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皆さんこんばんは、ポッキーです。

広島県からの帰り道、散々寄り道したものですから勢いが止まりません(笑)

ここまで来たらとことんダァ━━(。・д・)ノ゙━━ッ

というわけで、更なる寄り道を致して参りました(`・ω・´)b

(・ω・ノ)ノオイトイテ【出張とは何か

以下、画像多くなっておりますのでご注意ください(`・ω・´)ゞ
後、私が書く記事なので例によってムダに長いので併せてご注意ください(ノ∀`)
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この日、訪問したのは、岡山県は岡山市にある宮下酒造株式会社の「岡山蒸留所」ですィェ━ヽ(*´∇`)人(´∇`*)━ィ!!

岡山蒸留所の最寄り駅は岡山駅からJR山陽本線で一駅の西川原駅です。そこからは距離数百メートル、徒歩で数分のところにあります。

岡山駅からタクシーで行っても2,000円台ですので、訪問人数やお時間の都合で選ばれるのがよろしいかと思います。

宮下酒造㈱は大正4年(1915年)創業の比較的新しい酒造会社です。

主として日本酒を製造する酒造メーカーですが、「酒業界に独歩せよ」の経営理念の下で「限りなき挑戦」を社是に攻めの経営を続けており、今では清酒、焼酎、ビール、発泡酒、リキュール、スピリッツ、ウイスキーの製造を行う総合酒類メーカーとなっています。

平成7年に中国地方で初となる地ビール業界への進出を行った他、本業の日本酒では酒米を一割五分まで精米(=85%カット!!)した驚異のお酒も製造していますし、昨今、流行りのクラフトジンの製造も行っています。

そんな進取の気性に富んだ宮下酒造㈱は、2011年についにウイスキー製造にも着手、輸入原酒を販売するわけではなく自社で蒸留したウイスキーを販売するというもので、これまた中国地方初だったようです。

そんな宮下酒造㈱が2017年6月にオープンさせたのが、今回訪問した「酒工房 独歩館」です。

同所は宮下酒造㈱の本社及び工場に併設された観光施設で、宮下酒造㈱のお酒を存分に堪能できるレストラン及びショップで構成されています。

併せて酒蔵見学も可能となっており…まぁ酒好きには堪らない施設ということです(笑)

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施設に入ると目に飛び込んでくる「シングルモルトウイスキー岡山」と「クラフトジン岡山」。流行りをきっちり押さえていますね(・∀・)

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ショップはかなり壮観です。宮下酒造㈱一社が取り扱うお酒のショップと考えるとかなりのものではないでしょうか。

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日本酒、焼酎、地ビール、ウイスキー、ジン、果ては同社が輸入するワインまで。酒類ごとのアイテム数も豊富ですし、目移りしてしまいました(*´艸`*)

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「クラフトジン岡山」に使用されるボタニカル。日本酒メーカーらしく、ベースは米焼酎。この他にも岡山県産の白桃やピオーネまでボタニカルとして使用されているそうです。

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宮下酒造の日本酒造りに使用される酒米、最も有名どころの「山田錦」や岡山県特産の酒米「雄町米」。

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精米歩合40%の山田錦と15%の山田錦。40%でも相当にスペックの高い純米大吟醸酒・大吟醸酒となるわけで、15%はもはや狂気の沙汰ですね(笑)

摩擦熱で酒米が駄目になってしまわないよう、時間をかけて慎重に削っていくので、15%まで精米するのに10日かかるそうです(ノ∀`)

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一頻りショップを冷やかした後は、いよいよ「岡山蒸留所」の見学です.。゚+.(・∀・)゚+.゚

岡山蒸留所は現在のところ、蒸留機は画像のハイブリッドスチルが一基のみのマイクロディスティラリーです。

ハイブリッドスチルというのは単式蒸留機に連続式蒸留機がくっついていて、どっちでも対応できますよみたいな蒸留釜のことです(笑)

このハイブリッドスチルはドイツ製で、一度に約1,500リットルのウォッシュ(蒸留前のウイスキー≒ビールもどき)を蒸留することが可能だそうです。

蒸留の結果、約100リットルのニューポット(ニューメイクとも)が得られるそうですが、一回の操業では、ウイスキー貯蔵用の樽としては最小クラスとなる、180リットルのバーボンバレル一樽分にも満たないんですね。

1,500リットルも使用してやっと100リットル、そして樽で熟成させたらさせたでエンジェルシェアの名のもとに天使が分け前を持っていってしまう、と。

私はもっとウイスキーに感謝しながら大事に飲むべきなのかもしれません(ノ∀`)

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この蒸留機は2015年7月に導入しており、2011年のウイスキー製造開始からハイブリッドスチルの導入までは、焼酎製造に使用しているステンレス製のポットスチルを併用していたそうです。

「シングルモルトウイスキー岡山」は私が訪問した時点では、原則として「酒工房 独歩館」での限定販売となっています。

「シングルモルトウイスキー岡山」は3~5年の熟成期間を経たものだそうで、そうなると恐らく…と思いながら確認したところ、やはり私が訪問した時点で販売されていた「シングルモルトウイスキー岡山」は全量がステンレス製のポットスチルで蒸留された原酒だそうです。

銅製ハイブリッドスチルで蒸留された原酒が製品化されてくるのは、2020年のオリンピックイヤーになるだろうとのことでした。

2020年は他の地ウイスキーメーカーも続々と自社蒸留かつ3年程度熟成したシングルモルトウイスキーを出してくる年になるはずで、宮下酒造もその例に漏れずということですね。

