ポッキーの酒的備忘録

日本酒、焼酎、ウイスキー、ビールなどなど、私、ポッキーが毎日のように飲むお酒の私的備忘録です。 テイスティング能力、語彙ともに貧困ですが、記録に残すことで少しづつ慣れていければいいなぁ… お酒との組み合わせ、食事や肴についても記録に残していきます。 自分がリピートする際の参考に。どなたかの参考にもなれば幸いです。

2016年11月

ブラックニッカ ブレンダーズスピリット

皆さんこんばんは、ポッキーです。

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しかして今日もニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」シリーズを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはブラックニッカ60周年記念ボトルの「ブラックニッカ ブレンダーズスピリット」です。11月1日新発売で、12,000箱の数量限定品です。

フラゲして10月29日には入手していたのですが、せっかくだからと家にあったブラックニッカを片っ端から飲んでいたら今日になってしまいました(ノ∀`)

アサヒビールのニュースリリースは以下のとおりです。
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©アサヒビール株式会社
数量限定で新たに発売する『ブラックニッカ ブレンダーズスピリット』は、初代「ブラックニッカ」が発売された1956年に余市蒸溜所で蒸溜されたモルト原酒や、1999年以前に西宮工場に設置されていたカフェ式蒸溜機で蒸溜されたカフェグレーンを一部使用するなど、「ブラックニッカ」ブランドの60年の歴史を堪能できる味わいに仕上げました。 チョコレートのような甘い香りと、心地よいピート香に加え、長期熟成原酒ならではの円熟味とまろやかな味わいが特長で、初代マスターブレンダーの竹鶴政孝から始まり、60年の歳月をかけて、その時代のブレンダー達が脈々と築き上げてきたおいしさの集大成とも言える商品です。 パッケージは、ロイヤルブルーのスクエアボトルにフロスト加工を施し、ラベル中央には「ブラックニッカ」ブランドの象徴である「キング・オブ・ブレンダーズ」を配置しました。
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©アサヒビール株式会社

ニッカウヰスキーの本品のブランドサイトを見ますと、余市蒸留所のヘビーピートモルトをキーモルトとし、そこに新樽熟成の余市モルト、シェリー樽熟成の宮城峡蒸留所のモルトウイスキー、25年以上熟成の「カフェグレーン」などがブレンドされているそうです。

加えて、ニュースリリース記載の通り、1956年蒸留の、つまり60年モノの余市モルトがブレンドされているわけで、相当に気合の入った贅沢なブレンドになっているようです。

余市蒸留所のピートの効いたモルトウイスキーがキーモルトなのは、「ブラックニッカ」の伝統であり、1956年蒸留の余市モルトは、恐らくかつての「初号ブラックニッカ」にもブレンドされたことでしょう。

新樽熟成の余市モルトは「ブラックニッカ ディープブレンド」で、深く濃厚な味わいを出すために使用されているものです。

シェリー樽熟成の宮城峡モルトは「ブラックニッカ リッチブレンド」で、その華やかな風味を出すために使用されているものですし、「三代目ブラックニッカ」である「ブラックニッカ スペシャル」から、「ブラックニッカ」シリーズに使用されています。

「カフェグレーン」は「二代目ブラックニッカ」である「ブラックニッカウヰスキー」からの伝統であり、ニッカウヰスキーのブレンデッドウイスキーに特色を与える肝でもあります。

ブランドサイトにて述べられている、「60年の軌跡のすべてをこめた、ブレンデッド。」というキャッチコピーまさにそのとおりのようです。

税込2,700円という価格は、ブレンドされている原酒や昨今のウイスキーの高騰を考えると非常にリーズナブルだと思いますが、「ブラックニッカ」シリーズとしては、かつて数量限定で販売した「ブラックニッカ12年」の2,000円(税抜)を大きく上回るシリーズ最高値となります。

最も、発売当初の1956年頃の「ブラックニッカ 特級」は価格こそ1,500円ほどだったようですが、現在の物価に換算すると数倍のお値段相当となるようですので、あくまで額面的には「ブラックニッカ」史上最高値です。

さて、ブラックニッカ60周年、「おいしさの集大成」となる製品です。早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:700ml 43%
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
牧草を思わせるピート香に少しオイリーな風味、バニラアイスに焼きりんご、焦げ目の付いたトースト、ナッツ類、少し硫黄に潮の香りも感じられ、じょじょに青りんごや洋梨を思わせるエステリーな香りが出てきます。

初めはピートのスモーキーさや麦の香ばしさとオイリーな風味が感じられ、だんだん甘みも出てくるように感じました。一旦、甘みが出てくると、樽系のバニラやナッツ類の甘い香り、エステリーな香り、焼きりんごのような熟れと香ばしさのある甘みも感じられるようになります。

口に含むと、とろみのある口当たり、ビターなオレンジの果皮、樽香にナッツ、カラメルソースに少し硫黄、りんごを思わせる甘み、じんわりとアルコール感がやってきて喉の奥が熱くなり、余韻は舌の上に残る甘さと鼻に抜けるピート香。

香りも味もスモーキーでビターな風味が中心で、余市蒸留所のモルトウイスキーの風味がしっかりと感じられます。時間経過で甘さが出てくるように感じました。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、牧草に少し潮の香りの混じるピート香、カラメルソースにりんご、チョコレート、オイリーでビター、少しナッツ、奥にシェリー樽原酒系の甘酸っぱさを感じます。

口に含むと、樽由来のビターにピート香、りんごに蜂蜜を思わせるモルトの甘み、後口はドライでジンジンとアルコールの刺激を感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ピート香にパイナップル、オレンジ、レモンなどのフルーティな甘酸っぱさ、少し焦げ感のある香ばしいビスケット、少し硫黄を感じます。

口に含むと、樽由来のビターにスモーキーさが感じられ、静かで落ち着いた味わい、その後、カフェグレーンと思われる甘さを感じます。

加水してもピート香はしっかりと感じられ、なかなかピーティなウイスキーです。香りの面では加水によってフルーティな風味が出てくるようになり、味の面でも少量の加水で甘さが引き立つように感じました。トワイスアップまで加水すると、静かに飲めてこれはこれで好ましいのですが、薄べったいわけではないのですがかなりすっきりとした味わいになります。

