皆さんこんばんは、ポッキーです。

本日二杯目のおビール様はサントリーのザ・モルツです。1986年から販売され、長くサントリービールの看板銘柄でしたが、アサヒスーパードライ、キリン一番搾り、サッポロ黒ラベルなど他社の看板製品と比較してやや競り負けている印象がありました。

特に近年はプレミアムモルツが人気を博したこともあって、サントリービール内でも日陰の存在になってしまっていました。その辺りのテコ入れとプレミアムビール市場に続いて他社の看板製品のシェアに狙いを定めてか、2015年、今年プレミアムモルツ同様名前に「ザ・」を付けてリニューアルされました。

さて、その味や如何に(*゚∀゚)っ

名称:ザ・モルツ
種類:ビール
系統:ピルスナー
製造:サントリービール株式会社
容量:350ml 5%
原料:麦芽、ホップ
価格:220円
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【香り】
麦のさっぱりした香り。
【味】
麦の旨味とコク、すっきり目の苦味があります。後口にほんのり甘さ。何となく全般的に作り物っぽい。
【評価】
上手く言えませんが、「それっぽい」ビール。造り上げたというより絞り出した感のある美味しさで、そうでないものをそう仕立てたような、コレジャナイ感が漂います。決して美味しくないわけではありませんので、私の好みの問題と捉えても良いかもしれません。
【リピート】
積極的にはしない。

長年、キリンやアサヒの後塵を拝してきたサントリーでしたが、プレミアムモルツを発売したのを契機に一気にプレミアムビール市場の牽引役に躍り出ています。以後は、様々なバリエーションのプレミアムモルツを発売し、限定醸造品や贈答専用品など消費者の目を飽きさせずに、今やプレミアムビールといえばサントリーのプレミアムモルツというイメージが醸成されているように感じます。

一方で、プレミアムでない通常品のビール市場では、サントリーの旧モルツは変わらず劣勢で、キリン一番搾り、アサヒスパードライ、サッポロ黒ラベルを見ることはあっても、サントリーモルツは置いていないという小売店がかなり多かった印象です。

そんなサントリービールが旧モルツを一新し、ザ・モルツとして盛大に世に送り出したのが本品です。価格に確固として正比例させた品質がサントリーの売りですので、プレミアムでないモルツはこのくらいであろうというところなのではないでしょうか。これまたサントリーらしく、有名ミュージシャンを起用してかなりしっかりと広告宣伝も行っていますし、宣伝上手のサントリーらしく、しっかりとそこで売上を伸ばしていくのではないでしょうか。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