ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

本坊酒造

本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 後編

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皆さんこんばんは、ポッキーです。

本坊酒造株式会社の「マルス津貫蒸溜所」の見学、前編に続き後編ですヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪

※やはり写真大量&文章冗長です、ご注意ください(`・ω・´)ゞ
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本坊酒造 マルス津貫蒸溜所 前編

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皆さんこんばんは、ポッキーです。

引き続き鹿児島旅行の記事です(∩´∀`)∩

※今回も写真大量&文章冗長です、ご注意ください(`・ω・´)ゞ
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マルスウイスキー 西郷どん

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は鹿児島県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が製造する「マルスウイスキー 西郷どん」です。

てっきり「せごどん」かと思いましたが、そこは権利関係の問題があるのか「さいごうどん」なんですね(笑)

製品紹介は以下の通りです。
マルスウイスキー「西郷どん」は、維新の英傑「西郷隆盛」をイメージして、マルス津貫蒸溜所ブレンダーがアレンジしたブレンデッドウイスキーです。 度量の大きさを思わせる、柔らかい味わいとモルト由来の力強さを感じるウイスキーに仕上げました。
2018年の明治維新150周年を記念した2018年だけの期間限定商品です。
というわけで、明治維新150周年記念及び大河ドラマの影響でしょうね、期間限定販売のウイスキーです。

本坊酒造㈱とすると、元々本所が鹿児島県であることに加えて津貫蒸留所を設立したばかりですし、そこに大河ドラマなどの大きなイベントが絡んできましたので、乗らない手はないですよね(・∀・)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:マルスウイスキー 西郷どん
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,700円(税込)
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色味はけっこう濃い目ですね。

価格帯は「岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ」と同一ですが、限定品ですしコスパについては割り引いて考える必要があると思いますが、さてさて。

【ストレート】
囲炉裏や竈の灰を思わせるスモーキーな香り、杏にオレンジ、まだ瑞々しさを残したレーズン、少しイチゴ、青木や若葉を思わせる緑がかった香り、薄手のバニラを思わせる香りに軽く焦げた木の香りを感じます。

口に含むと、トロンとした口当たりに樹液やカラメルソースを思わせる甘み、まだ若い原酒が主体のようでピリリとしたアルコール感、じんわりと全体を覆い鼻から抜けていく青みがかった香りとスモーキーさ、杏にほんのりオレンジを思わせる軽めのフルーティさ、プレーンな甘みとボディのどっしり感はモルト由来のものでしょうか、後味は樽系の木の風味に軽くバニラを思わせる風味を感じます。

原酒が若いであろうことと、鹿児島で熟成した原酒とすれば熟成環境の問題か樽系の香味とスモーキーさが主体ですが、ペラペラに薄い感じではなくモルトウイスキーの含有量は比較的多いのではないでしょうか。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、オレンジに少しバナナ、パイナップルを思わせるフルーティさ、緑がかった若木に焦げた木や灰の香り、しっかりとオーク樽の香りを感じます。

口に含むと、口当たりのトロミはやや軽くなり、軽めですが杏にオレンジ、パッションフルーツを思わせるフルーティさ、少しイチゴやレーズン、薄手のカラメルソースにプレーンな甘み、しっかりとしたオーク樽の香り、余韻にかけて鼻に抜ける灰のようなスモーキーさを感じます。

個人的には少量加水した方が断然バランスが良くなるように感じました。ストレートよりも好みの量を加水して飲むのをオススメしたいと思います。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、軽めのミントに少しぶどうの枝や葉を思わせる青みがかった香り、ごく軽めのスモーキーさ、麦芽の穀物香とプレーンな甘み、ほんのり麦飯を思わせるニューポットのような香り、レモンやライム、花梨、薄くパッションフルーツを思わせる甘酸っぱいフルーティさ、少し焦げのついた木の香りを感じます。