【ロック】
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オンザロックにすると、柔らかなピート香に樹液やメープルシロップを思わせる濃い甘み、硫黄系の香りもやや目立ちますが嫌味ではなく、風味の一つとして感じられます。ビタースイートな香りですね。

口に含むと、樽由来のビターにシェリー樽原酒系の硫黄、樹液を思わせるウッディな甘みを感じます。

日頃、硫黄の風味と書く時はまず好ましくない意味で書くのですが、本品はそれも含めて風味の一つになっているというか、よく馴染んでいる感じがしてこれはこれでと楽しめます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、さすがにピート香はかなり弱まりますが、まだきちんと感じられます。ヨードに硫黄、樹液やメープルシロップなどウッディな甘みを感じます。

口に含むと、少しのピート香に樽由来のビター、りんごやカラメルソースの焦げ感と香ばしさのある甘み、ほんの少しの硫黄、じんわりとアルコール。

本品はオンザロックやハーフロックで飲むのが実に良く合います。個人的にはハーフロックが気に入りました。

水割り(1:2加水)にもしてみましたが、香りはほとんど立たなくなるものの、ウッディさとすっきりとした甘みで、水割りでも楽しめるウイスキーです。

【その他】
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ハイボールにすると、硫黄にシェリー樽原酒系の甘酸っぱい香り、柔らかいピート香を感じます。口に含むと、しっかりとピート香にウッディな甘み、樽香に樽由来のビターが感じられます。

【感想】
長熟原酒を含む、余市蒸留所のモルトウイスキーがふんだんにブレンドされていると思われる、値段以上に贅沢なウイスキー。また、幅広く多くの人に飲まれることを想定された、飲み方で様々な顔を見せてくれるウイスキーでもあります。

ストレートで飲むと、「ブラックニッカ ディープブレンド」よりも更にピート香とビターな風味が主体で、飲みづらさを感じる人も少なくないのではないかと思いますが、少量加水、トワイスアップ、オンザロック、ハーフロック、水割り、ハイボールと飲んでいくと、飲み方によって様々な顔を見せてくれました。

老木を思わせる凝縮された木の香りや苦み、しっかりたっぷり感じられるピート香、じんわりとやってきてジンジンと舌に響くアルコール感、少し開いてくると感じられる濃い甘み、焦げともとれる麦の香ばしさなど、過熟とも言える円熟味と、若い原酒の荒々しさの両方が感じられます。

少なくともストレートで飲む分には、一般的なブレンデッドウイスキーと違って一般大衆受けするものではないように思いましたが、一方で手の出しやすい価格とそれに似つかわしくない高い品質だとも感じました。

これがマッサンこと竹鶴政孝氏が、かつての日本人に「煙たい」と言われながらも貫いてきた、「日本で造る本格的なスコッチウイスキー」であり、歴代のブレンダーの方々が受け継いできた精神の結集なのかもしれません。

また、マッサンブームもありましたし、60周年記念品ですし、必ずしもストレートでウイスキーを常飲する方ばかりが購入するわけではないでしょうから、手頃な価格に留まるよう若い原酒も使用して調整しているであろうことや、ハーフロックや水割り、ハイボールといった飲み方でも香味が崩れないように工夫されているであろうことも感じました。

本格的であり、高い品質であり、それでも庶民的であることを忘れないニッカウヰスキーらしいブレンドだと思います。少し大げさな言い方になりますが、「ニッカウヰスキーここにあり」という出来栄えだと思います。

【リピート】
限定品ですので将来的なリピートは難しいと思われます。複数本確保済みですが( ^ω^)
開封してもう少し日数をおくと、また開いてくるものがあるのではと期待しているところです。せっかくフルボトルで購入していますし、気取らずその時の気分で色々な飲み方を楽しもうと思います(´∀`*)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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再びブラックニッカ8年

皆さんこんばんは、ポッキーです。

大方の予想を裏切ってなのか、ある意味予想通りなのか、アメリカ合衆国大統領選挙にドナルド・トランプ氏が勝利しましたね。オバマ大統領が2期連続して政権を担い、3期連続は避けたいという共和党の支持者が多かったのであろうことや、超エリートかつ金権政治の匂いの強いヒラリー氏に対する反感が、私的メールアドレス利用問題も含めて相当強かったことが要因でしょうか。

世界一の大国、いつも陽気なアメリカ人というイメージが強いのですが、傍から見る以上に一般市民の政治(家)不信や停滞感が強かったのかもしれません。何か思い切った変化、変革を民衆が求めたということなんでしょうかね。

その余波を受けて日経平均株価は900円以上値下がりし、円相場は思い切り円高に振れ、少し戻したものの前日比1円以上の円高ドル安となっています。明日以降はどうなるんでしょうか(;´∀`)

為替や株もそうですが、日米同盟、米軍基地、TPPなどなど、日本とアメリカの関係、そしてアジア、中国、ロシアとの関係はどのような動きをみせるのでしょうか。大統領就任が確定したトランプ氏の言動が引き続き凄まじい強気なものとなるのか、落ち着くべきは落ち着いてくれるのか、当分大騒ぎなんでしょうね(;´Д`)

良くも悪くもアメリカ合衆国から目が離せませんね(ノ∀`)


(・ω・ノ)ノオイトイテ


それでは今日もニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」シリーズを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは平成27年8月31日で終売になってしまった、「ブラックニッカ8年」です。

ブログを開設した当初にも1本飲んだ記憶がありますが、1年前とは違う感じ方ができるのかどうか、せっかく「ブラックニッカ」をあれこれ飲んでいるところでもありますし、また1本飲んでみようと思います(・∀・)

本品は平成14年(2002年)に発売され、平成27年(2015年)に終売となっています。平成27年8月31日は、ニッカウヰスキーのウイスキーやブランデーが合計49品目も一気に終売となった日であり、ニッカウヰスキーファンにとっては悲劇ともいうべき日だったかと思います。

マッサンブームによるウイスキー人気が急速に回復する一方で、長らくウイスキーの消費量は右肩下がりを続けていたことから、原酒の生産量・在庫保有量は相当程度抑えられていたことから、特に余市蒸留所の原酒を中心に長期熟成の原酒が大幅に不足する事態となります。

また、ボトリング(樽から瓶詰めして実際に販売できる状態にする)などの生産能力もそれまでに設備や施設を休止・閉鎖するなどこちらも相当程度抑えており、需要の急増に対応できなかったことから、「余市◯年」「宮城峡◯年」など、製品に年数表記があるウイスキーが軒並み終売となった他、アイテム数が相当に切り詰められる事態となりました。

