ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

本坊酒造

マルスウイスキー 西郷どん

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は鹿児島県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が製造する「マルスウイスキー 西郷どん」です。

てっきり「せごどん」かと思いましたが、そこは権利関係の問題があるのか「さいごうどん」なんですね(笑)

製品紹介は以下の通りです。
マルスウイスキー「西郷どん」は、維新の英傑「西郷隆盛」をイメージして、マルス津貫蒸溜所ブレンダーがアレンジしたブレンデッドウイスキーです。 度量の大きさを思わせる、柔らかい味わいとモルト由来の力強さを感じるウイスキーに仕上げました。
2018年の明治維新150周年を記念した2018年だけの期間限定商品です。
というわけで、明治維新150周年記念及び大河ドラマの影響でしょうね、期間限定販売のウイスキーです。

本坊酒造㈱とすると、元々本所が鹿児島県であることに加えて津貫蒸留所を設立したばかりですし、そこに大河ドラマなどの大きなイベントが絡んできましたので、乗らない手はないですよね(・∀・)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:マルスウイスキー 西郷どん
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 40%
原料:モルト、グレーン
価格:2,700円(税込)
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色味はけっこう濃い目ですね。

価格帯は「岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ」と同一ですが、限定品ですしコスパについては割り引いて考える必要があると思いますが、さてさて。

【ストレート】
囲炉裏や竈の灰を思わせるスモーキーな香り、杏にオレンジ、まだ瑞々しさを残したレーズン、少しイチゴ、青木や若葉を思わせる緑がかった香り、薄手のバニラを思わせる香りに軽く焦げた木の香りを感じます。

口に含むと、トロンとした口当たりに樹液やカラメルソースを思わせる甘み、まだ若い原酒が主体のようでピリリとしたアルコール感、じんわりと全体を覆い鼻から抜けていく青みがかった香りとスモーキーさ、杏にほんのりオレンジを思わせる軽めのフルーティさ、プレーンな甘みとボディのどっしり感はモルト由来のものでしょうか、後味は樽系の木の風味に軽くバニラを思わせる風味を感じます。

原酒が若いであろうことと、鹿児島で熟成した原酒とすれば熟成環境の問題か樽系の香味とスモーキーさが主体ですが、ペラペラに薄い感じではなくモルトウイスキーの含有量は比較的多いのではないでしょうか。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、オレンジに少しバナナ、パイナップルを思わせるフルーティさ、緑がかった若木に焦げた木や灰の香り、しっかりとオーク樽の香りを感じます。

口に含むと、口当たりのトロミはやや軽くなり、軽めですが杏にオレンジ、パッションフルーツを思わせるフルーティさ、少しイチゴやレーズン、薄手のカラメルソースにプレーンな甘み、しっかりとしたオーク樽の香り、余韻にかけて鼻に抜ける灰のようなスモーキーさを感じます。

個人的には少量加水した方が断然バランスが良くなるように感じました。ストレートよりも好みの量を加水して飲むのをオススメしたいと思います。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、軽めのミントに少しぶどうの枝や葉を思わせる青みがかった香り、ごく軽めのスモーキーさ、麦芽の穀物香とプレーンな甘み、ほんのり麦飯を思わせるニューポットのような香り、レモンやライム、花梨、薄くパッションフルーツを思わせる甘酸っぱいフルーティさ、少し焦げのついた木の香りを感じます。

口に含むと、少しだけトロリとした口当たり、ミルキィかつバニリィな甘み、木材や紅茶を思わせる薄手のタンニンのような渋味、少し樹液の混じる麦芽糖を思わせる甘み、緑がかった若木とごく軽めのスモーキーさを感じます。

トワイスアップも香味共にバランスが良いですね。ストレートで飲むよりは、加水量を調整しながら自分好みの飲み方を見つけるのが正解ではないかと思います。

【ロック】
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オンザロックにすると、オレンジ混じりのカラメルソースにふわりとスモーキーな香り、チョコレートに少しレーズン、軽めの樽香を感じます。

口に含むと、チョコレートにマーシャルビーンズ、少し金属感に樽材のウッディな風味、レーズン、渋めの緑茶を思わせるタンニン、後味は杏やベリー系のフルーツを思わせる甘みを感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、軽めのベリー系フルーツの甘みと樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、杏に木材のエグみ、うっすらベリー系フルーツ、後味に青みがかった若木の風味を感じます。

