皆さんこんばんは、ポッキーです。

さて、今日飲むのは昨年末から続けてきた宮城峡シリーズの私の手持ちの区切りとなる一本です。
次にシングルモルト宮城峡の新製品を飲めるのはいつになるでしょうか(´・ω・`)
楽しみでもあり寂しくもあり、ニッカウヰスキーには今後も良質なウイスキーを提供し続けてほしいものです。

名称:シングルモルト宮城峡12年 シェリー&スイート
種類:ウイスキー(シングルモルト/ジャパニーズ)
製造:ニッカウヰスキー株式会社
容量:180ml 55%
価格:2,657円(税込)
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【ストレート】
アルコールの揮発感、硫黄、レーズン、紅茶、タンニン、イチゴの香りがします。奥からはバニラやうっすらチョコレートのような樽香もしてきます。

口に含むと、アルコール度数が高いだけにピリピリとしたアルコールの刺激が走ります。次いでシェリー樽由来のイチゴのような甘酸っぱさ、タンニンの渋みを感じます。シェリー&スイートの名前通り、シェリー感が非常に強く、甘み強めの甘酸っぱさを感じます。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、アルコールの揮発感とシェリー樽由来の紅茶のような香り。ただ、加水してもぼやけたような感じがして、あまり香りが立たない印象です。

口に含むと、少量の加水でアルコールの刺激はストレートよりもかなり後退しています。イチゴのような甘酸っぱさがはっきり出ており、フレッシュですが、あまり鮮烈な印象はなく、熟成感ももう一つ弱いように思います。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、硫黄やタンニンが目立つようになります。これらが他の香りをくぐもらせている印象です。

口に含むと、アルコールの刺激はかなり薄れており、香りを嗅いだ時ほどには硫黄感は感じられず、シェリーの甘酸っぱさやモルトウイスキーの麦芽の甘さを感じます。

【ロック】
オンザロックにすると、バニラとチョコレートのような樽香が前面に出てきます。硫黄感は後退しますが相変わらず存在し、香りの立ちを阻害している印象です。

口に含むと、アルコールの揮発感、シェリーの甘酸っぱさ、タンニンの渋み、モルトウイスキーの麦芽の甘みを感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、硫黄感は引き続きありますが幾分薄れ、うっすらチョコレートのような樽香とモルトウイスキーの甘い香り、シェリーの甘酸っぱい香りを感じます。口に含むと、硫黄、チョコレート、タンニン、うっすらと麦芽の甘さを感じます。

【その他】
ハイボールにすると、麦芽の甘さやシェリーの甘酸っぱさも感じられますが、硫黄感やタンニンの渋みの方が目立つ印象です。正直ハイボールは全くオススメできません。

【感想】
厳しい言い方になりますが期待はずれでした。ただ、前日の1990'sの印象が残りすぎていたのかな、という気もしますし、まだ開栓したばかりで眠りから覚めておらず、香りも味も閉じているのかなと思います。硫黄感やタンニンが良い部分をことごとく押さえ込んでいるかんじがしました。

私がタンニンが得意でないことから、あまり衡平な判断ができていない部分は否めず、もう少し時間を置いてから、改めて味わってみます。時間の経過で酒質が開いてくることを期待しようと思います。

【リピート】
残念ながら終売品です。現時点では仮に終売でなくともリピートはないです。次に飲んだ時に良い意味で期待を裏切ってほしいと思います(*^◯^*)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