その中で他の製品と合わせて終売になったのが、本日飲む「ブラックニッカ8年」です。本品は余市蒸留所のモルトウイスキー、宮城峡蒸留所のモルトウイスキー、グレーンウイスキー「カフェグレーン」をブレンドするブレンデッドウイスキーです。名称に「8年」の年数表記がありますので、余市モルト、宮城峡モルト、カフェグレーンのいずれも最低8年以上の熟成が行われていることになります。

上述の通り長熟の原酒の在庫が逼迫する中で、モルトウイスキー、グレーンウイスキーともに8年以上の熟成期間を要する本品の販売維持は難しかったのだろうと思います。

アサヒビールの発売当初のニュースリリースは以下のとおりです。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 池田弘一)は、ニッカウヰスキー株式会社(本社 東京、社長 宇野正紘)が製造するウイスキー「ブラックニッカ8年」を、9月25日(水)から全国で新発売します。メーカー希望小売価格は1本1,500円(消費税別)、容量700mlで、アルコール度数は40%です。

「ブラックニッカ8年」は、熟成に8年以上を費やしたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを使用してつくられたブレンデッドウイスキーです。1本1,500円というお求めやすい価格で、8年という長期熟成を実現した本格ウイスキーとして発売するものです。飲みやすくまろやかな味わいとなる最良の熟成時期をニッカブレンダーチームが見極め、ブレンデッドウイスキーならではの洗練された味わいとお求めやすい価格を両立させました。

ニッカウヰスキー㈱は昭和37年、伝統的なスコッチウイスキーづくりに使用されていた連続式蒸溜機"カフェ式蒸溜機"を導入し、昭和40年には国産のグレーンウイスキーを初めて使用したブレンデッドウイスキーとして「新ブラックニッカ」(現在の「ブラックニッカスペシャル」)を発売しました。現在も、ロングセラーウイスキーとして多くのウイスキーファンにご愛飲いただいています。
また平成9年には、麦芽製造工程でピートを使用しない"ノンピートモルト"を原料に使用することで、クセのないすっきりとした味わいを実現した「ブラックニッカ・クリアブレンド」を発売しました。「ブラックニッカ・クリアブレンド」は、今や年間の販売数量が100万函を超える家庭用ウイスキーの主要ブランドとなっています。
今回発売する「ブラックニッカ8年」は、これら、ウイスキーファンに新しい提案を続けてきたブラックニッカブランドの第3弾として発売するものです。ラベルには、これまで「ヒゲのニッカ」としてウイスキーファンに長らく親しまれてきた"キング・オブ・ブレンダーズ(ブレンダーの神様)"のエンブレムを踏襲しています。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカ8年
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:700ml 40%
価格:1,620円(税込)
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年数表記ありで本体価格1,500円…やっぱりお値打ち品だったんですよねぇ (´▽`)

【ストレート】
柔らかなピート香にソフトクッキーやバターロールを思わせるオイリーな風味とパンの白い部分のような甘い香り、オレンジやレーズン、紅茶などシェリー系のフルーティな香りに樽の木材の香りを感じます。

スモーキーさ、麦芽の甘い香り、シェリー樽原酒由来の落ち着いたフルーティさに樽の木材の香り。熟成感にフレッシュさもあって非常に好ましい香りだと思います。

口に含むと、滑らかな口当たり、紅茶、煮た小豆、少しタンニンの渋み、オレンジに花の蜜を思わせるモルトの甘み、後口は「カフェグレーン」独特のバニラチョコレートを思わせる甘い香りに樽由来のビターチョコレート、木材の香り、そしてピート香。

価格的には「ブラックニッカ ディープブレンド」と同一で、「ブラックニッカ スペシャル」や「ブラックニッカ リッチブレンド」と比べても200円も開いていないわけなんですがこれは…(゚ロ゚;)

味の系統はピート香やシェリー樽原酒系の風味が主体で、「初号ブラックニッカ」から続く「ブラックニッカウヰスキー」や「ブラックニッカ スペシャル」と同じ路線上にあります。しかし、やはり最低8年以上熟成というのは大きいようで、本品はそれらの上位互換、より滑らかでマイルドなラグジュアリータイプの「ブラックニッカ」と言えそうです。ウイスキー冬の時代のご奉仕品と考えるのが良さそうですね(;´∀`)

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、オイリーな香りにピート香、バターロールやビスケット、醤油せんべい、煮た小豆の香りを感じます。

オイリーさとパンの白い部分のような甘い香りが主体で、ちょっと煮詰まったような濃い香りを醤油や小豆のように感じたのだと思います。

口に含むと、樽由来のビターな風味、オレンジ、マンゴー、パイナップルといったフルーティな甘酸っぱさ、ピート香に樽香、後口には紅茶やタンニンの渋みも感じられます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ピート香にオレンジ、カリン、煮た小豆、オイリーさに食パンの白い部分を感じます。柑橘系の酸味を思わせる甘酸っぱさをかなりしっかりと感じます。とてもフルーティで、そこにピート香やオイリーな香り、食パンの白い部分のような麦の甘い香りが合わさります。

口に含むと、オイリーな口当たりに黒蜜、薄くピート香、樽由来のビター、後味はパイナップルやレモン、カリンを思わせる甘酸っぱさに、少し食パンの白い部分。

加水量が増えることで、シェリー樽原酒系の煮詰まった甘みや渋みから、モルトウイスキーのフルーティな甘酸っぱさがより強く感じられるようになり、それとともにカフェグレーンの風味も前に出てきます。ピート香はここまで加水するとさすがに感じるか感じないか程度になります。

加水の量によって感じられる風味に変化が生じ、飲みやすくもなります。だんだん色々な風味が薄くなりはしますが、ストレートだけでなく好みで加水して変化を楽しむのも全く問題ないと思われます。

【ロック】
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オンザロックにすると、オイリーな香り立ちにタンニン、ニカワ、食パンの白い部分、ごく薄くピート香を感じます。

口に含むと、パイナップルに蜂蜜、タンニン、樽由来のビター、オイリーさ、煮た小豆、紅茶、カラメル、チョコレート、バニラ、ピート香を感じます。

非常にバランスが良く、適度にアルコールの刺激もあって飲みごたえがあります。オンザロックはオススメです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、オイリーさに薄く食パンの白い部分の香り。