ロックにすると樽系の香味がしっかりと出てくる印象です。オンザロックではそれがストレートよりも好ましく感じられましたが、ハーフロックではやや樽系のネガティブな香味も強く感じられて個人的にはイマイチでした。

【その他】
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ハイボールにすると、少し青みがかった穏やかな樽香、ほんのりぶどうやパイナップルを感じます。

口に含むと、ライムや花梨を思わせる酸味、薄手のカラメルソースにレーズン、パイナップル、青みがかった木の香り、後味にほんのりスモーキーさを感じます。

シンプルな香味になりますがハイボール美味しいですね。ごくごく飲める感じですが薄べったくなく、オススメです。

【感想】
あ、思ったより力入れてる(笑)

西郷隆盛をイメージしたということで、濃い目のどっしりとしたブレンデッドウイスキーでした。ストレートでも悪くありませんでしたが、個人的には少量加水がオススメ。好みに加水して飲む方がバランスが良いようです。

これからの季節にはハイボールが良いでしょう。濃い目のブレンデッドですがごくごく飲めます。予想したよりずっとまともでした、失礼しました(ノ∀`)

津貫蒸留所のブレンダーがブレンドしたというのが公式の製品紹介で、津貫蒸留所の原酒を使用したかは定かではありませんが、鹿児島県はスコットランドはもとより日本国内でも温暖な気候の地域ですので、ウイスキーの熟成が早くその分、樽材の香味も早くに出やすくなっていると思います。

本品も樽系の香味はしっかりと感じられましたがそれは嫌味なものではなく、樽系の香味が全体を下支えしてくれる良い構成であると感じました。

比較的冷涼な長野県で熟成されるウイスキーと、比較的温暖な鹿児島県で熟成されるウイスキーと、2種類の原酒がこれから花開いていくマルスウイスキーの今後に大いに期待したいと思います。

【リピート】
お土産物としては価格帯もクオリティも手頃だと思いますし、ウイスキー好きの方には喜ばれるんじゃないでしょうか。自分で飲むのも良いですが、旅行のお土産に人にあげたいウイスキーです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英」です。

製品紹介は以下の通りです。

信州の自然シリーズ第三弾 シングルモルトウイスキー

「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州」は、若く躍動感のあるモルト原酒を主体に、信州の恵みに感謝し、自然が織りなす新旧モルトの調和をボトルに込めたシリーズです。

「竜胆・小彼岸桜」に続く3rdリリースのテーマは長野県に広く生息する「信濃蒲公英」。
バーボンバレル、アメリカンホワイトオーク新樽で熟成された2014年蒸留のモルト原酒主体に、20年以上熟成された長期熟成モルト原酒をヴァッティングしました。やわらかく華やかな香りに、シェリーカスクで長期熟成されたモルト原酒由来の熟した果実の風味を持つシングルモルトウイスキーです。
※ラベルの絵「信濃蒲公英(シナノタンポポ)」は、植物細密画家・野村陽子さんの作品です。

信州の自然を題材にしたラベルを使用している「ネイチャーオブ信州」シリーズの第三弾です。

本シリーズは本品でとも聞きますが、第四弾はあるのでしょうか。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 信濃蒲公英
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 52%
原料:モルト
価格:8,964円(税込)
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【ストレート】
最初に少しフローラルな香り、プンとウッディな香りにイチゴやクランベリー、赤ワイン、こんがり焼いたトースト、ザラメの付いたカステラ、蜂蜜ミルクの香りを感じます。

初めはフローラルさや少しケミカルな印象もあったのですが、スワリングしてみるとフルーティさや甘い香りが次々に顔を見せてくれます。

口に含むと、ドライな度数相応のアルコールの揮発感、レモンやハッカを思わせる清涼感、徐々にオレンジママレードや黄桃、パイナップル飴、薄手のレーズン風味、チョコレート混じりの樽香に少し金属的な風味も感じられます。

香りも味も、初めはさっぱり目ですが後になるほど甘みやフルーティさが出てくるように感じました。若いバーボン樽や新樽の要素を初めに感じ、長熟のシェリー樽の要素が遅れて出てくるのかなとも思いますが、温度による香味の変化が大きいのかもしれません。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、古びた木の香りと甘いミルクチョコレート、少しビターな珈琲、レモンにオレンジ、レーズン、ドライパイナップル、クッキー生地のような甘い麦感を感じます。

