皆さんこんばんは、ポッキーです。
今日はキリンディスティラリーのウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのは、過日訪問した「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸留所」限定での販売となっている、「富士御殿場蒸留所 DISTILLER'S SELECT シングルモルト2017」です。
キリンディスティラリーのウイスキーは富士御殿場蒸留所及びキリン公式通販の「DRINX」限定での販売となっているものが多いのですが、本品は公式通販でも販売されていない、蒸留所訪問をされた方だけのお楽しみとなっています(・∀・)
先般、飲んだ「シングルグレーンウイスキー」と一緒に購入してきたものです。
本来ウイスキーの花形であるモルトウイスキー、それもシングルモルトですが、グレーンウイスキーが世界的な評価を受けている一方で、モルトウイスキーに関してはやや日の目を見ることが少なくなっています。
キリンディスティラリーの場合、現在はシングルモルトウイスキーは一般小売されておらず、蒸留所または公式通販サイト「DRINX」での直接販売のみとなっています。
サントリーやニッカウヰスキーのように複数の蒸留所を保有するわけではなく、蒸留釜も1973年の創設以来のもので老朽化が進んでおり、稼働させなくなっているものも多くなっているようですから、生産量が限られているんでしょうね。
一般小売に乗り出してあまり大量には出荷できないんだろうと思います。
個人的にはサントリーともニッカウヰスキーとも違うモルトウイスキーを製造していて、しかもなかなか美味しいという印象がありますので、麒麟麦酒グループの力でドーンと設備更新していただきたいところなんですけどね( ^ω^)
さて、そんなキリンディスティラリーの蒸留所限定シングルモルトですが、製品紹介は以下のとおりです。
名称:富士御殿場蒸留所 DISTILLER'S SELECT シングルモルト2017
トワイスアップ(1:1加水)にすると、レモンにカリン、黄色い花、軽めのウッディな香り、焼く前のクッキー生地に少し香ばしいモルティな香りを感じます。
トワイスアップが飲みやすくて良いですね。少しアルコール度数が高めな分、ここまで割っても薄っぺらにはなりませんし、キレイな味でゆっくり飲むのに適していると思います。割り水は冷やしておいた方が良いかもしれません。
今日はキリンディスティラリーのウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのは、過日訪問した「キリンディスティラリー 富士御殿場蒸留所」限定での販売となっている、「富士御殿場蒸留所 DISTILLER'S SELECT シングルモルト2017」です。
キリンディスティラリーのウイスキーは富士御殿場蒸留所及びキリン公式通販の「DRINX」限定での販売となっているものが多いのですが、本品は公式通販でも販売されていない、蒸留所訪問をされた方だけのお楽しみとなっています(・∀・)
先般、飲んだ「シングルグレーンウイスキー」と一緒に購入してきたものです。
本来ウイスキーの花形であるモルトウイスキー、それもシングルモルトですが、グレーンウイスキーが世界的な評価を受けている一方で、モルトウイスキーに関してはやや日の目を見ることが少なくなっています。
キリンディスティラリーの場合、現在はシングルモルトウイスキーは一般小売されておらず、蒸留所または公式通販サイト「DRINX」での直接販売のみとなっています。
サントリーやニッカウヰスキーのように複数の蒸留所を保有するわけではなく、蒸留釜も1973年の創設以来のもので老朽化が進んでおり、稼働させなくなっているものも多くなっているようですから、生産量が限られているんでしょうね。
一般小売に乗り出してあまり大量には出荷できないんだろうと思います。
個人的にはサントリーともニッカウヰスキーとも違うモルトウイスキーを製造していて、しかもなかなか美味しいという印象がありますので、麒麟麦酒グループの力でドーンと設備更新していただきたいところなんですけどね( ^ω^)
さて、そんなキリンディスティラリーの蒸留所限定シングルモルトですが、製品紹介は以下のとおりです。
富士御殿場蒸留所が目指してきた「クリーン&エステリー」。ライトリーピーテッドモルト原酒をベースにエール系酵母のノンピートモルト原酒をブレンドしました。オレンジを想わせるフレッシュな香りと味わいが感じられます。ほんの少しの水を加えることで、時間と共にゆっくりと香りが広がります。それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
名称:富士御殿場蒸留所 DISTILLER'S SELECT シングルモルト2017
種類:シングルモルトジャパニーズウイスキー
製造:キリンディスティラリー株式会社
原料:モルト
容量:200ml 49%
価格:2,160円(税込)