口に含むと、黒蜜にメープルシロップ、樹液、樽由来のビター、薄くタンニン、ほんのりオレンジやレモンを感じます。元々しっかり目の香味だけに、氷と加水でここまで薄めてもまだしっかりと甘みを中心に香味は残っており、ハーフロックでも十分美味しいです。薄べったくならないのは「カフェグレーン」もグレーンウイスキーながら香味が濃いおかげかもしれませんね。

水割りにしても美味しいウイスキーだと思います。

【その他】
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ハイボールにすると、薄手のピート香に酸味混じりのすっきりとした甘い香りを感じます。口に含むと、軽めのピート香に樽由来のビターと炭酸の爽快感、軽めのカフェグレーンの甘みを感じます。

悪くはないのですが、本品の良さが出ていない感じになり、あえてハイボールで飲む理由がないという印象です。
 
【感想】
比類なきコストパフォーマンス。ニッカウヰスキー万歳(∩´∀`)∩
これがかつては実売1,300円程度で売られていたのですから、何の気なしに購入できていた方は羨ましいですね(;・∀・)

さすがは「ブラックニッカ」の頂点に立つ存在だっただけのことはあります。飲み方は問いませんが、ストレート、オンザロック、ハーフロックがオススメです。

【リピート】
残念ながら終売品です。終売になってまだ1年ですし、比較的よく見かけるのではないかと思います。定価で見かけたら「買い」をオススメします。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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初号ブラックニッカ復刻版

皆さんこんばんは、ポッキーです。

まだまだ今日もニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」シリーズを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「初号ブラックニッカ復刻版」です。

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本品は2014年9月~2015年3月まで、NHKのドラマでニッカウヰスキーの創業者であるマッサンこと竹鶴政孝氏をモデルにしたドラマが放送され、ウイスキー及びニッカウヰスキーに大きな注目が集まっている中で「復刻版シリーズ」として全三弾が発売されたうちの1つです。

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「初号ブラックニッカ復刻版」は「復刻版シリーズ」の第一弾として、2015年1月に1万箱の数量限定で発売されたものです。本品は、昭和31年(1956年)に発売された初代「ブラックニッカ」の発売当時の香味やデザインを再現した商品です。

アサヒビールによるニュースリリースは以下のとおりです。
1956年発売の「初号ブラックニッカ」は、竹鶴政孝が“日本の洋酒界を代表するブランドにしたい”という信念のもとに発売されたもので、自ら考案した“ニッカエンブレム”(※1)を大きくレイアウトした「ブラックニッカ」ブランドの第一号商品です。当時のウイスキー級別制度の中で最高クラスの「特級」(※2)として販売され、竹鶴政孝が目指した本格的なスコッチタイプのブレンデッドウイスキーを実現したものでした。

『初号ブラックニッカ復刻版』は、当時の味わいを再現するために、未開封で現存していた「初号ブラックニッカ」の中味をブレンダーが実際にテイスティングし、当時の香味を再現しました。当時の香味を再現するために、モルト原酒は余市モルトのみを使用し、さらにカフェグレーンをブレンドしています。また当時と同様に、香味成分が多く残り、より豊かな香りと複雑な味わいとなる「常温ろ過」(※3)を採用しました。
パッケージデザインは、「初号ブラックニッカ」のデザインをベースに、“ニッカエンブレム”をより華やかなゴールドであしらい、レトロな装いながら洗練されたデザインに仕上げました。

※1)ニッカエンブレムは、竹鶴政孝がスコッチウイスキーのラベルを参考に考案したもので、二頭の狛犬が向かい合う中央に兜をあしらったデザインです。ニッカ第一号ウイスキー「ニッカウヰスキー」に最初に使用されました。

※2)かつてはウイスキーに級別制度が設けられおり、1953年当時は、原酒混和率によって、特級(原酒混和率30%以上)、一級(同5~30%未満)、二級(同0~5%未満)と定義されていました。1962年の制度改定により、原酒混和率が、特級(同20%以上)、一級(同10%以上)、二級(同10%未満)に変更となりました。その後、数回の制度改定があり、1989年にウイスキーの級別制度は廃止となりました。

※3)「常温ろ過」とは、壜詰め前のろ過工程を常温で行うもので、現在主流である「冷却ろ過」に比べ多くの香味成分が溶け込むことが特長の製法です。低温の場所に長時間保管した場合などに、これらの香味成分がウイスキー液中に溶け込めず析出してにごりや澱となることがあり、通常はこれを防ぐために壜詰め前に液温を0℃に下げて一定時間放置し、にごり・澱の成分を強制的にろ過しています。

昨日までに、「二代目ブラックニッカ」である「ブラックニッカウヰスキー」、「三代目ブラックニッカ」である「ブラックニッカ スペシャル」は飲むことができました。

初代となる「ブラックニッカ」(ニュースリリースの「初号ブラックニッカ」に以下は統一します。)も当然飲んでみたかったのですが、1965年に「ブラックニッカウヰスキー」にリニューアルされており、50年以上も前のボトルを入手するようなツテも当然ないのですが、嬉しいことにニッカウヰスキーが当時の味を再現したボトルを販売してくれていました(´∀`*)

本来の「初号ブラックニッカ」は余市蒸留所のモルトウイスキーと醸造アルコールをブレンドした「特級ウイスキー」でした。復刻版となる「初号ブラックニッカ復刻版」も同じように、モルトウイスキーは余市蒸留所のものだけを使用しているようですが、醸造アルコールは使用せず、「カフェグレーン」とブレンドしたブレンデッドウイスキーになっています。

また、当時と同じように冷却濾過を行わないノンチルフィルタードになっています。当時は技術的な問題で自動的に常温濾過になっていたのでしょうが、冷却濾過を行わないことで、より多くの香味が残されて原酒本来の味に近い風味を製品でも味わうことができます。

その代わりにウイスキーが低温状態に置かれた時などに、澱が生じて沈殿物ができてしまうこともあります。澱が出てもそれはウイスキーの成分ですから、飲むには支障はありません。見た目が悪くなってしまうのは確かですので、販売する酒屋や消費者に忌避されないよう、現代のウイスキーはチルフィルタード(冷却濾過)するのが一般的です。

