皆さんこんばんは、ポッキーです。

過日、若鶴酒造株式会社の「三郎丸蒸留所」の見学に行くことができましたヽ(○´∀`)人(´∀`○)ノイェーイ♪

若鶴酒造は文久2年(1862年)の創業です。日本酒の製造からスタートした若鶴酒造は、現在では日本酒、焼酎、梅酒、リキュールなど様々な酒類を製造してきた総合酒類メーカーへと成長を遂げています。

また、同社は1952年にウイスキー製造免許を取得し、以降ウイスキーの製造を続けてきた老舗の地ウイスキーメーカーでもあります。

そんな若鶴酒造が保有するのが、現在北陸唯一のウイスキー蒸留所である三郎丸蒸留所です。

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三郎丸蒸留所の最寄駅であるJR城端線の油田駅は、富山駅から1時間前後で到着することができます。もう少し辺鄙な所にあるのかと思っていましたが、1時間程度の乗車時間で乗り換えも1度だけでしたし、大して苦になりませんでした(´∀`*)

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ローカル線だな~、という感想が湧いてくる、大変のどかな場所、小さな駅でした。目視した限りではコンビニエンスストア等は発見できず(・∀・)

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全線開通120周年だそうです、おめでとうございました(・∀・)

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油田駅から歩くこと100m足らずで若鶴酒造に到着です(笑)

近すぎてちょっと笑ってしまいました(ノ∀`)

GoogleMapなどでご覧いただければわかりますが、油田駅の目の前にけっこうな広さの敷地が広がっており、油田駅は若鶴酒造のためにあると言っても過言ではない立地になっています。

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見学者が最初に集められるのがこの「大正蔵」です。その名の通り大正時代に建てられた蔵だそうで、創業150周年を記念して平成25年頃に大改修され、見学用のホールや展示場となっています。

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大正蔵の入口では仕込み水を飲むことができます。雰囲気的におよそウイスキーの蒸留所を見学に来た感じではありませんが、若鶴酒造は本来、日本酒の酒蔵ですから当然なんですよね(´∀`*)

とても良い水でした。

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中に入って最初に目に入るのもこれ(笑)

ウイスキーを飲みにきたんですが、日本酒が飲みたくなってしょうがないですね(ノ∀`)

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若鶴酒造の始まりについて。若鶴酒造については以前の記事にも書いていますので、よろしければご覧ください。これとかこれとか(・∀・)

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ホールでまずは動画を鑑賞できます。元々が蔵なだけあって天井も高く、とても良い感じでした(∩´∀`)∩

動画を見終わると、いよいよ蒸留所見学です。敷地内を歩いて蒸留所へと向かい…



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真新しいおしゃれな看板の後ろ。



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三郎丸蒸留所です!!

思い切り和風ですが、ウイスキーの蒸留所です(笑)

新築ではなくクラウドファンディングを活用しての改修でしたので、昭和風の薄い窓ガラスなど、随所にレトロな雰囲気も感じられます。それがまた良い(´∀`*)

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繰り返しになりますが、ウイスキーの蒸留所です(笑)
日本酒を醸造しているわけではありません(・∀・)

ビールに近しい醸造酒を蒸留してウイスキーを作るわけですから、同じく醸造酒である日本酒と土台の部分では共通するものがあるんでしょうね。

とはいえ奥の方にちらりとポットスチルが見えこそするものの、この写真を見てウイスキーの蒸留所だと思う方はあまりいないんじゃないでしょうか(ノ∀`)

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繰り返しになりますが(以下略)

置き場所がなかったのか、はたまた蒸留所見学に来た方へ日本酒も宣伝しておこうということなのか。

これにウイスキーを詰めて販売したらインパクトありそうですね( ^ω^)
柄杓や升で汲んで陶器のカップに注いでソーダで割ってハイボールなんてどうでしょうか(ノ∀`)

中身を杉樽にすると木のエキスやタンニンが出過ぎるんじゃないかと思いますので、エキスが出尽くして役目を終えた古樽を再利用して作ってみてはどうでしょうか( ^ω^)