口に含むと、粉っぽい口当たりにレモンなど黄色いフルーツ、少しスパイシーな樽材の風味にサラリと甘い蜂蜜、軽めのレーズン、後口はじんわりとアルコール感にプレーンなシロップを思わせるしっかり目の甘みを感じます。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、柑橘系の甘酸っぱい香りに少しのオイリーさ、薄手のスパイシーな樽香にプレーンな甘み、ほんのりとレーズンやドライマンゴーの香りを感じます。

口に含むと、少し粉っぽい口当たりに樽材の香ばしさや麦の穀物感、レーズンやスパイシーな樽材の風味、シロップ的な甘さ、パイナップル飴に軽くレモンを感じます。

少量加水、トワイスアップともに美味しいですし、色々変化が感じられて面白いと思います。時間経過や温度変化、加水などによる変化を感じやすいウイスキーのように思われ、少量加水~トワイスアップくらいまで、加水量を調整しながら自分の好みを見つけるのが良さそうです。

【ロック】
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オンザロックにすると、シェリー樽原酒の影響と思われる煮詰まったようなフルーティさ、甘苦い樹液、樽材のスパイシーさに軽めのレーズン、ほんのり醤油を思わせる香りや土壁のような香りを感じます。

口に含むと、トロリとした口当たりに水分を残したレーズン、樽材のスパイシーさにチョコレート、黄色系のドライフルーツ、シロップを思わせるしっかり目の甘さを感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、薄手のシトラスフレーバーに黄色系フルーツの甘み、ほんのりドライフルーツっぽい香り、樽材のチョコレートを思わせる香りも感じられます。

口に含むと、チョコレートソースをかけたバニラアイス、薄手のレーズンにパイナップル飴、しっかりとシロップ的な甘さを感じます。

ロックでも楽しめるウイスキーです。冷却によってモルト香りはやや閉じ気味になり、代わって樽系の香りが前に出てくる印象です。味の面ではロックに限らずですがプレーンな甘さがしっかりと感じられ、かなりの甘口ウイスキーといった印象を受けます。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感にシトラスフレーバーが感じられてとても爽やかな香りです。薄手の樽香や何となくお米のような香りも感じます。

口に含むと、しっかりとベリー系のフルーティさ、スパイシーさの混じるほんのりとした樽材の風味にプレーンな甘み、うっすらと柑橘系の酸味も感じられます。

ハイボールも良いですね。甘めで飲み口がよく、グイグイいけてしまいます。

【感想】
かなりの甘口ウイスキー。シェリー樽原酒にありがちな硫黄系の風味も感じられませんし、どの飲み方でも楽しめる出来の良いウイスキーだと思います。

スワリングや温度変化、加水によって色々な変化を見せてくれる面白いウイスキーです。手に入れられたら是非、色々な飲み方を楽しんでみてほしいと思います (´▽`)

好みの問題ではありますが、個人的には前作の「小彼岸桜」よりも好みに合いました。

【リピート】
残念ながら限定品です。第四弾があるのか噂どおり本品でシリーズ終了なのか、次があるようなら必ずゲットしたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

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シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜」です。

製品紹介は以下の通りです。

信州の自然シリーズ第二弾 シングルモルトウイスキー

「シングルモルト駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州」は、若く躍動感のあるモルト原酒を主体に、信州の恵みに感謝し、自然が織りなす新旧モルトの調和をボトルに込めたシリーズです。

前回のテーマ「竜胆」の次となる2ndリリースのテーマは鮮やかな薄紅色に色付く花、長野県伊那市の高遠城址公園に群生する「小彼岸桜」。
2013年蒸留のモルト原酒に20年以上長期熟成された古酒をヴァッティングしました。長期熟成モルト原酒由来の甘くスパイシーな香りとほどよいピート香が調和し、上品でなめらかな口当たりと豊かなコクを併せ持つシングルモルトウイスキーです。
※ラベルの絵「小彼岸桜(コヒガンサクラ)」は、植物細密画家・野村陽子さんの作品です。

