皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は日本酒を飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは、石川県七尾市の合資会社布施酒造店が醸造する、「三年古酒 鬼ころし七尾城寺」です。布施酒造店を訪問した際に、おまけで頂戴したものです(´∀`*)

カップも一緒にもらえました(・∀・)

七尾城は布施酒造店と同じく石川県七尾市にある史跡のようです。前回飲んだ「石動山天平寺」もそうですが、実際の史跡の名称を使用し、ラベルの絵柄も力強く日本を感じさせるものになっているのが面白いですね。
醸造酒は、全てエイジング、つまり熟成を経てその風味が増大するものです。三年で山吹色の淡白な味、五年で琥珀色のしっかりしたコク、七年で円熟した味、そして十年の歳月、土蔵の酒蔵に眠り、ワインレッドに変身した年月の重みを、舌が感じとります。本品は原酒(醸造後、一切の加水なし )。
というのが同社の古酒の紹介文ですが、原則すべて古酒であることに加えて、原則全て無加水の原酒であることもまた同社の酒の特徴でもあります。

が、原則には例外が付きもので、新酒の時期限定で古酒でない「あらばしり」や飲んでいませんがにごり酒が販売されています。

そしてもう一つの例外が本日飲む「鬼ころし七尾城」。本品は加水して度数を調整してあります。ワンカップでの販売となると、野外や電車、ホテルの部屋などで飲むことが想定されますし、そうなるとよく冷えているとも限りませんし、オンザロックにする氷があるとも限りません。

また、瓶であれば飲みたいだけ飲んだら蓋をして保管すれば良いですが、ワンカップの場合は開封したら飲み切ることが前提となりますので、度数を下げることで飲み干しやすくしているんだろうと思います。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:三年古酒 鬼ころし七尾城
種類:日本酒(本醸造三年古酒)
精米:不明
製造:合資会社布施酒造店(石川県七尾市)
容量:180ml 15~15.9%
価格:不明
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基本的に石動山天平寺に加水しただけのもののはずなので、初めから飲み比べてみます。

【香り】
本品(加水)の方がよりみりんっぽく、甘めの香ばしさを強く感じるように思います。一方の石動山天平寺(原酒)はより奥行きが感じられ、ある種の透明感や深みがあるように思います。

香りに関しては原酒の方が明確に出来が良いですね。度数調整のための加水をしているだけなのに、それだけで随分と違いが現れるものですね。

【味】
香り同様に本品の方が、甘みや香ばしさを強く感じます。原酒は口当たりにトロミが感じられ、やはり透明感や滑らかさを感じます。飲んでの陶酔感も原酒の勝ち。

飲みやすくするための加水だと思うのですが、最終的な酔いはともかくとしてスッと飲めるのはむしろ原酒の方ではないかと思います。

【ロック】
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オンザロックにしてみると、香りはかなり弱くなり、薄手の煮詰まった砂糖醤油やみりんのような甘く香ばしい香りを感じます。口に含むと、紹興酒を思わせるコクや軽めのみりんのような甘み、穀物的な香ばしさを感じます。

原酒版のオンザロックよりも更に味わいが淡くなる感じですがその分飲みやすいので、ワンカップではありますが氷を浮かべた方がオススメです。

【感想】
”ワンカップの古酒”という他に類があるのかどうかもわからない面白い製品。

原酒の方が個人的にはオススメですが、かなりレアな製品ではないかと思いますので何かそれだけで得した気分(笑)

三年古酒ですからまだ若さも残っていますし、量的にも手軽に古酒を体験できる入門編的な一本ではないでしょうか。

ちなみに今日はスーパーで購入したチーズとフライドチキンを肴に飲んでいますが、チーズのような少しクセのあるものにも、フライドチキンのような揚げ物にも相性は良好です。

特にチーズとの相性は最高( ´∀`)bグッ!

クセのあるものや肉類、油ものと取り合わせできるのは古酒の大きな魅力の一つだと思います。普通の日本酒ではこうはいかないことが多いのではないでしょうか。

古酒も含めて日本酒の可能性は無限大ですね(∩´∀`)∩

【リピート】
本品とロックアイスとチーズがあったら底なしに飲めそうな気がします。外食するのも億劫な時に出張先のビジネスホテルとかでやれたら心が安らぎそうなんですけどね(笑)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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|ω・)チラ
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