシュ
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:若鶴酒造株式会社
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
金属的な香りに草っぽさのあるピート香、レモングラス、少しの粉っぽさに混じって薄手のぶどうの香りを感じます。

ゴムっぽさや肉類、皮革製品のような強烈な香りも想定していましたが、意外にもそんなことはなく、酸味があって爽やかさすら感じられる香りです。

口に含むと、香りの爽やかさから少し印象が変わりって意外にどっしりした飲み口、とろみを感じさせる口当たりで口に含む時に鼻に草っぽいピート香を感じます。レモンや樽材の風味、しっかりとビター、プレーンな甘み、飲み込む頃からきっちりスモーキーな香りが感じられます。

舌の上にアルコールの刺激がそこそこ残りますが、それほど若さを感じさせる刺激的過ぎるようなものではなく、比較的長熟な自社のモルトウイスキーと、比較的若い輸入グレーンウイスキーを上手にブレンドしてあるのかなと思います。

レモンっぽい酸味やプレーンな甘みはモルトウイスキーの素直な酒質に由来するものと思われ、シンプルな味ですが飲み口がどっしりとしているので薄べったくは感じません。

個性の強い若鶴酒造のモルトウイスキーにワイン風味が加わってもっとこうシッチャカメッチャカなものまで覚悟していたのですが、むしろ悪くないというかワンショットをすっと飲みきってしまいました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、若鶴酒造のモルトウイスキーらしく、しっかりとスモーキーな香りが目立つようになります。合わせてワインカスクの影響と思われるクランベリーを思わせるベリー系の果実香も目立つようになります。少しみたらし団子のタレを思わせるようなコクのある香りも感じられます。

口に含むと、ワインカスクの影響と思われるベリー系の風味やタンニンの渋味がストレートよりもはっきり感じられるようになります。ストレートほどではありませんがどっしりした飲みごたえは健在で、ブレンデッドウイスキーですがモルトウイスキーの比率がかなり高いんじゃないでしょうか。グレーンウイスキーもそこまで若いわけでもないように思います。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ベリー系の甘い香りに混じって再びレモングラスっぽい青みの混じる酸味が感じられるようになり、マンゴーやパイナップルのを思わせる香りなども出てきてかなりフルーティに感じました。少し金属感の混じるスモーキーさも健在。

口に含むと、ほんのりベリー系の風味の混じるプレーンな甘み、少しの粉っぽさ、ほんのりバナナ、余韻に金属感やスモーキーさを感じます。

元々がややプレーンな味わいなだけに、加水量を増やすとやや抑揚のない味わいになるようにも思いますが、同じく元々がどっしりした飲みごたえなだけに、トワイスアップまで加水しても薄べったくは感じません。

【ロック】
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オンザロックにすると、草っぽい青みの混じるピート香、ウッディな樽香の混じるプレーンな香り、ほんのりとベリー系の甘みも感じられます。冷却するとワインカスク系の香りは閉じ気味になるようです。

口に含むと、香りとは違ってベリー系の甘酸っぱさ、まだ青いバナナ、とろりと濃い目の口当たりに水飴のようなプレーンな甘みを感じます。鼻に抜ける香りはきっちりスモーキーで、ストレートも加水も良いですが、オンザロックで飲むのも良いですね。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、香りは更に無色化していき、ほんのりとスモーキー、プレーンな甘みを感じます。

口に含むと、ここまで薄まるとさすがに没個性的になりますが、薄手のベリー系の甘酸っぱさやプレーンな甘み、軽めのスモーキーさが感じられます。

オススメするわけではありませんが、ダラダラと水割りで飲みたい人にはこれも良いだろうと思います。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感とプレーンな甘み、ごくうっすらベリー系の甘酸っぱさを感じます。口に含むと、クランベリーを思わせるベリー系の甘酸っぱさ、軽めのピート香にプレーンな甘み、やや金属的な香りやほんのりと硫黄っぽい香りが顔を出しているようにも感じられましたが、そこまで気になるものでもありません。

元々の味わいがプレーンな分ハイボールでも飲みやすく、ちょっとスモーキーでちょっと金属感のある、大手とは違う地ウイスキーハイボールとして十分楽しめるものになっていると思います。

【感想】
あれ!?意外と…

過去に若鶴酒造のウイスキーをあれやこれや、シングルモルトもブレンデッド(醸造アルコールブレンド)も飲んできた身としては、ある種の覚悟を持って飲んだのですが、いやこれが意外にも…。

