皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日はウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのはキリンディスティラリーの「富士御殿場蒸留所」とキリンの通販サイト「DRINX」での限定販売となっている、「キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend」です。

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裏面ラベルに「富士山麓の自信作」とあるとおり、以前飲んだ「富士山麓 樽熟原酒50°」の上位版という位置付けになるんだろうと思います。

製品紹介は以下のとおりです。
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©キリンディスティラリー株式会社

富士のふもとに眠る多彩な原酒の中から、熟成のピーク(マチュレーションピーク*)を迎えた原酒を厳選しブレンドした「富士山麓」の自信作。 原酒の熟成状態をブレンダーが見守り、“熟成年数”に捉われることなく、それぞれの原酒が個性を発揮したタイミングを見極めて絶妙なバランスでブレンド。富士御殿場蒸溜所のウイスキーづくりのこだわりがつまった逸品です。 表情豊かな原酒が織りなすハーモニーと、複層的で奥深く円熟した味わいを、ぜひお愉しみ下さい。

*それぞれのウイスキー原酒が本来持つ香味的特長/個性が最も良く表れている状態(円熟期)を指します。 樽熟成させる前の蒸留液の性状、熟成させる樽の種類、温湿度環境によって、熟成のピークに達するタイミングは異なり、原酒がたどる熟成の軌道に違いが生まれます。
樽ごとに違ってくる熟成のピークを捉えてブレンドしているとのことで、熟成年数にはとらわれないという本品。

昨年参加した「ウイスキートーク福岡セミナー:富士山麓その進化の秘密」で飲んだグレーンウイスキー「The Fuji Gotemba Distillery Blender’s Choice シングルグレーンウイスキー」は、ライトタイプ、ミドルタイプのものは6年程度、ヘビータイプのものは7~8年程度熟成させているとのことでした。

同グレーンウイスキーは税込5,400円で、本品も同額ですから、恐らく同程度のものが使用されているのではないでしょうか。

後はモルトの熟成年数がどの程度かということですが、「The Fuji Gotemba Distillery Blender’s Choice シングルモルトウイスキー」がやはり税込5,400円ですので、モルトウイスキーに関してはこれと同程度のものが使用されているのではないかと思われます。

富士御殿場蒸留所のウイスキーは、ウイスキーの熟成に使用する樽としては最も小型の部類に入るバーボン樽を使用するのが基本といいますか、ほぼバーボン樽一本槍のはずですので、大型の樽を使用するよりも熟成は一般に早期に進んでいきます。

後は樽の置き場所など熟成環境や樽の個体差等をさて置けば、モルトウイスキーの酒質によりけりというところではないかと思われ、酒質が軽いものは富士御殿場グレーン同様に6年程度で熟成のピークを迎えるものもありそうですし、しっかりとした酒質のものは12年程度、あるいはもっと熟成させるものもあるのではないかと思います。

私の知っている範疇の、つまり乏しい情報と貧しい知識を総動員すると、本品はグレーンウイスキーは6~8年程度、モルトウイスキーは6~12年程度の原酒がベースで、そこに更に長熟のものもいくらかブレンドしているのではないかなというのが予想です。

…「予想」ですよ(ノ∀`)

また、「The Fuji Gotemba Distillery Blender’s Choice シングルモルトウイスキー」はノンピートモルトが主体とのことですが、本品はピートフレーバーの効いた原酒も使用されているようです。

それでは早速、飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:キリンウイスキー 富士山麓 Signature Blend
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:キリンディスティラリー株式会社
容量:700ml 50%
原料:モルト、グレーン
価格:5,400円(税込)
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「富士山麓 樽熟原酒50°」が税込1,620円ですので、価格差は3倍以上Σ(=゚ω゚=;)
製造ロットがまるで違うでしょうから、少量生産によるコスト高という面はあるにせよ、その品質にはいやが上にも期待してしまいますね( ^ω^)

【ストレート】
メープルシロップにオレンジ、パイナップルといった華やかで甘い香りの後に、樽香と少しビターな焦げ感あるピート香、その奥から黒糖、クッキー、食パンの香りを感じます。

口に含むと、オレンジとその果皮、柑橘系の酸味、バナナや少し洋梨を思わせるエステリーな風味、少しのスモーキーさの奥から黒糖とバタークッキー、樽香を感じます。

「The Fuji Gotemba Distillery Blender’s Choice シングルモルトウイスキー」を思い出す華やかなフルーティさが随所に感じられ、モルトウイスキーの比率はけっこう高いんじゃないでしょうか。

一方で華やかさばかりではなく、後口や余韻は落ち着きを感じさせてくれます。ともすると華やかすぎるきらいもある富士御殿場蒸留所のモルトウイスキーを富士御殿場グレーンがしっかりとバランスを取っているように感じました。