「初号ブラックニッカ」はまだニッカウヰスキーのシンボルマークともいえる「ヒゲのおじさん」ことローリー卿は登場しておらず、マッサンが考案したエンブレムが記載されています。二頭の狛犬と兜がモチーフだそうで、蒸留機にしめ縄を飾ってみたり、洋風テイストを果敢に取り入れつつも、竹鶴政孝氏は思い切り純日本人だったのですね。

竹鶴政孝氏の想いのこもった「初号ブラックニッカ」こそ飲むことは叶いませんが、その想いを受け継ぐニッカウヰスキーのブレンダーたちの造った「初号ブラックニッカ復刻版」を飲めるのは個人的に大変幸せなことです(*´Д`*)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:初号ブラックニッカ復刻版
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:720ml 43%
価格:1,836円(税込)
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【ストレート】
しっかりと香るピート香にこんがりと香ばしいトースト、焦げ感のあるビターなカラメル、薄くレーズンのようなフルーティさに少し肉類を思わせるシェリー系の香り、熟成環境の影響なのか少し土間のような醤油のような和風の香り、「カフェグレーン」の香りも感じます。

ピート香にビターな焦げ感に甘み、スコッチウイスキーを感じさせつつニッカウヰスキーの個性が出ているように思います。

口に含むと、樽の木材に樽由来のビター、エグみを感じるのは少し若めのグレーンウイスキーの影響でしょうか。次いでピート香、ぶどう、杏、レーズン、チョコレート、舌の上でピリッとアルコールの刺激、余韻は比較的長く、口中には蜂蜜を思わせるモルトの甘みが残り、鼻にはピート香が抜けていきます。

ちょっと一人で盛り上がりすぎまして、ハードルを上げすぎた感がありましたが、税抜1,700円という価格からすると、十分十二分に美味しいウイスキーです。

ピート香にシェリー樽原酒系の香り、後口にモルトの甘みも感じられ、なるほど「初号ブラックニッカ」はこのような香味だったのかな、と。当時はグレーンウイスキーではなく醸造アルコールをブレンドしていましたので、復刻版でカフェグレーンをブレンドするにあたっては意図的に若いものも使用しているのかもしれません。

グラスの残り香がけっこう肉類を思わせる香りが強く、ちょっとベーコンというか燻製製品のような香りに鰹節のような香りも感じられ、こういうのも当時のボトルからの再現なのかなと少し面白かったです。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、立ち昇るピート香にメープルシロップ、香ばしい樽香、トースト、焼け付いた金属の香りを感じます。

口に含むと、パイナップルに軽めのレーズン、樽由来のビター、うっすらと肉類やゴムを思わせる香り、鼻に抜けるピート香を感じます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、パイナップル、ピート香、硫黄、レーズン、ゴム、蜂蜜を思わせるモルトの甘みを感じます。

徐々にシェリー系の嫌な香りも開いている感じはあるものの、モルトのフルーティな香りやシェリー系の良い香りもきちんと感じられ、引き続きしっかりと感じられるピート香と合わさって、全体としてはスモーキーかつ甘い、良い香りだと思います。

口に含むと、口当たりから粘性が消え、さすがに薄べったい感じも出てきますが、ピート香にパイナップル、レーズンなどが感じられ、薄くゴムや硫黄も感じられますが、甘口スモーキーで飲みやすく、これはこれでなかなか美味しく飲めます。

【ロック】
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オンザロックにすると、ピート香にレーズン、カフェグレーン、樽由来のビターを感じます。香ばしく、甘く、ほろ苦く、良い香りです。口に含むと、じんわりとアルコールの刺激に樽由来のビター、レーズンにカフェグレーン、パイナップルを感じます。

粘性のある口当たりにビターな風味と甘みが混じり、アルコール感もじんわりと感じられて飲みごたえがあります。ロックで飲むのはオススメです。美味しいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、レーズンにパイナップルといった甘い香りにピート香。ピートのスモーキーな香りは後退し、甘い香りが目立ちます。口に含むと、甘いパイナップルに麦芽糖、ピート香、ほんのり硫黄を感じます。かなり甘みが目立ち、アルコールの刺激は弱まるので飲みやすくなっています。

水割りだと柔らかい甘みが感じられる程度で多様な香味は感じられませんが、柔らかい口当たりで飲みやすく、昭和のウイスキーですから水割りもよく似合います。

【その他】
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ハイボールにすると、カフェグレーンのすっきりと甘い香りに少しのビター。口に含むと、炭酸の爽快感にピート香、樽由来のビター、ごく薄くレーズン、カフェグレーンの甘みを感じます。

ストレートで飲んでも良い個性に水割りやハイボールでも美味しい幅の広さがあり、飲み方は問わないようです。

【飲み比べ】
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「初号ブラックニッカ」、「二代目ブラックニッカウヰスキー」、「三代目ブラックニッカスペシャル」と直系尊属トリオ勢揃いで飲み比べをしてみます(・∀・)

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「初号ブラックニッカ」と、孫にあたる「ブラックニッカ スペシャル」を飲み比べてみました。

香りの面では、

「初号ブラックニッカ復刻版」は、スモーキーさにクッキーやトーストのような麦の香ばしさ、若いグレーン、ツンとアルコールなど骨太な香りが中心で、追って甘さを感じます。

「ブラックニッカ スペシャル」は、スモーキーではあるものの「復刻版」に比べると随分ピート香は柔らかく、麦感はトーストというよりはビスケットやクッキーを連想させ、香ばしさよりも甘さが先にくる感じがあります。

「スペシャル」はうっすら蝋燭の蝋のような香りも感じますが、ピート香が柔らかく甘みを感じやすい分、万人受けして親しみやすい感じもあるかなと思います。

味の面では、

「初号ブラックニッカ復刻版」は、樽由来の香り、蜂蜜を思わせるモルトの甘み、そして口いっぱいに広がるピート香。

「ブラックニッカ スペシャル」は、蜂蜜を思わせるモルトの甘み、それに混じってピート香、そしてレーズンなどのフルーティな甘み。

「復刻版」も単体で飲むとシェリー樽原酒系の香りや「カフェグレーン」の風味も感じるのですが、「スペシャル」の方がよりそれらの要素が強く感じられ、逆にピート香などは「復刻版」の方がしっかりと感じられます。

