皆さんこんばんは、ポッキーです。

「クラウドファンディング」という言葉は近年、頓に知られるようになっており、既に真新しい言葉ではなくなっています。

主にインターネット経由で不特定多数の方から投資を募り、製品開発やイベントの開催、新サービスの実施などを行う資金を調達する手法のことだと自分では理解しています(・∀・)

金融機関などから融資金として調達する有利子負債というよりは、株式を購入してもらい出資金として調達する資本金に性質は近いんじゃないでしょうか。

投資する側として、クラウドファンディングは非常に少額からの投資が可能で、オンライン上で簡易に払込みができることもあり、「投資家」というようなちょっと大仰な肩書のない、ごく普通の方でも投資実行できる気軽さが魅力の一つだと思います。

投資を受ける側としても、インターネット経由で幅広く多くの方に迅速に周知できますし、クラウドファンディングで投資される方≒製品・サービス・イベント等の賛同者・見込み客なわけですので、ファン目線でのある種の審査が受けられることが魅力ではないでしょうか。

ビジネス成功の可能性や隠れた需要の有無、市場を形成できるかなどについて、金融機関や機関投資家とは少し毛色の違う、見込み客の生の反応や声がビジネス開始前に聞けてしまうという、有り難いような怖いような状況が見込めるわけです。

投資に倒するリターンには、有利子負債であれば元本+利息の金銭での返済、株式であれば金銭での配当金支払い(場合によっては株主優待などでの現物リターンもありますが)と、基本的には金銭でのリターンが必須です。

クラウドファンディングの場合は、金銭でリターンするケースももちろんありますが、製品・サービス・イベントなどの現物でのリターンのみのことが珍しくなく、礼状などお礼の言葉が中心の寄付的な要素の強いファンディングまであります。

集まった投資については、クラウドファンディング事業者によってけっこうな割合が抜かれてしまうこともあるようですし、金融機関や機関投資家であれば投資が失敗となっても、それもビジネスの側面としてある意味で割り切ってくれるわけですが、不特定多数の出資者、しかもビジネスの応援者やファンとなると、なまじ熱心な分手厳しかったり、万一の際にはなかなか心情面での理解を得るのが難しかったり、ということもあるんだろうなぁと思っています。

そんなわけでクラウドファンディングがビジネスを行おうとする人にとって、有利子負債や資本金よりも必ずしも有利とも良いものとも限らないわけですが、資金調達方法の多様化は、特に小規模なビジネスを行う方にとっては機会の拡大に繋がる可能性があるのではないでしょうか。


(・ω・ノ)ノオイトイテ


さて、いつも前置きや余談を書くとやたら長くなる当ブログですが、いよいよ本題です。

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クラウドファンディング・ポータルサイトの”CAMPFIRE”にて、「お酒好きのあなたとつくる『ウイスキーの良さを知ってもらう本』(仮)刊行企画」がスタートしています。

スタートしていますというか、既に当初の目標金額は達成済み(笑)
1月中旬にスタートしたファンディングですが、わずか半月程で目標金額に達しており、現在は次の目標へと移行しています(ノ∀`)

この企画は
「ウイスキーのことをよく知らない」「飲み方がわからない」という方に向け、ウイスキーの魅力をお伝えする書籍を出版するプロジェクトです。
ということで、日本酒などの醸造酒とは違ってアルコール度数の高い蒸留酒で、しかも焼酎とは違って水割りやお湯割りよりもストレートやオンザロックで飲むことが多く、一般に焼酎などホワイトスピリッツよりはだいぶ値段の張ることが多いお酒であるウイスキーを、少し身近に感じてもらえそうな書籍を出版しようとするプロジェクトです。

目標金額に達すれば出版という運びだったわけですが、前記の通り既にその目標金額には到達しており、次なる目標としてページ数増加によるボリュームアップを図る考えのようです。