アルコール度数50%の割りには刺激は決して強くなく、「熟成のピーク」というのは単なる方便ではないようです。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、ふわりと樽材の木の香り、スモーキーなピート香、バタークッキーにオレンジ、オレンジの果皮の香りを感じます。

口に含むと、樽香にナッツ、オレンジ、パイナップル、薄く黒糖、樽由来のビター、少しのスモーキーさを感じます。

加水すると樽系の香りが前に出てきます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、スモーキーさの混じる華やかで甘酸っぱいレモンやオレンジ、焦げた木材、麦芽の香ばしさ、薄くクッキーを思わせる甘い香りを感じます。

口に含むと、穏やかでマイルドな飲み口、オレンジやレモンの風味を付けたプレーンな麦芽の甘み、樽香に薄くナッツ類を思わせる風味、後口はエステリーな風味が鼻から抜け、口中にマイルドなフルーティさが残ります。

トワイスアップも樽系の香りが前に出てきますが、フルーティさがよりシャープで鮮明になる印象を受けました。味はかなりマイルドで飲みやすく、元々の度数が高い分、ここまで薄めても薄べったく感じません。

トワイスアップで飲むのはオススメです。

【ロック】
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オンザロックにすると、バナナや洋梨を思わせるエステリーな香り、樽材の木の香り、麦芽の穀物的な香り、少しクッキーを思わせる香りを感じます。

口に含むと、軽めのスモーキーさ、しっかりとビターな風味に強くバナナ、洋梨を思わせるエステリーな風味、じんわりとアルコールによる陶酔感、ほんのりオレンジ風味の麦芽のプレーンな甘み、チョコレートにバニラを感じます。

バーボン樽熟成であることや、カナダのシーグラム社と合弁企業を設立してウイスキー事業を初めた経緯などから、キリンのウイスキーはサントリーやニッカウヰスキー、マルスウイスキーなどスコッチウイスキーの影響の強い同業他社よりもバーボンらしさがあります。

そんなわけでバーボンよろしくオンザロックで飲むのは非常に美味しいですね。香りはやや閉じ気味になりますが、味の面では大変オススメです。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、更に香りは閉じてしまい、ほんのり樽香とごくうっすら甘酸っぱい香りとプレーンな甘さを感じる程度です。口に含むと、軽いビターな風味に洋梨、パイナップル、少しバナナを思わせるエステリーな風味、ナッツ類を思わせる風味、麦芽のプレーンな甘みを感じます。

香りの面ではオススメできませんが、非常に飲みやすくかつ薄べったくなく、味の面ではハーフロックで飲むのもオススメです。

【その他】
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ハイボールにすると、薄手のオレンジ、ほんのり樽香、麦芽のプレーンな甘みを感じます。口に含むと、炭酸の爽快感とバナナや洋梨を思わせる軽めのエステリーな風味、麦芽のプレーンな甘み、少しスモーキーな風味を感じます。

個人的に「富士山麓」のハイボールはあまり美味しいと思ったことがなく、実のところ期待していなかったんですが、これは非常に美味しいです。お値段的にややもったいなさはあるかもしれませんが、オススメです。購入されたら是非一杯は試してみてください(・∀・)

【感想】
( ゚Д゚)ウマー...

飲み方毎に違う顔を楽しめるウイスキー。すごく美味しいと思いました。

キリンディスティラリーのブレンデッドウイスキーのフラッグシップモデルということになるのだろうと思います。

競合相手のニッカウヰスキー「ザ・ニッカ12年」(税込6,480円)、サントリー「響」(JAPANESE HARMONY:税込5,400円)という近似価格帯のブレンデッドウイスキーに比肩しうる、十二分に渡り合えるウイスキーなんじゃないでしょうか。

どちらもまだ記事にしていませんし、響に至っては一口も飲んだことがありませんのであくまで予想ですが(ノ∀`)

ストレートからハイボールまで、どう飲んでも美味しく、それぞれ違う顔を見せてくれる素晴らしいウイスキーでした。キリンディスティラリーのモルトウイスキー、グレーンウイスキー双方の実力を見せてくれますし、それらの調和を感じることができるウイスキーだと思います。

富士御殿場蒸留所のウイスキーはほぼバーボン樽での熟成ですので、特に原酒が若いうちは樽の影響が強く、良くも悪くもバーボンっぽい風味や樽材の風味をしっかりと感じてしまいますが、原酒の熟成が進むに連れて樽からの影響に加えて富士御殿場蒸留所のモルトウイスキー、グレーンウイスキーの個性がしっかりと出てきてくれます。

本品もバーボン樽の影響は感じつつも、モルトウイスキー、グレーンウイスキーそれぞれの熟成感が味わえ、キリンディスティラリーのウイスキー、富士御殿場蒸留所のウイスキーとはどういうものか楽しみながら飲んでいただけるんじゃないでしょうか。

【リピート】
私の所得では常飲できるウイスキーではないのですが、また是非とも購入したいウイスキーです。必ずまた買いたいと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ



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