皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日もニッカウヰスキー宮城峡蒸留所で購入してきたウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「樽出し51度」です。「宮城峡蒸留所オリジナルウイスキー」同様に何の説明もないなぁと思っていましたが、このボトルの形状はニッカウヰスキーの「フロム・ザ・バレル」というウイスキーと同一のものですね。

「フロム・ザ・バレル」もほぼカスクストレングス(樽から出したそのままのアルコール度数で加水していないこと)の51度のアルコール度数をウリにしていましたし、どうやら本品は蒸留所限定ウイスキーではなく、蒸留所限定ラベルのようです。

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とか思っていましたら思い切り書いてましたね(笑)

ということで本品は「フロム・ザ・バレル」の蒸留所限定ラベルということでほぼ間違いなさそうです。

「フロム・ザ・バレル」は以前にに一杯だけ飲んだことがあるだけでしたのでちょうど良かったです(´∀`*)



さて、「フロム・ザ・バレル」は1985年発売のロングセラーのブレンデッドウイスキーです。

通常ブレンデッドウイスキーというと、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドした後で、アルコール度数40%程度まで加水するのが一般的であるところ、本品はロット毎のバラツキをなくす程度にのみ加水し、アルコール度数51%という高いアルコール度数のままボトリングされています。

これによって、香りも味も樽から出した状態ほぼそのままの濃厚な香味を維持したまま製品化されているわけです。

また、「フロム・ザ・バレル」はモルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンド後、再度、樽詰めして数ヶ月間貯蔵するマリッジと呼ばれる手法を採用しており、これによってブレンドされた原酒が良く馴染み、一体感が出るようです。最もこれ自体はブレンデッドウイスキーではそこまで珍しい手法でもないようですが。

モルトウイスキー、グレーンウイスキーそれぞれの熟成期間に加えて、マリッジ後の再貯蔵期間も必要になることに加えて、ほぼカスクストレングスというなかなか贅沢な造りになっている「フロム・ザ・バレル」ですが、驚くことに2015年8月までは税抜1,900円という驚愕の価格で販売されていました(つд⊂)ゴシゴシ

あぁ本当にニッカウヰスキーは庶民の味方だったのだなぁと頭が下がる思いです。

マッサンブームによる長熟原酒枯渇危機を迎え、ニッカウヰスキーのそれまでの製品は終売と値上げのラッシュとなりました。本品は値上げこそ行われたものの終売は免れ、現在は税抜2,400円で販売されています。

ニッカウヰスキーの中ではかなり人気のある銘柄のようですし、スペックを考えると今でも十分にお値打ちの製品なんじゃないかと思います。

ニッカウヰスキーの製品紹介は以下のとおりです。

『フロム・ザ・バレル』は、熟成を経たモルト原酒とグレーン原酒をブレンド後、さらにもう一度樽詰めし、数ヶ月ほど再貯蔵。この再貯蔵は「マリッジ (結婚)」と呼ばれ、まさにこの間、個性の違うウイスキーは結婚したかのように深く馴染み合い、調和の取れた美味しさが生まれます。

再貯蔵された多くのウイスキーは、瓶詰め前に割り水によってアルコール分・40~45%程度に調整されますが、『フロム・ ザ・バレル』は、割り水を最小限に留め、アルコール分「51%」に設定。骨太な飲みごたえとともに、再貯蔵(マリッジ)で生まれた濃厚にして繊細な香りと 味わいのハーモニーをお届けしています。


それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:樽出し51度
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:500ml 51%
価格:2,592円(税込)
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宮城峡蒸留所限定でオリジナルラベルの製品が販売されていることを考えると、「フロム・ザ・バレル」のマリッジ(再貯蔵)は宮城峡蒸留所で行われているのでしょうか。

「フロム・ザ・バレル」に使用されているグレーンウイスキーが宮城峡蒸留所で蒸留される「カフェグレーン」なのは当然として、ニッカウヰスキーの長熟原酒は、ドラマ「マッサン」に登場した余市蒸留所のものが特に逼迫しているようですから、「フロム・ザ・バレル」が終売にならずに値上げで済んだのはモルトウイスキーが宮城峡蒸留所のもの、または宮城峡蒸留所の原酒が主体だからなのかもしれませんね。

独特のボトルの形状はグラフィックデザイナーの方にデザインしてもらった1985年の発売以来のものだそうで、ずんぐりむっくりの形が逆に印象に残ります。

ただし凄まじく注ぎにくく、こぼさずにキレイにグラスに注ぐのは熟練を要する気がします(笑)