口に含むと、少しだけトロリとした口当たり、ミルキィかつバニリィな甘み、木材や紅茶を思わせる薄手のタンニンのような渋味、少し樹液の混じる麦芽糖を思わせる甘み、緑がかった若木とごく軽めのスモーキーさを感じます。

トワイスアップも香味共にバランスが良いですね。ストレートで飲むよりは、加水量を調整しながら自分好みの飲み方を見つけるのが正解ではないかと思います。

【ロック】
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オンザロックにすると、オレンジ混じりのカラメルソースにふわりとスモーキーな香り、チョコレートに少しレーズン、軽めの樽香を感じます。

口に含むと、チョコレートにマーシャルビーンズ、少し金属感に樽材のウッディな風味、レーズン、渋めの緑茶を思わせるタンニン、後味は杏やベリー系のフルーツを思わせる甘みを感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、軽めのベリー系フルーツの甘みと樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、杏に木材のエグみ、うっすらベリー系フルーツ、後味に青みがかった若木の風味を感じます。

ロックにすると樽系の香味がしっかりと出てくる印象です。オンザロックではそれがストレートよりも好ましく感じられましたが、ハーフロックではやや樽系のネガティブな香味も強く感じられて個人的にはイマイチでした。

【その他】
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ハイボールにすると、少し青みがかった穏やかな樽香、ほんのりぶどうやパイナップルを感じます。

口に含むと、ライムや花梨を思わせる酸味、薄手のカラメルソースにレーズン、パイナップル、青みがかった木の香り、後味にほんのりスモーキーさを感じます。

シンプルな香味になりますがハイボール美味しいですね。ごくごく飲める感じですが薄べったくなく、オススメです。

【感想】
あ、思ったより力入れてる(笑)

西郷隆盛をイメージしたということで、濃い目のどっしりとしたブレンデッドウイスキーでした。ストレートでも悪くありませんでしたが、個人的には少量加水がオススメ。好みに加水して飲む方がバランスが良いようです。

これからの季節にはハイボールが良いでしょう。濃い目のブレンデッドですがごくごく飲めます。予想したよりずっとまともでした、失礼しました(ノ∀`)

津貫蒸留所のブレンダーがブレンドしたというのが公式の製品紹介で、津貫蒸留所の原酒を使用したかは定かではありませんが、鹿児島県はスコットランドはもとより日本国内でも温暖な気候の地域ですので、ウイスキーの熟成が早くその分、樽材の香味も早くに出やすくなっていると思います。

本品も樽系の香味はしっかりと感じられましたがそれは嫌味なものではなく、樽系の香味が全体を下支えしてくれる良い構成であると感じました。

比較的冷涼な長野県で熟成されるウイスキーと、比較的温暖な鹿児島県で熟成されるウイスキーと、2種類の原酒がこれから花開いていくマルスウイスキーの今後に大いに期待したいと思います。

【リピート】
お土産物としては価格帯もクオリティも手頃だと思いますし、ウイスキー好きの方には喜ばれるんじゃないでしょうか。自分で飲むのも良いですが、旅行のお土産に人にあげたいウイスキーです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英」です。

製品紹介は以下の通りです。

信州の自然シリーズ第三弾 シングルモルトウイスキー

「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州」は、若く躍動感のあるモルト原酒を主体に、信州の恵みに感謝し、自然が織りなす新旧モルトの調和をボトルに込めたシリーズです。

「竜胆・小彼岸桜」に続く3rdリリースのテーマは長野県に広く生息する「信濃蒲公英」。
バーボンバレル、アメリカンホワイトオーク新樽で熟成された2014年蒸留のモルト原酒主体に、20年以上熟成された長期熟成モルト原酒をヴァッティングしました。やわらかく華やかな香りに、シェリーカスクで長期熟成されたモルト原酒由来の熟した果実の風味を持つシングルモルトウイスキーです。
※ラベルの絵「信濃蒲公英(シナノタンポポ)」は、植物細密画家・野村陽子さんの作品です。

