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皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はマルスウイスキーを飲みますよ(∩´∀`)∩
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本日飲むのは本坊酒造株式会社が3,387本限定で販売したブレンデッドウイスキー「ザ・ラッキーキャット "メイ"」です。

先般、「津貫蒸溜所」を訪問した際に購入してきました(・∀・)

本品は猫好きで知られる本坊酒造の社長””本坊和人の飼猫をモチーフにしたブレンデッドウイスキーのシリーズものの第四弾です。当ブログでも以前に第二弾の「ザ・ラッキーキャット "アッシュ 99"」、第三弾の「ザ・ラッキーキャット"ミント"」を飲んでいます。

製品紹介は以下のとおりです。

「The Lucky Cat」は、個性豊かな猫達をモチーフに、マルスウイスキーのブレンド技術を駆使して造られるブレンデッドウイスキーのシリーズ。第四弾の「ザ・ラッキーキャット メイ」は、エキセントリックで甘えん坊な性格の雌猫「メイ」をモチーフに、マルス津貫蒸溜所にて梅酒の熟成に使用した空き樽で追加熟成(フィニッシュ)したブレンデッドウイスキーです。フレッシュな青梅を想わせる香りと、ライトな口当たりで甘さとほろ苦さを併せ持つ味わいに仕上がりました。

k.Hombo「2007年5月の夜、土砂降りの中、当時中学生であった末娘が拾ってきた泥まみれの丸い個体・・・。それは子猫で「メイ」と名付けることになった。彼女はその時の怖い経験のせいか、とにかく臆病で忍者のように気配を消すのが上手な猫である。肥満体型でエキセントリック&甘えん坊!そんなメイに似合ったウイスキーは・・・!?
今回のウイスキーは、オリジナルのブレンデッドウイスキーを梅酒樽でフィニッシング。フレッシュな青梅の香りは彼女と出会った5月の日を思い出させ、ライトな飲み口ながら、ほろ苦さと甘さを合わせ持つ味わいはメイの性格そのもののように感じる。」
ラッキーキャットシリーズの定番ですが、”K.Hombo”のイニシャル入りで本品及び猫の「メイ」に関する説明が記載されていますね。

ザ・ラッキーキャット "アッシュ 99"」以来となる津貫蒸溜所で貯蔵されていた原酒を使用してのウイスキーです。アッシュの時はまだ試験的に貯蔵されていた原酒を一部使用してという感じだったかと思いますが、今回は本格稼働した津貫蒸溜所にて熟成させたウイスキーの登場です。

とはいえ蒸溜はまだまだ信州蒸溜所によるもので、津貫蒸溜所で蒸溜した原酒がお目見えするのは2020年以降になるんじゃないでしょうかね。

津貫蒸溜所での追熟に使用したのは何と梅酒樽Σ(・ω・ノ)ノ

既に終売になっていますが、サントリーの「響 12年」にも梅酒樽で熟成させた原酒がブレンドされていたかと思いますが、本坊酒造でも長野県では「竜峡梅酒」、鹿児島県では「源次郎梅酒」を製造していることもあり、梅酒樽が自前で用意可能だったことが要因でしょうか。

確か「源次郎梅酒」の方は新作だったかと思いますし、梅酒を払い出した空き樽がまとまって出たんでしょうね(・∀・)

第一弾は甘えん坊の”サン”、第二弾はオス猫で今は亡き”
アッシュ”、第三弾は老猫で爽やか&メロウな”ミント”でした。今回の第四弾は、肥満体型でエキセントリック&甘えん坊の”メイ”です。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:The Lucky Cat "May"(ザ・ラッキーキャット "メイ")
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:本坊酒造株式会社

原料:モルト、グレーン
容量:700ml 40%
価格:4,644円(税込)

【ストレート】



真っ先に感じるのはモルティな穀物感、カラメルソースのかかったバニラアイス、少しカフェオレや黒糖のニュアンス、焦げのある古びた木の香り、薄くオレンジやプラム、メロンやマスカットを思わせる香りも感じられます。

口に含むと、メロウという表現がぴったりのグレーンウイスキーの風味、ウッディな風味を纏いビターなカラメルソースや黒糖っぽさもあります。しっかり目のバニラ風味の奥からオレンジやレモンといったフルーティさ、樽材のビターやバタースコッチを思わせる甘く若干オイリーな風味も感じられます。