ストレートで飲む分には、「ブラックニッカ スペシャル」の方がより現代的で、万人受けする飲みやすいブレンドになっているように感じました。ただ、「初号ブラックニッカ復刻版」は加水やロックでは「スペシャル」よりも映える印象で、ハイボールでは引き分けまたは僅差で「スペシャル」かなという印象でした。

明確にどっちが美味しいという差はないように思われ、もう完全に個人の好みになってしまいますが、今回はストレートで飲み比べましたので、初号と三代目の飲み比べは「ブラックニッカ スペシャル」に軍配とします(´∀`)

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次に初号の子「ブラックニッカウヰスキー」と飲み比べてみました。共にモルトウイスキーは余市蒸留所のもののみ、共にグレーンウイスキーは「カフェグレーン」です。

香りの面では、

「初号ブラックニッカ復刻版」は、スモーキーさにクッキーやトーストのような麦の香ばしさ、若いグレーン、ツンとアルコールなど骨太な香りが中心で、追って甘さを感じます。

「ブラックニッカウヰスキー」は、こちらも同じくスモーキーなのですが、よりピートの香りに草を感じ、植物的な要素を強く感じます。その分ピート香に柔らかさがあり、「復刻版」の方に焼け付いた金属的な要素を感じます。

香りの要素に全般的にかなり近しいものを感じ、本来の「初号ブラックニッカ」は余市蒸留所のモルトウイスキーと醸造アルコールのブレンドであったところ、「復刻版」は余市モルトと「カフェグレーン」のブレンドになっており、「復刻版」はある意味では「初号ブラックニッカ」よりも同じく余市モルトと「カフェグレーン」のブレンドである「ブラックニッカウヰスキー」とより近しい存在なのかもしれません。

じっくり嗅いでいると「ブラックニッカウヰスキー」の方がオールドボトルらしいレーズンの香りなどのシェリー感を強く感じますが、このあたりは経年の影響が大きそうで、あまり比較にはならないと思われます。

味の面では、

「初号ブラックニッカ復刻版」は、樽由来の香り、蜂蜜を思わせるモルトの甘み、そして口いっぱいに広がるピート香。少し時間経過してくると、よりモルトの甘みを強く感じられます。

「ブラックニッカウヰスキー」は、レーズンに黒蜜、草の匂い、煮た小豆、まだまだヒネ香、後口は古酒っぽいレーズンや煮た小豆とピート香。

開封後2~3日で「ブラックニッカウヰスキー」のヒネ香はいくらか落ち着いた気がします。一気に飲み進めず時折、思い出したように飲んで変化を楽しもうと思います(´∀`*)

オールドボトルのレーズンや煮た小豆を思わせるシェリー系の風味や黒蜜を思わせるグレーンウイスキー系の香味は嫌いではないというか割りと好きなもので、「ブラックニッカウヰスキー」に軍配を上げたいのですが、どう考えても経年による変化の影響が大きいように思いますので、公正な判断は困難ということで引き分けにしたいと思います。

【感想】
ストレートからハイボールまで、無難~美味しく楽しめるお値段以上のウイスキー。
オススメの飲み方はオンザロックです。

復刻版とはいえ「初号ブラックニッカ」、二代目「ブラックニッカウヰスキー」、三代目「ブラックニッカ スペシャル」と飲み比べできたのはなかなか面白く、楽しい経験となりました(∩´∀`)∩

「ブラックニッカウヰスキー」からは「カフェグレーン」がブレンドされるようになり、「ブラックニッカ スペシャル」からは宮城峡蒸留所のモルトウイスキーがブレンドされるようになるなど、時代と共に構成原酒に変化はあるものの、余市蒸留所のピートの効いたモルトウイスキーが主体であること、スモーキーなだけではなくシェリー樽原酒が使われてレーズンや煮た小豆などのフルーティなフレーバーもしっかりと感じられることは三代通じて変化はなく、このあたりが「ブラックニッカ」の肝なんだろうと思います。

いつかまたブレンドが変わり、「四代目ブラックニッカ」が登場する日もあるのかもしれませんが、その時はまた時代ごとの変化を楽しみながら飲みたいものですね(´∀`*)

【リピート】
残念ながら終売品です。またリバイバル販売などがいつかあると良いですね。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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アサヒ スタイルバランス レモンサワーテイスト

皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日も「ブラックニッカ」といきたいところですが、さすがに今日は休肝日にします(∩´∀`)∩

本日飲むのはアサヒビールの機能性表示ノンアルコールカクテル・チューハイシリーズである「アサヒ スタイルバランス」から、「アサヒスタイルバランス レモンサワーテイスト」です。

アサヒビールのニュースリリースは以下のとおりです。
アサヒビール株式会社(本社 東京、社長 小路明善)は、食事の脂肪や糖分が気になる方に適した「機能性表示食品」のビールテイスト清涼飲料およびRTDテイスト清涼飲料『アサヒスタイルバランス』を6月23日(火)より全国で新発売します。「機能性表示食品」としてRTDテイスト清涼飲料が受理されたのは、初めてのことです。

『アサヒスタイルバランス』は、4月1日施行の食品表示法で定められた「機能性表示食品」です。難消化性デキストリン(食物繊維)を5g含有し、“食事の脂肪の吸収を抑える”“食事の糖分の吸収を抑える”ビールテイスト清涼飲料、および“食事の脂肪や糖分の吸収を抑える”RTDテイスト清涼飲料で、「ビールテイスト」「レモンサワーテイスト」「グレープフルーツサワーテイスト」の3種を展開します。3種共通して“アルコール0.00%”“カロリーゼロ※1”“糖類ゼロ※2”で、毎日飲んでも飲み飽きない食事に合うすっきりとした味わいが特長です。

※1:100ml当たり5kcal未満のものに表示可能(食品表示基準による)
※2:100ml当たり糖類0.5g未満のものに表示可能(食品表示基準による)

「レモンサワーテイスト」は、さわやかなレモンの風味が特長です。パッケージは、缶体上部に“機能性表示食品”“食事の脂肪や糖分の吸収を抑える”と記載し、果実のイラストで商品特長を表しています。
それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:アサヒ スタイルバランス レモンサワーテイスト
種類:ノンアルコールチューハイ
製造:アサヒビール株式会社
容量:350ml 0.00%
原料:難消化性デキストリン(食物繊維)/炭酸、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
価格:113円(税込)
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【香り】
レモン風味の香り。レモンというかビタミンCの香り(?)といった印象。それほど香りは強くなく、程よく香ります。