信州の自然を題材にしたラベルを使用している「ネイチャーオブ信州」シリーズの第二弾です。

本シリーズは、1992年のマルス信州蒸留所の蒸留停止前の貴重な長熟原酒と、2011年の蒸留再開後の若い原酒がブレンドされていることが特徴です。

20年近く蒸留を停止していたマルスウイスキーですが、良くも悪くも停止中はウイスキー冬の時代だったこともあり、まだ蒸留停止前の原酒が残されていたんですよね。最もそれも昨今のウイスキーブームの中でいよいよなくなろうとしているのではないかと思うのですが。

本品はまだ若い原酒とブレンドしてあるので私でも手が出せる価格でしたが、長熟原酒が残っているとしても、今後は私の手が届く価格帯では販売されないんだろうなと思っているところです(´・ω・`)

本シリーズも第三弾の「信濃蒲公英」で終了とも聞きますが、さてさて。

まぁ手に入らないものを嘆くよりも、こうして手に入るものがあることを喜ぼうと思います(´∀`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:シングルモルト 駒ヶ岳 ネイチャーオブ信州 小彼岸桜
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:700ml 52%
原料:モルト
価格:8,964円(税込)
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【ストレート】
土壁に焦げた醤油ダレ、焚き火にくべた木材のような香りに香草系の青々しい香り、アップルパイやドライアップルを思わせる香り、オレンジやレモン、杏を思わせる淡いフルーティさ、焼く前のクッキー生地のようなクリーミィなモルト風味を感じます。

ピーティというよりはスモーキーな香りで、ツンとスモーキーな香りを感じた後で、熟した果実と若い果実のダブルのフルーティさを感じます。そこに香ばしさやクリーミィさを感じる麦芽の風味が混じっているような印象でした。

口に含むと、サラリとした口当たりにピリピリとアルコールの刺激、地ウイスキーらしいスパイシーな樽材の風味、徐々に粘性を帯びたような口当たりへと変化し、オレンジピールを漬け込んだチェリーブランデー、樽材のやや強めの苦味やエグミ、鼻に抜ける香りはとてもウッディで、アルコール度数の高さや若い原酒の影響か、舌先や唇がややヒリヒリとします。

樽材や麦芽の香ばしさ、スモーキーさが強調されている印象で、”小彼岸桜”だけに木の香りや淡い甘さを印象づけたかったんでしょうか。ウッディな風味やアルコール度数の高さをしっかりと感じるので、長熟原酒よりは若い原酒が目立つように思いました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、シナモンにバニラアイスを乗せたパイ生地、チョコレートに樽材の木の香り、アルコールの揮発に乗ってツンとスモーキーな香り、パクチーのような香草系の香りに瑞々しさの残るドライフルーツの香りを感じます。

口に含むと、樽材のオリエンタルなスパイシーさにドライアップルとドライパイナップル、淡いチョコレート風味にミルクキャラメル、樹液の混じるシロップ、枇杷やオレンジを思わせる淡いフルーティさを感じます。

香りも味も樽由来のものをしっかりと感じます。ストレートよりも飲みやすさが出て良いかもしれません。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、スモーキーさに爽やかで甘酸っぱいシトラスフレーバー、シトラスピールを搾ったようなオイリーさ、ドライアップルにドライパイナップル、軽く醤油風味のみたらし団子のタレ、古びた樽材の香りを感じます。

口に含むと、サラリとした口当たりに軽めのオリエンタルなスパイシーさ、薄手のオレンジ、レモン、パイナップルを思わせるフルーティさ、ほんのりスモーキーさにドライアップルを感じます。甘みの混じるスモーキーさが鼻から抜けていきます。

トワイスアップまで加水すると、ハイプルーフのシングルモルトにしては随分と軽くなってしまうように感じました。不味いわけではないんですが、あまり良い飲み方ではないのかなというところで、本品の飲み方としてはオススメしません。

【ロック】
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オンザロックにすると、草に土の匂いの混じるピーティな香り、ほんのり焦げ感のある木材の香り、うっすらロウソクの蝋、ごく軽いチョコレートや杏を思わせる香りを感じます。

