皆さんこんばんは、ポッキーです。
今日はジャパニーズウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのはサントリーの「サントリー21」です。
「サントリーQ」と共に、某地方の酒屋で見かけたものを捕獲したものです。2種類とも本当に1ケース分くらいズラリと並べられていました(笑)
やはり1980年代半ば~後半で終売になっているようですので、本品についてもWikipediaより説明を引用させてもらいします。
CMに起用されていたのはラベック姉妹。
1本の動画に2本のCMが挿入されていますが、最初のCMでは当時の価格で2,330円、2本目のCMでは2,200円となっています。CM切り替えのタイミングで値上げがあったんでしょうね。
「Q」の価格が1,000ml瓶で2,200円、500ml瓶では1,100円程でしたので、ちょうど2倍の価格設定ということになります。
「Q」とはどの程度違うものなんでしょうか。
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
レモングラスにミントなど青々しいフレーバーに粉っぽさ、土壁を思わせる香り、麦芽の穀物的な香りに香ばしい甘さのクッキー、白ぶどうやりんごを思わせるフルーティさ、白玉を思わせる香りを感じます。
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、りんごに白ぶどう、少し白玉や白粉を思わせる香りにモルティな甘い香り、土壁っぽい香りのライトなピート香、樽材の木の香りを感じます。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、白ぶどう、りんご、杏、少し黄桃を思わせるフルーティさ、甘めのモルティな香り、レモングラスやミントを思わせる香り、うっすらと土っぽさのあるピート香を感じます。
加水しても薄べったくは感じません。なかなか美味しいと思います。
口に含むと、レモングラスにミント、樽材のビター、白ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒由来と思われる風味、少しタンニン、モルティな甘みを感じます。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりとシェリー樽原酒由来と思われるフルーティな甘みを感じますが、香りの立ちはかなり弱くなります。
口に含むと、軽めのシェリー樽原酒系のフルーティさに薄手のモルティな甘みを感じます。
オンザロックはなかなかに美味しいと思いました。ハーフロックでもフルーティさた甘みが感じられて悪くありません。
「サントリーQ」と「サントリー21」を飲み比べてみます(・∀・)
【感想】悪くないしむしろ美味しい。
ところどころ香味がプレーンすぎるきらいはありますが、”ライト&スムース”という方向性上、ある程度、意図・覚悟してのブレンドだろうと思います。
「Q」と比較すると本品の方が奥行きが感じられ、水や氷、ソーダ水などで割ってもより楽しむことができた印象でした。1級と特級、価格も2倍ですし、単純にモルトウイスキーの混和率の違いだけなのかは私の粗末な鼻と舌ではわかりませんが、香味の要素は近しいように感じましたので原酒の構成自体はそう大きくは違わないんじゃないでしょうか。
オススメの飲み方は少量加水かオンザロックです。この手のライトなウイスキーはカクテル材にも良さそうですね。
発売数年で終売と短命に終わってしまったのは何が要因だったんでしょうかね。当時のウイスキーの日本での一般的な飲み方は水割りだったでしょうから、”ライト&スムース”な本品ではあまりに弱すぎたんでしょうか。
スコッチやバーボンなど舶来信仰に勝てなかったのか、おじ様ウケはイマイチではなかったかと思いますのでセグメントを小さくしすぎてしまったのか、そこまで悪くないウイスキーなだけに残念です。
本家のカティ・サークは日本を始め世界中で今も飲まれていますし、単純に特級時代のスコッチやバーボンのクオリティ、カクテルやチューハイのオシャレ感(笑)に届かなかったのかもしれませんね。
今日はジャパニーズウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩
本日飲むのはサントリーの「サントリー21」です。
「サントリーQ」と共に、某地方の酒屋で見かけたものを捕獲したものです。2種類とも本当に1ケース分くらいズラリと並べられていました(笑)
やはり1980年代半ば~後半で終売になっているようですので、本品についてもWikipediaより説明を引用させてもらいします。
1984年にサントリーQと同じく、ライト&スムースタイプのウイスキーとして発売。キャッチコピーは「ハタチを過ぎたら21」で、同じくブランデーも発売されていた。過去に放映されたCMにはフランス出身の姉妹ピアニストとして知られるラベック姉妹が出演し、長いグランドピアノに座って連弾を披露している。さて、本品は1989年まで続いた従価税表記のあるウイスキーです。特級・1級・2級とあった中で、本品の階級は特級です。原酒混和率27%以上のウイスキーということになり、「Q」よりも上位ランクのウイスキーということになります。