【味】
C1000タ◯ダを薄めたような味。薄手のレモンフレーバーの炭酸飲料。妙な甘ったるさなどはなく、飲みやすいのは好印象。

【感想】
可もなく不可もなし。無難に飲める味。

【リピート】
味が無難な分、機能性という付加価値が活きてくる感じでしょうか。また飲むこともありそうです。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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ブラックニッカウヰスキー 1級表記

皆さんこんばんは、ポッキーです。

そして今日もニッカウヰスキーの「ブラックニッカ」シリーズを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは1965年~1985年頃まで販売されていた、「ブラックニッカウヰスキー」です。

「ブラックニッカ」は1956年発売の、ニッカウヰスキーの代表的なブレンデッドウイスキーのブランドです。初代となる「ブラックニッカ」は余市蒸留所のモルトウイスキーと醸造アルコールをブレンドし、「特級ウイスキー」として販売されていました。

平成元年(1989年)までは酒税法で、ウイスキーの酒税は従価税や従量税が適用されていました。具体的にはウイスキーを製品中のモルトウイスキーの含有率や販売価格で特級、1級、2級に区分するというもので、上位の区分のウイスキーほど高い税率が課せられていました。

初代「ブラックニッカ」は等級の最も高い(税率の最も高い)「特級ウイスキー」だったわけです。

その後、1959年にニッカウヰスキーにカフェ式蒸留機(連続式蒸留機)が導入され、グレーンウイスキー(カフェグレーン)が自社で製造可能となったことから、1965年に「ブラックニッカ」はリニューアルされ、余市モルトとカフェグレーンをブレンドした二代目となる「ブラックニッカ」が発売されます。

一般家庭で気軽に飲んでもらえるように税率を抑えるため、二代目「ブラックニッカ」は特級ではなく「1級ウイスキー」として販売され、その結果、価格はジャスト1,000円と大変リーズナブルな存在でした。

「特級ウイスキー」から「1級ウイスキー」へと変わり、モルトウイスキーの含有率が減って品質が劣化したのかというと、そこはニッカウヰスキーらしく、まずは1級ウイスキーの上限(モルトウイスキー含有率20%未満)ギリギリまでモルトウイスキーはブレンドされていたそうです。

1級ウイスキーの上限ギリギリの余市モルトに加えて、二代目「ブラックニッカ」には醸造アルコールはブレンドされず、余市モルトにニッカウヰスキーが誇る「カフェグレーン」がブレンドされた本格的なブレンデッドウイスキーでした。

二代目「ブラックニッカ」は「特級をもしのぐ」とのキャッチコピーで販売されたそうですが、それも納得のいくところです。

二代目「ブラックニッカ」は約20年間販売され、その後、リニューアルされます。そうして実質的な三代目「ブラックニッカ」として現在も販売されているのが「ブラックニッカ スペシャル」です。


(・ω・ノ)ノオイトイテ


さて、本日飲む二代目「ブラックニッカ」1級ボトルは1985年頃までの製造だったわけですので、少なくとも30年以上前のボトルということになります。

今もって飲める状態にあるボトルなのか、また、そのような貴重なオールドボトルを開封しても良いものなのか、若干怖さもあります(ノ∀`)

が、大衆に家庭で気軽に飲んでもらうための1級ボトルだったわけですし、お酒は飲んでこそ価値があるもので、オブジェにするべきものではきっとありません。

そんなわけで私が家で一人で飲んでもきっと何の問題もないのです( ^ω^)

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ブラックニッカウヰスキー(1級ボトル)
種類:ジャパニーズブレンデッドウイスキー
製造:ニッカウヰスキー株式会社
原料:モルト、グレーン
容量:720ml 42%
価格:発売当初は1,000円
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【ストレート】
草や土間、植物感のあるピート香に焼け付いた金属、古酒っぽいヒネ香、レーズン、紅茶、オレンジ、樽由来のビター、バニラウエハース、アーモンド、樽香を感じます。

妙な香りはなくひとまず安心ε-(´∀`*)

竹鶴政孝氏のウイスキーですし、余市蒸留所のモルトウイスキーを使用しているわけですからピート香については想定通りで、草っぽいというか土っぽさもありますが植物感のある香りです。

ヒネ香も当然のことで想定通りでしたが、次いでオールドボトルっぽいシェリー樽原酒系の香りが感じられ、レーズンや紅茶、オレンジなどの熟れたフルーティさが感じられたのは予想外でした。大昔のジャパニーズウイスキーで、しかも大衆価格のものですから、もっとドライでアルコール感のツンツンしたものを予想していました。

ピート香にシェリー系の香り、そこに樽由来のビターな風味が混じるとてもバランスの良い好ましい香りで、更にモルトウイスキー由来と思われるバニラウエハースのような香りや樽由来のナッツ系の香り、樽の木の香りなども感じられました。

予想を裏切るまともな香りです(ノ∀`)

口に含むと、なかなかヒネ香が強く、ここは経年で致し方なしでしょうか。あまりトロミや粘性を感じさせない滑らかな口当たりに、レーズンやカシス、煮た小豆といったシェリー系の風味、そこに樽由来のビターが合わさることで、少々熟れ過ぎた果実のようにも感じられます。口中にはしっかりとピート香が広がり、鼻にスモーキーな香りが抜けていきます。

ピート香を除けば後味はクリアでドライ、余韻も長くありません。このあたりはモルトウイスキーのブレンド比率に制約のある1級ウイスキーだからなのか、大衆価格であることも考慮したブレンドになっているからなのか。

全般的にはやや平面的で奥行きに欠ける味という印象を受けましたが、ヒネ香云々を抜きにして考えると普通に美味しいウイスキーだと思います。少なくともカジュアルタイプのウイスキーとしては十分すぎる味と言ってよいと思います。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、少しピート香が和らぎ、その分レーズンや薄手の煮た小豆を思わせるシェリー系の香りをしっかりと感じられます。全般的に香りはクリアになります。

口に含むと、少し粉っぽい口当たりにレーズン、煮た小豆、樽由来のビター、樽の木材の風味を感じます。後口はまだしっかりとピート香が広がり、鼻に抜けていきます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、ピート香にレーズン、樽香、ヒネ香を感じます。クリアさは当然といえば当然増していきますが、薄べったくは感じません。