【ストレート】
少し鼻にツンとくるアルコールの揮発感、濃いレーズン、バニラ、ナッツ、樽香、マンゴー、杏、メープルシロップ、しっかりとカフェグレーン、トーストやクッキーを思わせる香ばしく甘い麦の香りを感じます。ノンエイジ(年数表記なし)のウイスキーですが、熟れた甘さが感じられる香りです。

口に含むと、トロミを感じさせる口当たり、柿やレーズン、プルーンなど熟れた果実の甘みに樽の焦げ感、ビターさが心地よくミックスされています。シェリー系の甘酸っぱさも感じられ、カフェグレーンの黒蜜やカラメルっぽさと共に後口は長めに甘さやビターさが口中に残る感じがします。

じんわりとアルコール感はやってきますが刺々しい刺激は少なく、度数を考えるとかなり飲みやすく、これがモルトとグレーンをブレンドした後に樽で再貯蔵する「マリッジ」の効果なのでしょうか。

かなり美味しいですねこれ。度数の高さもあって、ストレートでしみじみ飲める味わいです。クオリティ高いなぁ…。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、メープルシロップに麦の穀物感、バニラ、ナッツ、樽香を感じます。少量の加水ですが熟れたフルーティな香りが閉じてしまうように感じました。

口に含むと、メープルシロップ、レーズン、オレンジ、マンゴー、樽由来のビター、カラメルを感じます。甘みはしっかりと感じられるのですが、ややモルティな香味やカフェグレーンっぽさが閉じてしまうように感じました。

とはいえ濃厚な甘口で、少々の加水ではヘタらないリッチな味わいです(´∀`*)

トワイスアップ(1:1加水)にすると、オレンジやレモンを思わせるシトラスフレーバーにマンゴー、樽香、薄くカフェグレーンの黒蜜のような香りを感じます。口に含むと、シトラスフレーバーに樽由来のビター、麦芽糖、チョコレート、カフェグレーンの甘さを感じます。

加水量が増えるに従って、熟れた果実感からフレッシュな柑橘系の香味へと変化していき、その分、樽系の香味やカフェグレーンの香味が目立つようになってきます。

ストレートで飲む方がオススメですが、加水しても楽しめるウイスキーです。

【ロック】
オンザロックにすると、レーズン、シェリー系の甘酸っぱさ、メープルシロップ、樽香、カフェグレーンを感じます。冷却されていますので香りの立ち方は強くありませんが、アルコールの刺激も薄く穏やかで良い香りです。

口に含むと、強めのトロミにレーズン、メープルシロップ、樽由来のビター、樽系のエグみ、チョコレート、カラメル、カフェグレーン、後口に青りんごのような風味も感じられます。ビターな香味が目立ちますので甘すぎない方が良い方には好まれそうです。氷が溶けてくるとビターな香味は収まってきます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、薄手のシトラスフレーバー、カフェグレーン、樽香、麦芽糖のすっきりとした甘みを感じます。口に含むと、チョコレートやカフェグレーン系の香味、樽の木材の風味が主体となります。

水割り(1:2加水)でも同様に樽系、カフェグレーン系の香味が主体ですが、元のアルコール度数が高いだけに薄べったい味わいにはならず、好みはありましょうがまぁこれはこれで、というところです。

【その他】
ハイボールにすると、ソーダ水の爽快感に青りんごを思わせるフレッシュなフルーティさに麦芽糖を思わせる甘み、カフェグレーンのしっかりとした甘み。日頃はかなり濃い目にハイボールを作るのですが、これはウイスキー:ソーダ水を1:3か更にソーダ水多めに作る方が、ビターな香味が薄れてスムーズな口当たりになり良さそうです。

元々のアルコール度数が高いだけに薄べったくならず、爽快かつ味のあるハイボールになってくれます。とても美味しくオススメです。

【感想】
これは美味しい。価格も手頃で幅広い飲み方で楽しめるコストパフォーマンスにも優れたウイスキー。

個人的には値打感があると思いますし、少なくとも値頃感はあると思います。オススメの飲み方はストレート、オンザロック、ハイボールです。ほぼカスクストレングスだけあって香りも味も濃厚ですので、そのままストレートはもちろんのこと割っても薄べったくならず、むしろ様々な変化を楽しめるのが嬉しいところです。

【リピート】
リピート確実(∩´∀`)∩
使い勝手の良さと価格の手頃さが嬉しく、私も「フロム・ザ・バレル」ファンになってしまいそうです(・∀・)

本品の場合はお土産としても喜ばれそうです。蒸留所には本品の180ml小瓶が3種類のラベルで販売されていましたので、そちらもお土産として使い勝手が良さそうです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