バナナに草を思わせるピート香、はっきり目の樽材の木の香り、蒸した穀物の香り、焼く前のクッキー生地、クルミを思わせる少しオイリーなナッツ感、薄く杏やオレンジを思わせるフルーティな香りを感じます。製造:キリンディスティラリー株式会社
原料:モルト
容量:200ml 49%
価格:2,160円(税込)
口に含むと、杏に枇杷、オレンジなどを思わせる淡めのフルーティさ、シナモンにメープルの混じる甘スパイシーな樽香、軽めの樽材のビター、レモンや薄くパイナップルを思わせる酸味を感じます。後味は甘酸っぱいフルーティさと鼻に抜ける軽めのピート香。
軽やかな香味が中心ですが、それ故かアルコールの刺激も度数相応に感じます。飲みやすい味わいですがそれなりに若い原酒も使用されているのでしょうか。
【加水】
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5程度)すると、レモンクリームに焼く前のクッキー生地、緑のトーンの軽いピート香、香ばしい穀物の香り、パイナップルや少しオレンジを思わせるフルーティな香りを感じます。
口に含むと、アルコールの刺激は幾分治まり、少し舌先がピリッとする程度です。スムーズな飲み口に甘酸っぱいシトラスフレーバー、チョコレートの混じる樽材のビター、後味はキレイなモルティさが感じられます。ピート香は少し鼻で感じられる程度でしょうか。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、レモンにカリン、黄色い花、軽めのウッディな香り、焼く前のクッキー生地に少し香ばしいモルティな香りを感じます。
口に含むと、淡くオレンジ、パイナップル、カリン、薄くチョコレート混じりの樽材のビターを感じます。
トワイスアップが飲みやすくて良いですね。少しアルコール度数が高めな分、ここまで割っても薄っぺらにはなりませんし、キレイな味でゆっくり飲むのに適していると思います。割り水は冷やしておいた方が良いかもしれません。
【ロック】
オンザロックにすると、冷却されて香りはかなり閉じ気味になります。ほんのりモルティで甘い香り、薄くレモン、軽めのピート香に樽香を感じます。
口に含むと、トロミを感じる口当たりに、レモンやカリン、少しハッカを思わせる、フルーティさと軽いピート香、バタースカッチを思わせるオイリーさや甘み、モルティなコク、最後に樽系の香味を感じます。
オンザロックは実に良いと思います。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)にすると、バタースカッチにモルティな甘みを感じます。口に含むと、カリンに薄くパイナップル、樽香、麦芽糖、少しロウソクの蝋を感じます。
悪くありませんが、オンザロックに比べると少し落ちる印象です。ならばと水割り(1:2加水)まで加水量を増やしてみると、かえって水割りの方が飲みやすくて良い感じ。
オンザロックはキツイという方はいっそ水割りまで加水した方が良さそうです。
【その他】
ハイボールにすると、軽めのレモンやカリン、柑橘系の蜂蜜を思わせる香りにほんのりと樽香を感じます。
口に含むと、カリンにシトラスフレーバー、柑橘系の蜂蜜、軽めのウッディさを感じます。ハイトーンな味わいというのか、クリアでフルーティな味わいのハイボールです。少し変わっていてなかなか美味しい。
【ブレンド】
本品と「DISTILLER'S SELECT シングルグレーン2017」を1:2でブレンドしてみます。
ブレンドしたばかりということもあってか、ツンとアルコールの刺激、樹液にチョコレートを思わせる樽系の甘い香り、カリンに杏、バタースカッチ、青みがかったピート香を感じます。
口に含むと、強めのアルコールの刺激にカリン、オレンジ、杏、チョコレート、ライ麦のスパイシーさ、ナッツ類を感じます。
アルコールの刺激が些か強いですが、それを除けばバランスの取れた香味でなかなか美味しいです。
次いで本品と「The Fuji Gotemba Distillery Blender’s Choice シングルグレーンウイスキー」を1:2でブレンドしてみます。
湿気た黒糖にシトラスフレーバー、焦げた樽香を感じます。
口に含むと、カリンにリンゴ、黒糖にチョコレート混じりの焦げた樽香を感じます。
「ディスティラーズセレクト」とのブレンドの方が、よりハイトーンで一体感があるように感じます。一方で「ブレンダーズチョイス」とのブレンドの方が、より重厚感があるように感じます。
後はもう好みでしょうね(笑)
【感想】
クリアでハイトーン、サントリーともニッカウヰスキーとも違う、キリンディスティラリーのモルトウイスキーの個性が味わえるウイスキーだと思います。
オススメの飲み方はオンザロック、トワイスアップ(割り水は冷たく)です。ハイボールや水割りも次点に来ます。
キリンがビールだけではなく、もっとウイスキーに本気になってくれると面白いなぁと改めて感じました。是非、蒸留所に設備投資をして、ポットスチルなど蒸留所設備の更新や強化をしてほしいところです。
【リピート】
1mlで10円(700mlフルボトルで7,000円)はノンエイジのウイスキーとしては高額ですが、蒸留所限定販売のジャパニーズウイスキーとしては、今の御時世だとやむを得ないのでしょうか。