ウイスキーに関する知識であれば、インターネットで検索すればいくらでもヒットするはずですし、専門的な書籍もたくさん刊行されています。

ウイスキーをお好きな方がより好きになる、より深い知識を得られる本は恐らくたくさんたくさんあるのではないかと思います。

ではウイスキーに興味がない方が興味を持つような本、ウイスキーを飲もうと思ってこなかった人が飲んでみようかなと思う本、それもウイスキー初心者に専門家やプロがご教示して差し上げるというだけの本ではなく、この本を読む方よりも少しだけ先にウイスキーを好きになった方たちによる、読む人がウイスキーに興味を持ってくれれば、ウイスキーを好きになってくれればという本は、恐らくですがほとんどないんじゃないでしょうか。

ある意味では同人誌やブログに近い性質を持った書籍かもしれませんね。

また余談になりますが、私のウイスキーとの出会いは安スナックでした。ウイスキーやブランデーの薄い水割りを飲んで、何が良くてみんなこんなものを飲んでるんだと、何の感慨も思い入れもなく周りに合わせて飲んで酔うだけというものでした。

ウイスキーに興味を持つきっかけとなったのは、出張中に親しくしていただいているお取引先の方に少しお高いウイスキーを飲ませていただいたことでした。

その時は蒸留酒をストレートで飲むなどとても考えられずオンザロックで飲みましたが、美味しくて驚きましたし、ウイスキーに限らずお酒に限らずですが、何でもピンきりがあって、きちんとしたものを嗜めばきちんと良い体験が得られるのだなと再確認した時間でもありました。

親兄弟、恋人や配偶者、友人知人、先輩後輩、同僚や取引先など、何がしかのご縁できちんと良いウイスキー(ウイスキーに限らずですが)に巡り合って、それを好きになる機会が持てれば何も問題はないのですが、必ずしも周りにウイスキー好きの方がいるとは限りません。

バーなどで知るのも手ですが、バーに行くことにハードルの高さを感じる方もいらっしゃるでしょうし、そもそも興味がなければわざわざ知りに行くこともないでしょう。

その”何がしかのご縁”の代わりになるもの、『ウイスキーの良さを知ってもらう本』がその役割を担ってくれるのではないか、ウイスキーに興味を持ってもらうスターターの役目を果たしてくれるのではないか、そうした考えから今回このプロジェクトについて記事にさせてもらいました。

プロジェクトに参加するもしないも、完成した本を購入するもしないもお読みになられた方のご意思で判断されることですが、知らないことには判断のしようもありませんので、ご紹介させていただきます(・∀・)

ちなみに投資をした場合にはいくつかのリターンを選択できるようになっています。私の場合は「完成したウイスキー本の巻末にお名前とお好きなウイスキー銘柄1つを記載」というものを選択したのですが、上述の「私がウイスキーに興味を持つきっかけとなったウイスキー」を記載していただくことにしました(´∀`*)

ちょっとお高いですがべらぼうではありませんし、ストレート以外の色々な飲み方でも楽しめますし、今になって思い返してみると、スターターとして申し分ないウイスキーだったんじゃないでしょうか。

縁は異なもの味なもの、偶然のご縁でしたが幸運であったとも思いますし、結果ウイスキーに思い切りハマることになりましたので不運であったとも思います(笑)

『ウイスキーの良さを知ってもらう本』によって、ウイスキーを飲んでみようかなと思う人がたくさん出てくることを期待しています。プロジェクトの成功をお祈り申し上げております。


…こんな長い記事を書くつもりはなかったんですが、気がつけば長々と書いておりました(ノ∀`)
ここまで読まれた方は本当にお疲れ様でした(笑)

プロジェクトの主催者は出版社で編集をしておられ、今は出版・広告制作会社を経営しておられる方だそうですので、できあがる書籍はこんな長くて読みにくい文章ではないに違いありませんよ( ^ω^)

それでは今回はこの辺で。


(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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