冷却すると香りが相当程度閉じてしまう印象です。

口に含むと、やや粘性を帯びた口当たりに、甘苦いチョコレート、オリエンタルなスパイシーさ、バニラの風味とミルクキャラメル、ドライフルーツに生のりんご、スモーキーな樽香を感じます。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりシナモンにりんごの香り、シトラスピール、シトラスフレーバー、薄手のスモーキーさにカラメルソースやチョコレートの香りの混じる樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、ドライアップルにオリエンタルなスパイシーさ、プレーンシロップに少しタンニンのようなイガイガを感じます。

冷却すると没個性的になってしまう印象です。ハーフロックや恐らく水割りにしても飲みやすくて悪くありませんが、ちょっともったいないですよね(笑)

【その他】
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ハイボールにすると、樽材の木の香りに薄手のカラメルソース、少し蔓植物のような青々しさを感じます。口に含むと、オリエンタルなスパイシーさがソーダ水で弱まり、ほんのり樽香とスパイシーさを感じますが非常に飲みやすいハイボールに仕上がります。薄くバニラやチョコレートを思わせる風味にドライフルーツを思わせる甘めのフルーティさを感じます。

素性や価格を考えるともったいない気もしますが、ハイボールで飲むのは良いですね(ノ∀`)

【感想】
円熟の樽感を味わえるウイスキー。「これ」という飲み方が見つからず、コスパは今ひとつな気がしますが、地ウイスキーですしそこはやむを得ないかな。

トワイスアップやハーフロックだと個性が薄れ、ロックだと香りが楽しめない印象です。オススメの飲み方はストレート、少量加水、ハイボール。

樽感が強いというのはある意味ではモルトの個性を感じにくいということで、加水や冷却、ソーダ水で割ることでちょっと個性の弱さを感じてしまいました。

一方で熟成感のある樽感を楽しむこともでき、何となく評価の割れそうなウイスキーだと感じました。どの飲み方でもそれなりに飲めるんですが、”これ!!”というものがなく、ストレートか少量加水を基本に消費していくことになりそうです。

【リピート】
残念ながら限定品です。長熟原酒が残り少ないであろうことは理解できますが、シリーズもので3つで終わりは寂しいので、第四弾、第五段と期待したいところです。

それでは今回はこの辺で。

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岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ」です。

製品紹介は以下の通りです。
「岩井トラディション」を、山梨マルスワリナリーの「穂坂日之城農場産 赤ワイン」に使用した樽に入れて一年以上追加熟成(フィニッシュ)したブレンデッドウイスキー。
上品な口当たりの柔らかさに、シェリー樽の古木香とワイン樽由来の甘いバニラ香が調和し、赤ワインのタンニンとうまみが味わいのトーンにほどよく厚みをもたらす逸品に仕上がりました。
岩井喜一郎氏や「岩井トラディション」については以前の記事をご参照くださいね(・∀・)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:岩井トラディション ワインカスクフィニッシュ
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:750ml 40%
原料:モルト
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
オレンジママレード、イチゴ、マスカットを思わせる甘い果実香、なめした革の香り、青みがかったピート香、金属質な香り、レモングラス、古びた木の香り、バニラの香りを感じます。

口に含むと、アルコール度数40%の蒸留酒とは思えない丸い口当たり、すぐに樽材のビターやスモーキーフレーバー、ベリー系の赤いフルーツや薄手のママレードを思わせるシェリー樽原酒系の甘いフルーティさにじんわりとアルコール感、後味にかけて赤ワインを思わせる風味や少しタンニンを感じます。

ワインカスクで1年間以上の後熟をしているとのことで、しっかりとワインカスクの影響が出ているように思います。赤ワイン風味ももちろんですが、それ以上に口当たりの柔らかさなど、蒸留酒のキツさが上手くマスキングされており、皮革や金属を思わせる香りがありつつも穏やかさや飲みやすさが影響として現れているように感じました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、金属質な香りに青みと少し粉っぽさのあるピート香、ふわりとイチゴを思わせる甘い香り、レモングラスに白ぶどう、クッキーに樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、粉っぽさを感じる口当たりに樽材のビター、スモーキーフレーバー、木苺、少し硫黄を思わせる風味、後半はパイナップルなど少しトロピカルな要素の感じられる甘みを感じます。

少し芯が弱い気もしますが非常に飲みやすく、スイスイ飲めてしまいます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ゴムや皮革、金属質な香りに続き、パイナップル、パッションフルーツ、レモン、ラズベリー、白木の香り、ほんのりピート香を感じます。

