皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は山口県の地酒を飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは山口県萩市の株式会社澄川酒造場が醸造する、「東洋美人 壱番纏」です。

㈱澄川酒造場は1921年創業の比較的新興の酒蔵です。製造するのは日本酒のみ、その9割以上が特定名称酒、銘柄は「東洋美人」一本という地方の堅実な酒蔵のようです。

現在の社長兼杜氏さんは、入手困難&プレミアが付くことで知られる日本酒「十四代」を醸造する、山形県の高木酒造株式会社で修行されたそうで、同人が杜氏になってから「東洋美人」の名が知られるようになっていったそうです。

2013年にはJALの国際線ファーストクラスで提供されたことから一段と知名度を上げましたが、同年7月に豪雨災害に遭い、蔵は浸水、設備は壊滅、貯蔵していた酒も流されるという悲劇に見舞われました。

廃業の可能性も高かったようですが、被災を聞きつけた蔵元関係者や酒販店、災害ボランティア、東洋美人ファンなど延べ1,500人が復旧作業に加わったことから、例年より2ヶ月遅れながら、2013年末には仕込みを再開できたそうです。

酒蔵や設備も一新できたことで、却って生産効率が増すと共により酒質も向上させられるようになったそうです。

紆余曲折を経ながらも、努力を続けてきた結果なのか、2016年12月に山口県で行われた安倍総理とプーチン大統領の日露首脳会談の夕食では、プーチン大統領が唯一口をつけ、それが大々的に取り上げられたこともあって一時期は入手困難になるほどだったようです。

まぁ実際は5つ程度の銘柄が用意されていて、その中からたまたまチョイスしたというのが実態のようですが(笑)

夕食もロシアから持参した食材でロシアの調理人が作ったものを食べただけで、用意された食事には手を付けなかったようですし。

国内外問わず世界中に敵が多そうですし、一国の大統領で、独裁者にも近い権力者ですから、毒殺の危険性などを常に念頭に置いた対応をしないといけないんでしょうね。

そうするとお酒など飲み物についても当然注意が必要で、予め何を飲むなんて指定は絶対にできないんでしょう。ただ、食事にこそ手を付けなかったものの、礼儀として複数用意されていたお酒の中から一つだけ飲んだ、それがたまたま「東洋美人」だったということにせよ、プーチン大統領は何という酒か銘柄も尋ねたようですし、口には合ったようです。

無論、礼儀で尋ねただけかもしれませんし、実は事前にそんなことは調べ上げていて安倍総理の地元に近い場所の酒をあえて選んだのかもしれませんが。


(・ω・ノ)ノオイトイテ


話がそれ気味になってしまいましたが、その時プーチン大統領が飲んだ銘柄が、本日飲む「東洋美人 壱番纏」です。東洋美人の最高峰であり、澄川酒造場のフラッグシップモデルだそうです。

壱番纏というのは一番の晴れ着という意味で付けられたのだとか。

前置きが長くなりましたが、それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:東洋美人 壱番纏
種類:日本酒(純米大吟醸酒)
精米:40%
製造:株式会社澄川酒造場(山口県萩市)
容量:720ml 16%
価格:3,780円(税込)
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【香り】
白桃にりんご、白粉、メロンを思わせるとてもフルーティな香り。余韻はキリッとすっきりしており、ややメロンの果皮のような青みを感じさせてくれます。

とても上品な香りでベタツキ感はありません。

【味】
とろみを感じさせる甘めの口当たり、白桃に少しみかんを思わせるフルーティな甘酸っぱさ、お米のきれいな甘さとほんのりコクを感じた後は、じんわりと辛さがやってきます。

後口はすっきりと辛口で、喉の奥がじんわりと熱くなります。舌の上の甘みはスーッと糸を引きながら去っていき、後に残る陶酔感が実に心地よく感じられます。

【感想】
(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

飲んだ瞬間、「( ゚Д゚)ウマー...」と声が出てしまいました。プー◯ンさんには申し訳ないですがロ◯ア人に飲ませている場合ではありません。

入りの上質なフルーティさから、スーッと消えていって出の辛口具合まで非常に素晴らしいと思います。これは極上の酒。

【リピート】
絶対また買います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ



|ω・)チラ
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