皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は岐阜県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

本日飲むのは「PEAK WHISKY」(ピークウイスキー)です。製造は文化3年(1806年)創業の玉泉堂酒造です。居酒屋の名前としても有名ですが、「養老の滝」として有名な養老山系の水を用いて、日本酒を中心に焼酎、みりん、梅酒、リキュール果てはウイスキーまで製造してしまう酒造会社のようです。

公式サイトの会社案内にはウイスキーも製造品目として挙げられているのですが、なぜか商品案内にはウイスキーの掲載はなく、今以て製造されているのか、流通在庫が販売されているのみなのか謎の残る製品です。

こうしたインターネット等での情報開示の不鮮明さは、多くの特に日本酒を中心とした古くからの酒造会社にありがちな、そして日本の中小企業・小規模事業者の多くに共通してしまう不満と不安を感じやすいポイントだと思います。

そんなわけでオフィシャルな製品情報はないのですが、インターネットの通販サイトでは普通に在庫のあるところが多く、そうしたサイトでの商品案内は以下のとおりです。

「イギリス産のスコッチウイスキー(8年熟成モルト)と、養老山系の清らかな伏流水を仕込水に、玉泉堂酒造にて製造したモルトウイスキーをブレンド後、再度樫樽に貯蔵し、熟成10年で樫樽より取り出します。さらにグレーンウイスキー(原料:とうもろこし)をブレンドし琺瑯タンク内で更に6年貯蔵。最後に養老山系の伏流水を加え度数調整後、冷却ろ過(ろ過温度1度)の工程を経て、瓶詰されています。」

大体どの通販サイトにも同様の商品案内にも同様のことが書かれています。穿った見方もできなくはありませんが、素直に読むと、スコッチウイスキーはタンクも合わせて24年熟成、最も短いグレーンウイスキーでも6年熟成となかなかの熟成年数ということになります。

なかなか期待の持てそうなスペックだなと思う反面、スペックの割にはあまり人気とも聞かないなと思うと、やはりアレなのかなとも思ってしまいます(笑)

とか思っていましたが、以下は中日新聞からの引用です。

「清酒メーカー、玉泉堂酒造(岐阜県養老町)がつくる地ウイスキー「ピーク」はここ数年、売り上げが毎年1~3割伸びている。89年の酒税法改正による増税で、2倍近く値上がりしたため不振が続いたが、最近の人気でたまった在庫を一掃。原料の輸入も再開した。」(2015年2月3日の記事より)

ウイスキーブーム再び、という中で、昭和を思い出したお父さん方や、物珍しさをウリにしたい飲食店、あれこれ試してみたいウイスキーファンなどが目を向けているんでしょうかね。

ネット通販の商品案内どおりのスペックですと、今の流通在庫がはけてしまうと当分は新しい製品は販売できなくなります。そもそも今もウイスキーの自社蒸留を行っているかどうかもわかりませんしね(ノ∀`)

原料の輸入を再開しているということは、引き続きウイスキーの販売を行っていく意向はあるようですし、新たな銘柄で販売するのか、銘柄はそのままに熟成年数などのスペックを変更してくるのか、少し今後の展開が気になるところです(・∀・)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:PEAK WHISKY(ピークウイスキー)
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:玉泉堂酒造株式会社(岐阜県養老郡養老町)
原料:グレーン、モルト
容量:1800ml 37%
価格:2,309円(税込)
IMG_3045 IMG_3043
見よ!!この一升瓶の存在感を(笑)
キャップには「蔵元直詰」の文言も記されており、一升瓶とこのキャップだけで、強く昭和の香りを漂わせてくれますね(´∀`)

ラベルには「DISTILLED & BLENDED BY GYOKUSENDO SHUZO」と記載がありますので、少なくともこの製品を製造した当時は玉泉堂酒造でウイスキーを自社蒸留していたようです。