口に含むと、粉っぽいコーヒー、ビターな樽香、ゴムに薄く硫黄、ママレードっぽさもあるプレーンな甘み、レモングラスを感じます。

加水量を増やすに従ってワインカスクの影響が薄まり、代わって原酒の風味が開いてくる感じがあります。その結果、トワイスアップあたりまで加水するとシェリー樽原酒のあまり好みでない風味もしっかりと感じられるようになり、個人的にはトワイスアップはオススメしません。

【ロック】
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オンザロックにすると、イチゴやラズベリー、ママレードなどベリー系や少し煮詰まった感じのあるフルーティさ、軽めのピート香に古びた木の香りを感じます。

口に含むと、トロミを感じる口当たりにバッチリと硫黄や金属質な風味、オレンジやパイナップルを思わせるフルーティさ、後味にかけてシェリー酒っぽい風味に混じりほんのりとワイン風味も感じられます。

硫黄や金属的な風味が割りとはっきり感じられ、その点ではあまり好みでないのですが、フルーティさやシェリー、ワイン的な風味も相応にあり、それなりに飲めてしまうのは面白いところでしょうか。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、香りはかなり弱くなり、ほんのりとイチゴやラズベリーを思わせる香りに樽香が感じられる程度です。

口に含むと、樽材のビター、ゴムや硫黄、煮詰まったフルーティさが合わさって、樹液などを思わせるドロリとした甘みを感じます。全般的には相応に薄まっていますが、これまたそれなりに飲めてしまうのは面白いところ。

オンザロック、ハーフロックは難しい香味もありますが、そこは個々人好き嫌いの度合いに差があるでしょうし、個人的には苦手な方だと思いながらもそれほど悪く感じずに飲める力がありました。

【その他】
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ハイボールにすると、レモンやグレープフルーツといった柑橘系の酸味、ほんのりママレード、ガムシロップ、薄くパイナップルや樽香を感じます。

口に含むと、硫黄や金属質と思しき風味はあるのですが、かなり薄手で個人的には気になりません。木質感にレモングラス、ノンアルビールっぽい甘さ、ほんのり柿を感じます。

さっぱり味のとても飲みやすいハイボールだと思います。ワインカスク感は個人的に全くと言ってよいほど感じませんが、そういうのをさておけば悪くないハイボールです。

【飲み比べ】
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「岩井トラディション」と「同ワインカスクフィニッシュ」を飲み比べてみます(・∀・)

[香り]
「岩井トラディション」の方がはっきりとピート香や原酒の甘みなどウイスキーの風味を感じます。一方の「ワインカスクフィニッシュ」は、そうしたウイスキーの強い香りがマスキングされ、全般的に落ち着いた香りになっていると共に、ベリー系のフルーティさが感じられます。

[味]
「岩井トラディション」についてはスコッチを飲んでいるかのようなピート香と麦芽風味、「ワインカスクフィニッシュ」についてはピート香にシェリー樽原酒の風味がより強く顔を出し、後味にかけてワイン系の風味も顔を見せます。

ピートの感じなど、同じウイスキーをワインカスクで後熟させたかどうかの違いだけに、似通った面も確かに感じられます。

【感想】
よくできたワインカスクフィニッシュのブレンデッドウイスキー。地ウイスキーということを踏まえると特筆すべき出来映えかもしれません。

2,700円という価格は必ずしも安いとはいえませんが、昨今のジャパニーズウイスキーの高騰や、ワインカスクで1年以上の後熟を行っていること、やはり地ウイスキーということを踏まえると、個人的には価格面でも奮闘しているように感じます。

本品の良さを感じられるのは基本的にはストレート一択、少量加水が限界かなという気はしますが、ワインカスク云々がどうでもよければオンザロックやハイボールでも面白さは味わえます。

ワインカスクフィニッシュ自体はウイスキーでそう珍しいわけではありませんが、自社蒸留のウイスキーを自社醸造のワインを寝かせていた樽で後熟させるという、マルスウイスキーとマルスワインという2つのブランドを持つ”本坊酒造ならではのワインカスクフィニッシュ”。個人的にはけっこう楽しめました(∩´∀`)∩