口に含むと、ヒネ香にレーズン、麦芽糖を思わせるモルトの甘み、ピート香を感じます。

加水量を増やすことで後口のクリアさは増していきますが、オールドボトルらしいレーズンやピートの風味はトワイスアップまで加水してもそこまで薄くなりません。安ウイスキーをトワイスアップにして、そこまで薄べったく感じないものってあまりないんじゃないかと思います。

本来の味と関係ない部分ではありますが、ヒネ香が和らぐ分、加水して飲むのも悪くありません。

【ロック】
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オンザロックにすると、一気に香りは閉じてしまいます。ごく薄くレーズン、チョコレート、樽由来のビターを感じます。

口に含むと、トロミのある口当たり、ヒネ香が相当薄まって飲みやすくなっており、濃い目のレーズン、ピート香、樽由来のビター、じんわりとアルコールを感じます。しっかりとレーズンなどシェリー系の甘みが感じられ、ピート香や樽由来のビターが後口を引き締めて甘いだけではない大人びた味にしてくれています。

香りはあまり楽しめませんが、飲む分にはオンザロックはかなりオススメです。美味しいです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほんのりレーズンやピート香が感じられる程度で、やはり香りはほとんど立ちません。

口に含むと、オールドボトルらしい少しヒネ香の混じるレーズン、軽めのピート香、樽由来のビターが感じられます。

「カフェグレーン」らしい香味があまり感じられないこともあり、レーズンやピート香のしっかりと感じられる本品は、本当にオールドボトルのスコッチウイスキーを飲んでいるかのようです。

水割りにしてみてもほんのりレーズンを思わせる甘みや薄くピート香が感じられ、さすがに相当薄くなりますが昭和のウイスキーらしく水割りで飲んでも悪くはありません。

香りが楽しめないのが残念ではありますが、味の面、飲む分にはロックスタイルも非常に楽しめます。

【その他】
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ハイボールにすると、少しのヒネ香にごく薄くレーズンを思わせる香りを感じます。ハイボールでもあまり香りは立ちません。

口に含むと、レーズンを思わせるシェリー系の甘みに薄手の黒蜜、軽めのピート香が感じられ、ハイボールにしてもなかなか美味しいです。

少しウイスキーを濃い目にした方がこってりした味のハイボールになって、この方が良いです(´∀`*)

【飲み比べ】
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「ブラックニッカ」シリーズの三代目、正統後継者である「スペシャル」と飲み比べてみました。

香りの面では、

「ブラックニッカウヰスキー」はレーズンを思わせる香りやピート香が中心。開封してヒネ香が少し和らいできているのですが、蜂蜜のようなモルトの甘みも感じられるようになってきました。

「ブラックニッカ スペシャル」はより脹らみとまろみのある香りで、レーズンなど黒系フルーツの香りの「ブラックニッカウヰスキー」に対し、いちごのようなよりフレッシュな赤系フルーツの香りです。

「ブラックニッカウヰスキー」には使用されていないと思われる宮城峡蒸留所のモルトウイスキーの影響なのか、骨太で男性的な「ブラックニッカウヰスキー」に対し、華やかで女性的な「ブラックニッカ スペシャル」という印象を受けました。

「ブラックニッカ スペシャル」の方がより「カフェグレーン」の存在をはっきりと感じられます。

味の面では、

「ブラックニッカウヰスキー」はレーズンなど黒系フルーツのシェリー感にしっかりとピート香、樽由来のビターが効いており、個々の個性がくっきりしている反面、やや奥行きに欠ける平面的な印象です。

「ブラックニッカ スペシャル」は赤系フルーツの甘めのシェリー感にしっかりとピート香が感じられ、カフェグレーンが個性をまとめてまろやかにしてくれている印象です。「ブラックニッカウヰスキー」のようなはっきりと強調された個性はないように感じましたが、ブレンドできる原酒が余市に宮城峡と2つの蒸留所となり、かつそれぞれの蒸留所でも様々な原酒の作り分けが進んだことでしょうし、より複雑で奥行きのある印象です。

どうしてもオールドボトルへの憧憬から二代目「ブラックニッカ」に軍配を上げたくなりますが、三代目「ブラックニッカ」もバランス感に優れており、長く付き合えそうです。

二代目「ブラックニッカ」はヒネ香もあって本来のコンディションではありませんし、先代と当代で優劣をつけるのもナンセンスかなと思いますので、今回の飲み比べは引き分けにしたいと思います(´∀`*)

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二代目の方が「ヒゲのおじさん」の絵が大きいですね。今はラベルの記載事項が増えた分、下部が削られているんですね。ボトルの形状も二代目はいかり肩、三代目はなで肩になっています。

【感想】
飲めるコンディションで良かった…(笑)

日本で造られた本格的なスコッチウイスキー。深いシェリー感とピート香、樽のビターな風味と木の香りの合わさった、骨太で飲みごたえのあるウイスキーです。ヒネ香はともかくとして、正直、美味しいと思いました。

三代目となる「ブラックニッカ スペシャル」にはきちんと設計思想が受け継がれつつ、宮城峡蒸留所のモルトウイスキーやより進化した「カフェグレーン」によって、華やかでマイルド、飲み飽きないバランスの良いブレンドになっていると感じました。

二代目「ブラックニッカウヰスキー」はジャパニーズウイスキーというよりも本当にスコッチウイスキー、ハイランドモルトか何かのようで、仮に私がブラインドでこれを飲んだ場合、ジャパニーズウイスキーだと思うことは決してないでしょう。

二代目「ブラックニッカ」発売年の1965年(昭和40年)の物価は現在のおよそ4分の1あたりだったようですので、当初1,000円で発売された本品は現在ではおよそ4,000円のブレンデッドウイスキーということになります。そう考えると決して安物ではなかったようで、上にも書きましたが正直、美味しいと思いました。

美味しかったのはもちろんとても嬉しいことなのですが、味云々を抜きにしても、30年以上も前のオールドボトルで、今となってはなかなか飲む機会に恵まれるものではないでしょうから、大変貴重な経験ができました。

【リピート】
当然、終売品です。もし現在も販売されていて、この味で4,000円だったらリピートしても良いと思います(・∀・)

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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