スタートのハードルが低かったことを差し引いても十分飲める、むしろどの飲み方でもそれなりに楽しんで飲める、十二分なウイスキーではないかと思います。

価格も限定品でありながら税込3,000円を割り込んでおり、昨今すっかりお高いものになってしまったジャパニーズウイスキー、それも自社蒸留の地ウイスキーでありながらこの価格とクオリティは大変素晴らしいことではないかと思います。

オススメの飲み方は少量加水、次いでオンザロック又はトワイスアップというところ。ストレートでも楽しめます。

輸入したスコッチを自社で保管したり割水しただけでジャパニーズウイスキーを名乗るところも珍しくない日本のウイスキー業界において、昭和前期より自社蒸留を続けてきた若鶴酒造ですが、新たな蒸留釜と蒸留所を得て今後大きく化けるかもしれませんね。

【リピート】
残念ながら限定品です。グループでワインも取り扱っていますし、ワインカスクものにはまたトライしてほしいと思います。次があればまた購入しても良いと思っています。

若鶴酒造に関しては今後が大いに楽しみになりました。

それでは今回はこの辺で。

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若鶴酒造 三郎丸蒸留所

皆さんこんばんは、ポッキーです。

過日、若鶴酒造株式会社の「三郎丸蒸留所」の見学に行くことができましたヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪

若鶴酒造は文久2年(1862年)の創業です。日本酒の製造からスタートした若鶴酒造は、現在では日本酒、焼酎、梅酒、リキュールなど様々な酒類を製造してきた総合酒類メーカーへと成長を遂げています。

また、同社は1952年にウイスキー製造免許を取得し、以降ウイスキーの製造を続けてきた老舗の地ウイスキーメーカーでもあります。

そんな若鶴酒造が保有するのが、現在北陸唯一のウイスキー蒸留所である三郎丸蒸留所です。

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三郎丸蒸留所の最寄駅であるJR城端線の油田駅は、富山駅から1時間前後で到着することができます。もう少し辺鄙な所にあるのかと思っていましたが、1時間程度の乗車時間で乗り換えも1度だけでしたし、大して苦になりませんでした(´∀`*)

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ローカル線だな~、という感想が湧いてくる、大変のどかな場所、小さな駅でした。目視した限りではコンビニエンスストア等は発見できず(・∀・)

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全線開通120周年だそうです、おめでとうございました(・∀・)

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油田駅から歩くこと100m足らずで若鶴酒造に到着です(笑)

近すぎてちょっと笑ってしまいました(ノ∀`)

GoogleMapなどでご覧いただければわかりますが、油田駅の目の前にけっこうな広さの敷地が広がっており、油田駅は若鶴酒造のためにあると言っても過言ではない立地になっています。

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見学者が最初に集められるのがこの「大正蔵」です。その名の通り大正時代に建てられた蔵だそうで、創業150周年を記念して平成25年頃に大改修され、見学用のホールや展示場となっています。

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大正蔵の入口では仕込み水を飲むことができます。雰囲気的におよそウイスキーの蒸留所を見学に来た感じではありませんが、若鶴酒造は本来、日本酒の酒蔵ですから当然なんですよね(´∀`*)

とても良い水でした。

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中に入って最初に目に入るのもこれ(笑)

ウイスキーを飲みにきたんですが、日本酒が飲みたくなってしょうがないですね(ノ∀`)

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若鶴酒造の始まりについて。若鶴酒造については以前の記事にも書いていますので、よろしければご覧ください。これとかこれとか(・∀・)

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ホールでまずは動画を鑑賞できます。元々が蔵なだけあって天井も高く、とても良い感じでした(∩´∀`)∩

動画を見終わると、いよいよ蒸留所見学です。敷地内を歩いて蒸留所へと向かい…



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真新しいおしゃれな看板の後ろ。



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三郎丸蒸留所です!!