長熟あるいは原料の風味をよく残したヘビータイプのグレーンウイスキーをしっかりと使用しているのか、しっかりとその存在感を味わえるブレンデッドウイスキーになっています。メロウという表現もピッタリかと。

【加水】

少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、


バターを練り込んだ甘いパン、ビターな樽香、バニラに少し黒糖の混じるメロウなグレーンウイスキーの香りを感じます。幾分、グレーンウイスキーの香りが後退し、モルトの香りが前に出てきた印象です。

口に含むと、樽材のビターやオイリーな風味、ナッツ類を思わせる風味、軽めのシトラスフレーバーを感じます。
香り同様メロウな風味が後退しており、加水はもったいないかもしれませんね。


トワイスアップ(1:1加水)にすると、


まだ皮の青いレモン、ほんのりとほうじ茶、カラメルソースにビターな樽香、薄くオレンジやパッションフルーツの香りを感じます。

口に含むと、しっかりとバニラ風味、バタースコッチやビスケットを思わせるオイリーさと麦の甘みや穀物感に香ばしさ、薄手のレモン風味に樽香を感じます。

トワイスアップまで加水するとバニラ風味やモルトウイスキー由来と思われるオイリーさや穀物の甘さや香ばしさがしっかりと感じられます。グレーンウイスキーのメロウな風味は薄まりますが、少量加水よりは逆にトワイスアップまで加水してしまった方がかえって違う側面を楽しめて良いかもしれません。

【ロック】

オンザロックにすると、


グレーンウイスキー推しの構成ゆえか一気に香りが立たなくなります。軽めのカラメルソースやナッツ類を思わせる香り、樽香が感じられる程度です。

口に含むと、味の面ではしっかりとメロウなグレーンウイスキー風味。ピリッとアルコールの刺激にビターなカラメルソース、樽香、軽く黒糖風味、カフェオレ味のアイスクリームやアフォガードっぽくもあります。後味が少し杏風味にレモン、樽由来と思われるスパイシーな風味が感じられ、好き好きですが安い地ウイスキーっぽくて個人的にはあまり得意ではありません。

香りや後味を除くとオンザロックも非常に良いんですが、それだけにちょっと残念。


ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、


当然?ながらオンザロックよりも更に香りは立たなくなり、ごく薄くカラメルソースやナッツ類、木の香りが感じられる程度です。

口に含むと、全般的にはオンザロックを薄くしたような味なんですが、後味部分がかなり弱まり、結果としてオンザロックよりも個人的にはかなり飲みやすく感じられ、トワイスアップ同様に思い切って加水する方が良いようです。

水割り(オンザロックを1:2加水)にもしましたが、当然薄味ですが優しいバニラ風味で、けっこう美味しいです。

オンザロックから好みの量を加水して飲むのが一つ正解の飲み方のように思います。

【その他】

ハイボールにすると、


ウッディでメロウなグレーンウイスキー風味。軽めのカラメルソースにナッツ類、樽材の木の香りを感じます。

口に含むと、炭酸の爽快感にパイナップル、パッションフルーツ、レモンを思わせる爽やかなフルーティさ、ほんのりバニラ風味に樽材の木の風味、シロップ系のプレーンな甘みを感じます。

少し鼻に抜ける香りに金属質を感じますが、ハイボールは問題なく美味しいですね。



時期も時期なのでホットウイスキーにしてみると、プラム、バニラ風味の木の香りを感じます。口に含むと、シトラスフレーバーにシロップ、金属質やゴムの風味、カラメルソースに樽香を感じます。

あまり好みでない風味もありますが、ホットウイスキーでもなかなか美味しく飲めます。これからの時期には良いかもしれませんね。

ただポットスチルの問題なのかミドルカットの問題なのかシェリー樽の問題なのか、金属感やゴムっぽい香りは個人的になかなか好きになれません(´・ω・`)

【感想】



前作よりも好き。バニラ風味やメロウというのは製品紹介通りで、人であれ動物であれ、誰かをイメージして造る意図を持ったブレンドというのは面白いですね。

オススメの飲み方はストレート、トワイスアップ、ハーフロックまたは水割り。ハイボールやお湯割りでも楽しめます。

【リピート】


残念ながら限定品です。第四弾を楽しみに待とうと思います(・∀・)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ



|ω・)チラ
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