皆さんこんばんは、ポッキーです。
今日はバーボンを飲みます(∩´∀`)∩




本日飲むのは「エンシェント・エンシェント・エイジ 10スター」です。
ふるい落とされた原酒となるとネガティブな印象も出てきてしまいますが、プレミアムバーボンのブラントンと同じ原料、同じ製法で蒸留され、途中までは同じ環境で熟成されてきていたわけです。
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
名称:エンシェント・エンシェント・エイジ 10スター
種類:バーボン
製造:バッファロートレース蒸留所
容量:750ml 45%
価格:推定3,000円前後
【ストレート】
今日はバーボンを飲みます(∩´∀`)∩




本日飲むのは「エンシェント・エンシェント・エイジ 10スター」です。
エンシェントエイジとは”古代”や”古き良き時代”といった意味ですが、アメリカでは”西部開拓時代”を指す言葉としても使われるようです。
輸入元である宝酒造株式会社のブランド紹介は以下の通りです。
ブラントンとなる原酒は4回の夏を越すまでに、マスター・ディスティラーを含む少なくとも3名の官能検査員が、味わい、深み、香りを毎年確かめて、ブラントンにふさわしい予感を秘めた樽を選び出す。彼ら全員の厳しい判定を通った樽だけが、AからZまであるウェアハウスのH倉庫に移され、再び熟成の時を待つ。ブラントンがH倉庫のみで貯蔵される理由は、「芸術はデータに置き換えられるものではなく、そしてそれは、今まさに神の手に再び委ねられているから。」原酒たちは、ここでチャコール・フレーバーに円熟味を加え、静かに呼吸を繰り返し、神にその取り分を捧げながら、さらに4回のブルーグラスサマーを経験し、ブラントンになるのである。
上記は「ブラントン」というプレミアムクラスのバーボンの製品紹介でもありますが、上述のH倉庫に移されなかったもの、つまりブラントン用の原酒として選ばれなかった原酒が、スタンダードクラスのバーボン「エンシェント・エイジ」として販売されているんだそうです。
ふるい落とされた原酒となるとネガティブな印象も出てきてしまいますが、プレミアムバーボンのブラントンと同じ原料、同じ製法で蒸留され、途中までは同じ環境で熟成されてきていたわけです。
樽の具合や熟成環境など何がしかの要因でブラントンにはなれなかったかもしれませんが、あくまで真っ当なバーボンですし、日常使いのスタンダード品として受け止めれば良いのかなと思います。
さて、本日飲むのは「エンシェント・エイジ」ではなく、「エンシェント・エンシェント・エイジ 10スター」です。
宝酒造㈱のHPからは既になくなってしまっており、情報が判然としませんが、「エンシェント・エイジ」の上位版で、同品が頭文字を取ってAAと呼ばれるのに対し、本品は3A、AAA、トリプルエーなどと呼ばれています。
恐らくはブラントンとエンシェント・エイジの中間で、エンシェント・エイジ用の原酒として比較的高品質であったものがより長期間熟成されたもの、あるいはブラントン用の原酒として熟成させてきたが、何らかの要因により途中・最終の判定等でふるい落とされたもののいずれか、あるいはそれらのブレンドということになるんじゃないでしょうか。
ブラントン寸前のバーボンくらいに考えておきましょうかね(・∀・)
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
名称:エンシェント・エンシェント・エイジ 10スター
種類:バーボン
製造:バッファロートレース蒸留所
容量:750ml 45%
価格:推定3,000円前後

ブラントンになれなかった原酒ではありましょうが、その分、比較的手頃な価格で飲めるのは嬉しいですね(´∀`*)
【ストレート】
メローな印象を受ける香り立ち、軽めのメープルシロップや樹液、濃いウッディさ、こんがり焼いたトーストやサクサクのビスケット、少しトフィ、とうもろこしや麦の穀物香が中心の甘くまろやかな香りです。
口に含むと、濃厚なとうもろこしの甘みとボディ、しっかりとしたウッディさ、メープルシロップや樹液を思わせる甘み、ライ麦を思わせるビターなスパイシーさ、杏やりんごのドライフルーツを思わせる甘酸っぱさを感じます。
とうもろこしのボディをしっかり感じるマイルドでメローなバーボンという印象です。そこにきちんと甘みやビター、ウッディさなども感じられ、パワフルながら上品な印象を受けます。
【加水】

【ロック】

【その他】

バーボンソーダにすると、樹液にウッディな樽香、とうもろこしや麦の穀物香、少しメープルシロップを感じます。

少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、こんがり焼きすぎたトースト、少し焦げ、強くミルクチョコレート、樽材のウッディさ、とうもろこしや麦の穀物香、ほんのりライ麦のスパイシーさを感じます。
口に含むと、メープルシロップや樹液を思わせるウッディな甘み、薄くトフィ、ライ麦のスパイシーさ、とうもろこしや麦の甘みと穀物感を感じます。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、焦げたトースト、ビネガーやレモンを思わせる酸味、ドライな樽香を感じます。
口に含むと、とうもろこしの甘みとコク、軽めのライ麦のスパイシーさ、ドライな樽香を感じます。
加水してもボディがしっかりしており、薄べったくは感じないのですが、トワイスアップまで加水すると平坦になってしまう印象です。加水しすぎはもったいないかなと思います。
【ロック】

オンザロックにすると、とうもろこしや麦芽の穀物香、薄手のライ麦のスパイシーさ、樽材のウッディさ、焼く前のクッキー生地を思わせる香りを感じます。
口に含むと、メープルシロップや蜂蜜、ミルキィな甘み、ライ麦のスパイシーさ、ドライなウッディさ、レモンやオレンジを思わせる柑橘系の酸味、ビターチョコレートを思わせる風味を感じます。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、レモンや少しビネガーを思わせる酸味、麦芽の穀物香、とうもろこしの甘み、樽材のウッディさを感じます。
口に含むと、メープルシロップや樹液、軽めのミルキィな甘さ、とうもろこしや麦芽、ライ麦の穀物感、ほんのりライ麦のスパイシーさを感じます。
個人的にバーボンはオンザロックで飲むのが大好きなんですが、何というか思ったほど伸びない印象。安定感はありますので決して合わないとかそういうことではありません。
【その他】

バーボンソーダにすると、樹液にウッディな樽香、とうもろこしや麦の穀物香、少しメープルシロップを感じます。
口に含むと、とうもろこしや麦芽のコクや少しの甘み、ライ麦の軽めのスパイシーさ、ドライなウッディさを感じます。
甘みは強くありませんが、穀物のコクと軽めの甘みが感じられ、すっきり飲める味わいです。
【感想】
スタンダードバーボンとしては十二分。甘さはどちらかというと控え目で、穀物のコクや樽感をしっかり味わえるバーボンです。
飲み方も基本的に選びませんし、価格を踏まえると問題なく楽しめるお酒だと思います。
オススメはオンザロックまたはバーボンソーダ、ストレート。
【リピート】
実はブラントンを飲んだことがないんですが、是非飲んでみたくなりました。10スターは並行輸入などに頼るか、なくなっていくばかりなんでしょうか。
それも寂しい気がしますし、普段遣いのスタンダード品としてはまた入手したいバーボンです。
それでは今回はこの辺で。
(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ
|ω・)チラ
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|彡。゚+.*:.サッ
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