思い切り和風ですが、ウイスキーの蒸留所です(笑)

新築ではなくクラウドファンディングを活用しての改修でしたので、昭和風の薄い窓ガラスなど、随所にレトロな雰囲気も感じられます。それがまた良い(´∀`*)

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繰り返しになりますが、ウイスキーの蒸留所です(笑)
日本酒を醸造しているわけではありません(・∀・)

ビールに近しい醸造酒を蒸留してウイスキーを作るわけですから、同じく醸造酒である日本酒と土台の部分では共通するものがあるんでしょうね。

とはいえ奥の方にちらりとポットスチルが見えこそするものの、この写真を見てウイスキーの蒸留所だと思う方はあまりいないんじゃないでしょうか(ノ∀`)

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繰り返しになりますが(以下略)

置き場所がなかったのか、はたまた蒸留所見学に来た方へ日本酒も宣伝しておこうということなのか。

これにウイスキーを詰めて販売したらインパクトありそうですね( ^ω^)
柄杓や升で汲んで陶器のカップに注いでソーダで割ってハイボールなんてどうでしょうか(ノ∀`)

中身を杉樽にすると木のエキスやタンニンが出過ぎるんじゃないかと思いますので、エキスが出尽くして役目を終えた古樽を再利用して作ってみてはどうでしょうか( ^ω^)

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などという妄想は(・ω・ノ)ノオイトイテ

ようやくウイスキーの蒸留所らしいものがお目見え(・∀・)
フォークリフトなんかの無造作感が良いですね。大手にはない緩さというか大らかさというか(ノ∀`)

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日本酒ではなくウイスキー造りに用いられる道具たち(笑)
こんな道具でウイスキーを製造している蒸留所は、本場スコットランドでももうないんじゃないでしょうか(ノ∀`)

若鶴酒造はあくまで日本酒製造が主たる事業で、ウイスキーに関しては年間製造量25樽のマイクロディスティラリーですから、このくらいの道具でちょうど良いのかもしれませんね。

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蒸留所内には見学用の展示もしっかりと用意されています。

砺波(富山県)の気候などもきちんと説明されていて良いですね。ウイスキーもですが、日本酒にも焼酎にも、酒造りに適した気候風土のようです。水が豊かなのも良いですね。

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若鶴酒造の展示物にしれっと混じるボウモアの樽(笑)

若鶴酒造の製造するウイスキーは基本的にピートをしっかり効かせたヘビーピートタイプのものですが、同じくピートの効いたアイラモルトの樽を置いていることに何か意味があるんでしょうかね。

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小じんまりとした展示が中心ですが、それ故に身近な感じがして分かりよい印象を受けます。すぐ間近で見ることができますし、触れたり嗅いだりできるものが多いのも良かったです(´∀`*)

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歴代のサンシャイン・ウイスキーのボトル。かつて販売されていた小瓶は、サントリーの「トリス」の空き瓶をリサイクルしたものだったそうです。

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麦芽を粉砕するモルトミル。記憶違いかもしれませんが、クラウドファンディングで調達した資金で購入したんじゃなかったでしょうか。

蒸留所見学の案内役は、若鶴酒造の方というかなぜか関連企業の北陸コカ・コーラボトリングの方でしたが、麦芽一袋あたりの仕入れ値まで教えてくれました(笑)

サン◯リーなどの大手ではちょっと考えられない、昔ながらの日本企業っぽい素敵なユルさを体験できるツアーだと思います(ノ∀`)

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モルトミルで粉砕した麦芽を糖化するマッシュタンです。糖化されてできあがる麦汁の糖度はおよそ20%にもなるそうです。

糖度20ってどのくらいのものなんだろうとか思っていましたら、ちなみにコカ・コーラの糖度が◯◯で、ファンタ・グレープが△△で、缶コーヒーのジョージアが~みたいな話も聞けまして…(ノ∀`)

公開して差し支えない情報なんでしょうが、何というか本当にまったりと楽しめる蒸留所見学だと思います。富山県を訪れるウイスキーファンには是非行ってみてもらいたいと思います。まったりですが熱心ですし、無料の見学ながらきちんと力を入れてくれていますよ(∩´∀`)∩

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麦汁に酵母を加えてアルコール発酵させる発酵槽です。

木桶でもステンレスでもなく、ホーロー(笑)
絶対、日本酒と共通のやつだこれ(´∀`)

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麦汁をアルコール発酵させたウォッシュを蒸留してウイスキーへと仕上げてくれる、蒸留釜ポットスチルです。

