皆さんこんばんは、ポッキーです。

昨夜は少々深酒しすぎまして、今日の午前中は若干グロッキーでした(ノ∀`)
東京を大いに楽しめているわけではありますが、仕事に支障をきたすようではお話になりません。そんなわけで今日はできるだけ控え目に飲もうと思います(・∀・)

今回の出張先からは、立川市が最も近い大きな繁華街ですので、今宵も立川市へやってきました。

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やってきたのは立川駅から徒歩5分程度のところにある「BAR R」です(∩´∀`)∩

店名:BAR R
所在:東京都立川市柴崎町
業態:バー
注文:計5杯ほど
価格:失念(ノ∀`)

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一杯目は喉を潤すハイボールを注文(∩´∀`)∩

「オールドパー シルバー」のハイボールが出てきました。ボトルごと冷凍庫に入れてキンキンに冷やされており、スムーズな口当たりでグイグイ飲めるんですが、ソーダで割ってもきちんと味わえる伸びの良さもあります。

以前にも別のバーで「オールドパー」のハイボールを出してもらったことがあり、それもとても美味しかった記憶があります。「オールドパー」はハイボールにも良く合うブレンデッドウイスキーのようです。

有名ドコロですし、他の飲み方でも間違いなく美味しいのでしょう。実はまだ他の飲み方で「オールドパー」を飲んだことはありませんが(ノ∀`)

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お店のコースター。古来よりお酒にまつわる名言・迷言は多いもので、これもなかなか面白いですね(・∀・)
お店の意図としては、やんわり飲み過ぎ注意を促しているんでしょうかね。

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二杯目は「宮城峡15年」にして、自家製レーズンバターも注文してみました。

レーズンバターのレーズンはシェリー酒に漬けたものを使用しているそうです。ほんのりお酒の風味と甘酸っぱさが加味されて美味しかったです(´∀`)

「宮城峡15年」はかつて販売されていたニッカウヰスキーのシングルモルトです。宮城峡蒸留所のシングルモルトとしては最も年数表記の長いものでした。結局、一度も飲む機会のないまま終売になってしまっていましたので、出会えてラッキーでした(´∀`*)

ニッカウヰスキーの「宮城峡」は、ピーティでどっしりとした「余市」と比較して、華やかなシェリー感などが特徴という印象がありますが、本品もしっかりとシェリー系の甘酸っぱさが感じられるものでした。硫黄やゴム系の香味も感じられましたが、大きく気になるほどのものではなく、また原酒の熟成感もしっかりとあり、さすがに15年以上熟成だけあって、シェリー感に頼りきりではなくしっかりと「宮城峡」の美味しさを味わうことができるものでした。

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三杯目は「アードベッグ ダークコーヴ」という「アードベッグ」の2016年新発売の新作です。

「アードベッグ」はピーティ、潮気、ヨードなどの香味の漂う個性的なウイスキーが揃う、アイラモルトの一角です。アイラモルトの中でもとりわけそうした個性の強いウイスキーを作る印象があります。

本品はダークシェリーなる樽で熟成させたものだそうで、飲んでみるとまずはシェリー系のフルーティさ、甘酸っぱさが感じられ、その後、追いかけてピート香、ヨード香、潮気、樽香などが感じられます。アイラモルトとシェリー感の取り合わせってなかなか美味しくて良いです(・∀・)

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四杯目、五杯目はハーフショットずつで、「グレンモーレンジィ オリジナル」と、それを海中熟成させたものの飲み比べをしてみました.。゚+.(・∀・)゚+.゚

まずはノーマルの「グレンモーレンジィ オリジナル」から。シトラスフレーバーなどフレッシュなフルーティさとスモーキーさ、蜂蜜のようなモルトの甘み、ピリピリとアルコールの刺激が感じられる、とてもスタンダードなウイスキーといった印象。飲みやすく好ましい味わいでした。

続いて海中熟成させたものですが、同じ銘柄で、かつ同じ箱に入っていた、つまり同じロットのものを、瓶ごと海中に沈めて熟成させたのだそうです。どこやらの大学の実証実験に混ぜてもらったんだとか。

結論から言うと、私には明らかに両者に違いが感じられました。具体的には海中熟成させたものの方が、アルコールの刺激が大きく薄れ、まろやかな飲み口になっていました。また、スモーキーさが和らいでやや淡くなっている印象も受けました。