CMに起用されていたのはラベック姉妹。
1本の動画に2本のCMが挿入されていますが、最初のCMでは当時の価格で2,330円、2本目のCMでは2,200円となっています。CM切り替えのタイミングで値上げがあったんでしょうね。
「Q」の価格が1,000ml瓶で2,200円、500ml瓶では1,100円程でしたので、ちょうど2倍の価格設定ということになります。
「Q」とはどの程度違うものなんでしょうか。
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)
レモングラスにミントなど青々しいフレーバーに粉っぽさ、土壁を思わせる香り、麦芽の穀物的な香りに香ばしい甘さのクッキー、白ぶどうやりんごを思わせるフルーティさ、白玉を思わせる香りを感じます。
口に含むと、レモングラスにミント、りんごに黄桃、少し白ぶどう、モルティな甘み、粉っぽさに土壁を思わせる風味、チョコレートやバニラを思わせる樽香を感じます。
30数年間ボトル内に閉じ込められていたこともあり、特に香りは初めかなり閉じていましたが、スワリングしたりしばらく時間を置くことで開いてきてくれました。
【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、りんごに白ぶどう、少し白玉や白粉を思わせる香りにモルティな甘い香り、土壁っぽい香りのライトなピート香、樽材の木の香りを感じます。
口に含むと、水飴を思わせるプレーンな甘みにモルティな風味、じんわりとアルコール感にレモングラスやミント、土壁を思わせる風味、ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒系の風味を感じます。
トワイスアップ(1:1加水)にすると、白ぶどう、りんご、杏、少し黄桃を思わせるフルーティさ、甘めのモルティな香り、レモングラスやミントを思わせる香り、うっすらと土っぽさのあるピート香を感じます。
口に含むと、白ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒系のフルーティさ、モルティな風味に水飴を思わせるプレーンな甘みを感じます。
加水しても薄べったくは感じません。なかなか美味しいと思います。
口に含むと、レモングラスにミント、樽材のビター、白ぶどうやりんごを思わせるシェリー樽原酒由来と思われる風味、少しタンニン、モルティな甘みを感じます。
ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりとシェリー樽原酒由来と思われるフルーティな甘みを感じますが、香りの立ちはかなり弱くなります。
口に含むと、軽めのシェリー樽原酒系のフルーティさに薄手のモルティな甘みを感じます。
オンザロックはなかなかに美味しいと思いました。ハーフロックでもフルーティさた甘みが感じられて悪くありません。
さっぱり味のハイボールですが、これはこれで味があってなかなか美味しいと思います。
【飲み比べ】
「サントリーQ」と「サントリー21」を飲み比べてみます(・∀・)
[香り]
「Q」の方は土壁っぽい香りなどピート香がやや目立つ印象です。「21」の方はモルティさやフルーティさなどがしっかり感じられます。モルトウイスキーの混和率がモノを言っているんじゃないでしょうか。
[味]
「Q」の方がシェリー樽原酒系の風味をしっかりと感じられますが、「21」の方がモルティな風味などより多様な香味が感じられる印象です。
【感想】
ところどころ香味がプレーンすぎるきらいはありますが、”ライト&スムース”という方向性上、ある程度、意図・覚悟してのブレンドだろうと思います。
「Q」と比較すると本品の方が奥行きが感じられ、水や氷、ソーダ水などで割ってもより楽しむことができた印象でした。1級と特級、価格も2倍ですし、単純にモルトウイスキーの混和率の違いだけなのかは私の粗末な鼻と舌ではわかりませんが、香味の要素は近しいように感じましたので原酒の構成自体はそう大きくは違わないんじゃないでしょうか。
オススメの飲み方は少量加水かオンザロックです。この手のライトなウイスキーはカクテル材にも良さそうですね。
発売数年で終売と短命に終わってしまったのは何が要因だったんでしょうかね。当時のウイスキーの日本での一般的な飲み方は水割りだったでしょうから、”ライト&スムース”な本品ではあまりに弱すぎたんでしょうか。
スコッチやバーボンなど舶来信仰に勝てなかったのか、おじ様ウケはイマイチではなかったかと思いますのでセグメントを小さくしすぎてしまったのか、そこまで悪くないウイスキーなだけに残念です。
本家のカティ・サークは日本を始め世界中で今も飲まれていますし、単純に特級時代のスコッチやバーボンのクオリティ、カクテルやチューハイのオシャレ感(笑)に届かなかったのかもしれませんね。