【リピート】
心なしか以前に飲んだものよりも味が落ちたような気がしないでもないのですが、割りと気に入っているウイスキーなのでまたリピートしたいと考えています。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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岩井トラディション

皆さんこんばんは、ポッキーです。

気がつけばあっという間に12月Σ(・ω・ノ)ノ
今年も残りわずか1ヶ月となりました。今年は本当に気忙しい1年となっており、師走と呼ばれる今月も甚だ不安で仕方がないのですが、無事に一年を終えられますように…(-人-;) ナムナム

さて、先月は更新頻度が戻ってきたためか、当ブログの本流であるウイスキー関係の記事が多めになったためか、特に月後半にかけて多くのアクセスを頂戴しましてありがとうございました(・∀・)

久方ぶりに1日の最多訪問者数を更新でき、月間訪問者数も過去最多を更新しました(´∀`*)
また書き溜め記事が少なくなっており今後の更新に不安を抱いてはいるのですが、引き続き楽しく美味しくお酒を飲んでいきますのでどうぞご贔屓に(。・ω・)ノ゙


(・ω・ノ)ノオイトイテ


さて、今日は長野県の地ウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは鹿児島県鹿児島市の本坊酒造株式会社が長野県のマルス信州蒸留所で製造する「岩井トラディション」です。

製品紹介は以下の通りです。
岩井ポットスチルが稼働して半世紀、マルスの生みの親「岩井喜一郎」氏へ尊敬と感謝の念を込めたブレンデッドウイスキー。
複雑で心地よい香りが特徴、口当たりは優しく、柔らかいがボディーがしっかりしていて熟成感も感じられます。上品かつ重厚感のある味わいをお楽しみ下さい。
岩井喜一郎氏はニッカウヰスキーの創業者である竹鶴政孝氏の高校の先輩にあたり、竹鶴政孝氏は岩井氏を頼って、当時、大阪にあった摂津酒造に入社しています。

その後、摂津酒造の社長及び常務であった岩井氏が竹鶴氏をスコットランドに派遣し、ウイスキー造りを学ばせたのは有名な話です。

帰国後に摂津酒造にてウイスキー造りに取り組むはずであった竹鶴氏ですが、第一次世界大戦後の不景気で摂津酒造には新しくウイスキー事業に取り組むだけの資金的余裕がなく、失意の竹鶴氏は同社を去り、その後サントリーにて山崎蒸留所設立に携わり、日本初となる本格的なジャパニーズウイスキー製造に挑戦、山崎蒸留所の初代工場長を経てニッカウヰスキーを創業しています。

スコットランドから帰国した竹鶴氏は、岩井氏など摂津酒造に「実習報告」、通称”竹鶴ノート”を提出しており、1945年に本坊酒造の顧問に就任した岩井氏はそれを基にウイスキー蒸留所やポットスチルの設計を行っています。

本坊酒造マルス信州蒸留所のポットスチルは2014年に新調されていますが、かつてと同じ岩井氏の設計したものと同タイプのポットスチルを使用しており、これを同社は岩井(式)ポットスチルと呼んでいます。

岩井喜一郎氏は竹鶴政孝氏をスコットランドに派遣して、今日のジャパニーズウイスキーの礎を築いた立役者の一人と言えますし、マルスウイスキーの生みの親であることは言うまでもないことです。

そんな岩井氏への尊敬の念から作られたのが本品で、同社の数少ないウイスキー定番ラインナップの一つとなっています。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:岩井トラディション
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:本坊酒造株式会社
容量:750ml 40%
原料:モルト
価格:2,160円(税込)
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【ストレート】
焦げた金属の香りに土っぽさや苔を思わせるピート香、乾いた木の香りや薄手のウエハース、少しダンボールを思わせる香りを感じます。ほんのりと樹液や杏を思わせる甘い香りも感じられ、これはシェリー樽由来のものでしょうか。

基本的にはピーティでドライな香り立ち、あまり甘さやフルーティさは感じられません。

口に含むと、しっかり目のピートの風味に樹液や杏を思わせる甘み、ほんのりバニラを思わせる香り、金属的な風味を感じます。

味の面では甘さも感じられるものの、やはり最初にくるのはしっかり目のピート香です。

かつて竹鶴政孝氏が山崎蒸溜所で初めて製造したウイスキー「白札」はスモーキーフレーバーに慣れていない当時の日本人にはウケが悪かったそうですが、”竹鶴ノート”を基に山梨県でウイスキーの製造に着手した岩井喜一郎氏の製造したウイスキーも、やはりスモーキーフレーバーが強くウケが悪かったそうです。