信州の自然を題材にしたラベルを使用している「ネイチャーオブ信州」シリーズの第三弾です。

本シリーズは本品でとも聞きますが、第四弾はあるのでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 52%
原料:モルト
価格:8,964円(税込)
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【ストレート】
最初に少しフローラルな香り、プンとウッディな香りにイチゴやクランベリー、赤ワイン、こんがり焼いたトースト、ザラメの付いたカステラ、蜂蜜ミルクの香りを感じます。

初めはフローラルさや少しケミカルな印象もあったのですが、スワリングしてみるとフルーティさや甘い香りが次々に顔を見せてくれます。

口に含むと、ドライな度数相応のアルコールの揮発感、レモンやハッカを思わせる清涼感、徐々にオレンジママレードや黄桃、パイナップル飴、薄手のレーズン風味、チョコレート混じりの樽香に少し金属的な風味も感じられます。

香りも味も、初めはさっぱり目ですが後になるほど甘みやフルーティさが出てくるように感じました。若いバーボン樽や新樽の要素を初めに感じ、長熟のシェリー樽の要素が遅れて出てくるのかなとも思いますが、温度による香味の変化が大きいのかもしれません。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、古びた木の香りと甘いミルクチョコレート、少しビターな珈琲、レモンにオレンジ、レーズン、ドライパイナップル、クッキー生地のような甘い麦感を感じます。

口に含むと、粉っぽい口当たりにレモンなど黄色いフルーツ、少しスパイシーな樽材の風味にサラリと甘い蜂蜜、軽めのレーズン、後口はじんわりとアルコール感にプレーンなシロップを思わせるしっかり目の甘みを感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、柑橘系の甘酸っぱい香りに少しのオイリーさ、薄手のスパイシーな樽香にプレーンな甘み、ほんのりとレーズンやドライマンゴーの香りを感じます。

口に含むと、少し粉っぽい口当たりに樽材の香ばしさや麦の穀物感、レーズンやスパイシーな樽材の風味、シロップ的な甘さ、パイナップル飴に軽くレモンを感じます。

少量加水、トワイスアップともに美味しいですし、色々変化が感じられて面白いと思います。時間経過や温度変化、加水などによる変化を感じやすいウイスキーのように思われ、少量加水~トワイスアップくらいまで、加水量を調整しながら自分の好みを見つけるのが良さそうです。

【ロック】
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オンザロックにすると、シェリー樽原酒の影響と思われる煮詰まったようなフルーティさ、甘苦い樹液、樽材のスパイシーさに軽めのレーズン、ほんのり醤油を思わせる香りや土壁のような香りを感じます。

口に含むと、トロリとした口当たりに水分を残したレーズン、樽材のスパイシーさにチョコレート、黄色系のドライフルーツ、シロップを思わせるしっかり目の甘さを感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、薄手のシトラスフレーバーに黄色系フルーツの甘み、ほんのりドライフルーツっぽい香り、樽材のチョコレートを思わせる香りも感じられます。

口に含むと、チョコレートソースをかけたバニラアイス、薄手のレーズンにパイナップル飴、しっかりとシロップ的な甘さを感じます。

ロックでも楽しめるウイスキーです。冷却によってモルト香りはやや閉じ気味になり、代わって樽系の香りが前に出てくる印象です。味の面ではロックに限らずですがプレーンな甘さがしっかりと感じられ、かなりの甘口ウイスキーといった印象を受けます。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感にシトラスフレーバーが感じられてとても爽やかな香りです。薄手の樽香や何となくお米のような香りも感じます。