ただ、宮下酒造㈱は元々焼酎造りで蒸留酒製造のノウハウがありますし、ステンレス製ポットスチルとはいえ2011年からウイスキー製造を開始して技術・経験の蓄積が進んでいることと思います。

銅製ハイブリッドスチル導入も2015年ですからオリンピックイヤーまで4年半~5年程度の時間があることも踏まえると、ぎりぎり3年熟成の他の地ウイスキーメーカーよりも期待して良いのでは、と個人的にひっそりと楽しみにしているところです( ´艸`)

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よくある(笑)看板に、原料となる麦芽やボタニカル。

クラフトジンは米焼酎をベースにしているとのことでした。

宮下酒造㈱の地ビールブランド「独歩ビール」に使用される麦芽は、基本的にドイツ産の輸入麦芽だそうですが、ウイスキー造りに使用される麦芽は現在のところ、基本的に全量が岡山県産の麦芽だそうです。

麦芽を乾燥させる度合いによって色付きを強くしたりはできるんでしょうが、基本的にノンピートでのウイスキー造りを行っているわけですね。

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地ビール製造設備と作業風景。ウイスキーの元となるウォッシュ(蒸留前の原液、ほぼビール)もこの設備で製造されているそうです。

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地ビールやウイスキーの原料となる穀物類。ビールの副元料として使用される雄町米や様々なタイプのモルト。

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原料を保管する冷蔵庫。ドイツから輸入している様々なタイプのモルトが保管されていました。

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常温のウェアハウス。ここに置かれているのわずか数十樽程でしたが、別に定温で貯蔵するウェアハウスがあるそうです。

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現時点では使用する樽のほとんどがシェリー樽、ブランデー樽、ミズナラ樽の3種類だそうです。バーボン樽もわずかに置いてありましたが、岡山蒸留所では今のところマイナーな存在のようです。

ウイスキー熟成用の樽というと、バーボン樽やそれに少し手を加えたホグスヘッドが最大派閥というのが世界的な潮流かと思っていましたが、最大派閥どころか例外的な存在としてしかバーボン樽が使用されていないというのも何とも不思議な印象を受けました。

とことん他所とは違う、自分たちのやり方を追求していくということなんでしょうか。面白いなぁ(・∀・)

シェリー樽はスペイン産、ブランデー樽はフランス産、ミズナラ樽は国産だそうです。

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エンジェルシェアというか漏れの跡。

滴った部分を触らせてもらえましたが、真っ黒でベタベタしていて、コールタールや松脂のような感じ、香りは樹液や黒糖、メープルシロップなんかを煮詰めたようなウッディで甘苦いものでした。

ここで眠る原酒が製品化されるまでもう数年、岡山県産麦芽を使用して、シェリー・ブランデー・ミズナラの3種類の樽を基調に熟成させた原酒がどのような味わいになるのか、非常に楽しみです(´∀`*)

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さてさて、見学を終えた後は、このまま帰る手はありません。

併設の「レストラン 酒星之燿」(しゅせいのかがやき)で食事も取れますし、お酒も飲めます( ^ω^)

メニュー写真はページ数がすごいので掲載しようか迷いましたが、宮下酒造が製造・取扱いするお酒の数々をご覧いただこうかと敢えて載せます(・∀・)

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まだ真新しく、雰囲気の良いレストランですが、この通りのお酒の揃いっぷりです( ^ω^)

座敷で大宴会したくなる感じ(笑)

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お冷やは宮下酒造の仕込水が提供されます。こういうの本当に嬉しい(´∀`*)
とても美味しいお水でした。

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最初は「地ビール独歩」を3種類飲み比べで。飲みやすい3種類でしたので喉が潤いました(∩´∀`)∩

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食事は独歩カレーにしました。マイルドな欧風カレーで( ゚Д゚)ウマー...でした。

ビーフカツは値段の割りに量が少ないなぁとも思いましたが、肉質実に良く、あぁこれは仕方がないなと納得(´∀`*)

デザートもおしゃれで、フルーティな地ビールやワインもありますので、女性の方にもウケが良いんじゃないでしょうか。

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お次はインペリアルエール、度数高めでパワフルな味でした。こういうの好きなんだよなと思いながら注文しましたが、やっぱり好きでした(・∀・)

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お次は日本酒へ( ^ω^)

雄町米を20%まで精米した「純米大吟醸 天下至聖」と古酒の「永久の輝き 1993年」の2種類にしました。

天下至聖はシャープで華やかさ全開なのかなと思いましたが、意外と米の旨味も残っている感じがあり、美味しいお酒でした。

古酒は長熟でしっかりと旨味が出ている割りには飲みやすかったです。


(・ω・ノ)ノオイトイテ


もっともっと飲みたかったんですが、前日までに飲みすぎて疲れが出ていたこと、そのせいかそこそこ酔ってしまったので、これにて打ち止めとしました。

しこたま買い込みましたので、他のお酒はまたいずれ記事にできたら良いなと思います(ΦωΦ)フフフ…

まだ新しい蒸留所でしたし、サラッと見学して終わりかなとも思っていましたが、ウイスキー以外にもお酒が揃っており、冬場は日本酒の醸造風景も見学できることがあるようです。

レストランもまた訪問したくなるお酒の揃いでしたし、また岡山県を訪れる際には是非再訪したいと思います( ´∀`)b

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ



|ω・)チラ
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