皆さんこんばんは、ポッキーです。

今日は山梨県の地ウイスキーを飲みます(∩´∀`)∩

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本日飲むのは「ロイヤルオーク 金ラベル」です。

本品は京都に本店を置く、全国チェーンの酒類量販店である株式会社リカーマウンテンのPB商品です。姉妹品で、「ロイヤルオーク 銀ラベル」もあります。

製造元は山梨県笛吹市の南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社という企業で、同社はワインの輸入や製造の他、PB商品の製造、製造委託商品のボトリングなどを行っています。

蒸留酒を製造している気配は窺えませんので、本品はスコットランド等から輸入した原酒をブレンド、ボトリングしたものだろうと思います。

㈱リカーマウンテンによる製品紹介は以下のとおりです。
オーク樽熟成原酒にバーボンの原酒をブレンド。バーボン由来のバニラと蜂蜜を連想させるリッチで甘いアロマ。バーボン原酒を30%も使用したリッチな「金ラベル」。
ということで、バーボンをブレンドしたブレンデッドウイスキーなんですね。割りと珍しいんじゃないでしょうか。バーボン以外の原酒がモルトウイスキーなのかグレーンウイスキーなのか、はたまた両方なのかは、製品紹介からは判別できません。

そんなわけで、とりあえずは飲んでみましょう(*゚∀゚)

名称:ロイヤルオーク 金ラベル
種類:ブレンデッドジャパニーズウイスキー
製造:南アルプスワインアンドビバレッジ株式会社
原料:モルト、グレーン、スピリッツ
容量:700ml 40%
価格:1,058円(税込)
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【ストレート】
激しく寒い田舎の我が家で、しっかりと冷やされていたことから、初めは若い生木と木材由来のスパイシーさが目立ち、バーボンらしき香りはほぼ感じ取れませんでした。

奥の方にトロミのある甘みをうっすら感じられたことから、手のひらでグラスを暖めてみたところ、バニラにチョコレート、少し蜂蜜のような香りが出てきました。上述のとおりの生木やスパイシーな香りもありますが、バーボン系の香りが上手く覆ってくれている印象です。

口に含むと、マーシャルビーンズ、木材のエグみを感じます。意外にアルコールの刺激は強くなく、スムーズな口当たりです。バーボン以外の原酒構成はグレーンウイスキーとスピリッツでしょうかね。スムーズといえばスムーズなんですが、厚みがなく余韻や膨らんでくるものがないとも言えます。

木材のエグみは飲むのに支障があるようなものではありませんし、バーボンを使用したブレンデッドウイスキーというのも面白く、何より価格を考えるとクサすようなものではないと思います。

【加水】
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少量加水(ペットボトルのキャップに1/5未満、ほんの数滴)すると、蜂蜜ミルク、チョコレート、樽香、少しお茶っ葉のような香りを感じます。加水で樽の風味が弱まって、その分、甘い香りが目立つので香りは良い感じ。

口に含むと、薄手のマーシャルビーンズ、木材のエグみやスパイス感を感じます。香りの割りに味はいかにも素っ気なく、価格相応の扁平な味になってしまっています。

トワイスアップ(1:1加水)にすると、香りは相当に弱まり、薄手の樽香にほんのり蜂蜜ミルクを感じます。口に含むと、香り以上に薄べったい味。薄く樽香に木材のエグみ、バーボンの名残かほんのりとチョコレートを思わせる甘みを感じます。

【ロック】
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オンザロックにすると、やはり冷却すると香りの立ちが悪くなるようで、ほとんど香りらしい香りはなく、ほんのり樽香と微弱な甘さを感じる程度です。口に含むと、若い生木、木材のエグみ、ほんのり蜂蜜を思わせる甘みと微弱なバニラ風味を感じます。

ハーフロックに(トワイスアップをオンザロックに)すると、ほとんど香りらしい香りはありません。口に含むと、やはり加水で樽由来の風味が薄まり、薄手のチョコレートやマーシャルビーンズを思わせる甘さを感じます。

エグみなどが弱まりますし、飲みやすさは出るのでハーフロック~水割り(1:2加水)あたりで飲むのは、本品の飲み方としてはオススメです。

【その他】
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ハイボールにすると、ほんのり木の香りに木材のエグみ、うっすらと甘い香りを感じます。口に含むと、杏、薄くバニラ、砂糖水のような甘みを感じます。ハイボールにすると急激に甘さが際立ち、他の飲み方とは一線を画す味わいになります。

本品はハイボールで飲むのが正解のようで、ハイボールであれば十分飲めます。

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せっかくバーボン系のウイスキーですので、コークハイにもしてみると、コーラの香りにかき消されず、若い生木の香りを感じます。口に含むと、本品の甘みとコーラの甘みで猛烈に甘いコークハイになります。
正直甘すぎて、かえって飲みにくいです(;・∀・)

本品は炭酸飲料で割ることで甘みがしっかり感じられるようです。ソーダ水やトニックウォーター、辛口のジンジャーエールなど、甘くない炭酸飲料で割るのが良さそうです。

【感想】
ステータスをハイボール向けに極振りしたウイスキー。

強いてハイボール以外で飲むならハーフロックでしょうか。
1,000円スコッチ達に太刀打ちできるクオリティかというと疑問符が付きますが、バーボンを使用したブレンデッドウイスキーという物珍しさと、ハイボールにしてしまえばそれなりに飲めてしまうことを考慮すると、価格も踏まえて文句を言うようなものではありません。コストパフォーマンスは高いと思います。

ハイボールにすると良い意味で驚きが得られますし、価格的にどのような飲み方でも気兼ねなくできるのが長所だと思います。まともに飲めないような強烈なクセがありませんので、それだけでこの価格であれば十分でしょう。

【リピート】
しません。

それでは今回はこの辺で。

(=゚ω゚)ノジャ、マタ!!
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