熟成させたお酒がアルコールのカドが取れてまろやかに感じられるのは、年数が経つに連れて水分子が徐々にアルコール分子を包み込むからだと聞いたことがありますが、海中で寝かせることで常に波に揺られることによって、それが促進されるのかもしれませんね。

木樽で熟成させているわけではありませんので、木の呼吸や気温・湿度の変化で蒸散したり木のエキスを吸い込んだりといったことは起こりません。ですから、瓶で海中熟成させた「グレンモーレンジィ」に何か新しい香味が付加されているとかそういった変化は感じられませんでした。

海中の何が瓶内のお酒に影響を与えるのか、私にははっきりしたことはわかりかねますが、温度や光、波の揺れ、潮の満ち引きなどの何らかの要素が、あるいはそれらが絡み合ってお酒に影響を与えているのでしょう。

以前に海中熟成させた日本酒も飲んだことがありますが、やはりそれも海中熟成させていない同一銘柄と比較してマイルドさが増している印象を受けた記憶があります。

一般に、特に蒸留酒は、一旦瓶詰めしてしまえばガラス瓶は呼吸をしないし、外気と遮断されて熟成は進まないと言われています。ですが、今回のんだ海中熟成の「グレンモーレンジィ」には私の粗末な鼻と舌ではありますがはっきり違いがあると感じられました。

瓶詰め後にお酒に変化が起こることを「熟成」と呼ぶのかどうかはわかりませんが、瓶に詰めた後でも周囲の環境次第で内部のお酒に「変化」が起こりえることは確かなようです。保管が海中でなくとも、紫外線、光、気温、湿度、振動など様々な要素が影響を及ぼして、瓶内のお酒も時間とともに少しづつ変化していくのでしょう。

ウイスキーのオールドボトルを飲んだ時にとても美味しく感じることがままあるのは、長い間保管されている間にアルコールのカドが取れていっているのであろうことも影響していそうですね。もちろん瓶内で起こる変化は必ずしも良いものばかりではないはずで、紫外線などで酒質が劣化したり、コルクや金属などキャップの材質の匂いが移ってしまったりといったことも起こりますが。

とても面白い貴重な体験ができました(´∀`*)

【感想】
ウイスキーの種類も豊富で価格も手頃なものでした。マスターを初めバーテンダーさん達は気さくな雰囲気で、初めての訪問でしたが居心地がいいお店でした。一人でも入りやすい良いバーだと思います。

【リピート】
近場に出張する機会がまたあれば、必ず再訪したいと思います。



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訪問した「BAR R」(2階)の真下がタイ料理屋さんになっていました。

バーに行く前も出てきた後もお客さんが多く、雰囲気も良い感じでしたので〆に突撃してみました( ^ω^)

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グランドメニューは別にメニュー表があり、様々なタイ料理が食べられそうでした(∩´∀`)∩
今回は飲んだ後の〆ですので軽くにしますけれども(・∀・)

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タイのお酒といえばこれ?メコンウイスキーです。私はタイのお酒というとこれとシンハービールしか知りません(笑)

メコンウイスキーはウイスキーといっても麦を原料に造られているわけではなく、米やさとうきびを原料にした蒸留酒です。タイのハーブやスパイスの香りもつけられた独特の風味のある甘いお酒です。ウイスキーと呼ばれるだけあって木樽で熟成させますので色がついています。

単体で飲むとアジアンチックな甘いお酒といった感じで、正直たいして美味しいものとも感じないのですが、辛いものの多いタイ料理と取り合わせることでその真価を発揮してくれます(*゚∀゚)

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豚もつのタイハーブスープとカオマンガイです。

スープは辛さが選べ、そこまで辛くないのにしました。ハーブやスパイスの効いた大変美味しい具だくさんのスープで、すごく好みの味でしたのでバクバク食べてしまいました(´∀`*)

甘いメコンウイスキーハイボールと良く合います。

カオマンガイは日本でも非常に有名なタイのご飯料理ですね。鶏出汁で炊いたご飯に茹で鶏、パクチーが乗せられ、甘めのソースをかけて食べます。私はソースはあまりかけずに食べるほうが好きです。

これまたすごく美味しくて、あっという間に完食(笑)

注文は二品だけでしたが、お客さんが多いのも納得の味でした。日本人向けに上手に味付けを工夫しているんじゃないでしょうか。次回「BAR R」に行く時は、ここもセットで訪問必須ですね(´∀`)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