原料はモルトとグレーンのみ。安い地ウイスキーというとグレーンではなく、あるいはモルトとグレーンだけではなく醸造アルコールが添加されていることが多い印象ですが、本品はモルトとグレーンのみのある種真っ当なウイスキーです。このあたりがかつて人気のあった要因であり、再び売れ行きが伸びている要因かもしれませんね。

とはいえ、かつてはウイスキーの級別制度で二級だったウイスキーですので、モルトウイスキーの含有比率は10~17%、つまり大半が琺瑯タンク6年熟成のグレーンウイスキーで、しかもアルコール度数は37%ですから相当に加水もされています。

一升瓶で税込2,309円という低価格の秘密、そして一見すごいスペックのようでそこまで評判が聞こえてこないのはこのあたりが要因なんでしょうね(;・∀・)

個人的には昭和の地ウイスキーメーカーでもモルトとグレーンだけのウイスキーを製造していたところがあったんだなと知れただけでも嬉しい感はありますが(´∀`*)

【ストレート】
消毒液を思わせるアルコール感、ウッディな樽香、カラメルの香りを感じます。口に含むと、カラメルの甘さと若干のエグみ、じんわりとアルコール感、樽香、グレーンウイスキーの甘さを感じます。

露骨な若さや樽香ばかりを感じるというわけではなく、地ウイスキーらしい味わいではありますが、以外に飲めてしまいます。アルコールの刺激も比較的穏やかで、最低6年熟成だけのことはあるのかなという印象です。チルフィルタード(冷却濾過)されていることによってある程度、雑味などが取り除かれているんでしょうかね。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)してみると、アルコールの揮発感に乗ってうっすらとスモーキーさ、カラメル、ウッディな樽香を感じます。味はストレートからあまり変化は感じられません。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、うすく樽香、シトラスフレーバー、湿度高めの土間のような香り。口に含むと、さすがに元々のアルコール度数が低いだけにかなり薄く扁平に感じられます。うっすらとカラメルや樽香を感じる程度です。

【ロック】
オンザロックにすると、カラメル、樽香、少しグレーンウイスキーの甘い香りを感じます。口に含むと、カラメル、樽香、グレーンウイスキーの甘さに少し黒蜜を思わせる甘さがありますが、樽由来と思われるエグみが後に残ります。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、香りも味もほとんど感じられず、水っぽいばかりになってしまいます。まぁこれは致し方ないところかと。妙なクセやエグみは感じられませんので、昭和の水割りという感じで食事に合わせるには良いかもしれません。

【その他】
ハイボールにすると、カラメル、樽香、グレーンウイスキーの甘みが感じられます。私の作る1:2に近いハイボールですと少し樽やグレーンウイスキー由来と思われるエグみもありますが、1:3くらいの普通のハイボールにするとそれらは気にならず、なかなかどうして悪くありません。本品はハイボールにして飲むのが良さそうです。

コークハイにしてみると、本品がそう強い味わいではないだけに、コーラの甘みを控え目に、少しウッディさを加えたコークハイになります。すっきりと飲めますので、コークハイもオススメです。

【感想】
ブログネタくらいに思って購入しましたが、一升瓶の安い地ウイスキーというイメージから連想するほどには悪くありません。

ハイボールやコークハイにする分には悪くないというよりは意外とするする飲める印象です。カットレモンなどを入れると、エグみなども更に抑えられて良いのではないでしょうか。

一升瓶で税込2,309円ですから、700mlのフルボトルと考えると税込898円と、ウイスキーとは思えないお財布への優しさもありますし、決して悪くないお酒と言えるのではないでしょうか。

日本には他にもいくつかの一升瓶地ウイスキーがありますが、それらをズラリと取り揃えてハイボールなどで飲ませてくれる居酒屋などが近所にできないものでしょうかね(´∀`*)

角ハイやブラックニッカクリアハイボールはもちろん安定感があるのですが、変わり種も意外と悪くないと思うんですけどね( ̄ー ̄)

【リピート】
一升飲んだら次はもうないでしょう(笑)
家飲みなどに持ち込みたいところです(ノ∀`)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