今もって日本では必ずしもスモーキーフレーバー、ピート香への慣れは進んでいないようにも思いますが、当時よりは確実にそれを受け入れられる層は増えているように思います。本品が限定品ではなく定番品として販売され続けていることが何よりの証左ではないでしょうか。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、ピート香に混じって少しゴムや肉類を思わせる香りが出てくる印象です。ベリー系の赤いフルーツや苔生した木、乾いた木樽やダンボールを思わせる香りも感じられます。

口に含むと、甘めのレーズン、薄くビターなチョコレート、軽くバニラ、後口や鼻に抜ける香りにピート香や金属質を感じます。個人の感じ方もあるのでしょうが、意外とシェリー樽原酒の影響が良く出ているように感じました。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ピート香もだいぶ軽くなり、オレンジやレモン、パイナップルといったフルーティな香りが顔を出してきます。乾いた木の香りや金属質な香りも健在です。

口に含むと、うっすらオレンジやパイナップル、レモンの風味の混じるプレーンな甘みが主体、ピート香や樽香がそれに続きます。価格的にもトワイスアップだともっと薄べったくなるかなと思っていたんですが、意外とモルトウイスキーの比率が高いのか、のっぺりはしてきますがそこまで薄べったくはありません。水割りでも美味しく飲めそうですね。

【ロック】
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オンザロックにすると、青みがかったピート香に樹液やレーズンを思わせるツンだ甘さ、乾いた木の香り、薄く杏の香りを感じます。口に含むと、力強いピート香に金属感、軽めのゴムや肉類を思わせる風味、オレンジや杏風味の甘み、じんわりとアルコールの刺激を感じます。

本品のオンザロック、個人的に好きですコレ。アルコール感は刺激というよりは喉の奥が熱くなる感じで、ピート香なんかも含めて本品の力強さを良い感じに楽しめるように思います。オススメです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、さすがに香りの面ではあまりこれといって感じられなくなります。ほんのりとピート香や木の香りを感じる程度でしょうか。

口に含むと、ゴムや硫黄系、肉類などシェリー樽原酒の個人的にあまり好きでない風味が目立ちます。軽めのピート香や杏、レーズン、樽香なども感じられます。あまりオススメしません。

水割り(オンザロックに1:2以上の加水)にすると、ハーフロックで感じた香味が更に薄まり、一風変わったウイスキーの水割りとして、これはこれで悪くない感じになります。水割りでダラダラ飲みたい人には悪くないウイスキーだと思います。

【その他】
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ハイボールにすると、炭酸の爽快感に覆われて意外とピート香なんかは目立たず、ほんのり甘い香りがする程度です。口に含むと、ゴム混じりの金属感、薄手のピート香、薄くプレーンな甘み、さっぱりと麦芽風味の感じられる、すっきりハイボールです。

甘ったるくなくて良い感じですが、ちょっと寂しいかなという時にはレモンスライスなんかを浮かべると良さそうです。

【感想】
ピート香とシェリー樽原酒、昔気質のスコッチタイプのウイスキーです。

それでいてどこか日本っぽさが感じられるのは不思議なものですが、岩井喜一郎氏が目指したジャパニーズウイスキーはこのようなタイプのものだったんじゃないでしょうか。

価格的にはマルスウイスキーの「ツインアルプス」よりももうワンランク上で、味の面でも確かにそんな印象です。

オンザロックかレモンスライスでも浮かべたハイボールがオススメ。

【リピート】
バーで飲む感じではありませんし、家で飲んでも悪くありませんが、飲食店などでハイボールやオンザロックで飲めると嬉しいところです。

オンザロックも良いですし、価格的にも気兼ねなく好きなように割って楽しめるウイスキーですので、1本購入しても持て余すことはなさそうです。

反面、この価格帯はジョニ黒、シーバス12年、白馬12年、バラン12年などともろにかち合いますので、積極的にリピートするにはやや厳しい戦いを強いられる感もあり…店飲みする時に置いてあると嬉しいんだけどなぁ。

それでは今回はこの辺で。

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