口に含むと、しっかりとベリー系のフルーティさ、スパイシーさの混じるほんのりとした樽材の風味にプレーンな甘み、うっすらと柑橘系の酸味も感じられます。

ハイボールも良いですね。甘めで飲み口がよく、グイグイいけてしまいます。

【感想】
かなりの甘口ウイスキー。シェリー樽原酒にありがちな硫黄系の風味も感じられませんし、どの飲み方でも楽しめる出来の良いウイスキーだと思います。

スワリングや温度変化、加水によって色々な変化を見せてくれる面白いウイスキーです。手に入れられたら是非、色々な飲み方を楽しんでみてほしいと思います (´▽`)

好みの問題ではありますが、個人的には前作の「小彼岸桜」よりも好みに合いました。

【リピート】
残念ながら限定品です。第四弾があるのか噂どおり本品でシリーズ終了なのか、次があるようなら必ずゲットしたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜」です。

製品紹介は以下の通りです。

信州の自然シリーズ第二弾 シングルモルトウイスキー

「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州」は、若く躍動感のあるモルト原酒を主体に、信州の恵みに感謝し、自然が織りなす新旧モルトの調和をボトルに込めたシリーズです。

前回のテーマ「竜胆」の次となる2ndリリースのテーマは鮮やかな薄紅色に色付く花、長野県伊那市の高遠城址公園に群生する「小彼岸桜」。
2013年蒸留のモルト原酒に20年以上長期熟成された古酒をヴァッティングしました。長期熟成モルト原酒由来の甘くスパイシーな香りとほどよいピート香が調和し、上品でなめらかな口当たりと豊かなコクを併せ持つシングルモルトウイスキーです。
※ラベルの絵「小彼岸桜(コヒガンサクラ)」は、植物細密画家・野村陽子さんの作品です。

信州の自然を題材にしたラベルを使用している「ネイチャーオブ信州」シリーズの第二弾です。

本シリーズは、1992年のマルス信州蒸留所の蒸留停止前の貴重な長熟原酒と、2011年の蒸留再開後の若い原酒がブレンドされていることが特徴です。

20年近く蒸留を停止していたマルスウイスキーですが、良くも悪くも停止中はウイスキー冬の時代だったこともあり、まだ蒸留停止前の原酒が残されていたんですよね。最もそれも昨今のウイスキーブームの中でいよいよなくなろうとしているのではないかと思うのですが。

本品はまだ若い原酒とブレンドしてあるので私でも手が出せる価格でしたが、長熟原酒が残っているとしても、今後は私の手が届く価格帯では販売されないんだろうなと思っているところです(´・ω・`)

本シリーズも第三弾の「信濃蒲公英」で終了とも聞きますが、さてさて。

まぁ手に入らないものを嘆くよりも、こうして手に入るものがあることを喜ぼうと思います(´∀`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:シングルモルト 駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 52%
原料:モルト
価格:8,964円(税込)
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【ストレート】
土壁に焦げた醤油ダレ、焚き火にくべた木材のような香りに香草系の青々しい香り、アップルパイやドライアップルを思わせる香り、オレンジやレモン、杏を思わせる淡いフルーティさ、焼く前のクッキー生地のようなクリーミィなモルト風味を感じます。

ピーティというよりはスモーキーな香りで、ツンとスモーキーな香りを感じた後で、熟した果実と若い果実のダブルのフルーティさを感じます。そこに香ばしさやクリーミィさを感じる麦芽の風味が混じっているような印象でした。

口に含むと、サラリとした口当たりにピリピリとアルコールの刺激、地ウイスキーらしいスパイシーな樽材の風味、徐々に粘性を帯びたような口当たりへと変化し、オレンジピールを漬け込んだチェリーブランデー、樽材のやや強めの苦味やエグミ、鼻に抜ける香りはとてもウッディで、アルコール度数の高さや若い原酒の影響か、舌先や唇がややヒリヒリとします。