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などという妄想は(・ω・ノ)ノオイトイテ

ようやくウイスキーの蒸留所らしいものがお目見え(・∀・)
フォークリフトなんかの無造作感が良いですね。大手にはない緩さというか大らかさというか(ノ∀`)

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日本酒ではなくウイスキー造りに用いられる道具たち(笑)
こんな道具でウイスキーを製造している蒸留所は、本場スコットランドでももうないんじゃないでしょうか(ノ∀`)

若鶴酒造はあくまで日本酒製造が主たる事業で、ウイスキーに関しては年間製造量25樽のマイクロディスティラリーですから、このくらいの道具でちょうど良いのかもしれませんね。

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蒸留所内には見学用の展示もしっかりと用意されています。

砺波(富山県)の気候などもきちんと説明されていて良いですね。ウイスキーもですが、日本酒にも焼酎にも、酒造りに適した気候風土のようです。水が豊かなのも良いですね。

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若鶴酒造の展示物にしれっと混じるボウモアの樽(笑)

若鶴酒造の製造するウイスキーは基本的にピートをしっかり効かせたヘビーピートタイプのものですが、同じくピートの効いたアイラモルトの樽を置いていることに何か意味があるんでしょうかね。

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小じんまりとした展示が中心ですが、それ故に身近な感じがして分かりよい印象を受けます。すぐ間近で見ることができますし、触れたり嗅いだりできるものが多いのも良かったです(´∀`*)

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歴代のサンシャイン・ウイスキーのボトル。かつて販売されていた小瓶は、サントリーの「トリス」の空き瓶をリサイクルしたものだったそうです。

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麦芽を粉砕するモルトミル。記憶違いかもしれませんが、クラウドファンディングで調達した資金で購入したんじゃなかったでしょうか。

蒸留所見学の案内役は、若鶴酒造の方というかなぜか関連企業の北陸コカ・コーラボトリングの方でしたが、麦芽一袋あたりの仕入れ値まで教えてくれました(笑)

サン◯リーなどの大手ではちょっと考えられない、昔ながらの日本企業っぽい素敵なユルさを体験できるツアーだと思います(ノ∀`)

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モルトミルで粉砕した麦芽を糖化するマッシュタンです。糖化されてできあがる麦汁の糖度はおよそ20%にもなるそうです。

糖度20ってどのくらいのものなんだろうとか思っていましたら、ちなみにコカ・コーラの糖度が◯◯で、ファンタ・グレープが△△で、缶コーヒーのジョージアが~みたいな話も聞けまして…(ノ∀`)

公開して差し支えない情報なんでしょうが、何というか本当にまったりと楽しめる蒸留所見学だと思います。富山県を訪れるウイスキーファンには是非行ってみてもらいたいと思います。まったりですが熱心ですし、無料の見学ながらきちんと力を入れてくれていますよ(∩´∀`)∩

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麦汁に酵母を加えてアルコール発酵させる発酵槽です。

木桶でもステンレスでもなく、ホーロー(笑)
絶対、日本酒と共通のやつだこれ(´∀`)

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麦汁をアルコール発酵させたウォッシュを蒸留してウイスキーへと仕上げてくれる、蒸留釜ポットスチルです。

釜の部分はステンレス製、ネックやワームタブといった部分は銅製です。これも三郎丸蒸留所の大改修に合わせて一部を銅製への改修したものです。

元々は総ステンレス製でしたが、銅の方が不純物を吸着させる効果が強いようで、特にウイスキーの蒸留時に発生する硫黄化合物を吸着させてくれるわけですが、銅製のポットスチルではなかった以前の若鶴酒造のウイスキーは、温泉地かのような硫黄っぽい香りを強烈に感じることが多く、正直、閉口することもありました。

ポットスチルを改修した後の原酒はまだ若くて販売されるまでには至っていないはずですが、いずれ販売されるようになるであろう今後の若鶴酒造のウイスキーには大いに期待できそうです。



