皆さんこんばんは、ポッキーです。

寒波の影響はいかがだったでしょうか。私の住む田舎では思ったほどの積雪はなく、寒いながらもいつもの日常を過ごせました。自宅近くの広場に子どもが作ったと思われる大きな雪だるまができており、やはり子どもにとって雪はわくわくするものなのだろうなと実感できました。

さて、今日は「ベンチャーウイスキー」の記事第三弾です。

本日飲む「イチロー・モルト ミズナラウッドリザーブ」は、ベンチャーウイスキーの代表である肥土伊知郎氏の実家である東亜酒造の、今はなき羽生蒸溜所の原酒をキーモルト(主に使用しているモルトウイスキー)に、数種のモルトウイスキーをヴァッティング*。その後、ミズナラ樽**で再熟成させたものだそうです。

例によって、ノンチルフィルター・ノンカラーです。

*異なる蒸溜所のモルトウイスキーを混ぜること。ヴァット(vat)とは大樽のことで、一樽ごとに個性の異なるモルトウイスキーを大樽に入れて混ぜ合わせることをヴァッティンングという。これで造られるウイスキーをブレンデッドモルトウイスキー(ヴァテッドモルトウイスキー、ピュアモルトウイスキーということもあるが、スコッチウイスキーの世界ではブレンデッドモルトウイスキーに統一するようになっている)という。

**ジャパニーズオークとも呼ばれるミズナラを使用して作られた樽。寒冷な気候を好む樹木で、特に北海道産が良質な模様。ウイスキーの熟成樽として近年人気で、ミズナラ樽で熟成された原酒は伽羅や白檀の香りに例えられる独特のオリエンタルな熟成香がつく。

名称:イチローズ・モルト ミズナラウッドリザーブ
種類:ウイスキー(ブレンデッドモルト/ジャパニーズ)
製造:株式会社ベンチャーウイスキー
容量:200ml 46%
価格:2,700円(税込)
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【ストレート】
ドライなアルコール感に、青りんごのようなモルトウイスキーの爽やかな甘さ、少しバニラの交じるオリエンタルなスパイシーさ、乾いた麦、花の蜜のような優しい甘さを感じます。

口に含むと、ピリピリとした強めのアルコール感がしてかなり辛いです。蜂蜜、リンゴのようなモルトウイスキーの甘み、オリエンタルなスパイシーさもありますが、ストレートで飲むにはやや辛すぎるかもしれません。

【加水】
少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、バニラの香りが強くなり、樽香が前に出てきます。オリエンタルなスパイシーさも強くなり、奥には少し乾いたモルトウイスキーの甘さもあります。

口に含むと、アルコールの刺激は幾分後退し、その分パイナップルのようなモルトウイスキーの甘さをしっかりと感じられます。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、タンニン、パイナップル、乾いた麦、オレンジの内果皮のような香りがします。

口に含むと、パイナップルのようなモルトウイスキーの優しい甘みが感じられてかなり飲みやすくなりますが、ピリピリとしたアルコールの刺激も引き続き感じられます。

【ロック】
オンザロックにすると、甘い不思議な木の香りがします。オリエンタルなスパイシーさはやはり樽由来のものなのだと、ここにきてようやく確信が持てました(ノ∀`)そしてやはりこれがミズナラ樽の香りなのだと思います。他には甘酸っぱいパイナップルのようなモルトウイスキーの香りを感じます。

口に含むと、アルコール感はしっかりありますが、ピリピリとしたスパイシーさは抑えられ、とても飲みやすいです。甘酸っぱいパイナップルに草のような風味、渋みも感じられます。草の風味はピート由来なのでしょう。どうもネット通販の紹介文を見ると、ピートを効かせたモルトウイスキーをしっかり使っているようで、ストレートや加水した際には全く感じ取れませんでしたΣ( ̄ロ ̄|||)

皆さんこんばんは、ウイスキー主体のブログを書いているポッキーです( ´_ゝ`)

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、アルコール感はあるものの、モルトウイスキーの甘みがしっかりと感じられて飲みづらさはありません。さらさらとした蜂蜜のような甘さで、粘性はなく、少しの酸味、ピート由来と思われる草木の青々しさ、タンニンの渋みも感じられます。

【その他】
ハイボールにすると、ミズナラ樽のオリエンタルな香味、パイナップル、タンニンなどが感じられます。甘口で風味の良いハイボールになりますが、アルコール感もしっかりと感じられます。

【感想】
羽生蒸留所は2000年で蒸留を停止していますので、原酒は最低でも15年の時を経ているわけですが、それがキーモルトの割にはアルコールの刺激がかなり強い印象でした。羽生蒸留所の原酒も随分少なくなっていると思われますので、使用割合が少なくなっていたり、羽生蒸留所以外の原酒の熟成年数が浅かったりなのかもしれません。

いずれは羽生蒸留所に変わってベンチャーウイスキーの秩父蒸留所の原酒が使用されるのでしょうし、既にいくらかは使用されているのかもしれません。羽生蒸留所の原酒を使用したウイスキーはいつかは完全に飲めなくなる日が来るのですよね。

ストレートではアルコールの刺激が強いこともあり、オンザロックが個人的には好きでした。

【リピート】
閉鎖蒸留所である羽生蒸留所の原酒を使用と考えると、フルボトルで1本くらい購入しておいても、とも思いますが、個人的には些かアルコールの辛味が気になり、見かけても手が伸びないかもしれません。

フルボトルで6,480円という価格は、ノンエイジのウイスキーとしては高額ですが、羽生蒸留所の原酒が使用されていることや、創業間もなく、小規模蒸留所でスケールメリットは働かないことから、何事も原価高、経費高になることを考えると致し方ないところかと思います。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
|彡。゚+.*:.サッ