釜の部分はステンレス製、ネックやワームタブといった部分は銅製です。これも三郎丸蒸留所の大改修に合わせて一部を銅製への改修したものです。

元々は総ステンレス製でしたが、銅の方が不純物を吸着させる効果が強いようで、特にウイスキーの蒸留時に発生する硫黄化合物を吸着させてくれるわけですが、銅製のポットスチルではなかった以前の若鶴酒造のウイスキーは、温泉地かのような硫黄っぽい香りを強烈に感じることが多く、正直、閉口することもありました。

ポットスチルを改修した後の原酒はまだ若くて販売されるまでには至っていないはずですが、いずれ販売されるようになるであろう今後の若鶴酒造のウイスキーには大いに期待できそうです。



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樽詰めして熟成を行うのは、専用の熟成庫ではなく蒸留所内。まだまだスペースはありますので、これからゆっくりと樽が増えていくことと思います。

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樽は大半がバーボン樽。近時はワイン樽等、他の樽も若干使用するようになっているそうです。まだ新しそうな樽、使い込んだ古びた樽など色々ありました。企業名や個人名の書かれた樽買いされたものも一緒に熟成されていましたよ、羨ましい(●´ω`●)


(・ω・ノ)ノオイトイテ


で、この後はいよいよお楽しみの試飲タイムでした。若鶴酒造が製造する日本酒、焼酎、ウイスキー、梅酒、リキュールなど十数種類がずらりと並べられ、ガンガン飲ませてもらえます(笑)
蒸留所改修後の新製品「サンシャイン・ウイスキー プレミアム」や米焼酎の「蔵人の置きみやげ」、珍しい貴醸酒なんかも飲めました。

プラカップで飲むようになっており、若鶴酒造の方々が注いでくれるんですが、どれもナミナミと注いでくれるんですよね(゚∀゚)

試飲と呼ぶにはあまりに豪儀で、嬉しいやら恐縮するやら酔っ払うやら(ノ∀`)

別途、一種類だけ有料試飲の大吟醸酒がありましたが、それ以外は全て無料見学に含まれるという太っ腹(*´Д`)ハァハァ

有料試飲にしても、それ専用の若鶴酒造のロゴ入り蛇の目のお猪口で飲ませてもらえて、飲んだ後はもらえます(笑)有料だけど赤字だと笑っておられました(ノ∀`)

無料の見学としては非常に充実した満足度の高いものだと思いましたが、このくらいやらないとなかなか人はここまで来てくれないからとの話。

日本酒冬の時代やウイスキーの長い低迷期を経験してきておられるわけですし、重みのある実感のこもった言葉でした。商売って難しいですよね。

ちなみにお酒は全て買って帰ることも発送もできますし、お酒以外にも色々お土産品が売っていましたよ(´∀`*)



さて、そろそろお気づきかと思いますが、あまりに嬉しい試飲タイムに夢中になり、試飲会場の写真は1枚も撮っていませんでした(´゚ω゚):;*.:;

油田駅で帰りの電車を待っている時に気が付きましたが、時既に遅し…('д` ;)

試飲会場の様子が気になる方は是非現地までどうぞ(笑)
ウイスキーが好みでない方でも、上述のとおり日本酒も焼酎も梅酒もリキュールも飲めますよ(・∀・)

日本酒ファンの方には、三郎丸蒸留所見学とは別に大正蔵見学コースも用意されており、こちらは恐らく若鶴酒造の日本酒作りの方をメインに見学でき、やはり試飲もできるコースになっているようです。

本当は三郎丸蒸留所見学コースに参加して、その後で大正蔵見学コースに参加しようとたくらんでいたんですが、訪問した日はイベント準備で大正蔵を使用するとかで見学コースがお休みだったんですよね(´・ω・`)

まぁまた訪問する楽しみができたと思うことにします(`・ω・´)b



そんなわけで随分と長い記事になってしまいましたが、三郎丸蒸留所及び見学コースの様子は何となく伝わりましたでしょうか。

富山駅から片道1時間ですからそこまでアクセスは悪くありませんし、油田駅の目の前が若鶴酒造ですので長々歩いたりタクシーに乗ったりしなくて良いのは嬉しいところです。

富山駅から油田駅に行くには高岡駅というところで一度乗り換える必要があるのですが、この高岡駅から徒歩10分ほどのところには国宝の瑞龍寺もあります。

富山観光や北陸観光のコースの一つに若鶴酒造というのはアリなんじゃないでしょうか。富山及び北陸は日本酒も美味しいし魚介類も良いものがあがります。酒好きにはこたえられない楽しい楽しい酒旅ができるんじゃないかと思いますよ( ^ω^)b