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樽詰めして熟成を行うのは、専用の熟成庫ではなく蒸留所内。まだまだスペースはありますので、これからゆっくりと樽が増えていくことと思います。

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樽は大半がバーボン樽。近時はワイン樽等、他の樽も若干使用するようになっているそうです。まだ新しそうな樽、使い込んだ古びた樽など色々ありました。企業名や個人名の書かれた樽買いされたものも一緒に熟成されていましたよ、羨ましい(●´ω`●)


(・ω・ノ)ノオイトイテ


で、この後はいよいよお楽しみの試飲タイムでした。若鶴酒造が製造する日本酒、焼酎、ウイスキー、梅酒、リキュールなど十数種類がずらりと並べられ、ガンガン飲ませてもらえます(笑)
蒸留所改修後の新製品「サンシャイン・ウイスキー プレミアム」や米焼酎の「蔵人の置きみやげ」、珍しい貴醸酒なんかも飲めました。

プラカップで飲むようになっており、若鶴酒造の方々が注いでくれるんですが、どれもナミナミと注いでくれるんですよね(゚∀゚)

試飲と呼ぶにはあまりに豪儀で、嬉しいやら恐縮するやら酔っ払うやら(ノ∀`)

別途、一種類だけ有料試飲の大吟醸酒がありましたが、それ以外は全て無料見学に含まれるという太っ腹(*´Д`)ハァハァ

有料試飲にしても、それ専用の若鶴酒造のロゴ入り蛇の目のお猪口で飲ませてもらえて、飲んだ後はもらえます(笑)有料だけど赤字だと笑っておられました(ノ∀`)

無料の見学としては非常に充実した満足度の高いものだと思いましたが、このくらいやらないとなかなか人はここまで来てくれないからとの話。

日本酒冬の時代やウイスキーの長い低迷期を経験してきておられるわけですし、重みのある実感のこもった言葉でした。商売って難しいですよね。

ちなみにお酒は全て買って帰ることも発送もできますし、お酒以外にも色々お土産品が売っていましたよ(´∀`*)



さて、そろそろお気づきかと思いますが、あまりに嬉しい試飲タイムに夢中になり、試飲会場の写真は1枚も撮っていませんでした(´゚ω゚):;*.:;

油田駅で帰りの電車を待っている時に気が付きましたが、時既に遅し…('д` ;)

試飲会場の様子が気になる方は是非現地までどうぞ(笑)
ウイスキーが好みでない方でも、上述のとおり日本酒も焼酎も梅酒もリキュールも飲めますよ(・∀・)

日本酒ファンの方には、三郎丸蒸留所見学とは別に大正蔵見学コースも用意されており、こちらは恐らく若鶴酒造の日本酒作りの方をメインに見学でき、やはり試飲もできるコースになっているようです。

本当は三郎丸蒸留所見学コースに参加して、その後で大正蔵見学コースに参加しようとたくらんでいたんですが、訪問した日はイベント準備で大正蔵を使用するとかで見学コースがお休みだったんですよね(´・ω・`)

まぁまた訪問する楽しみができたと思うことにします(`・ω・´)b



そんなわけで随分と長い記事になってしまいましたが、三郎丸蒸留所及び見学コースの様子は何となく伝わりましたでしょうか。

富山駅から片道1時間ですからそこまでアクセスは悪くありませんし、油田駅の目の前が若鶴酒造ですので長々歩いたりタクシーに乗ったりしなくて良いのは嬉しいところです。

富山駅から油田駅に行くには高岡駅というところで一度乗り換える必要があるのですが、この高岡駅から徒歩10分ほどのところには国宝の瑞龍寺もあります。

富山観光や北陸観光のコースの一つに若鶴酒造というのはアリなんじゃないでしょうか。富山及び北陸は日本酒も美味しいし魚介類も良いものがあがります。酒好きにはこたえられない楽しい楽しい酒旅ができるんじゃないかと思いますよ( ^ω^)b

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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