樽材や麦芽の香ばしさ、スモーキーさが強調されている印象で、”小彼岸桜”だけに木の香りや淡い甘さを印象づけたかったんでしょうか。ウッディな風味やアルコール度数の高さをしっかりと感じるので、長熟原酒よりは若い原酒が目立つように思いました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、シナモンにバニラアイスを乗せたパイ生地、チョコレートに樽材の木の香り、アルコールの揮発に乗ってツンとスモーキーな香り、パクチーのような香草系の香りに瑞々しさの残るドライフルーツの香りを感じます。

口に含むと、樽材のオリエンタルなスパイシーさにドライアップルとドライパイナップル、淡いチョコレート風味にミルクキャラメル、樹液の混じるシロップ、枇杷やオレンジを思わせる淡いフルーティさを感じます。

香りも味も樽由来のものをしっかりと感じます。ストレートよりも飲みやすさが出て良いかもしれません。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、スモーキーさに爽やかで甘酸っぱいシトラスフレーバー、シトラスピールを搾ったようなオイリーさ、ドライアップルにドライパイナップル、軽く醤油風味のみたらし団子のタレ、古びた樽材の香りを感じます。

口に含むと、サラリとした口当たりに軽めのオリエンタルなスパイシーさ、薄手のオレンジ、レモン、パイナップルを思わせるフルーティさ、ほんのりスモーキーさにドライアップルを感じます。甘みの混じるスモーキーさが鼻から抜けていきます。

トワイスアップまで加水すると、ハイプルーフのシングルモルトにしては随分と軽くなってしまうように感じました。不味いわけではないんですが、あまり良い飲み方ではないのかなというところで、本品の飲み方としてはオススメしません。

【ロック】
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オンザロックにすると、草に土の匂いの混じるピーティな香り、ほんのり焦げ感のある木材の香り、うっすらロウソクの蝋、ごく軽いチョコレートや杏を思わせる香りを感じます。

冷却すると香りが相当程度閉じてしまう印象です。

口に含むと、やや粘性を帯びた口当たりに、甘苦いチョコレート、オリエンタルなスパイシーさ、バニラの風味とミルクキャラメル、ドライフルーツに生のりんご、スモーキーな樽香を感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりシナモンにりんごの香り、シトラスピール、シトラスフレーバー、薄手のスモーキーさにカラメルソースやチョコレートの香りの混じる樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、ドライアップルにオリエンタルなスパイシーさ、プレーンシロップに少しタンニンのようなイガイガを感じます。

冷却すると没個性的になってしまう印象です。ハーフロックや恐らく水割りにしても飲みやすくて悪くありませんが、ちょっともったいないですよね(笑)

【その他】
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ハイボールにすると、樽材の木の香りに薄手のカラメルソース、少し蔓植物のような青々しさを感じます。口に含むと、オリエンタルなスパイシーさがソーダ水で弱まり、ほんのり樽香とスパイシーさを感じますが非常に飲みやすいハイボールに仕上がります。薄くバニラやチョコレートを思わせる風味にドライフルーツを思わせる甘めのフルーティさを感じます。

素性や価格を考えるともったいない気もしますが、ハイボールで飲むのは良いですね(ノ∀`)

【感想】
円熟の樽感を味わえるウイスキー。「これ」という飲み方が見つからず、コスパは今ひとつな気がしますが、地ウイスキーですしそこはやむを得ないかな。

トワイスアップやハーフロックだと個性が薄れ、ロックだと香りが楽しめない印象です。オススメの飲み方はストレート、少量加水、ハイボール。

樽感が強いというのはある意味ではモルトの個性を感じにくいということで、加水や冷却、ソーダ水で割ることでちょっと個性の弱さを感じてしまいました。

一方で熟成感のある樽感を楽しむこともでき、何となく評価の割れそうなウイスキーだと感じました。どの飲み方でもそれなりに飲めるんですが、”これ!!”というものがなく、ストレートか少量加水を基本に消費していくことになりそうです。

【リピート】
残念ながら限定品です。長熟原酒が残り少ないであろうことは理解できますが、シリーズもので3つで終わりは寂しいので、第四弾、第五段と期待したいところです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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