皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はニッカウヰスキーを飲みます(∩´∀`)∩

本日飲むのは「G&G」です。本品は2015年8月の、ニッカウヰスキーが多くの銘柄を整理した際に終売となったものです。

当時はあまりにも大量の銘柄が終売になり、一体これからニッカウヰスキーはどうなるのかと不安に思ったものですが、昼間の記事にも書きましたとおり限定品とはいえ新しい銘柄が販売になりますし、先日の記事でもお伝えしたとおり、宮城峡蒸留所での原酒の大幅な増産も決定しています。ニッカファンは今後も数年間は雌伏の時間を過ごす日々が続きそうですが、将来を待つ楽しみはありそうですね(´∀`*)

さて、「G&G」はGold & Goldの略で、発売はとても古く1968年のことです。ニッカウヰスキーの「宮城峡蒸留所」が落成したのが1969年のことですので、それ以前の発売ということになります。

また、「G&G」は発売以来ブレンドをほぼ変えていないとのことで、終売となった2015年8月時点ではニッカウヰスキーのブレンデッドウイスキーの中で、唯一「宮城峡蒸留所」のモルトウイスキーを使用せず、「余市蒸留所」のモルトウイスキーとカフェグレーンのみで作られていたブレンデッドウイスキーだったようです。

以前のアサヒビール(同社はニッカウヰスキーの親会社です)HPでは以下のように紹介されていました。
1968年に「ゴールド&ゴールド」として誕生した「G&G」。「特級の品質を手軽に楽しんでいただきたい」というスタンスは、発売されて以来今日まで変わることはありません。手抜きのない味作りは、ウイスキー初心者の方から円熟のウイスキーファンまで、大勢の方々に愛され、飲みつがれています。飲みやすさとコクの調和が特徴です。
「特級の品質」というのは、1989年まであった従価税表記時代に「特級ウイスキー」であったことからだと思われます。当時のウイスキーは製品中のモルトウイスキーの比率に応じて特級・1級・2級に分けられていました。モルトウイスキーの比率が高くなると級が上がり、税率も上がるというわけです。

1968年というとあの竹鶴政孝氏、マッサンが存命であった頃のことになります。そんな頃からほぼ変わらない味とのことで、昔の日本のウイスキーを体感できる製品ではないかと思います。

わくわくしながら早速飲んでみようと思います(*゚∀゚)

名称:G&G
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:750ml 43%
価格:1,980円(税込)
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ダルマの相性で親しまれた「サントリーオールド」の対抗馬として発売されたという経緯もあるようで、ボトルの形状は確かに似ていますね(笑)

しかしブレンデッドウイスキーが世界的に軒並み、特に低価格帯のものはこぞって容量700ml、アルコール度数40%になっているのですが、容量もアルコール度数も昔のままですねΣ(・ω・ノ)ノ

発売当初からブレンドをほぼ変えていないというのも納得のいくところであるとともに、改めてマッサンブーム前のニッカウヰスキーの商売気のなさというか、良いものをできるだけ安くという精神を感じるところです。

ウイスキーの容量ですが、1980年代以前はガロンを基準とした760ml、1980年代以降はリットルを基準とした750ml、1990年代以降は700mlがウイスキーのボトルのグローバルスタンダードといっても良いであろう量となっています。「G&G」も発売当初は760mlで、その後750mlに変更されていますが、ブレンドどころか1980年代から量も変更していないようですね(笑)

なんという庶民の味方….。゚+.(・∀・)゚+.゚

【ストレート】
ピートの煙や土の匂いに樽の木材やチョコレートの香り、トーストされた麦、ぶどうを思わせるグレーンウイスキーの香りがします。きちんとピーティなジャパニーズウイスキーらしからぬ香りです。

口に含むと、かなり複雑でスパイシーな味わいです。潮気、樽のビター、麦やぶどうのような甘み、ピートの煙や土のような風味が感じられ、カフェグレーンの甘みが効いて飲みやすさはありつつも、なるほど古風で質実剛健なウイスキーです。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、ぶどうや梨を思わせるフルーティな甘い香り、ピートの土を思わせる香り、薄くトーストされた麦の香りを感じます。

口に含むと、ピリピリとアルコールの刺激、柔らかなピートの風味、樽系のビター、渋み、蜂蜜やシロップのような甘みを感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ピート香にママレード、レモンを思わせる柑橘系の甘酸っぱい香り、蜂蜜を思わせるモルトの香りが感じられ、モルトウイスキーが前面に出てきます。

口に含むと、アルコールの刺激はかなり和らぎます。ピート香や樽系のビターは薄まり、少し柑橘系の酸味に、モルトウイスキーとカフェグレーンの強い甘さが感じられます。個人の好みとしてはやや甘さが強すぎてかえって飲みにくいように感じました。

【ロック】
オンザロックにすると、ピート香にレーズン、薄く蜂蜜を感じます。説明になっていませんが、いかにもニッカウヰスキーといった香りです(笑)口に含むと、樹液、レモン、樽系のビターが感じられ、甘みが目立ちますがビターさが引き締めてくれ、アルコールも相応に感じられますのでなかなか美味しいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、薄めの蜂蜜を思わせる甘い香りが主体で、ピート香がわずかに感じられます。口に含むと、薄い蜂蜜のような甘さにピートの土のような風味が感じられ、甘口で飲みやすいのですが無骨・朴訥な印象を受けます。

更に加水して水割り(1:2加水)にすると、香りはうっすらと甘い程度でほぼ香らなくなります。口に含むと、うっすらと蜂蜜系の甘みにほんのりピートの土、樽の木の風味が感じられ、薄味ですがスムーズな飲み口で引っかかりなく飲めます。昔ながらのウイスキーですから、当時の(今もですが(笑))日本のウイスキーの定番の飲み方であった水割りで美味しく飲めるウイスキーだと思います。

【その他】
昔気質のウイスキーは今風の飲み方にも合うのか、ハイボールにしてみましょう。

柑橘類的な甘酸っぱい爽快感にカフェグレーンのチョコレートを思わせる甘苦い香味も感じられ、大変美味しいハイボールになりました。意外にもハイボールがオススメの飲み方ではないかと思います。

【感想】
2,000円程度で買い求めやすい価格ながら、「ニッカウヰスキー」を体感できるウイスキー。

余市蒸留所のモルトウイスキーとカフェグレーンのみで構成された昔気質なウイスキーは、今風の甘く華やかなウイスキーとはやや一線を画するかと思います。素朴・朴訥・質実剛健なその味は実にニッカウヰスキーらしく、ピートの感じられるどっしりとした本格的な香味でありながら大衆的な価格であり、終売を惜しむ方が多いことに納得のいく味わいです。

ロック、水割り、ハイボールなど、何かで割るとともに、ある程度冷えていた方が美味しいように思いましたが、ストレートでもきっちり美味しく飲める力のあるウイスキーです。

【リピート】
残念ながら終売品です。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