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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地酒蔵のうめウヰスキー

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は久しぶりに梅酒を飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは富山県砺波市の若鶴酒造株式会社が製造する、「地酒蔵のうめウヰスキー」です。

先日「地酒蔵のウヰスキー」で記事にした若鶴酒造㈱ですね(・∀・)

本日飲む「地酒蔵のうめウヰスキー」ですが、「地酒蔵のウヰスキー」同様に若鶴酒造のHPや同社のオンラインショップには掲載がありません(同社オンラインショップにUMESKYという商品はありますが)。一方でやはりネット通販酒店ではあちこちで売られており、終売になってしまっているようでもありません。

本品は、富山県固有種の梅「稲積梅」を使用し、「地酒蔵のウヰスキー」で漬け込んだ、ウイスキー梅酒のようです。

「稲積梅」は他種の梅と違いあまり枝を横に張らないのが特長で、そのため雪が枝にたまりにくく、富山のような雪深い土地でも気候に順応したんだそうです。果肉はふっくらと厚くて種離れがよく、種が小さいとのこと。酸味もよいため、古くから氷見では多くの家庭で梅干しなどにされてきたそうです。

紀州南高梅とホワイトリカーの梅酒というのではなく、ローカルな地ウイスキーと県固有種の梅のコラボレーションというのはなかなか珍しく、面白そうですよね(´∀`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:地酒蔵のうめウヰスキー
種類:梅酒
製造:若鶴酒造株式会社
容量:500ml 22%
原料:ウイスキー、青梅、糖類
価格:1,027円(税込)
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アルコール度数22%は梅酒としては相当に高い部類に入るんじゃないでしょうか。使用されているお酒もウイスキーだけ(そのウイスキーがモルトウイスキーと醸造アルコールのブレンドですが(笑))というのも嬉しく、あまりハードルを上げるとろくなことがないんですが、飲む前からけっこう楽しみにしていました(●´ω`●)

【ストレート】
酸のくっきりした、梅の甘酸っぱい香り。ウイスキーらしき香りは感じられませんが、余韻はドライで木の香りを感じます。

口に含むと、酸味の目立つ梅の甘酸っぱさに、ビターな風味。やはりウイスキーっぽさはあまり感じません。梅の甘酸っぱさと梅酒らしいまろやかさでアルコールの刺激こそ感じませんが、明らかに日頃飲む梅酒よりもアルコール度数は高めで、じんわりとアルコール感がやってきます。

【ロック】
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オンザロックにすると、香りは閉じ気味になり、マイルドな梅の甘みを感じます。口に含むと、酸味は弱くなり、梅の甘みの方がより強く感じられ、少し渋みや苦みも感じます。

甘く飲みやすいですがアルコールのキックはやはりそれなりにあり、後口はドライですっきりしていることもあってお酒感の強い梅酒です。心なしか後味はウイスキーっぽさが出てきたような気もします。

【その他】
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梅酒ソーダにすると、香りはほとんど立たず、ドライですっきりしています。口に含むと、梅の甘酸っぱい風味は軽く、クリアですっきりとした味わいになります。お酒感はそれなりにあり、これなら食中酒としても良さそうです。

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「地酒蔵のウヰスキー」と「地酒蔵のうめウヰスキー」を1:1で割ってみると、梅酒単体よりもすっきりとして、口当たりも滑らかになります。アルコール度数も上がって、梅の蒸留酒といった味わいになり、この点では悪くありません。一方で梅酒単体では感じられなかった硫黄やゴムっぽい風味が感じられるようになり、ここはやはり個人的にマイナス点。

総体としては好ましくない風味が気になる分、やらない方が吉だと思います。アルコール度数を更にということであれば、ウォッカや他の硫黄感のないウイスキーを足すのが良いと思います。

【感想】
アルコール度数の高さからくるすっきり感、梅酒にありがちな甘ったるさが抑えられている点が魅力の梅酒です。オンザロックでも梅酒ソーダでも相応にお酒らしいアルコールのキックがあり、お酒としての楽しみが見いだせる梅酒ではないかと思います。

梅の個性というのは相当に強いのか、ウイスキーらしさがあまり感じられず、そこは少々残念でした。

【リピート】
個人的にはリピートはアリだと思っています。あまり女性受けはしないかもしれませんが(ノ∀`)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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